今回は、青山学院大学の長距離メンバー 佐藤有一（さとう ゆういち）選手の進路を、わかりやすく整理します。
（同姓同名の別人もいるので、この記事は 青学・陸上競技部（長距離）所属の佐藤有一選手の話です）
まず結論：有力候補は「サンベルクス」
現時点で、複数の“大学駅伝の進路まとめ”で
佐藤有一選手 → サンベルクス（SUNBELX）
と掲載されています。
さらに、スポーツ報知の箱根駅伝情報アカウント発の話題としても広まっている形です（SNS上で複数言及あり）。
ただし大事な注意点もあります。
- 会社（サンベルクス）側が「2026年度の新加入選手」として公式発表したページは、私は見つけられていません（サンベルクス公式サイトには年度ごとの新戦力紹介記事があるので、2026年度分が出た時点で“公式確定”になる可能性が高いです）
なのでこの記事では、言い切りではなく、
「サンベルクスが有力」
（複数ソースで一致。ただし公式の新加入発表は今後出る可能性）
という、誤情報を避ける書き方で進めます。
そもそも「実業団」と「就職」って何が違うの？
ここ、めちゃ大事です。中学生でもわかるようにいきます。
就職（一般的なイメージ）
会社に入って、会社の仕事を中心に生活する。
実業団（陸上選手の場合）
会社に入って、会社の陸上部に所属して走る。
つまり多くの場合、実業団はこういうイメージです。
就職（入社）＋競技を続ける環境がセット
だからタイトルの「実業団か就職か？」は、厳密に言うと、
- 競技を続ける就職（＝実業団）
- 競技から離れる就職（＝一般企業など）
この2択、という見方が近いです。
佐藤有一ってどんな選手？進路が気になる理由
進路が注目されるのは、「実力がある＝伸びしろもある」から。
青学の選手名鑑（公式）では、佐藤有一選手は
- 文学部・史学科
- 5000m / 10000m / ハーフの記録あり
- 全日本大学駅伝 5区 区間4位（主な実績）
と紹介されています。
さらに、箱根駅伝に向けた青学公式の発信でも、佐藤選手はメンバーとしてコメントを出しています。
こういう「大学駅伝の中心にいる選手」は、卒業後も競技を続けるのかどうか、注目されやすいんですね。
有力候補「サンベルクス」ってどんなチーム？
「サンベルクス？どこの会社？」となる人も多いので、ここもかみ砕きます。
サンベルクスは“スーパー”の会社
公式の会社概要では、サンベルクスはスーパーマーケット事業を行い、
店舗数や売上などの情報も公開されています（東京・千葉・埼玉に店舗）。
そして陸上部がある（ニューイヤー駅伝を目指す）
サンベルクスは公式サイトで陸上部関連のニュースを継続的に出しており、
ニューイヤー駅伝に向けた記事や、部員募集の告知もあります。
また報道としても、ニューイヤー駅伝に向けた合宿・調整の話が出ています。
つまりサンベルクスは、
- 駅伝（特にニューイヤー駅伝）を本気で戦う
- 長距離選手を育てる土台がある
そういう実業団チームのひとつです。
じゃあ、なぜ佐藤有一はサンベルクスが“合いそう”なの？
ここからは「確定情報」ではなく、あくまで納得しやすい考察です。
ただ、考察の軸はちゃんと“事実”に寄せます。
1）関東に地盤がある会社で、生活が組みやすい
佐藤有一選手は出身校が東京都の拓大一高で、青学も東京。
サンベルクスも東京に本社を置き、関東に店舗展開しています。
環境が大きく変わりすぎないのは、長距離選手にとって意外と大事です。
（生活が安定すると、練習も安定しやすい）
2）チームが「ニューイヤー駅伝」をはっきり目標にしている
サンベルクスはニューイヤー駅伝関連の発信が多く、
部としての目標をはっきり打ち出しています。
大学駅伝で走ってきた選手にとって、社会人での大舞台がニューイヤー駅伝。
そこが明確なチームは、目標がブレにくいです。
3）「即戦力」だけじゃなく、伸びる余地がある
佐藤選手は大学駅伝の区間上位経験もあり、記録も複数種目で持っているタイプ。
こういう選手は、社会人で
- 5000m・10000mのスピードを磨く
- ハーフ〜マラソンに寄せていく
など、成長ルートがいくつも作れます。
「実業団か、一般就職か？」で悩む人が知っておくべき現実
ここ、駅伝ファン向けに一回整理しておきます。
進路の話って、夢だけじゃなく現実もあります。
実業団のメリット
- 練習環境（合宿・サポート・仲間）が整いやすい
- 大会に出る機会が増える
- 駅伝でまた見られる（これがファン的には嬉しい）
実業団の大変さ
- 結果が求められる（走るのが仕事の一部になる）
- ケガが一番の敵（走れない＝評価につながりにくいことも）
一般就職（競技継続しない）のメリット
- 生活の柱が競技だけにならない
- 別の道でキャリアを作れる
つまり、どっちが正解ではなく、
「どの生き方を選ぶか」なんですよね。
まとめ
整理するとこうです。
- 青学・佐藤有一選手は、駅伝でも実績があり注目度が高い
- 進路は、複数の進路まとめで サンベルクスが一致して“有力”
- サンベルクスは関東のスーパー事業を軸に、ニューイヤー駅伝を目指す陸上部を運営
- ただし、最終的な確定は、会社や本人の公式発表が出た時点で確実（今後の発表に注目）
ベルクスに行くなら、もう“ベル”は鳴ってる
進路って、なんかこう…人生の分かれ道っぽくてカッコいいですよね。
「実業団か、就職か…」
「走り続けるのか、別の道に行くのか…」
でも今回の佐藤有一選手、もしサンベルクスが本当に決まりなら――
ベルクス（Belx）だけに、もう“ベル”は鳴ってます。
あとはそのベルの合図で、社会人のスタートラインに立って、
またグイっと前へ出るだけ。
駅伝ファンとしては、願うことはひとつ。
次の大舞台でも、気持ちよく「チーン！」と鳴る走りを見せてください。
