大崎博子さんwikiプロフィールと経歴まとめ

大崎博子さんwikiプロフィールと経歴まとめ 国内

「後期高齢者」ではなく「高貴香麗者」 – そんな粋な言葉がぴったりの大崎博子さん。

2024年7月に91歳でその生涯を閉じられるまで、年齢を感じさせないパワフルな生き様で多くの人を魅了し続けました。

78歳から始めたTwitterをきっかけに、飾らない日常を発信し続け、フォロワーは20万人を超える人気者に。

戦争体験、節約術、健康法、そして大好きな韓国ドラマやアイドルの話まで – 等身大のライフスタイルは、同世代の女性だけでなく、若い世代からも多くの共感を集めました。

本記事では、そんな大崎博子さんのプロフィールと経歴を、ご自身の著書やメディア出演情報などを交えながらご紹介します。

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大崎博子さんのプロフィールと経歴まとめ

大崎博子さんは、1932年(昭和7年)生まれで、2024年7月に91歳で亡くなりました。

幼少期から結婚、仕事

  • ご実家は下駄屋を営んでいた。
  • 幼少期から着物に親しみ、学校へも着物で通っていた。
  • 娘さんが幼い頃に離婚し、シングルマザーとして育て上げた。
  • 過去には胃がんを患い手術を受けた経験もある。
  • 結婚式の衣装アドバイザーとして、東京白金の「八芳園」で勤務していた。

70代から始まる、新しい挑戦

  • 60代で娘さんがロンドンに渡り、一人暮らしを開始。
  • 78歳で娘さんの勧めでパソコンを始め、アップルストアのパソコン教室に3年間通い詰める。
  • 83歳で健康麻雀を始める。

インフルエンサーとしての活躍

  • 2011年3月、78歳からTwitterを開始。
  • 東日本大震災をきっかけに、Twitterの有用性を再認識し、本格的に発信を開始する。
  • 戦争体験、節約術、健康法、韓国ドラマの感想など、等身大の日常を発信し続け、フォロワーは20万人を超える。
  • 2022年2月、89歳で初の著書「89歳、ひとり暮らし。お金がなくても幸せな日々の作りかた」を出版。

91歳、その最期

  • 2024年7月23日、自宅で永眠。
  • 亡くなる直前までTwitterを更新し、夕食の写真と共に「おやすみなさいませ」と投稿していた。
  • 10年前からエンディングノートを作成するなど、自身の最期に向き合っていた。

大崎さんの信条

  • 年齢を理由に諦めない。
  • 興味のあることは、まずやってみる。
  • 「今」を大切に、楽しく生きる。

その他

  • 韓国ドラマ、K-POPが好き。
  • 8年間太極拳を続けている。
  • ユニクロの服をよく着る。
  • おしゃれが好きで、スキンケアやメイクも欠かさない。

大崎博子さんの人生は、まさに「いくつになっても輝き続けられる」ということを体現したものでした。

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大崎博子さんの夫と娘さんについて

  • 大崎博子さんは、娘さんが幼い頃に離婚し、シングルマザーとして娘さんを育てられました。
  • 娘さんは、23歳のときにロンドンに留学し、そのまま現地で就職、結婚しました。
  • そのため、大崎さんは60代頃からずっと一人暮らしをしていました。
  • 娘さんは大崎さんにパソコンやTwitterを勧めた人物でもあります。
  • 大崎さんと娘さんは、毎日ビデオ通話をするなど、良好な関係を築いていました。
  • 大崎さんは娘さんのことをとても大切に思っており、娘さんのためにエンディングノートを用意するなど、自身の死後についてもしっかりと準備をしていました。
  • 大崎さんが亡くなったとき、娘さんはロンドンから帰国し、大崎さんのTwitterアカウントから訃報を報告しました。

大崎さんの夫に関する情報は、公開されていません。

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胃がんの経験について

大崎さんは、「娘が小さい頃に離婚したからシングルマザーとして子育てしてきたし、胃がんを患って手術もしたし、いろいろ大変なことはあったけど、何とかなると思って乗り越えてきたわね。でも、過去のことは思い出だから振り返らない。だって今がいちばん幸せだから」と語っています。

このことから、大崎さんが過去に胃がんを患い、手術を受けて乗り越えた経験があることがわかります。

しかし、詳細な時期や闘病生活についての詳細は、現在のところ公開されていないようです。

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大崎博子さんの仕事について

大崎博子さんは、人生で複数の仕事を経験されています。

  • 結婚式の衣装アドバイザーとして、東京白金の「八芳園」で勤務していました。
  • 衣装アドバイザーとして働き始めたのは50歳の頃で、新聞広告を見て応募しました。 当時は、もっと若くてやる気のある人がいるだろうと考え、「とにかく面接してほしい!」とアピールして採用に至ったそうです。
  • 八芳園では、和装姿で結婚式を挙げる新郎新婦の着物選びのアドバイスをしていたそうです。

