葛葉が「男性VTuberトップクラス」と言われる理由を、一言でまとめるなら
「配信がうますぎる“沼系ゲームお化け”だから」
この記事では、
「なんでここまで人気なの?」
「どこにハマる人が多いの?」
という視点で、葛葉の“沼ポイント”を10個に整理して紹介していきます。
まず確認:なぜ「男性VTuberトップクラス」と言われるのか?
① 登録者200万人突破&にじさんじ初の偉業
2025年6月、葛葉のYouTubeチャンネルは登録者200万人を突破しました。
これはにじさんじ所属ライバーとして初の200万人であり、日本の男性VTuberとしても初めての快挙と報じられています。
にじさんじ全体の登録者数ランキングでも、2025年時点でトップの約210万人という数字が出ています。
数字だけ見ても、
- グループ内トップ
- 男性VTuber全体でもトップクラス
- しかも長く第一線で走り続けている
ということで、「男性VTuberトップクラス」と言われるのは当然のポジションです。
② 活動の軸は「ゲーム配信」+「音楽」
葛葉は元々、個人勢として活動を始め、のちに「にじさんじゲーマーズ」としてスカウトされました。
活動の軸は大きく2つ。
- ゲーム配信
- FPS・格ゲー・MOBAなど、対戦ゲームを中心にプレイ
- 長時間配信もしょっちゅうで、「配信モンスター」とまで呼ばれることもある
- 音楽活動
- 2022年にメジャーデビュー・1stミニアルバム『Sweet Bite』をリリース
- オリジナル曲「コントレイル」や「甘噛み」、カバー曲「KING」などが大きな人気を集めている
「強いゲーム配信者」+「ちゃんと歌でも数字を持っているアーティスト」
この二刀流が、トップクラスと言われる土台になっています。
葛葉にハマる「沼ポイント10選」
ここからが本題です。
葛葉のどこに人がハマっていくのか、10個に分けて見ていきましょう。
沼ポイント①:ゲームセンスがガチで“物語レベル”
まず外せないのがゲームのうまさです。
- FPS(APEX・VALORANTなど)
- 格闘ゲーム
- MOBA(LoLなど)
ジャンルを問わず、どれも高いレベルでこなすガチ勢として知られています。
特に有名なのが
- LoLで上位0.01%レベルのランク(チャレンジャー)に到達した実力者と紹介されること
- FPSや格ゲーの大会・イベントでも、ここぞという場面で勝ち切る「主人公力」を見せること
配信を見ていると、
「え、今の勝ち方マンガか何か?」
と思うような“ストーリー性のある勝ち方”が多いんですよね。
だから、ゲームに詳しくない人でも「なんかこの人、持ってるな……」と感じて沼に落ちやすい。
沼ポイント②:ワードセンス&トークが天才的
葛葉はよく、
「生粋の配信者」
「配信するために生まれてきた」
とまで評されます。
その理由はシンプルで、
- コメント・ゲーム状況・相方の発言を一瞬で拾う
- そこから普通思いつかない言葉で返してくる
- しかも声のリズムと間(ま)がうまい
からです。
ノリに乗ったときは、
「全部の発言がパンチライン」みたいな状態になって、コメント欄がずっと笑いで埋まります。
難しいツッコミや専門用語を連発するわけじゃなくて、
- ちょっとひねった例え
- 自分を落とす自虐
- ゲームの状況をそのまま“物語っぽく”言い換える
こういう「わかりやすいのに面白い」トークだから、中学生くらいでも十分笑えるし、大人もニヤニヤできる。
これこそ、幅広い層に刺さる理由です。
沼ポイント③:とんでもない配信時間=“配信モンスター”
葛葉は、長時間配信の多さ・体力でも有名です。
- 夜9〜11時ごろに始めて、6〜10時間プレイすることも普通
- 企画や大会が重なると、ほぼ毎日のように長時間
リアルサウンドの特集では、
「トーク力・体力を兼ね備えた“配信モンスター”」
という表現まで出てきています。
視聴者からすると、
- 「仕事から帰ってきてつけたら、まだやってる」
- 「寝る前も起きた後も、同じ枠が続いてる」
みたいなことが起こるので、
生活の一部みたいに、常にそこにいる存在になっていきます。
気づいたら、
「今日は葛葉のアーカイブ、どこまで消化しようかな」
