【データ】シンザン記念2025勝ち馬像・エストゥペンダ急浮上

シンザン記念2025、中京開催で波乱の予感！注目はアルテヴェローチェとリラエンブレム。一方、ソンシは淀短距離Sで快勝、エストゥペンダはフェアリーSで3着健闘。3歳世代の熱い戦いが幕を開ける！

シンザン記念2025の概要

2025年1月13日、中京競馬場で行われるシンザン記念（G3）は、3歳馬の重賞デビューとして注目を集める一戦です。

今年は16頭立てで、1600mの芝コースを舞台に熱い戦いが繰り広げられます。本レースは、これから始まる3歳クラシック路線の序章として位置づけられており、将来のスター馬の登竜門としても知られています。

過去には後にG1を制した名馬たちが名を連ねており、今年も将来有望な若駒たちが集結しています。

アルテヴェローチェは、前走の朝日杯フューチュリティステークス（G1）で5着に敗れたものの、その前のサウジアラビアロイヤルカップ（G3）では見事な勝利を収めています。

川田将雅騎手との新コンビで臨む今回、巻き返しが期待されます。最終追い切りでは、CWコースで5F73秒5-56秒3-39秒7-11秒6をマーク。時計自体は目立つものではありませんでしたが、余力十分で馬体の張りも上々とのことです。

タフな馬場にも対応できる適性を持っており、今回の中京コースでの好走が期待されます。

マイネルチケットは、サウジアラビアロイヤルカップ3着、京王杯2歳ステークス2着と、重賞でも既に好走実績があります。

戸崎圭太騎手との継続コンビで、安定感のある走りが期待されます。最内枠を引いたことも、今回のコース条件と馬場状態を考えると有利に働く可能性があります。

追い切りも坂路でしっかりと追われており、状態は良好と見られています。

ソンシは、前日の淀短距離ステークス（リステッド）で見事なオープン初勝利を飾りました。

川田将雅騎手との組み合わせで、1200mを1分8秒7のタイムで制しています。今後はスプリンター路線での活躍が期待されており、中内田調教師も「1400mより1200mの方が合っている」とコメントしています。

シンザン記念には出走しませんが、今後の短距離重賞での活躍が楽しみな1頭です。

過去10年のシンザン記念データを分析すると、以下のような傾向が見えてきます

人気別成績：
- 1番人気：5-2-1-12（勝率25.0%、連対率35.0%、複勝率40.0%）
- 2番人気：5-3-4-8（勝率25.0%、連対率40.0%、複勝率60.0%）
- 3番人気：2-3-3-12（勝率10.0%、連対率25.0%、複勝率40.0%）
脚質別成績：
- 逃げ：1-1-2-6（勝率10.0%、連対率20.0%、複勝率40.0%）
- 先行：3-3-2-28（勝率8.3%、連対率16.7%、複勝率22.2%）
- 中団：3-3-4-37（勝率6.4%、連対率12.8%、複勝率21.3%）
- 後方：3-3-2-32（勝率7.5%、連対率15.0%、複勝率20.0%）
前走クラス別成績：
- 1勝クラス：4-4-2-32（複勝率23.8%）
- 新馬戦：3-2-0-15（複勝率25.0%）
- 重賞：2-2-5-26（複勝率25.7%）

これらのデータから、1～2番人気馬の信頼度が高く、特に2番人気馬の複勝率が60.0%と好成績であることがわかります。また、脚質別では逃げ馬の複勝率が高いものの、様々な脚質の馬が好走しており、レース展開次第で結果が大きく変わる可能性があります。

今年のシンザン記念は中京競馬場で行われます。中京コースの特性を考慮すると、以下の点に注意が必要です

コース形状：左回りの1600mコースで、最後の直線が短いため、4コーナーでの位置取りが重要になります。
馬場状態：土日の結果を見ると、やや時計のかかる重めの馬場状態が予想されます。内ラチ沿いの凸凹も目立つようになってきているため、外めの馬場を使う馬が有利になる可能性があります。
脚質傾向：日曜日の芝平地競走4鞍における勝ち馬の最終4角通過順は、2、3、2、3番手と、先行力のある馬が好走しています。

これらの特徴を踏まえると、好位から競馬ができる馬、特に内枠を引いた馬が有利になる可能性が高いでしょう。また、重めの馬場に対応できる馬体の大きな馬や、パワーのある馬が好走する可能性も高くなります。