- 「え、またケガ?」
- 「今日の試合、出たの?ベンチ?ベンチ外?」
と気になっている方も多いと思います。
結論から先にお伝えすると――
この日のブライトン対ブレントフォード戦で、三笘薫は “出場していません”。
しかもベンチ入りもしておらず、完全なベンチ外でした。
では、試合自体はどうだったのか?
そして、三笘のケガの状態はどうなっているのか?
わかりやすく整理していきます。
ブライトン対ブレントフォード戦の基本情報
まずは試合の概要から。
- 大会:プレミアリーグ 2025-26 第12節
- 対戦カード:ブライトン vs ブレントフォード
- 会場:アメックス・スタジアム(ブライトンのホーム)
- 結果:ブライトン 2 – 1 ブレントフォード
スコアだけ見ると接戦ですが、中身もかなりドラマチックな試合でした。
試合はどんな展開だった?ざっくり3ポイントで解説
細かい戦術の話より、「流れ」が分かる方がイメージしやすいので、
3つのポイントに分けて振り返ります。
① 前半:ブライトンがPKで先制を許す
前半はブレントフォードが先にチャンスをものにしました。
- ブライトン守備陣のファウルでPKを与えてしまう
- キッカーはブレントフォードのストライカー、イゴール・チアゴ
- これをしっかり決められ、0-1 とブライトンがビハインド
ホームなのに先に失点。
スタジアムの空気も、少し重くなったはずです。
② 後半:ウェルベックが同点ゴール
後半に入ると、ブライトンが少しずつ押し返します。
そして、試合を動かしたのはベテランFWのダニー・ウェルベック。
- 71分、ウェルベックがゴールを決めて 1-1 の同点
- ここからスタジアムのムードが一気にブライトン側に傾きます
ウェルベックはここ最近好調が続いていて、
「三笘不在の中、前線でチームを引っ張る存在」という印象が、
またひとつ強くなった試合でした。
③ 終盤:途中出場ヒンシェルウッド & GKフェルブルッヘンがヒーローに
試合のクライマックスはここからです。
- 84分:途中出場の ジャック・ヒンシェルウッド が逆転ゴール!
→ ブライトンが 2-1 と逆転。復帰したばかりの若手がいきなり結果を出しました。 - そして後半アディショナルタイム:
ブレントフォードが再びPKを獲得。決まれば 2-2…。
ここで立ちはだかったのが、ブライトンのGK バルト・フェルブルッヘン。
- 相手エース、イゴール・チアゴのPKを 見事にストップ
- そのままタイムアップで、ブライトンが劇的な逆転勝利!
この日一番のヒーローは、
「逆転ゴールのヒンシェルウッド」と
「最後の最後でPKを止めたフェルブルッヘン」
と言っていい試合でした。
一番気になるポイント:三笘薫は出場した?ベンチにはいた?
ここが、この記事のテーマの中心部分です。
改めて整理すると――
- 出場:していない
- ベンチ入り:していない(ベンチ外)
つまり、
この試合で三笘の名前は、公式記録上「出場選手」にも「控えメンバー」にも載っていません。
「コンディション不良でベンチには入っていたが出てこなかった」
というパターンではなく、
そもそもメンバーから外れている という状況です。
では、「またケガなの?」という疑問に答えていきます。
三笘薫はまたケガ?現在のケガの状態を整理
どこを痛めているのか?
三笘が離脱している理由は、
左足首のケガです。
- 9月末のチェルシー戦で足首を痛め、その後の試合を欠場し続けています。
- 情報によって微妙な表現の違いはありますが、
主に「足首の打撲」「足首の負傷」と伝えられています。
どのくらいの期間、試合に出ていない?
メディアの報道によると、
- 三笘は約2か月間、公式戦に出場していない
- ブライトンでの直近の6試合(公式戦)を連続で欠場している
今回のブレントフォード戦もベンチ外だったので、
欠場試合数はさらに伸びた形です。
「また長期離脱?」と思うと心配になるが…
ここで少し安心材料もあります。
ヒュルツェラー監督や現地メディアによると、
- 足首の構造的な問題(骨や靭帯の大きな損傷)はすでに回復している
- ただし、まだ痛みや違和感が残っていて、そのコントロールが課題
- そのため、復帰時期を「○月○日」とハッキリ言えない状況
というニュアンスで説明されています。
つまり、
「重症で歩けない」
というよりは、
「サッカー選手として全力でプレーするには、まだ痛みが気になる」
という段階だと考えられます。
「復帰間近」との報道もあるけど…なぜこんなに慎重なのか?
