【3つの閉店理由】マルイシティ横浜、本当に閉店?いつまで?

【3つの閉店理由】マルイシティ横浜、本当に閉店?いつまで? 経済

「え、マルイシティ横浜って本当に閉店しちゃうの?」

今朝ニュースを見て、びっくりした方も多いと思います。
横浜駅東口の顔のひとつでもあったマルイシティ横浜。
ポケモンセンターやキャラクターショップ目当てで通っていた人も多いですよね。

この記事では、

  • マルイシティ横浜は本当に閉店するのか
  • いつまで営業しているのか
  • なぜ閉店してしまうのか(3つの理由)

を整理して解説していきます。


  1. マルイシティ横浜は本当に閉店するの?
    1. 結論:2026年2月末で「閉店」は本当
    2. 「マルイシティ横浜」と「横浜スカイビル」は別物
  2. いつまで営業している?まだ行けるの?
    1. 閉店は「2026年2月末」まで
    2. 営業時間や営業フロアは基本的に通常どおり(※ただし変動の可能性あり)
  3. マルイシティ横浜が閉店する「3つの理由」
    1. 理由1:売上が半分以下に…長期的な「収益悪化」
    2. 理由2:ネット通販の普及と「モノ消費」→「コト消費」の変化
      1. 服や雑貨は「お店で選ぶ」から「ネットでポチる」へ
      2. モノより「体験」「推し」「イベント」にお金を使う時代
    3. 理由3:横浜駅周辺の競争激化&ホビー特化の限界
      1. 横浜駅周辺は「最強クラスの商業激戦区」
      2. ホビー系に振っても「館全体」を立て直すには届かず
  4. ポケモンセンターや人気ショップはどうなるの?
    1. ポケモンセンターヨコハマの「今後」はまだ未発表
    2. 「閉店までに行っておきたい人」がやるべきこと
      1. ① お店ごとの公式発表をチェック
      2. ② 思い出の場所・推しショップを写真に残す
  5. マルイシティ横浜って、どんな存在だったの?
  6. よくある疑問Q&A
    1. Q1. マルイシティ横浜はいつ閉店しますか?
    2. Q2. 横浜スカイビル自体も閉鎖されるの?
    3. Q3. ポケモンセンターヨコハマはどうなりますか?
    4. Q4. 閉店セールやイベントはある?
  7. まとめ
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マルイシティ横浜は本当に閉店するの?

結論:2026年2月末で「閉店」は本当

結論から言うと、マルイシティ横浜は2026年2月末で閉店すると、複数のニュースで報じられています。

神奈川新聞(カナロコ)の記事によると、横浜駅東口の商業施設「マルイシティ横浜」(横浜市西区)が、2026年2月末で営業を終えると伝えています。

また、商業施設ニュースを扱う「都市商業研究所」も同じく、マルイシティ横浜が2026年2月に閉店すると報じており、情報の信ぴょう性はかなり高いと言えます。

つまり、

「ネットの噂」ではなく、新聞・専門メディアが報じている“公式レベル”の情報

ということになります。


「マルイシティ横浜」と「横浜スカイビル」は別物

ここで、ひとつ整理しておきたいポイントがあります。

  • 閉店するのは「マルイシティ横浜」という商業施設部分
  • 入っているビルは「横浜スカイビル」

です。

マルイシティ横浜は、横浜スカイビルの地下2階〜地上8階の商業フロアを丸井が運営している部分の名称です。

スカイビル自体には、

  • 上層階のオフィス
  • レストラン街
  • 他のテナント

なども入っていて、ビル全体が閉鎖されるわけではないと見られています。跡地のテナントや再開発計画は、2025年11月時点ではまだ公式発表はありません。

なので、

「横浜スカイビル全部がなくなる」
「あのビルが取り壊しになる」

という話ではなく、あくまでマルイシティ横浜という“丸井の商業施設”が撤退する、というイメージです。


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いつまで営業している?まだ行けるの?

閉店は「2026年2月末」まで

各種報道をまとめると、現時点で分かっているポイントはこんな感じです。

  • 閉店予定:2026年2月末
  • 開業:1996年(営業約29年)
  • 場所:横浜駅東口・横浜スカイビル内(B2F〜8F)
  • テナント数:およそ80店舗
  • 年間来場者:約900万人規模

この記事を書いている2025年11月17日時点では、
閉店まで「約3か月ちょっと」猶予がある状態です。


営業時間や営業フロアは基本的に通常どおり(※ただし変動の可能性あり)

閉店が決まったからといって、すぐに全部がクローズするわけではありません

ただし、今後は

  • フロアごとの段階的な閉店
  • テナントごとの先行閉店
  • 閉店セールや売りつくしセール

などが行われる可能性は十分あります。

最新の営業時間やイベント、セール情報は、

  • マルイシティ横浜の公式サイト・ニュースページ
  • 各テナント(ポケモンセンター・キャラクターショップなど)の公式サイト・Xアカウント

でチェックするのがおすすめです。

「最後にもう一度行きたい」
「推しショップのグッズを買い足したい」

という人は、土日・長期休暇は特に混雑が予想されるので、早めの来店計画を立てておくと安心です。


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マルイシティ横浜が閉店する「3つの理由」

では、なぜマルイシティ横浜は閉店することになったのでしょうか?