これらの情報から、大崎さんは50歳から70歳までの間、結婚式の衣装アドバイザーとして活躍されていたことが分かります。

この他に、大崎さんがブライダル関連のファッションコーディネーターとして70歳まで働いていたという情報もあります。

大崎さんが結婚式の衣装アドバイザー以外にも、ブライダル関連の仕事に従事されていた可能性が示唆されます。

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大崎博子さんの書籍について

大崎博子さんは、2022年2月に初めて著書『89歳、ひとり暮らし。お金がなくても幸せな日々の作りかた』(宝島社)を出版しました。

この本は、大崎さんがTwitterで発信してきた、戦争体験、日々の暮らし、前向きな言葉などをまとめたものです。

出版のきっかけ

大崎さんは、当初、出版社からの執筆依頼に驚いたそうですが、「今、悩んでいたり、老後に不安を抱えていたりする人の役に立つなら…」という思いで執筆を決意したそうです。

書籍の内容

この本は全8章から構成され、10年以上にわたる大崎さんのツイートを総括した内容となっています。 具体的な内容は以下の通りです。

  • 認知症予防
  • お金をかけないおしゃれの工夫
  • 生活費
  • 終活
  • スマートフォンの活用法
  • 節約の工夫
  • 料理
  • 掃除
  • 収納
  • 8年間続けている太極拳
  • シンプルな味付けのお気に入りメニュー
  • キャッシュレス生活のコツ
  • 毎日のちょっとした掃除

これらのテーマはそれぞれ関係し合っており、例えば、大崎さんは太極拳仲間との交流でも身だしなみを大切にしています。

反響

この本は出版後、増刷を重ねるほどの反響を呼びました。

読者からは「89歳であんなに元気とは…」という声が寄せられ、大崎さんの生き方に興味を持つ人が多いことがうかがえます。

大崎さんの思い

大崎さんは、この本を通して、「『もう年だから…』という言葉を頭から追い出しトライする。私ね、今が一番楽しいわ」と語っています。

年齢に関係なく、毎日を楽しく過ごすことの大切さを伝えています。

その他の書籍

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大崎博子さんと太極拳

大崎博子さんは、80代から太極拳を始め、亡くなる91歳まで約8年半、ほぼ毎日欠かさず続けていました。

太極拳を始めたきっかけ

大崎さんが太極拳を始めた具体的なきっかけは明らかになっていません。

しかし、78歳でパソコンを始めるなど、常に新しいことに挑戦していた大崎さんが、80代という年齢で太極拳という健康法を取り入れたのは、自然な流れだったのかもしれません。

太極拳の効果と大崎さんの様子

大崎さんは、太極拳の効果として以下の点を挙げています。

  • 風邪をひかなくなった。
  • 無理なく続けられる。
  • 全身を使い、体幹も鍛えられる。

大崎さんは、太極拳を20人ほどの仲間と楽しんでおり、 雨の日以外は毎朝、石神井公園まで往復8,000歩の散歩と共に太極拳を行うことが日課になっていました。

周囲への影響

大崎さんの著書を読んだことをきっかけに、太極拳を始める人が増えているそうです。

大崎さんの太極拳に対する姿勢は、高齢者が健康的に過ごすための1つのモデルケースとして、多くの人に影響を与えていると言えるでしょう。

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大崎博子さんの食生活について

大崎博子さんの食生活について、まとめます。

  • 自炊中心の食生活: 大崎さんは友人と外食する以外は自炊をしており、毎日の料理を楽しんでいました。
  • 栄養バランスを考慮: 品数の多さを重視し、彩り豊かに料理を並べることで栄養バランスを意識していました。
  • 手作りと市販品のバランス: ほとんどの料理を手作りしていましたが、市販品も取り入れていました。
  • 晩酌を楽しむ: 夜は「至福の時間」として晩酌を楽しんでおり、ビール1缶とワイン1杯ほどを飲んでいました。
  • ぬか漬けを好む: 自宅でぬか漬けを作り、晩酌のおつまみとしていました。 また、糠をヨーグルトにかけて食べることもあったようです。

ただし、具体的な食事内容や1日の食事回数などの詳細までは確認できませんでした。

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まとめ

大崎博子さんは、1932年生まれで、2024年7月に91歳で亡くなりました。

彼女は78歳からパソコンを始め、Twitterで自身の生活を発信し始めました。戦争体験、日々の暮らし、そして前向きな言葉の数々が共感を呼び、フォロワーは20万人を超えました。

彼女は結婚式の衣装アドバイザーとして70歳まで働き、その後は太極拳や麻雀、韓国ドラマ鑑賞など、多趣味な毎日を過ごしていました。

娘とは離婚後も良好な関係を築き、頻繁に連絡を取り合っていました。

大崎さんは「後期高齢者」ではなく「高貴香麗者」と自称し、年齢にとらわれず、おしゃれや新しいことに挑戦し続ける姿は、多くの人に勇気を与えました。

彼女の生き方は、高齢化社会における新しいライフスタイルのモデルケースとして、多くの人々に希望を与え続けています。

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