結論から先にお伝えすると、
兼子心晴選手の進路は「実業団ではなく、看護師を目指して進学」という方向で、テレビ静岡の番組紹介で明言されています。
この記事のタイトルは
「実業団か就職か?有力候補先はココ!」
となっていますが、フタを開けてみたら、
第3の選択肢「看護の道」が本命だった…という、ちょっとドラマチックな展開になりました。
ここからは、
- そもそも兼子心晴選手ってどんな選手?
- これまで「実業団濃厚」と言われてきた理由
- テレビ静岡が報じた「看護師を目指して進学」の中身
- 今後どんな未来が考えられるのか
を整理していきます。
兼子心晴選手ってどんな人?
まずは基本プロフィールから見ていきましょう。
- 名前:兼子 心晴(かねこ こはる)
- 生年月日:2004年1月27日(21歳)
- 出身地:静岡県浜松市
- 出身中学:浜松市立東部中学校
- 出身高校:浜松市立高校
- 所属:城西大学 女子駅伝部(4年)
- 学部:経営学部 マネジメント総合学科
城西大学女子駅伝部の部員紹介ページを見ると、自己ベストタイムはこんな感じです。
- 800m:2分11秒07
- 1500m:4分17秒20
- 3000m:9分20秒48
- 5000m:15分45秒84
- ハーフマラソン:1時間14分16秒
女子大学生としては日本トップクラスのスピード&スタミナで、まさに「エース」と呼ばれるにふさわしい記録です。
中距離系(1500m)で培ったスピードを武器に、5000mやハーフまでこなせる「万能型ランナー」。
トラックでも、駅伝でも、チームの中心として起用されてきました。
城西大エースとしての活躍
全日本大学女子駅伝で区間新&区間賞
2025年10月の全日本大学女子駅伝(杜の都駅伝)では、城西大学が25年ぶりの優勝を達成しました。
この優勝に大きく貢献したのが、2区を走った兼子選手です。
- 2区で区間賞
- しかも区間新記録
という “完璧な仕事” をやってのけ、チームを勝利へぐっと近づけました。
城西大の公式レポートでも、
「4年間での成長を感じる、素晴らしい走りだった」
と評価されており、チーム内でも最高クラスの戦力として頼られていることが分かります。
富士山女子駅伝でも「二冠のカギ」
そして年末の風物詩「富士山女子駅伝」。
フジテレビの番組ページでも、城西大は「二冠を狙うチーム」として大きく取り上げられています。
ここでも
- 1区:本間香(1年)が区間新
- 2区:兼子心晴(4年)が区間新
- 3区:大西由菜(1年)も区間新級の快走
と、エース兼子選手が作り出した流れに、チーム全体が乗っていった構図が分かります。
つまり、
兼子心晴=城西大女子駅伝復活の象徴
と言ってもいい存在です。
日本の女子大学ランナーが選ぶ「ふつうの進路」
ここで一度、「一般論」として、大学女子長距離ランナーの主な進路パターンを整理しておきます。
大きく分けると、この3つです。
- 実業団(企業チーム)に入る
- 企業に就職しつつ、選手として競技を続ける
- ニューバランス、積水化学、ダイハツ、JP日本郵政グループなど、有名な女子駅伝チームも多い
- 一般企業や公務員として就職し、市民ランナーとして走る
- 競技レベルは少し落としつつ、地元のクラブや実業団的なチームで走るケースも
- 大学院・専門学校などに進学してから、あらためて就職する
- 教員、トレーナー、理学療法士、看護師など、「学び直し」系の進路
トップレベルの選手の場合、どうしても注目が集まるのは「どの実業団に行くのか?」です。
ファンとしては、
積水かな?
日本郵政かな?
それとも全く別の新興チーム?
と、あれこれ予想したくなりますよね。
その流れで、兼子心晴選手についても「実業団が濃厚では?」という記事がいくつか出ていました。
「実業団濃厚」と言われていた理由
先ほど引用したあるネット記事では、
「2025年12月23日現在、公式発表はないが、実業団行きが濃厚」
という書き方がされていました。
その根拠としては、
- 大学女子駅伝トップクラスの実績
- 1500m〜ハーフまで対応できる万能型
- 全日本駅伝で区間新&優勝の立役者
- 年明け〜春にかけて進路発表が出るのが“業界のならわし”
といった、「一般的なパターン」からの推測です。
たしかに、ここまでの実績があれば、
「どこかの実業団からオファーが来ているだろう」
と考えるのは自然な流れです。
実際、これまでの選手たちを見ていても、似たような条件のエース級は、かなりの確率で実業団入りしてきました。
だからこそ、ファンの間では
「どのチームのユニフォームを着るのかな?」
と期待がふくらんでいたわけです。
…ところが、その空気をガラッと変える「公式級の一文」が、テレビ静岡の番組紹介で登場します。
テレビ静岡が明かした「本命ルート」
ここが今回、いちばん大事なポイントです。
テレビ静岡の番組ページ「あす号砲!故郷を駆け抜ける!富士山女子駅伝」の紹介文には、こう書かれています。
「最注目は城西大4年の兼子心晴(浜松市)。
卒業後は競技生活を離れ、看護師を目指して進学予定。」
つまり、
- 競技生活はいったん区切り
- 看護師を目指して、どこかの学校に進学
という進路が、テレビ局の取材情報としてハッキリ示されているわけです。
ここまで具体的に書かれているということは、
本人 or 関係者のコメントをもとにした内容である可能性が高い
と考えるのが自然です。
少なくとも
「まだ何も決まっていない」
「実業団が濃厚」
といった段階から、一歩先に進んだ「確度の高い情報」と見てよさそうです。
実は高校時代から「看護師志望」だった
じつは兼子選手には、もともと看護師になりたいという夢がありました。
別の取材記事では、
- 高校時代は「看護師になるつもり」で、陸上は高校で引退予定だった
- しかし高校3年のインターハイ1500mで日本人2位(全体3位)になり、「もっと走りたい」と気持ちが変化
- その結果として、城西大学への進学を決めた
という流れが紹介されています。
高校の「浜松市立高校」は、もともと進学校として知られており、
3年の秋には多くの部員が受験に専念するような環境だといいます。
そんな中で、
- 進学(看護師)という「安定ルート」
- 陸上で全国を目指す「攻めのルート」
を、ギリギリまで悩みながら、最後に陸上の道を選んだのが兼子選手でした。
今回の
「卒業後は競技生活を離れ、看護師を目指して進学予定」
という情報は、
一度は封印した「看護師になりたい」という夢が、形を変えて戻ってきた
とも読めますよね。
じゃあ「実業団」の線は完全になくなったの?
