マルイシティ横浜が、ついに「閉店」というニュースが出ました。
横浜駅東口のランドマークとして長年愛されてきた場所だけに、「え、本当に?」「ポケモンセンターどうなるの?」と、SNSでもざわついています。
この記事では、
- マルイシティ横浜はいつまで営業するのか
- なぜ閉店することになったのか
- ポケモンセンターヨコハマや、ちいかわ・アニメ系ショップ、ZARAなど人気テナントはどうなりそうか
- 閉店までのおすすめの過ごし方・チェックポイント
を整理していきます。
2025年11月時点での公式発表や新聞・ニュース記事をもとに書いていますが、今後新しい情報が出る可能性もあります。最新情報をチェックしながら、閉店までの時間を上手に楽しんでいきましょう。
マルイシティ横浜ってどんな場所?
まずは、ニュースの主役「マルイシティ横浜」がどんな施設なのか、ざっくり整理しておきます。
- 場所:横浜駅東口直結「横浜スカイビル」地下2階〜8階
- 運営:丸井グループの百貨店(丸井横浜東口店として開業し、のちに「マルイシティ横浜」に改称)
- 開業:1996年9月(スカイビル2代目の核テナントとしてオープン)
- 連絡:そごう横浜・地下街ポルタとデッキや通路でつながり、雨の日でもほぼ濡れずに移動できる
開業当初は「いかにもマルイ」という、若者向けのDCブランド中心のファッションビルでした。
ところが、近年はテナント構成がかなり変わっています。
- タケオキクチ、ビギ、ニコルなどのファッション
- ZARA(ファストファッション)
- 駿河屋、らしんばん、ポポンデッタ(アニメ・ホビー・鉄道模型)
- セリア(100円ショップ)
- ポケモンセンターヨコハマ(公式ポケモンショップ)
など、「ファッション+アニメ・ホビー+キャラクター」のミックス型商業施設として、オタク層からファミリー層まで幅広い世代を集めていました。
いつ閉店?本当に「さよなら」なのか
ニュースによると、マルイシティ横浜は2026年2月末で閉店する予定です。
- 発表日:2025年11月17日
- 閉店時期:2026年2月末(具体的な最終営業日は今後案内される可能性あり)
「横浜駅直結のマルイがなくなる」ということで、
- 通勤・通学帰りにふらっと寄っていた人
- ポケモンセンター目当てで横浜に来ていた人
- スカイビルの「マルイ側」からそごうやポルタへ抜けていた人
にとっては、日常の風景がガラッと変わる大きな出来事です。
ここで大事なのは、
●「マルイシティ横浜(丸井の売り場)」が閉店する
●「横浜スカイビル」というビル自体は営業継続見込み
という2つは別だということ。
都心の商業リサーチサイトの取材によると、
高層階のオフィスやレストラン街など、スカイビルの他のテナントは営業を続ける見込みとされています。
つまり、
- B2〜8Fの「マルイシティ横浜」という“丸井の百貨店部分”はクローズ
- スカイビル全体としては、別のテナントや新しい形での営業が続く可能性が高い
というイメージです。
なぜマルイシティ横浜は閉店するの?3つの背景
公式には「業績不振のため」と報じられています。
もう少し、何が起きていたのかを分かりやすく3つに分けて整理してみましょう。
① 売上が最盛期の半分以下まで落ち込んだ
地元紙や解説ブログのまとめによると、
マルイシティ横浜(丸井横浜店)の売上は
- 最盛期:年間 約255億円
- 直近:年間 約124億円
と、ほぼ半分以下まで落ち込んでいたとされています。
売上が半分になるということは、
- 家賃や人件費など固定費は簡単に減らせない
- 利益は大きく圧迫される
- 「この規模の売り場を維持する意味があるか?」という議論が出る
という状態になっていたと考えられます。
② ネット通販の普及で「服を買う場」が変わった
ここ10〜15年で起きた大きな変化がこちらです。
- ZOZOTOWNやAmazon、ブランド公式オンラインストアなどで洋服を買う人が急増
- 「お店で試着 → 型番を控えてネットで購入」というパターンも一般的に
- 若い世代ほど「そもそも服をネットでしか買わない」人も増加
ファッションを主力にしてきた百貨店やファッションビルにとって、これはかなり厳しい変化です。
マルイシティ横浜も例外ではなく、
服メインのデパート → アニメ・ホビーやキャラクターショップを増やして生き残りを図る
という方向転換をしていました。
③ 「ポケモンセンター頼み」のテナント転換でも限界があった
実際、マルイシティ横浜は
- ポケモンセンターヨコハマ(2018年にランドマークプラザから移転)
- 駿河屋・らしんばん・ポポンデッタなどオタク系ショップ
- ちいかわやサンリオなどキャラグッズが豊富なキディランド
といった“オタク&キャラクター強化”で集客を続けていました。
ただ、解説記事によると、
アパレル中心からホビー・キャラクター中心に切り替えても、業績の大きな回復にはつながらなかった
とされています。
理由としては、
- 横浜駅周辺には、他にも大型商業施設が多数(そごう、ジョイナス、ルミネ、相鉄ジョイナス、高島屋など)
- みなとみらいエリアにも、ららぽーと・マークイズ・クイーンズスクエアなどライバル施設が豊富
- オタク・キャラショップは人気だが、フロア全体の売上を支えるほどの規模にはなりにくい
といった「立地競争の激化」も背景にあったと見られます。
一番気になる「ポケモンセンターヨコハマ」はどうなる?
