“水曜よる9時の顔”が、いよいよ25周年イヤーに突入。『相棒 season24』は 2025年10月15日(水)スタート、初回は拡大スペシャル「死して償え」。
シリーズの節目にふさわしく、右京さんが“人間国宝に弟子入り!?”という意表を突く導入が公式に予告されています。
放送枠・初回タイトル・開幕告知はテレビ朝日公式・テレ朝POST・各種番組ガイドでも確認済みです。
※本ガイドは Season24の放送開始時点(2025年秋)の確定情報に基づき、シリーズで繰り返し使われる“鉄板ロケ地”と、直近のSeason23までの実績を踏まえた 聖地巡礼の実用ガイド として構成しています。
各話ごとの詳細ロケ地は放送後に公式・信頼できるロケ情報が出そろい次第、補完しましょう。
Season24の見どころとロケ傾向の“読み方”
- 放送情報の確定点
2025年10月期・水曜21時/初回拡大SP「死して償え」。番組公式やテレ朝POST、映画.comやTVガイド等で解禁されています。ポストテレ朝 - テーマ手がかり
初回は“人間国宝に弟子入り”という設定が示唆されており(講談師をめぐる事件の紹介も番組ガイドに言及)、和の伝統芸能×東京の老舗街区/料亭・会館・記念館 といった舞台装置がロケ地の軸になりそうです。TVガイドWeb - 『相棒』のロケ地“基礎体力”
近年のシーズンは、(1)東映東京撮影所のセット&構内、(2)官公庁風の外観・大ホールが取れる公共施設(会議室群・長い廊下・広いロビー)、(3)重厚な洋館・迎賓館系、(4)湾岸・再開発エリア を基盤に、その回のテーマ性(温泉/大学/郊外団地/山間部…)で“当て込み”をしていく構造が定番です。撮影所や構内利用はファンブログの詳細検証にも多数の蓄積があります。
シリーズを支える“鉄板ロケ地” ― まずここから
A. 川崎マリエン(神奈川・東扇島)
「警視庁の会議室/部屋群」などに頻出。大空間の会議フロアや通路が多彩で、撮りどころが豊富。Season23でも警視庁内のシーンで登場と記録されています。外観は特徴的な“門型”のタワー。展望室は一般開放で、昼夜の景観も魅力。
ワンポイント:警視庁シーンの室内ショットで“窓の骨格・天井のライン・光源の位置”が川崎マリエンと一致することが多く、静止画検証の際の手がかりになります。
B. 旧石川組製糸西洋館(埼玉・入間)
大正ロマン香る洋館。官庁や迎賓施設の“内部”に変身。Season23では「警視庁の外観に使われた」というまとめも出ています。一般公開のある日なら見学も可能で、ロケ地めぐりと建築鑑賞が両立。
見どころ:タイル貼りの外壁、深い庇、装飾的な窓。アールの利いた階段やサロンなど、“格式ある人の出入り”を感じさせるカットに最適。
C. 日立目白クラブ(東京・目白)
重厚な洋館内装が“首相官邸や要人施設の内部”に化ける名所。Season23で「首相官邸の内部として撮影」とのまとめ。夜景も映える白壁×アーチのファサードは、サスペンスの“緊張感”と相性抜群。
D. 山のホテル(神奈川・箱根・芦ノ湖畔)
温泉回・リゾート回の“王道”。Season23では“幽霊ホテル”回で要所に登場。クラシカルな客室棟と湖畔の借景が“非日常の密室感”を生む。ツツジの季節は庭園が華やかで昼間カットに最適。
E. 東映東京撮影所(東京・練馬区東大泉)
シリーズの心臓部。セット撮影はもちろん、構内の通路や外壁も“ロケ”として活用されることがあるのが『相棒』らしさ。過去作の検証まとめにも具体例が多い。
Season24の“初回SP”で狙いたい街と施設タイプ(予想設計)
初回が 「人間国宝」×「伝統芸能」 をキーに据える導入である以上、以下の “相棒らしい当て込み” が考えられます(※ここからはロケ地予想の思考法・街歩き計画の立て方です)。
- 老舗街区 × 伝統芸能の器(大広間/楽屋動線)
- 会館・文化センターの大ホール(木質の内装、花道に見立てられる通路)
- 歴史施設の集会室(額装の多い壁、重厚な扉)
- “大階段+ロビー吹き抜け”は対峙カットの定番。
- “師匠の屋敷”系ロケーション
- 洋館・和洋折衷住宅・歴史的別荘(応接間/書斎/中庭)
- 都内の保存建築群 or 近郊の文化財施設(上掲の旧西洋館や目白クラブの系統)
- “特命係”の本丸シーン
- 川崎マリエンの会議室・通路(警視庁の内観代替)
- ガラス張りの高層ビルロビー(VIP出入り口・車寄せ)
