目黒蓮の2025年は、一言でいうと
「ジェットコースターみたいな一年」です。
前半は主演映画公開やブランドアンバサダーとして世界を飛び回り、
秋には“映画降板報道”という重たいニュース。
その一方で、『SAKAMOTO DAYS』実写映画の主演決定や
日曜劇場への出演など、次のステージへのジャンプも決まりました。
この記事では、
- 2025年前半:映画・ドラマ・CM・ファッションの活躍
- 秋以降:映画降板報道と、その受け止められ方
- そこから『SAKAMOTO DAYS』主演決定までの流れ
- 「仕事の選び方」が見えてくる目黒蓮の“舞台裏”
を整理していきます。
2025年の目黒蓮は、そもそもどんな一年だった?
まずは、映画降板の話に行く前に、
「2025年の目黒蓮ってどんな仕事をしていたの?」をざっくり整理しておきましょう。
映画:2026年公開作の撮影・準備の年
2025年4月には、浜辺美波さんとの初共演映画
『ほどなく、お別れです』の映画化&主演情報が発表されました。
- 原作は長月天音さんの小説
- 葬祭プランナーとして“生と死”に向き合う物語
- 公開は2026年2月予定
公開は2026年ですが、
撮影や準備は2025年にガッツリ入っているはずで、
この時点でかなり忙しいスケジュールだったと考えられます。
ドラマ:日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』に重要な役で出演
2025年10月スタートのTBS日曜劇場
『ザ・ロイヤルファミリー』にも出演。
- 妻夫木聡さん主演の競馬エンタメドラマ
- 目黒蓮は“物語の鍵を握る重要な人物”“謎の男”として登場と紹介
- 日曜劇場は撮影も宣伝もハードで知られる枠
共演の妻夫木聡さんは、
インスタグラムで目黒について
「本当に稀有な男」「蓮といると、不思議と力が湧いてくる」
とコメント。強い精神力と感謝の気持ちを持った人だと語っています。
こうした言葉からも、
現場で真面目に向き合う姿勢が伝わってきます。
CM・広告:上半期だけで10社のCMに出演
2025年はCMでも大活躍。
- 2025年上半期だけで10社のCMに起用され、
CM起用社数ランキングで8位に入るほどの人気ぶり。 - 飲料・お菓子・日用品・ファッション・家電など、
生活のいろいろな場面で目黒蓮を見る一年になりました。
さらに、
イタリアのラグジュアリーブランドFENDI(フェンディ)の
メンズグローバル広告キャンペーンモデルにも就任。
- 「フェンディ 2025年春夏 メンズコレクション」に参加し、
ミラノのショーに出席。 - このグローバル広告キャンペーンで、
日本人が単独起用されるのは初めてと報じられています。
つまり2025年の目黒蓮は、
「俳優」「アイドル」「ファッションアイコン」「CMスター」
この全部を一気に抱えていた、超多忙な一年だったわけです。
秋に飛び込んできた「映画降板報道」とは?
そんな中で、2025年10月末に
大きく報じられたのが“主演映画からの降板”のニュースです。
報道された内容のざっくり整理
10月29日配信の「文春オンライン」が、
Snow Man・目黒蓮の映画トラブルを報じました。
報道によると:
- 周防正行監督が、日本映画の巨匠 小津安二郎の若き日を描く映画を準備
- 目黒蓮はその主演に内定し、
台本を読み込み、リハーサル撮影にも参加していた - ところが、クランクインの約1か月前に
目黒側から降板の申し出があった - その結果、映画は製作中止に
- 製作会社アルタミラピクチャーズは2025年10月に破産
- 社長は「私の経営の失敗」としつつも、
「主演俳優が1か月前にドタキャンしたことが引き金」と語った
ここで大事なのは、
これはあくまで「週刊誌・ニュースサイトが取材して書いた内容」であり、
目黒本人や事務所の公式コメントは、記事公開時点では出ていない
という点です。
実際に、週刊誌の取材に対しても
事務所側は回答していないと報じられています。
降板理由は“確定情報ではない”
ネット上では、
- 日中関係への配慮があったのでは?
- 作品の内容がセンシティブだったのでは?
