『Pokémon LEGENDS Z-A』で、ついに幻のポケモン「ディアンシー」が解禁されました。
ディアンシーと出会えるのが、EXサイドミッション
「宝石のような輝きを」(英名:Shine Bright like a Gemstone)。
このミッションをクリアすると、
- 幻のポケモン「ディアンシー」本体
- メガシンカ用の「ディアンシナイト」
の両方が手に入ります。
しかも、ディアンシーはレベル70・ランダム性格・3V確定(V3つの能力値)という、かなり強めな配布仕様。
「どうせなら理想に近い個体が欲しい!」
「オシャボ(おしゃれボール)で捕まえたい!」
……となると気になるのが厳選と周回テクニックですよね。
この記事では、
- ミッション解放までの流れ
- ディアンシーで「厳選できること・できないこと」
- 実際の周回手順(バックアップ厳選)
- 時間をムダにしない“効率的な妥協ライン”
をじっくり解説していきます。
ディアンシー&ミッションの基礎知識をサクッとおさらい
ディアンシーってどんなポケモン?
ディアンシーは「いわ/フェアリー」タイプの幻のポケモン。
メガシンカすると攻撃・特攻が160、素早さ110、合計種族値700という、超・高火力アタッカーになります。
特徴をざっくりまとめると…
- ノーマル状態でも耐久高めで扱いやすい
- メガシンカすると両刀火力&素早さのバランスが超優秀
- 専用技「ダイヤストーム」で全体攻撃+防御アップ(物理ロック技)
見た目はお姫さまっぽいですが、中身はかなりガチ性能。
レイドや高難度クエスト、対戦でも活躍が期待できるポケモンです。
「宝石のような輝きを」の解放条件
ミッションを遊ぶまでの流れは以下の通りです。
- ストーリーをエンディングまでクリアしておく
- 「通信で遊ぶ」→「ふしぎなおくりもの」へ
- インターネット接続で「ディアンシナイト」を受け取る
- その後、ハンサムハウス(Looker Bureau)に行き、ニャスパー(ミミ/もこおなど)に話しかける
- EXサイドミッション「宝石のような輝きを」解放
※ふしぎなおくりもの利用には、Nintendo Switch Online加入&インターネット接続が必要です。
ディアンシーで「何を」厳選すべきか整理しよう
まずは「厳選のゴール」をはっきりさせておきましょう。
ディアンシーに関して、プレイヤーがこだわりやすい項目は次の4つです。
- ボール(オシャボ厳選)
- 性格
- 個体値(Vの数・位置)
- 色違い
このうち、「できること」と「できないこと」を分けます。
色違いは厳選不可(シンボル&伝説は色違いなし)
まず最初にハッキリさせておくべき点。
- ZAの伝説・幻ポケモンは色違いが出ない(色違い未実装/ロック)
- オートセーブ仕様のため、従来のような「リセット粘り」も基本できない
と各種攻略サイトで明言されています。
つまり、
「色違いディアンシーを粘る」
という遊び方は、今作では不可能と考えてOKです。
ここに時間を使っても報われないので、きっぱり諦めましょう。
性格は「ミント」で後から変えられる
ディアンシーの性格はランダムですが、ZAではミント系アイテムで性格補正を後から変更可能です。
攻略サイトが推している性格は、
- 特殊寄りで使う:ひかえめ・おくびょう
- 物理寄りで使う:いじっぱり・ようき
あたり。
とはいえ、「性格厳選」を周回で狙う必要はほぼありません。
ミントで好きな性格に変えればいいので、周回でこだわる優先度は低めです。
性格に時間を使うくらいなら、
オシャボ+個体値に集中した方が効率的です。
個体値:3V確定、残りはアイテムで補える
配布ディアンシーは、
- レベル:70
- 性格:ランダム
- 個体値:3V(場所はランダム)確定
という仕様。
「3Vの位置が気に入らない!」という場合、ミッションを周回して厳選することは一応可能です。
ただし、ZAには「ぎんのおうかん」「きんのおうかん」など、個体値を後から上げられるアイテムも存在します。
つまり、
- どうしても王冠を節約したい勢:周回して3Vの場所にこだわる
