いつか、無重力の宙で【ドラマロケ地・撮影場所完全ガイド】

いつか、無重力の宙で【ドラマロケ地・撮影場所完全ガイド】 エンタメ

2025年秋にNHK夜ドラ枠で放送が始まった『いつか、無重力の宙で』。主演は 木竜麻生 さん、共演には 森田望智 さん、片山友希 さん、伊藤万理華 さんら、今もっとも注目を集める実力派女優が集結しました。

物語は、高校の天文部で宇宙を夢見た4人の女性が、30代になった今、それぞれの人生の中で忘れかけていた夢や心の灯を再び取り戻そうとする姿を描きます。

そのリアリティを支えているのが「ロケ地」。宇宙にまつわる施設や研究所、未来的な街並みなどが撮影に使われ、キャストの演技を引き立てています。

この記事では、ドラマをさらに楽しむためのロケ地・撮影場所ガイドを徹底的にお届けします。

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ドラマ概要と作品世界

『いつか、無重力の宙で』は、脚本 武田雄樹(たけだ ゆうき) によるオリジナル作品です。演出は 佐藤玲衣(さとう れい)盆子原誠(ほんこばら まこと)押田友太(おしだ ゆうた) が担当。制作統括は 福岡利武(ふくおか としたけ)、プロデューサーは 南野彩子(みなみの あやこ)

主人公は 望月飛鳥(もちづき あすか)

木竜麻生さんが演じる飛鳥は、大阪の広告代理店で働き、30代に入り仕事や人間関係に追われつつも、かつて高校時代の天文部で宇宙を夢見た記憶を胸に、自分らしさを取り戻そうとする女性です。

飛鳥が再会する同級生たち

日比野ひかりは 森田望智さん。夢を追い続けてきたひかりと、現実との狭間で迷う飛鳥との対比が物語の芯をなしています。ほかにも飛鳥の元天文部メンバーとして 片山友希さん伊藤万理華さんらが登場。

高校時代を演じる若手キャスト

また、主人公たちの高校時代を演じる若手キャストとしては 田牧そら(たまき そら) が飛鳥の高校生時代を、 上坂樹里(うえさか じゅり)白倉碧空(しらくら そら)山下桐里(やました きり) などがそれぞれのキャラクターを演じます。

注目ポイントも盛沢山

ナレーションを担当するのは 柄本佑(えもと たすく) さん。音楽は 森優太(もり ゆうた) さん。エンディング主題歌は 吉澤嘉代子(よしざわ かよこ) の「うさぎのひかり」です。

このように、企画・脚本・演出・キャストがそろってこそ描ける、リアルで等身大の“夢を追う30代女性たち”の姿が本作品の魅力です。

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池田市エリアのメインロケ地(人物×シーンで追う)

池田 茶臼山古墳(池田市五月丘1-7)

飛鳥(木竜麻生)とひかり(森田望智)が夜空を見上げ、“もう一度、宇宙へ”の気持ちを取り戻す象徴シーンに登場。見晴らしの良い丘上は、天文部の原点を思い出す“聖地”。

現地の検証記事でも第2話シーンとして特定されています。アクセスは阪急宝塚線「池田」駅からバス+徒歩。夜間は足元注意。

猪名川河川敷(池田~川西エリア)

人工衛星談義や、将来を語るロングウォークに最適な広い空が広がる場所。風が抜ける画作りで、晴子(伊藤万理華)や周(片山友希)の本音もこぼれる。

大阪府立渋谷高等学校(池田市畑4-1-1)

天文部の屋上と校舎回想が撮影された高校。“渋谷(しぶたに)”が正しい読み。第1話の屋上カットが現地検証で一致、学校住所は公式/地図情報とも一致。高校時代の飛鳥(田牧そら)・ひかり(上坂樹里)らが誓い合う場面の“原風景”。

ふれあい橋(池田市城山町4 付近)

飛鳥(木竜麻生)と晴子(伊藤万理華)が生活と夢の折り合いを語るスポット。橋上は風が強いこともあるので撮影再現の際は服装注意。地図の所在地は城山町、池田駅から徒歩圏。

五月山(五月山公園一帯)/石橋住宅/石橋南公園

池田の“日常の丘”と住宅地、公園の風景が、周(片山友希)の等身大の生活感と重なる。池田のロケまとめ記事や市内情報が示す通り、多数カットで映えます。聖地巡礼では公共マナーを守って。