といった“推測”が多く飛び交いましたが、
公式には「理由は明かされていない」という整理が正確です。
ですので、このブログでも
- 「こういう噂があるらしい」と決めつけて書く
- 目黒蓮や関係者を断定的に批判する
といったことは避け、
「報道上、こういう経緯が伝えられている」という範囲にとどめます。
ファンや世間はどう受け止めたのか?
このニュースが出たあと、
ネット上では「目黒蓮が可哀想」「やむを得ない事情もあったのでは」と
同情や心配の声も多く上がりました。
ニュースサイトのコメントでも、
- 「スケジュールもぎゅうぎゅうだし、事務所の判断も絡んでいそう」
- 「本人だってやりたかったはず。相当悔しいと思う」
- 「一方的に責めるのは違うのでは」
と、
目黒本人を一方的に責めないスタンスの意見が目立ちます。
もちろん、
- 「ドタキャンはよくないのでは?」
- 「制作側の損害も大きい」
という声もありますが、
ファンの多くは
「裏に何か事情があったはず」
「それでも彼を応援したい」
という気持ちで見ている印象です。
それでも仕事は止まらない|同時進行していたドラマ・CM・映画
この“降板報道”が出た時期、
目黒蓮の仕事が止まっていたかというと、
むしろ逆です。
日曜劇場のオンエア真っただ中
報道が出た10月末〜11月は、
ちょうど日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』の放送期間。
- 妻夫木聡さん、佐藤浩市さんらとの豪華共演
- ストーリーの鍵を握る重要人物として出演
- 共演者からも「一緒にいると力が湧いてくる」と評される存在感
視聴者からすると、
「ドラマではいつも通り、いやそれ以上にいい芝居をしている」
「仕事のプロとして現場に集中している」
そんな印象を持った人も多かったのではないでしょうか。
CM・広告・雑誌も次々と
同じく2025年は、
- 上半期だけで10社のCMに出演
- フェンディのグローバル広告キャンペーンモデルに就任
- 各種ファッション誌・情報誌の表紙を飾る
など、「目黒蓮の露出」はむしろ増えています。
すでに別の主演映画も動いている
さらに、2025年2月には
劇場版『トリリオンゲーム』が公開。
- すでに撮影はそれ以前に終わっており
- 2025年は公開・宣伝の年
そして、2026年2月公開予定の
『ほどなく、お別れです』の準備も進行中。
つまり、降板が報じられた時期も含めて、
「目黒蓮の俳優としてのキャリア自体は、むしろ拡大している」
というのが、2025年の全体像です。
『SAKAMOTO DAYS』実写映画|主演決定までの流れ
ここからが、タイトルの後半、
『SAKAMOTO DAYS』実写主演決定の話です。
実写映画化と主演発表
人気漫画『SAKAMOTO DAYS』の実写映画化は、
2025年9月に発表されました。
- 2026年ゴールデンウィークに公開予定
- 監督は福田雄一さん
- 目黒蓮が、元伝説の殺し屋・坂本太郎役で主演
- 相棒・シン役には高橋文哉さん、
妻・葵役には上戸彩さんなど豪華キャスト
目黒蓮本人のコメントが示す「仕事の選び方」
映画公式サイトには、
目黒蓮の長めのコメントが掲載されています。
要約すると、
- もともと原作を読んでいて
「こんなに面白くてかっこいい作品、実写化なんて無理だろう」と
一ファンとして楽しんでいた - その作品のオファーが来て、とても驚いた
- 今までは「誰かのために」「何かを届けるために」と思って
重めの作品に挑むことが多かった - でも『SAKAMOTO DAYS』は、
「自分のために出演したい」と思った作品だと語っている - 本格的なアクションにも初めてここまで挑戦した
この言葉からは、
「自分が本当にワクワクできる仕事を選びたい」
「見ている人に、純粋な楽しさとカッコよさを届けたい」
という、前向きなモチベーションが読み取れます。
降板報道でいろいろ言われたタイミングだからこそ、
このコメントは余計に印象的です。
「映画降板」から「サカモトデイズ主演」へ|何が見えてくる?