- 時間効率重視勢:ある程度で妥協して、王冠で仕上げる
という選択になります。
ボール&ニックネームは完全にプレイヤー次第
ディアンシーは、通常の捕獲戦でゲットする形なので、
- 好きなボール(ガンテツボールなど)で捕獲OK
- 親名は自分名義なので、ニックネームも自由につけられる
という、コレクターにはかなり嬉しい仕様です。
その分、
「○○ボールに入れたい」
「しかも3Vの位置もいい感じにしたい」
と、こだわりだすと沼にハマります。
ZAの「厳選の仕組み」を理解しよう(オートセーブ&バックアップ)
「周回テク」を語る前に、ZAならではの仕様を簡単に整理します。
オートセーブ仕様で、普通の厳選はやりにくい
ZAはオートセーブが基本で、昔のシリーズのように
捕まえる → 気に入らない → リセットしてやり直し
という方法は取りにくくなっています。
それでも「バックアップ」経由なら固定シンボル厳選は可能
ただし、ポケモンセンターを利用すると、自動でバックアップデータが作られます。
タイトル画面で
「十字キー上+Xボタン+Bボタン」
を押すと、このバックアップから再開できるため、
固定シンボルのポケモンを厳選するテクニックとして紹介されています。
ざっくり言うと、
- ポケセンでオートセーブ → バックアップ作成
- 目的の固定シンボル(今回ならディアンシー)を捕獲
- 性格・個体値・ボールなどをチェック
- ダメならゲーム終了 → タイトルから「バックアップで再開」
- ①〜④を繰り返す
という流れですね。
公式も用意している「バックアップ機能」を
うまく利用するだけなので、チートではありません。
ただし、1周あたりの時間がそれなりにかかるため、
「やるならゴール条件を決めておく」のが大事です。
「宝石のような輝きを」ディアンシー周回の具体的手順
それでは、EXサイドミッションを実際に周回するときの流れを、できるだけシンプルにまとめてみます。
周回前の準備
① ポケモンセンターで回復しておく
- これで「バックアップ用のオートセーブ」が作られます
- 以後、気に入らなかったときは、ここに戻ってやり直し
② 使いたいボールを十分に持っていく
- ガンテツボール(ムーン、ラブラブなど)
- プレミアボール
- タイマーボール …など
「このボールに絶対入れたい」というものは多めに用意しておきましょう。
③ 捕獲要員を用意する
- HP調整用の弱めの攻撃技
- ねむり・まひなどの状態異常技
- 耐久の高いポケモン(ワンパンされない用)
ディアンシーはレベル70なので、こちらも同等以上のレベルのポケモンがいると安心です。
ミッションを進めてディアンシーの元へ
- ハンサムハウスでニャスパーに話しかけ、「宝石のような輝きを」を受注
- 指示通りに街中やルージュ1番地を探索
- 最終的に、屋上エリア(メガクリスタルがいっぱいの場所)でディアンシー+カメテテなどとの戦闘に突入します
戦闘前の会話や演出は一度見てしまえばOK。
2周目以降は、テンポよく飛ばしてしまって大丈夫です。
戦闘中のコツ(オシャボ&捕獲安定)
ポイントは3つだけです。
- 取り巻き(カービィ…ではなくカラビン/メレシーなど)から先に処理して事故を減らす
- ディアンシーのHPを赤ゲージまで削る
- 状態異常(ねむり・まひ)を入れてから、お目当てのボールを投げる
ZAでは、捕獲率を上げるためのアイテムやぬいぐるみ(例:あおのカナリィぬい)も有効とされています。
1回目で入らなくても焦らないこと。
「このボールで捕まえたい」と決めている場合は、他のボールは基本投げず、その1種類を投げ続けるのがおすすめです。
捕獲後のチェックと「周回ループ」
ディアンシーを捕まえたら、ミッション完了前後で必ず
「つよさをみる」画面
で個体値と性格をチェックしましょう。
- ボール:狙い通りか
- 性格:ミント前提ならあまり気にしなくてOK
- 個体値:3Vの位置が許容範囲かどうか
……をざっくり確認します。
気に入った場合
→ そのままミッションをクリアし、ディアンシナイトも受け取りましょう。
気に入らなかった場合