こうした“器”を組み合わせ、要人・師弟・大衆が交錯する群像劇に落とし込むのが『相棒』の常套句。初回は 建物の“格”と“アクセスの良さ”(都心~近郊) が両立した場所が選ばれるケースが多い点も覚えておくと、放送直後の検証がスムーズです。初回SP情報の一次ソースはテレ朝POST/TVガイド等をご参照ください。ポストテレ朝
直近シーズン(Season23)の実績から“使い回されやすい”型を学ぶ
Season23で実際に使われた主なロケ地を タイプ別 に整理します。Season24でも “流用 or 近似施設の置き換え” が起きやすいので、巡礼計画の叩き台に。
- 官庁/会議室群…川崎マリエン(川崎市)
- 警視庁の外観イメージ…旧石川組製糸西洋館(入間市)
- 首相官邸の内部…日立目白クラブ(新宿区~目白台エリア)
- 温泉・リゾート回…箱根「山のホテル」
- 公園・イベント広場…川越水上公園(埼玉・川越)
これらは“シーンの機能”で選ばれます。役割=建物の性格を覚えておくと、Season24の放送後に「この部屋はどこ?」を当てに行く際の推理が一気に速くなります。
一筆書きで回れる!都内近郊・聖地巡礼モデルルート
(半日~1日/公共交通)
- 目白駅 … 徒歩で 日立目白クラブ の外観撮影(周辺は高級住宅街、歩行者・居住者の迷惑にならぬように)
- 有楽町線・副都心線乗継 → 川崎駅 → 市バス … 川崎マリエン(展望室見学可。警視庁“内観”の気分を堪能)
- 小田急/箱根方面(時間があれば) … 山のホテル で湖畔散策&外観カット(宿泊者以外は立ち入り範囲に注意)
(郊外・建築鑑賞コース/車推奨)
- 入間市…旧石川組製糸西洋館(公開日要確認)→ 周辺の近代建築・茶畑風景を絡めて撮影。
余裕があれば、東京都のロケツーリズム公式(“Loca旅”)の“福生フィルムロケ地コース” も一読。『相棒12』を含む実在スポットの散策モデルが提示されており、シリーズの“画の作り”を知る助けに。ロケーションボックス
ロケ地の“見つけ方”と検証テク
- 天井・照明・扉の“規格”を見る
同じ施設でも部屋ごとに天井グリッドやスリット窓のピッチが違います。天井の割り付けと扉框(かまち)は“指紋”のように効きます。 - 採光の向きと床材
朝の斜光・床タイルの目地方向・人工照明の色温度(蛍光灯の青/電球色の黄)も一致確認の材料。 - “役割”で当てる
『相棒』は“官庁”“迎賓”“大広間”“湖畔リゾート”“大学・研究棟”など、空間の役割でロケ地が選定される傾向が強い。まず役割を特定→該当施設の候補を地理で絞る、が近道です。 - 直近実績を下敷きにする
Season23の詳細まとめ(川越水上公園、病院、花屋、マンションなどの実地特定)は検証系サイトに豊富。シーンの“使い方”がSeason24でも反復されやすいのが『相棒』の特徴。
聖地巡礼のマナー&実務
よくある質問(Q&A)
Q. Season24の“確定ロケ地リスト”はもうありますか?
A. 放送前は未確定です。『相棒』は放送後に公式・自治体ロケ支援・SNS等から情報が固まっていきます。本ガイドは シリーズ通底の鉄板ロケ地 と Season23までの実績 を踏まえて“巡礼の即戦力”になるよう編成しています。放送情報の一次ソースはテレ朝POST・番組ニュース・TVガイド等をご参照ください。ポストテレ朝
Q. 『相棒』らしい“会議室の画”が撮れる公共施設は?
A. 川崎マリエンは定番中の定番。広い会議フロアと特徴的な通路が“警視庁の内部”に化けます。
Q. 重厚な迎賓館風の内部は?
A. 日立目白クラブや旧石川組製糸西洋館の系統。回の格にふさわしい“重さ”が出ます。
Q. 温泉・リゾート回の王道は?
A. 箱根・芦ノ湖のクラシックホテル(例:山のホテル)。“密室×自然光”のコントラストが効きます。
さらに深掘りしたい人へ(参考・周辺情報)
まとめ
『相棒』のロケ地は、“機能で選び、世界観で仕上げる”。
Season24は25周年の節目。伝統芸能×迎賓館×官庁 といった“格式”のある器に、特命係の推理劇が宿るはずです。
放送が始まったら、ここで挙げた 鉄板ロケ地(川崎マリエン/旧石川組製糸西洋館/日立目白クラブ/箱根 山のホテル/東映東京撮影所) を“型”として当てにいけば、検証と巡礼の精度は一気に上がります。
では、開幕の夜はメモを片手に。天井の割り付け、窓のピッチ、床材の目地、扉の框——この4点を押さえれば、あなたも“相棒ロケ地捜査一課”の一員です。楽しい“現地検証”を!