ここまでの流れを、少し感情を込めて整理してみます。
① 仕事は“線”でつながっている
2025年の目黒蓮の仕事を並べると、
- 主演映画『トリリオンゲーム』公開
- 葬祭プランナー役の映画『ほどなく、お別れです』決定
- 日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』で重要な役
- フェンディのグローバル広告キャンペーン
- 10社以上のCM・多数の雑誌
- 『SAKAMOTO DAYS』実写映画の主演決定
など、一つひとつが大きなプロジェクトです。
映画の降板報道は確かにショックなニュースですが、
この一本だけを切り取って
「だからキャリアが終わる」
という単純な話ではまったくありません。
むしろ、
「合わない・リスクが大きい仕事を無理に続けず、
自分が本気で向き合える作品を選び直した」
という、
“仕事の取捨選択”のタイミングだったとも見えます。
(もちろん、制作サイドの痛みも現実としてありますが、
そこは裁判や交渉の世界で決着していく話です)
② リスク管理とイメージ戦略の時代
今回の映画は、
実在の人物(小津安二郎)と戦争が絡む、
とても繊細なテーマだったと報じられています。
エンタメの世界は、今や国内だけでなく世界に配信される時代。
- 政治・歴史・人種・宗教などの問題
- 海外のファンへの影響
- 事務所の過去のトラブルや国際的な視線
こうしたものを全部セットで考えなければならない、
かなり難しいフェーズに入っています。
今回の判断が正しかったかどうかは、
外からは簡単に言い切れません。
ただ一つ言えるのは、
「大きな仕事ほど、リスクと責任も大きい」
ということ。
そこに事務所側の判断が大きく絡んでくるのも、
今の芸能界では自然な流れだといえます。
③ それでも役者として前に進む
一方で、『SAKAMOTO DAYS』は
- 世界中にファンのいるジャンプ作品
- Netflixアニメからの実写映画化
- コミカルさとアクションが融合した、
かなり「楽しい方向」のエンタメ
目黒蓮本人も「自分のために出演したい」と語っており、
“重いテーマ”とはまた違う形で、
彼の新しい一面を世界に見せられる作品になりそうです。
2025年の目黒蓮をどう応援する?
最後に、ファン目線・視聴者目線での
「2025年の目黒蓮」との付き合い方を考えてみます。
① 「一つのニュースだけ」で判断しない
降板報道だけを見ると、
どうしてもネガティブな印象になりがちです。
でも、
- その裏にどんな事情があったのか
- 誰がどこまで責任を負うべきなのか
は、外部からはわかりません。
そして、仕事の世界では、
どんな職業でも「途中で話が変わる」ことはあるのが現実です。
だからこそ、
「いろいろあったけど、
それでも目の前の作品で全力を出している姿」
を見て評価するのが、
ファンとして一番健全なスタンスではないでしょうか。
② 今ある作品をしっかり楽しむ
- 『トリリオンゲーム』
- 『ザ・ロイヤルファミリー』
- 『ほどなく、お別れです』
- そして『SAKAMOTO DAYS』
これらは、
たくさんのスタッフや共演者が一緒に作る“作品”です。
「あの時いろいろ言われていたけど、
作品としてめちゃくちゃ面白かったよね」
と語れることの方が、
長い目で見ればずっと大事だと思います。
③ 2026年以降の“答え合わせ”も楽しみにしておく
2025年は、
- 仕事が重なりまくった年
- 映画降板報道で大きく揺れた年
- それでも新しい挑戦(サカモトデイズ主演)を引き受けた年
でした。
この決断が正解だったかどうかは、
きっと2026年以降の結果(作品の評価やキャリアの積み重ね)で
少しずつ見えてくるはずです。
ファンとしてできる一番シンプルなことは、
「出ている作品をちゃんと観て、
いいところを素直に褒める」
こと。
それがいちばんの応援であり、
そして、彼が次の仕事を選ぶときの
後押しにもなるのだと思います。
まとめ
この記事で見てきたように、
2025年の目黒蓮は
そんな一年でした。
きれいごとだけでは済まない出来事も含めて、
それでも前に進む姿こそ、
今の目黒蓮の“リアルなかっこよさ”なのかもしれません。
これから数年かけて、
- 『ほどなく、お別れです』
- 『SAKAMOTO DAYS』
- さらにその先の作品たち
が、彼のキャリアの中でどう語られていくのか。
2025年のこの「波乱の一年」は、
きっと後から振り返ったときの大きなターニングポイントとして、
ファンの記憶に残り続けるはずです。