ミニメモ:池田市はドラマ撮影に協力(市の告知)。“池田の四季”がドラマの時間経過を支えています。

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メインロケ地紹介

宇宙船内部シーン

ドラマの象徴的なシーンのひとつが、宇宙船内での会話。

主人公・望月飛鳥(木竜麻生) と、同級生の日比野ひかり(森田望智)が、かつての夢について語り合うシーンは圧巻です。

撮影は都内の大型スタジオに特設された宇宙船セットで行われました。

制作美術を担当したのは小川富美夫氏。国際宇宙ステーションをモデルに細部まで作り込まれ、片山友希 さんや 伊藤万理華 さんも「実際に宇宙に来たような感覚」とコメントしています。

宇宙飛行士訓練施設

飛鳥が自分の限界と向き合う訓練シーンは、JAXA筑波宇宙センターの水中無重力シミュレーション施設で撮影。

ワイヤーだけでなく実際にプールを使い、木竜麻生 さんと 森田望智 さんは「水中での長時間演技は大変だったけど、浮遊感を自然に表現できた」と語りました。

撮影現場には演出の 佐藤玲衣 さんも立ち会い、キャストに細かくアドバイスを送りました。

地上基地シーン

宇宙との交信を担う地上管制室は、川崎市の研究施設と東京・お台場のテレコムセンターで撮影。特にテレコムセンターの外観は、近未来的でありながらも冷徹な現実感を表現。

ここで登場するのは、飛鳥のかつての同級生で今は研究員となったキャラクター・加賀美(片山友希)。研究所の廊下での再会シーンは視聴者の心に残りました。

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国内ロケ地スポット

関東近郊

横浜みなとみらい

第3話で、伊藤万理華 演じる美希が夜空を見上げながら「宇宙に行きたい」と語るシーンが撮影されました。観覧車を背景にしたシーンはロマンチック。

筑波研究学園都市

研究施設の外観として使用。飛鳥(木竜麻生)とひかり(森田望智)が訪れる場面が印象的。

中部・関西

名古屋市科学館

世界最大級のプラネタリウムで、飛鳥たちが高校時代の思い出を語る回想シーンを撮影。若き日の飛鳥役を演じる 田牧そら が登場。

神戸ポートタワー周辺

第6話で、ひかり(森田望智)が夜景を背に将来を語る場面に使われました。

その他地方ロケ

北海道・大樹町

ロケット実験場の広大な空を背景に、飛鳥と美希(伊藤万理華)が未来を語るシーンを収録。

鹿児島・内之浦宇宙空間観測所

ロケット発射を見上げる場面を実際の施設で撮影。主人公たちの憧れを現実の光景と重ねています。

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海外ロケ地スポット

NASAジョンソン宇宙センター(アメリカ)

第7話の冒頭、飛鳥(木竜麻生)が本物の宇宙飛行士の映像を目にするシーンで実際の施設映像が使用されています。

ガガーリン宇宙飛行士訓練センター(ロシア)

第8話、日比野ひかり(森田望智)が夢を語る場面に挿入される訓練映像はここで収録された素材。

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ロケ地マップと巡り方ガイド

ドラマを観て「聖地巡礼」をしたいファンにおすすめのコースをまとめました。

東京お台場コース

テレコムセンター → 日本科学未来館(劇中参考施設) → 海浜公園(飛鳥とひかりの会話シーン)

筑波コース

JAXA筑波宇宙センター(展示館見学可能) → 研究学園都市を散策

横浜コース

みなとみらいで美希(伊藤万理華)の夜景シーンを再現

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撮影裏話&エピソード

主演の 木竜麻生 さんは撮影前にJAXAで特別講習を受け、「筋肉の使い方が普段と全く違った」とコメント。森田望智 さんは「水中撮影で息を止める場面があり、本当に挑戦だった」と振り返っています。

片山友希 さんは管制室シーンについて「施設の冷たさが役の孤独感と重なり、自然に演技に入れた」と語り、伊藤万理華 さんは「夢を語るシーンを実際の星空の下で撮影できたのは最高の経験」と話しました。

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ファンが楽しめる関連スポット

日本科学未来館(東京)

飛鳥とひかりが訪れる科学展示の参考モデル。

宇宙兄弟展(兵庫)

宇宙を題材にした展示と合わせて訪問したい。

宇宙食専門店

劇中で飛鳥(木竜麻生)が手にしたフリーズドライ食品を体験できる。

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まとめ

『いつか、無重力の宙で』は、木竜麻生森田望智片山友希伊藤万理華 を中心に描かれる、夢と現実を行き来するヒューマンドラマ。その世界観を支えるのは、筑波宇宙センター、名古屋市科学館、横浜みなとみらいなど、実在のロケ地です。

聖地巡礼を通じて、登場人物と同じ風景を見れば、作品への没入感はさらに高まります。宇宙に憧れ、夢を追う気持ちを思い出させてくれるこのドラマ。ぜひロケ地を訪ねて、物語をもう一度体感してください。

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