- ホームボタン → ゲームを終了
- タイトル画面で「十字キー上+X+B」を押してバックアップから再開
- ポケモンセンターから再スタート → 再びミッションに向かう
この1〜3を繰り返すことで、実質的な「周回厳選」が可能になります。
時間をムダにしない「効率的な厳選ライン」3パターン
ここからがこの記事の核です。
同じ周回でも、どこまでこだわるかで「満足度」と「時間効率」が大きく変わります。
おすすめの厳選方針を3つに分けました。
パターンA:タイパ重視「1〜2周で決める」ライト勢向け
おすすめ対象
- とにかく早くメガディアンシーを使ってみたい
- 対戦はそこまでガチではない
- 忙しい社会人トレーナー
狙う条件
- 好きなボールに入った
- 3Vなら位置不問
- 性格はミントで調整
妥協例
- 1周目でそこそこ満足 → そのまま採用
- どうしてもボールだけ気に入らない → 2〜3周だけ再挑戦して終わり
このスタイルなら、1時間前後で厳選完了も十分ありえます。
パターンB:オシャボ+個体値そこそこ「中堅ガチ勢」向け
おすすめ対象
- オシャボコレクションも兼ねたい
- レイドや高難度にも連れて行きたい
- 王冠は節約したい
狙う条件
- 狙いのボールに入っている
- 特攻・素早さ・特防 or 防御あたりにVが多め
- 性格はミント前提
「3Vのうち、少なくとも特攻か素早さにはVが来てほしい」
くらいのゆるめの条件にしておくと、現実的な回数で決まります。
王冠で補う前提なので、
完璧4V・5Vを狙わないことが、メンタルと時間の両面で大事です。
パターンC:コレクター向け「理想オシャボディアンシー」粘り
おすすめ対象
- ZAをガッツリやり込む予定
- オシャボ+V配分に強いこだわりがある
- 「このディアンシーを一生モノの相棒にしたい」
狙う条件の例
- 希望のオシャボ
- 少なくとも攻撃以外の主要ステにVが集中
- できれば性格も厳選(ミント節約)
このレベルでやると、周回回数は余裕で2ケタ〜3ケタに行く可能性があります。
「一生モノの相棒を作る」
というロマンはありますが、
その分、時間コストはとても高くなります。
現実的には、
「最低限このラインを越えたら終了」
という自分ルールを先に決めておくのがおすすめです。
厳選が終わったらどう育てる?ディアンシー運用のイメージ
厳選だけして満足、ではもったいないので、
最後にざっくりとした運用イメージも触れておきます。
メガディアンシー型(特殊寄り)
- 性格:ひかえめ or おくびょう
- 役割:高速特殊アタッカー兼フィニッシャー
技の例イメージ:
- ムーンフォース(フェアリー特殊)
- パワージェム or だいちのちから
- サブウエポン(マジカルシャイン、マジカルフレイムなど作品に応じて)
- まもる or バフ技
「ひかえめ」なら火力重視、「おくびょう」なら素早さ重視。
ZAでは性格ミントで調整可能なので、
とりあえず「ひかえめ」で育てて、
「やっぱり素早さ欲しいな」と思ったらおくびょうに変える、でもOKです。
通常ディアンシー型(耐久寄り)
- 性格:おだやか/わんぱく など耐久寄り
- 役割:耐久+サポート+ダイヤストームで火力も出せる
技のイメージ:
- ダイヤストーム
- ステルスロック
- リフレクター/ひかりのかべ
- 回復技 or 補助技
レイドやボス戦など、「味方の支え役」としても活躍できます。
まとめ:ディアンシー厳選のポイントをもう一度整理
最後に、この記事の内容をギュッとまとめます。
「自分だけの宝石」をどう磨くか
ディアンシーは「宝石ポケモン」という名前の通り、
どのくらい磨き上げるかはトレーナー次第です。
- 一晩でサクッと捕まえて、ミント&王冠で仕上げるのもよし
- 何十周も周回して、世界に1体だけの“理想オシャボディアンシー”を追い求めるのもよし
大事なのは、
「自分にとって一番満足度の高いラインはどこか?」
を決めてから周回に入ること。
この記事が、その「ライン決め」の参考になればうれしいです。
あなたの手のひらで、ディアンシーが本物の宝石のように輝きますように。