現時点の情報を素直に読む限り、「実業団入りの可能性はかなり低い」と考える方が自然です。
理由はシンプルで、
- テレビ静岡が「競技生活を離れ」と書いている
- 「看護師を目指して進学予定」と、目的と方向性が明示されている
からです。
もし「看護師の勉強もしながら実業団で走る」という、ダブルワーク的な形なら、
表現としては
「看護師を目指しながら競技も続ける」
などと書かれるはずです。
それが
「競技生活を離れ」
とあえて書いてある以上、
- 少なくとも トップレベルの競技会からは一度離れる
- 実業団で日本一を目指す、という方向ではない
と読むのが妥当でしょう。
もちろん、本人の気持ちや状況はこの先変わる可能性もあります。
でも、少なくとも大学卒業直後の進路としては「看護師の道:進学」が第一候補(というかほぼ確定)」と見るのが、一番現実的です。
「就職先」=病院?学校名・病院名は分かっている?
気になるのはここですよね。
「どこの看護学校?
どこの病院に就職するの?」
という部分ですが、今のところ、学校名や将来の勤務先などは公表されていません。
なので、この記事では
- 「地元・浜松の病院かも?」
- 「静岡県内の看護系大学かも?」
- 「関東の有名大学の看護学部かも?」
といった具体的な名称を挙げての予想は、あえて控えます。
なぜかというと、
- まだ公式情報が出ていない
- 本人が意図的に公表していない可能性もある
- 憶測で特定の学校や病院名を出すと、読者に誤解を与えかねない
からです。
ただし、一般的な流れとしては、
- 看護師を目指す → 看護系大学 or 看護専門学校に進学
- 国家試験に合格 → 病院などの医療機関に就職
というステップになることが多いです。
つまり、もう少し先の話としては、
「どこかの病院で白衣を着て、患者さんを支える兼子さん」
という未来が、かなり現実味を帯びてきた…ということですね。
「有力候補先はココ!」の“ココ”ってどこ?
ここで、記事タイトルの話に戻りましょう。
兼子心晴選手の進路!
実業団か就職か?有力候補先はココ!
…と書いてあるので、
「どの実業団チーム?」
「どの企業?」
とワクワクしながら開いてくださった方もいると思います。
でも、最新情報を丁寧に追っていくと、
有力候補先は「実業団チーム」でも「一般企業」でもなく、「看護師を目指す進学先」そのものでした。
つまり、このタイトルでいう「ココ!」は、
「医療・看護の世界」
だと考えるのが、一番しっくりきます。
- 高校時代に一度あきらめた夢
- 大学で日本のトップまでたどり着いた経験
- そのうえで、あらためて選び直した「看護の道」
こうして流れで見ると、
単なる「方向転換」というより、
「一度、遠回りして戻ってきた本命ルート」
のようにも見えますよね。
これからの兼子心晴選手に、ファンとしてできること
競技ファンとしては、
「もう、トップレベルのレースで見られなくなるのか…」
と、正直さみしい気持ちもあると思います。
ただ、視点を変えると、
- 看護の世界も、ある意味では「人の命と向き合う最前線」
- そこに大学駅伝トップレベルの集中力・メンタル・体力を持った人が加わる
というのは、ものすごく心強いことです。
もしかしたら将来、
- 病院で患者さんを支える
- スポーツ現場でアスリートのケアをする
- 学校の保健室で子どもたちの心と体を守る
そんな姿を見られるかもしれません。
そして、看護師になっても、
休日は市民マラソンを走っている
地元の駅伝大会でゲストランナーとして登場する
なんてことも、十分ありえます。
そのときに、
「昔、城西大の2区で区間新を出したんだよ」
なんて話を、ふと笑いながらしてくれたら…
それはそれで、とても素敵な未来じゃないでしょうか。
私たちファンにできるのは、
- 実業団に行こうが行くまいが
- 看護師になろうが何になろうが
「兼子心晴」という一人の人間の選択を、静かに応援することだと思います。
まとめ:エースから“優しさのエース”へ
ここまでの内容を、短くまとめると…