では、いちばん注目されているであろうポケモンセンターヨコハマについて、現時点でわかっていること・わかっていないことを整理します。
現在のポケモンセンターヨコハマの状況
- 場所:マルイシティ横浜 8F
- 営業時間:10:30〜20:30(マルイシティ横浜の営業時間に準じる)
- コンセプト:「港の街・横浜」をイメージした海のテイスト+ポケモン
2018年に、みなとみらいのランドマークプラザから現在のマルイシティ横浜へ移転してきた、「引っ越し経験のあるポケモンセンター」でもあります。
今のところ「移転先・閉店」の公式発表はなし(2025年11月時点)
マルイシティ横浜の閉店ニュースでは、
「ポケモンセンターを含むテナントの今後は、2025年11月時点では発表されていない」と明記されています。
つまり、
- 「ポケモンセンターも一緒に閉店する」と決まったわけではない
- 「この場所で営業を続ける」とも、まだ言われていない
という“白紙状態”です。
これまでの傾向から考えられる「よくあるパターン」
ここから先は、あくまで「これまでのポケモンセンターの動き」から考えられる予想です。
公式の決定ではない点は、しっかり線を引いておきます。
- ポケモンセンターヨコハマは、ランドマークプラザ → マルイシティ横浜へ移転した実績がある
- 他の地域でも、ビルの建て替えや再開発に合わせて「別の商業施設へお引越し」した例が複数ある
これらを踏まえると、
●横浜エリア(横浜駅・みなとみらい周辺)から完全撤退する可能性はあまり高くない
●スカイビルの再編や、近隣の商業施設の動き次第で「別の場所にリニューアルオープン」というシナリオが考えやすい
と見る人が多いです。
とはいえ、最終的にどうするかを決めるのは株式会社ポケモン側なので、
- 公式サイトのニュース
- ポケモンセンター公式X(旧Twitter)
- マルイシティ横浜・スカイビルの公式サイト
このあたりを追いかけるのが、最も確実な情報ルートです。
ちいかわ・キディランド・ZARA…人気テナントの行方は?
ポケモンセンター以外にも、マルイシティ横浜には「推しの店」がたくさんあります。
代表的なところを挙げると…
- キディランド(ちいかわ・サンリオ・キャラグッズ)
- 駿河屋・らしんばん(アニメ・同人・フィギュア・中古ゲーム)
- ポポンデッタ(鉄道模型・Nゲージ)
- ZARA(ファストファッション)
- タケオキクチ・メンズビギなどのメンズファッションブランド
- セリア(100円ショップ)
などなど。
現時点で分かっていること
閉店発表から間もないこともあり、
- どのテナントが「どこへ移転するか」
- いつまでマルイシティ横浜で営業するのか
について、まとめて公式に出ている情報は、まだほとんどありません。
ニュースや解説記事でも、
人気テナントの今後の移転や再編の行方に注目が集まるが、詳細はこれから発表されていく見込み
とされています。
テナントごとに「動き方」が違う可能性大
ここも、これまでの他施設の例から考えられる話ですが…
- ポケモンセンターやキディランドなど「看板級テナント」
→ 近隣の別施設へ移転して、そのまま横浜エリアで営業継続するケースが多い - ファッションブランドや雑貨店
→ 横浜駅・みなとみらいの他の商業施設に移る/神奈川県内の別店舗へ集約する など、ブランドごとの判断 - 期間限定ショップ・催事系
→ そもそも短期間営業前提なので、閉店時期に合わせて自然終了
といったパターンが考えられます。
読者として現実的な行動としては、
- 「推しテナント」があるなら、
→ 公式サイトやXで「移転・閉店・営業終了のお知らせ」をチェックする - マルイシティ横浜公式サイトの「閉店ショップのお知らせ」
→ 順次、個別ショップの終了日が追加されていく可能性あり
この2本立てで追いかけるのが良さそうです。
スカイビルはどうなるの?全部なくなるわけではない
ニュースだけを読むと、
「マルイシティ横浜が閉店」=「スカイビルごと消える」
と誤解してしまいそうですが、そこは落ち着いて整理しておきましょう。
- 横浜スカイビル:
→ オフィス・レストラン・Y-CAT(空港リムジンバス乗り場)などが入る複合ビル - マルイシティ横浜:
→ そのスカイビルの「B2〜8F」を占める丸井の百貨店部分