が日課になる。
これが、沼。
沼ポイント④:ツンデレっぽいのに、実はめちゃくちゃ優しい
表向きのキャラとしては、
- 口が悪かったり
- 面倒くさがりっぽく振る舞ったり
- 自分のことを「クズ寄り」にいじったり
という“やさぐれ吸血鬼”みたいな雰囲気があります。
でも配信やコラボを見ていると、
- 後輩やコラボ相手に、さりげなくフォローを入れている
- 空気が重くなりそうなとき、あえてふざけて場を変える
- 勝負の場でミスした味方を責めないで、むしろ笑いに変える
など、「中身はかなり面倒見のいい先輩」であることが伝わってきます。
表では「俺はそんなキャラじゃねえよ」と言いながら、
行動が全部やさしい、というギャップ。
これが、
「クズっぽいのに、クズじゃない」
という絶妙なラインになっていて、視聴者がどんどん情を持っていかれます。
沼ポイント⑤:完璧じゃない“人間臭さ”がストーリーになる
トップ配信者というと、
- 常に冷静で
- 感情をあまり出さなくて
- 何でもそつなくこなす
というイメージを持つ人もいるかもしれません。
でも葛葉は、
- 負ければ普通に悔しがる
- 不満があれば割とハッキリ言う
- やらかしたら「最悪だ〜」と全力で落ち込む
といった、人間味あふれるリアクションが多いタイプです。
それでも
- 大会でリベンジする
- 新しいゲームに挑戦し続ける
- 良くない点は少しずつ改善していく
という「成長ストーリー」を長年見せてきたので、
視聴者は
「あの頃から見てるから、今の活躍は泣ける」
という感情を抱きやすい。
完璧なヒーローではなく、
ちょっと荒いところのある“主人公”を見守っている感覚。
これも沼の大きな要素です。
沼ポイント⑥:歌うと一気に“アーティスト顔”になるギャップ
普段の配信では、ゲームとおしゃべりがメインですが、
歌になると一気に「アーティスト・葛葉」モードに切り替わります。
- 2022年3月9日発売のメジャーデビュー盤『Sweet Bite』
- オリジナル曲「コントレイル」は配信チャートで1位を取りまくり、ダウンロードランキングでも好成績
- カバー曲「KING」はYouTubeで数千万再生を突破し、代表的な歌ってみたとして知られている
配信でベラベラ喋っていたときの声と、
歌で聞かせるしっとりした低音〜高音の使い分けが全然違うので、
「あれ? さっきまでの人と同じ声帯??」
と驚かされる人が多いです。
「おしゃべりが面白い人」が、
突然「ちゃんと歌える人」になる瞬間。
このギャップで落ちる人もかなり多い印象です。
沼ポイント⑦:コラボ力と人脈の広さ
葛葉はコラボ配信やユニット活動でも大活躍しています。
代表的なのが、
- 叶とのユニット 「ChroNoiR(くろのわ)」
- 男性ライバー中心のユニット 「ROF-MAO」 の一員としての活動
- 「ド葛本社」など、家族コント風ユニット企画
などなど。
にじさんじ内外の人気配信者と絡む機会が多く、
APEXやVALORANTのカスタム・大会では、
ストリーマー界隈の有名どころとチームを組むことも多いです。
この「人脈の広さ」が、
- 新しい視聴者に見つかるチャンスを増やし
- どの界隈のファンからも「葛葉は面白い」と口コミが広がる
という好循環につながっています。
沼ポイント⑧:大舞台で“主人公ムーブ”を決める
大会や大型イベントになると、
葛葉はよく「ストーリーを作ってしまう側の人」になります。
- 大会序盤では調子が悪く、失敗も多い
- コメント欄もハラハラする
- でも最終盤の大事な場面で、なぜか活躍してしまう
という展開が多くて、
自然とドラマの主人公を見ているような気分になるんですね。
同時視聴者数も、
- ふだんの配信で2万人前後
- 企画や大会では3〜5万人以上
- 条件によっては10万人近くにのぼることもある
と報じられており、
「大舞台ほど視聴者も一挙に集まる」のが特徴です。
つまり、
「大事な場面でちゃんと見せ場を作るスター性」
があるからこそ、
トップクラスの人気をずっと維持できている、と言えます。
沼ポイント⑨:ビジュアル設定が“中毒性のある吸血鬼”
キャラとしての設定も、沼ポイントです。