神奈川新聞や解説サイトなどを総合すると、主な理由として

  1. 売上が最盛期の半分以下に落ち込んだ
  2. ネット通販(EC)の普及と「モノ消費」から「コト消費」への変化
  3. 競合激化&ホビー系への転換でも業績を立て直せなかった

という3つのポイントが挙げられます。

ひとつずつ、やさしい言葉で見ていきましょう。


理由1:売上が半分以下に…長期的な「収益悪化」

ニュースや解説記事によると、

  • 最盛期(1998年度)の売上:約255億円
  • 2024年度の売上:約124億円

と、売上が約半分に落ち込んでいたとされています。

もちろん、前の年度より少しだけ持ち直した年もあったようですが、長い目で見ると、

右肩下がり → 多少回復 → でも全体としては半減

という流れになっていて、構造的に厳しい状態だったことが分かります。

お店側からすると、

  • 家賃・人件費・光熱費などの固定費
  • テナントの入れ替え・イベント開催などの投資コスト

を考えると、「このまま続けるよりも、どこかで区切りを付けよう」という判断になってもおかしくありません。


理由2:ネット通販の普及と「モノ消費」→「コト消費」の変化

2つ目の理由は、私たちの買い物スタイルが変わったことです。

服や雑貨は「お店で選ぶ」から「ネットでポチる」へ

昔は、

「洋服を買う=マルイやデパートに行く」

という感覚が強かったですが、今は

  • ZOZOTOWN
  • 楽天市場
  • Amazon
  • 各ブランドの公式オンラインストア

など、オンラインでほとんど完結してしまいます。

マルイシティ横浜も、もともとは若いビジネスパーソン向けのアパレルを中心にした商業施設としてスタートしましたが、ネット通販が当たり前になってからは、どうしても来店客数に影響が出てしまいました。

モノより「体験」「推し」「イベント」にお金を使う時代

さらに、

  • 旅行
  • ライブ・イベント
  • 推し活(推しのグッズ・イベント)
  • 体験型アクティビティ

など、「コト消費」と呼ばれる“体験にお金を使う”流れが強くなりました。

マルイシティ横浜も、

  • ポケモンセンター
  • 駿河屋
  • キャラクターカフェ
  • コラボイベント

など、「体験」や「ホビー」に寄せたテナント構成へシフトしていましたが、それだけでは売上全体を支えきれなかったと見られています。


理由3:横浜駅周辺の競争激化&ホビー特化の限界

3つ目は、立地は最高なのに“ライバルが強すぎる”問題です。

横浜駅周辺は「最強クラスの商業激戦区」

横浜駅周辺には、

  • そごう横浜店(同じ東口側)
  • ジョイナス
  • ポルタ・ダイヤモンド地下街
  • NEWoMan YOKOHAMA
  • ルミネ横浜
  • マークイズみなとみらい など

が並んでいて、日本でも屈指の商業激戦区になっています。

横浜駅の1日あたりの乗降客数は約196万人(2023年度)とされ、東京駅を上回る数字です。

人は多いけれど、その分お店も競争相手が多い
ただ単に「駅チカだからお客さんが来る」という時代ではなくなっているわけです。

ホビー系に振っても「館全体」を立て直すには届かず

マルイシティ横浜は近年、

  • ポケモンセンターヨコハマ
  • ちいかわやサンリオなどのキャラクターショップ
  • 駿河屋などホビー系ショップ

を集中的に入れることで、「ホビー・アニメ系の聖地」のようなポジションを狙っていました。

実際、

  • 休日はポケモンセンター目当ての親子連れ
  • キャラクターイベントでの行列

など、部分的にはしっかり集客できていたフロアもあったようです。

しかし、報道によると、

売り場展開をホビー系に移行しても、施設全体としての業績改善には至らなかった

とされています。

つまり、

  • 一部フロアや一部テナントだけが好調でも
  • ビル全体の売上・利益を支えるまでは届かなかった

ということですね。


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ポケモンセンターや人気ショップはどうなるの?