都商研の解説では、
高層レストラン街などスカイビルのテナントは営業を続けるとみられる
とあります。
つまり、
- スカイビルの「上の方でご飯を食べる」「Y-CATを使う」などの使い方は、今後も続く見込み
- 今後、B2〜8F部分に新しい商業施設やテナント構成が入る可能性もある
ということです。
将来的に、
- 「ポケモンセンターや一部テナントが、“新しいスカイビルの中”に残る」
- 「完全に別の運営会社が入って、全く違うタイプの商業施設になる」
など、いろいろなパターンが考えられますが、現時点ではまだ発表されていません。
閉店までに行くなら、ここをおさえよう(ポケセン民・キャラ好き向け)
「じゃあ、閉店までに何をしておけばいいの?」
という方のために、ポケモンセンター&キャラショップ目線でのチェックポイントをまとめます。
① 「マルイシティ横浜のポケセン」を記録しておく
- 港町をイメージした青系の内装
- 入口で出迎えてくれるカイオーガ(2025年時点)
- 横浜らしい限定グッズや、過去に出ていたご当地アイテムの思い出
など、「この場所だからこそ」の風景があります。
- 写真を撮っておく
- お気に入りコーナーを動画で残しておく
- 子どもと一緒に行って思い出を作る
といった「記録しておく行動」は、後から本当に効いてきます。
② 混雑を避けるなら「平日昼〜夕方」が狙い目
具体的な来客データが公開されているわけではありませんが、
- 土日・祝日
→ ポケモンカードのイベントや新商品の発売でかなり混むことが多い - 平日夜(仕事帰りの時間帯)
→ 横浜駅利用者が集中して駆け込みで買い物をしがち
という傾向があります。
- できれば平日の昼〜夕方
- どうしても土日しか行けないなら、開店直後を狙う
というシンプルな作戦が、混雑回避には有効です。
③ 「他のテナントも一気に見ておく」作戦
マルイシティ横浜の魅力は、ポケセンだけではありません。
- キディランドのちいかわ・サンリオコーナー
- 駿河屋・らしんばんで掘り出し物のフィギュア・同人誌をチェック
- ポポンデッタでNゲージの走行を眺める
- セリアでオタ活に使える収納グッズを探す
など、「推し活ワンストップ拠点」として使えるのも強みでした。
閉店までに横浜に行くなら、
「今日はマルイシティ横浜を中心に“推し活フルコース”で回る日」
と決めて、一気に楽しんでしまうのもおすすめです。
閉店後にポケモンセンターを楽しむなら、どこへ行けばいい?
「もしポケセン横浜が一時的に休業したら、どこに行けばいいの?」
という不安もあると思います。
関東には、他にもポケモンセンター・ポケモンストアがいくつかあります。
代表的なところだけ挙げておくと…
- ポケモンセンターメガトウキョー(池袋・サンシャインシティ)
→ 日本最大級のポケセン。ピカチュウスイーツも併設。 - ポケモンセンターシブヤ(渋谷パルコ)
→ 黒いピカチュウ像が印象的な、スタイリッシュな店舗。 - ポケモンセンタースカイツリータウン(東京ソラマチ)
→ スカイツリー観光とセットで楽しめる店舗。 - ポケモンセンタートウキョーDX&ポケモンカフェ(日本橋高島屋S.C)
→ 予約制のポケモンカフェ併設で、特別感が強い店舗。
横浜からなら、
- JRで池袋・渋谷・東京・押上(スカイツリー)へは1本、もしくは乗り換え1回程度
- 「横浜観光+東京ポケセン巡り」の1日コースも現実的
なので、
「横浜のポケセンの動向を追いつつ、関東の他ポケセンも“遊び場候補”として押さえておく」
というスタンスでいると、ポケモンライフの選択肢が広がります。
まとめ:マルイシティ横浜の閉店は寂しいけれど、「次」が始まるタイミング
最後に、この記事のポイントを整理します。
マルイシティ横浜の閉店は、たしかに寂しいニュースです。
でも、ポケモンセンターをはじめとした人気テナントにとっては、
「次のステージへ移るタイミング」
でもあります。
今はまだ「どうなるの?」とモヤモヤする時期ですが、
- 公式の発表をチェックしつつ
- 閉店までの時間を「最後のマルイシティ横浜を味わう期間」として楽しみ
- 必要なら、他のポケモンセンターやキャラショップも開拓しておく
そんなふうに過ごせば、「ただ悲しいだけ」ではない時間に変えていけるはずです。