- 銀髪×赤い目の吸血鬼
- ちょっとだるそうで不健康そうな雰囲気
- でも服装はスポーティで、どこか現代っぽい
という「ファンタジー×現代」ミックスなビジュアルになっています。
設定としては、
- 100歳以上生きている吸血鬼
- ニート気味のゲーマーで、配信を始めた理由も割と俗っぽい
という“ゆるい世界観”なので、
- ゴリゴリのファンタジー設定が苦手な人
- 逆に、ただの普通の人キャラにはテンションが上がらない人
どちらにも刺さりやすい中間ラインです。
見た目はカッコよくて、
中身はだらしないところもある、というギャップも、
「人間味のある吸血鬼キャラ」として人気の理由になっています。
沼ポイント⑩:視聴者との距離感・リスナー文化
最後の沼ポイントは、リスナーとの距離感です。
- コメントをよく拾う
- リスナーのノリを理解して、あえて乗っかったり、外したりする
- 長年ついてきているファンほど、「この距離感がちょうどいい」と感じる
という、絶妙な関係性ができています。
たとえば、
- 煽り気味のコメントにも、冗談として返したり
- 真面目な相談には、ふざけつつも芯のある言葉をくれたり
“近すぎず・冷たすぎず”のバランスがうまくて、
「友達のようで、でもちゃんと推し」という距離にハマる人が多い印象です。
リスナー側にも長年の文化があり、
- 切り抜き職人
- まとめ動画
- 名言・迷言のコピペ
など、二次創作的な楽しみ方がとても豊かです。
「ファンコミュニティごと沼」になっているのも、
トップクラスの人気を支える大きな理由と言えます。
これから葛葉を追いかけたい人向け・おすすめの入り口
最後に、
「これから見てみたい」という人向けに、入口をざっくりまとめておきます。
1. とりあえず切り抜きから
まずは切り抜き(短いまとめ動画)がおすすめです。
- 名言・迷言系
- 大会の神シーン
- ChroNoiRやROF-MAOとのコラボ名場面
などの切り抜きは、1〜5分程度で“沼ポイントの濃いところ”だけ味わえるので、
自分のツボと合うかどうかを短時間で判断できます。
2. ゲームが好きなら長時間アーカイブ
ゲーム好きなら、
APEX・VALORANT・格ゲー・LoLなど、自分が知っているタイトルのアーカイブから入るのがおすすめです。
- 真剣にプレイしているとき
- 仲間とワイワイしているとき
- 深夜テンションで謎トークをしているとき
など、いろんな表情の葛葉が見られるので、一気に人となりがわかります。
3. 音楽から入るのもアリ
- 「コントレイル」
- 「甘噛み」
- 「KING」の歌ってみた
あたりは、
VTuberを普段見ない音楽ファンでも入りやすいクオリティです。
歌からハマって、
「この声で喋ってる配信、どんな感じなんだ?」
と興味を持つ人もたくさんいます。
まとめ
ここまで10個の沼ポイントを見てきましたが、
あらためて整理すると、葛葉がトップクラスと言われる理由は、
- 数字が物語る実績
- 男性VTuberとして初の登録者200万人、にじさんじトップの登録者数
- ゲームとトークの二刀流
- 高いゲームセンスと、天才的なワードセンス・トーク力
- 長時間配信を当たり前にこなす配信モンスターぶり
- “クズっぽくて優しい”人間味あるキャラクター
- 音楽活動を含めたアーティストとしての顔
- コラボ力・人脈の広さと、そこで生まれるドラマ
- 視聴者との距離感がちょうどよく、ファン文化が成熟している
といった点にあります。
数字だけではなく、
「沼にハマる理由」がいくつも重なっているからこそ、
ここまでの人気になった、と言えるでしょう。
おわりに
もしあなたが、
- 「最近VTuberを見始めた」
- 「男性VTuberのおすすめを知りたい」
- 「なんで葛葉の名前をよく聞くのか知りたい」
という状態なら、
この記事で気になったポイントから、ぜひ動画をのぞきに行ってみてください。
最初は軽い気持ちで見始めたはずが、
気づいたら
「今日もとりあえず葛葉つけるか」
と日課になっているかもしれません。
それがまさに、
「葛葉が男性VTuberトップクラス」と言われる最大の理由=“沼”の深さなのだと思います。