ポケモンセンターヨコハマの「今後」はまだ未発表

多くの人が気にしているのが、

「ポケモンセンターはどうなるの?」

という点だと思います。

解説系サイトのまとめによると、2025年11月時点では、

  • ポケモンセンター
  • ちいかわ関連ショップ
  • 駿河屋
  • リラックマストア など

人気テナントの移転先は、まだ公式には発表されていない状態です。

ただし、ポケモンセンター自体は、これまでも

  • みなとみらいから横浜駅東口への移転 など

場所を変えつつ営業を続けてきた実績があります。

そのため、

「横浜からポケモンセンター自体が消えてしまう」

と決まったわけではなく、どこか別の場所に移転する可能性も十分考えられるでしょう。

「閉店までに行っておきたい人」がやるべきこと

① お店ごとの公式発表をチェック

  • 公式サイト
  • 公式X(旧Twitter)
  • 店頭ポスター・店内アナウンス

などで、

  • 閉店日
  • 移転予定
  • 閉店セール・記念イベント

が告知される可能性が高いので、こまめにチェックしておきましょう。

② 思い出の場所・推しショップを写真に残す

「マルイシティ横浜」と聞いて、

  • 初めて買い物したブランド
  • デートで行ったお店
  • 子どもと一緒に行ったポケモンセンター

など、思い出がよみがえる人も多いはずです。

「あの時行っておけばよかった…」

と後悔しないように、最後にもう一度、写真を撮りに行くのもひとつの選択です。


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マルイシティ横浜って、どんな存在だったの?

ニュースを見ると、どうしても

  • 「売上が…」
  • 「業績が…」

という話になりがちですが、マルイシティ横浜は、数字以上に横浜の人の「青春」や「日常」に入り込んだ場所でもありました。

  • 1990年代〜2000年代:若い社会人向けファッションの“聖地”のひとつ
  • その後:キャラクターグッズやホビー系イベントが増え、「推し活スポット」として人気に
  • 駅東口〜みなとみらいをつなぐ動線の中で、ふらっと立ち寄る場所

として、多くの人が足を運んできました。

閉店はたしかにさみしいニュースですが、

「あの頃、よく通ったなあ」
「初任給で買ったスーツはマルイだったなあ」

と、自分の記憶を振り返るきっかけにもなるかもしれません。


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よくある疑問Q&A

最後に、「ニュースを見て気になりそうなポイント」をQ&A形式でまとめます。

Q1. マルイシティ横浜はいつ閉店しますか?

A. 2026年2月末に閉店予定です。

発表は2025年11月17日付の報道で明らかになりました。


Q2. 横浜スカイビル自体も閉鎖されるの?

A. いいえ、ビル全体が閉鎖されるという話ではありません。

閉店するのは、横浜スカイビルのB2F〜8Fに入っている「マルイシティ横浜」の部分です。

オフィスや一部レストラン街など、マルイ以外の部分は営業を続ける見込みとされています。


Q3. ポケモンセンターヨコハマはどうなりますか?

A. 2025年11月時点では、移転先などの公式発表は出ていません。

ただし、過去にも横浜エリア内で移転してきた経緯があり、どこか別の場所で営業を続ける可能性は十分あります。


Q4. 閉店セールやイベントはある?

A. 現時点では「館全体の閉店セール」に関する公式情報は出ていません。

ただし、通常こうした大規模閉店では、

  • 各ショップごとの閉店セール
  • 記念キャンペーン
  • 最後のコラボイベント

などが行われることが多いので、公式サイトやテナントの発信をチェックしておく価値はあります。


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まとめ

この記事のポイントを改めて整理すると、

  • マルイシティ横浜は2026年2月末に閉店することが、新聞や専門メディアで報じられている
  • 原因は大きく分けて3つ
    1. 売上が最盛期の約255億円から約124億円まで落ち込み、長期的な収益悪化が続いた
    2. ネット通販の普及と、「モノ」より「コト」にお金を使う流れが強まり、従来型の百貨店モデルが厳しくなった
    3. 周辺の大型商業施設との競争が激しく、ホビー系にシフトしても館全体の業績を立て直すには至らなかった
  • ポケモンセンターなど人気テナントの行方は、まだ公式発表待ち
  • 横浜スカイビル全体がなくなるわけではなく、「マルイシティ横浜」という商業施設部分が撤退するイメージ

です。

「なくなる」と聞くと、どうしてもネガティブな気持ちになりますが、
同時に、

「マルイで買い物したあの日」
「推しグッズを求めて並んだ日」

など、いろいろな思い出がある方も多いはずです。

閉店までの数か月は、

  • 最後の買い物を楽しむ
  • 思い出のフロアを歩いてみる
  • 推しショップの今後の情報をチェックする

そんな時間にしてみてもいいかもしれません。

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