実は、ブライトンの公式X(旧Twitter)や現地メディアでは、
- 11月中旬に「三笘がトレーニングに戻ってきた」様子が公開
- 監督も「復帰に近づいている」とコメント
と、ポジティブな情報も出ていました。
それでもブレントフォード戦でメンバー外になったのは、
チームと本人が 「無理をしない」 という判断をしているからです。
ヒュルツェラー監督の考え方(ざっくり訳すとこんな感じ)
いくつかのインタビューや記事を総合すると、監督のメッセージはこんなイメージです。
- 「もう治っている部分も多いが、痛みとの付き合い方が重要」
- 「選手ごとに体の感覚は違うので、本人にとって一番安全な方法を選びたい」
- 「だからこそ、いつ戻ると断言するのは難しい」
このあたりは、日本のファンから見ると
「え、結局いつ戻るの?」
とモヤモヤしがちですが、
- 三笘は過去にも腰や足首のケガを経験している
- 無理して再発するのが一番怖い
という背景を考えると、
慎重すぎるくらいでちょうどいい のかもしれません。
三笘は今季ここまでどうだった?チームへの重要度をおさらい
今シーズンの三笘の状況も、軽く振り返っておきます。
- プレミアリーグ今季、開幕から6試合連続スタメン出場
- そこで 1ゴール1アシスト を記録
数字だけ見ると「少し物足りない」と感じる人もいるかもしれませんが、
- 左サイドからのドリブルで相手を押し下げる
- 守備を引きつけて、中央や逆サイドのスペースを作る
といった「目に見えにくい貢献度」は相変わらず高く、
ブライトンの攻撃にとっては「戦術の中心」といって良い存在です。
だからこそ、
「三笘がいないブライトンが、どこまでやれるのか?」
という視点でも、今回のブレントフォード戦は注目されていました。
三笘不在でも勝利:ブレントフォード戦から見えたブライトンの“今”
今回の試合で印象的だったのは、
- 三笘という大エースがいなくても、
- チームとして勝ち切れた
という点です。
左サイドは誰が担っているのか?
最近の試合では、
- パラグアイ代表の ディエゴ・ゴメス などが
三笘のポジション(左サイド)で出場することが増えています。
タイプは三笘とは違いますが、
- 裏への飛び出し
- ボックス内での決定力
など、別の形で攻撃にアクセントをつける選手です。
チームとしてのポジティブ材料
ブレントフォード戦の内容から見える、ブライトンの“明るい材料”はこんなところです。
- ベテランのウェルベックが、ゴールという形でチームを支えている
- 若手のヒンシェルウッドが、途中出場で決勝点というインパクト
- GKフェルブルッヘンが、試合を決めるビッグセーブ を見せた
これはつまり、
「三笘が戻ってきたら、一気にチームとしての厚みが増す」
ということでもあります。
三笘が戻ってきたら、ブライトンはどう変わる?
少し先の話にはなりますが、
三笘が復帰したときのイメージも描いておきましょう。
① 左サイドの“選択肢”が一気に増える
- ゴメスのような「ゴール前で勝負するアタッカー」
- 三笘のような「ドリブルで運びながらチャンスを作るウインガー」
相手や試合展開に応じて、
タイプの違う選手を使い分けられる のは、監督にとって大きな武器です。
② カウンターの破壊力がアップ
ブレントフォード戦のように、
- 相手が前がかりに出てくる終盤
- 守備から攻撃に切り替わる瞬間
ここで三笘がピッチにいれば、
- 1人でボールを運んで時間を作る
- 相手DFを引きつけて、味方にスペースを与える
といったプレーが期待できます。
終盤の「逃げ切り」や「もう1点」の場面で、
三笘の存在はかなり大きくなるはずです。
ファンとして今できること:焦らず「復帰の準備期間」ととらえる
ケガで離脱している選手を見ていると、
- 「いつ戻るんだろう」
- 「もう代表も厳しいのかな」
と不安になりがちです。
ただ、今回のケースでは
- すでにクラブは「構造的には治っている」と説明している
- トレーニングにも部分的に合流している様子が報じられている
という点から、
「選手生命に関わるような大ケガ」というより、
「再発を防ぐために、あえて時間をかけている」
というフェーズだと考えられます。
ここを「マイナスの期間」と見るか、
「さらに強くなるための準備期間」と見るかで、
ファンとしての気持ちも変わってきますよね。
まとめ
最後に、この記事のポイントをギュッとまとめます。
なので、この試合についての答えはこうなります。
Q:三笘薫はブライトン対ブレントフォード戦に出場した?
A:いいえ。ケガの影響でベンチ外でした。Q:またケガなの?大丈夫?
A:左足首のケガからの回復途中ですが、
「構造的には治っていて、痛みのコントロール次第」という段階。
クラブも慎重に見守っており、復帰はそう遠くないと見られています。
三笘がピッチに戻ってきたとき、
今日のようにチームとして勝ち切れるブライトンと合わさることで、
さらに強い“新しいブライトン” が見られるかもしれません。
その日を楽しみにしつつ、
今はケガの完治と、三笘の笑顔の復活を待ちたいですね。
