試合の流れ（3分でわかる時系列）
- 22分 1–0：ベリンガムのパスにムバッペが抜け出し先制。裏のスペースを突く“教科書”のような形。
- 38分 1–1：フェルミン・ロペスが同点。レアルのミスを逃さず、バルサが息を吹き返す。
- 43分 2–1：ベリンガムが勝ち越し。前半終了間際の一撃で、心理面の主導権をがっちり確保。
- 後半：ムバッペPK→シュチェスニーがストップ。判定を巡る場面やペドリ退場で熱を帯びるも、スコアは動かず。
“43分の一撃”の正体（やさしく分解）
結論：ベリンガムの「二列目からの到着」と、味方が相手を引きつけた“空白のゾーン”の使い方が決定打。
ポイントは3つ
- 左の推進：ヴィニシウスが運んで相手を左に寄せる
- 死角への侵入：最終ラインの視線がボールとFWに集まる一瞬、ベリンガムが二列目から背後の空間へ
- こぼれの反応速度：迷わずワンタッチで仕留める“決め切る技術”
→ 前半ラストの得点は、相手の修正時間をほぼ奪う“メンタルダメージ”。そのまま後半のゲーム運びを楽にした。
戦術の見どころ
レアルの狙い：背後のスペースを使う
- バルサのラインは高め。ここにムバッペのスピードを合わせる。先制点がまさにその形。
バルサの狙い：中盤で落ち着かせる
- ボールをつなぐ時間を増やしたい。しかしビルドアップのミスが同点止まりの原因に。
決定的な差：“二列目から点が獲れる中盤”の有無
- ムバッペに注意が集まるほど、ベリンガムが自由になる。この“二刀流”が今季のレアルの武器。
キープレーヤー短評
- ジュード・ベリンガム（RMA）：決勝点＋アシスト級の起点。「走る・気づく・決める」を高レベルで実行。
- キリアン・ムバッペ（RMA）：先制、PKは止められるも常時脅威で相手ラインを下げた。
- フェルミン・ロペス（BAR）：同点弾。前を向いた瞬間の推進力は今後の希望。
- W. シュチェスニー（BAR）：PKストップで試合を最後までわからなくした守護神。
データ＆主要イベント
- 得点：22′ ムバッペ／38′ ロペス／43′ ベリンガム。
- 重要イベント：ムバッペのPK失敗（GKセーブ）、ペドリ退場、判定介入（オフサイド等）で議論。
- 順位への影響：レアルが首位を堅持、2位バルサに勝点5差。
ジャッジの見どころ
- PKの妥当性：接触の強さと“奪う機会の阻止”の解釈が焦点。結果はGKがセーブでノーゴール。
- オフサイド関連：関与度の判定で取り消しや介入があり、一貫性が議論に。
5秒でわかる勝因・敗因
- R・マドリードの勝因
- 43分の心理的パンチ（前半終了間際の決勝弾）
- 裏抜け×二列目の到着（ムバッペに注意→ベリンガムが刺す）
- ゲーム管理（ブロック作りとカウンターの切替）
- バルセロナの敗因
- ビルドアップのミスからの失点
- 規律面の破綻（退場）
- 良い時間帯にもう1点が取れなかったこと
監督目線の読み解き
- レアル（シャビ・アロンソ）：「奪って速く」＋二列目の侵入を徹底。選手交代での温度管理に課題は残るが、プランは明快。
- バルサ：主力の欠場が多い中（レヴァンドフスキ、ラフィーニャ、テア・シュテーゲン、ガビ等）、やり繰りに苦しむ。
よくある質問（FAQ）
Q. 決勝点は誰のゴール？ 何分？
A. ベリンガムが前半43分に決めました。
Q. 先制は誰？
A. ムバッペが22分に決めています。
Q. バルサの得点者は？
A. フェルミン・ロペスです（38分）。
Q. PKはどうなった？
A. レアルのムバッペが蹴りましたが、GKシュチェスニーがセーブしました。
Q. 退場は誰？
A. ペドリが退場し、バルサは10人で終盤を戦いました。
まとめ：“前半ラスト1分の価値は点以上”
参考・一次情報／主要メディア
- Reuters「Mbappé and Bellingham strike…」：試合結果・時間・主要イベント。Reuters
- The Guardian ライブ更新：時間経過・判定・退場の経緯。ザ・ガーディアン
- NBC Sports：要点の英語まとめ。NBC Sports
- Real Madrid 公式レポート：スコア・得点者の確認。Real Madrid CF | Web Oficial
- マッチ前後の周辺情報（欠場・発言など）：Reuters特集・前日リポート。Reuters
