この記事では、
仙台育英高校・近江亮（おおみ りょう）選手の進路について、
- 大学に進むのか？
- 実業団に進むのか？
- ネット上で「有力候補」と言われている進路先
- その背景や理由
をまとめていきます。
先に結論から言うと、
2025年12月時点では、公式発表はまだ多くありませんが、
「大東文化大学に進学するのでは？」という情報が有力とされています。
ただし、これはあくまで
「進路情報を追いかけているファンや掲示板、有志サイトのまとめによるもの」で、
学校や本人が公式に発表したものではない点は、しっかり押さえておきましょう。
ここからは、
- 近江亮選手ってどんな選手？
- 高校での主な実績と走りの特徴
- 進路候補として名前が挙がる大学・実業団
- 有力候補とされる「大東文化大学」とのつながり
- 大学に進んだ場合に期待できること
という流れで解説していきます。
近江亮選手ってどんな選手？
プロフィールと基本情報
※細かな部分は、公表されている大会資料や記事、
高校駅伝・長距離の情報サイトなどをもとにしています。
- 名前：近江 亮（おおみ りょう）
- 所属：仙台育英学園高校・陸上競技部（長距離）
- 学年：高校3年生（2025年度）
- 種目：主に5000m、駅伝（10km前後の区間）
- 5000m自己ベスト：13分58秒29 前後とされる記録
中学時代から長距離で頭角を現し、
東北地区中学駅伝などの舞台で上位入賞をするなど、
早い段階から「将来が楽しみなランナー」として注目されていました。
仙台育英でエース級へ成長
高校は、日本でもトップレベルの強豪校・仙台育英。
その中でレギュラーを張るだけでも大変ですが、近江選手は
- 東北高校駅伝
- 全国高校駅伝（都大路）
- 都道府県対抗男子駅伝（広島）
といったビッグレースで主要区間を任される存在になっています。
特に、
- 全国高校駅伝で1区（10km）を走ったレースでは、
他選手との接触から転倒し、靴ひもが切れるというアクシデントに見舞われながらも、
最後まで粘りの走りを見せました。
このエピソードからも、
「トラブルがあっても最後まであきらめないメンタルの強さ」
が伝わってきます。
高校での主な実績まとめ
ここでは、細かいレース結果をすべて並べるというよりは、
「どういう場面で起用される選手なのか」がわかるように整理します。
① 5000m 13分台の実力者
- 高校男子5000mランキングの中でも、
1年生の頃から14分一桁〜前半のタイムを出し、
その後13分台まで伸ばしてきた世代トップクラスの一人です。 - 2025年シーズンも、13分台後半あたりの記録をマークし、
全国の有力選手が並ぶランキングの上位に名を連ねています。
5000m13分台というのは、
「強豪大学の駅伝メンバー候補として十分に戦えるレベル」です。
② 駅伝で“流れを作る”区間を任される
- 全国高校駅伝
→ 1区を走るなど、「チームの流れを決める区間」を任されることも。 - 東北高校駅伝・宮城県高校駅伝
→ 主要区間で区間賞クラスの走りを見せ、仙台育英の上位進出に貢献。 - 都道府県対抗男子駅伝（広島）
→ 宮城チームの高校生区間を任されるなど、県代表レベルの信頼も厚いです。
こうした起用のされ方から、
「タイムだけでなく、チームのエース格として信頼されている」
ことがよく分かります。
近江亮選手の“走りの特徴”
大会記事やレポート、レース動画などから見えてくる、
近江選手の特徴を言葉にしてみると、こんなイメージになります。
1. 序盤から“流れに乗る”タイプ
- 全国高校駅伝の記事では、
「前半は完璧で、調子も良かった」と本人のコメントが紹介されています。
これは、
「スタート直後から冷静に、でもしっかり前の集団でレースを進める」
タイプであることを示しています。
いきなり飛ばしてしまうタイプではなく、
集団のペースにうまく乗りながら、自分のリズムをつくる感じですね。
2. 終盤で勝負できるスピード
- 高校駅伝の区間成績を見ると、
終盤のラストスパート勝負でも崩れず、
トップとそれほど離れないタイムを出しているレースが多いです。 - 5000mでも13分台ということは、
1kmあたり2分47〜48秒を5kmずっとキープしている計算です。
これは、単に“スタミナ型”というより、
「長く速く走れる上に、スピードも備えたバランス型」
といった印象があります。
3. トラブルを乗り越えるメンタル
- 1区で転倒＆靴ひもが切れるというアクシデントがあったにもかかわらず、
泣きながらも最後まで走り切り、
レース後にはもう「来年こそ流れを作りたい」と前を向いたコメント。
高校生でここまで切り替えができる選手は、正直なかなかいません。
「トラブルをただの不運で終わらせず、次への燃料に変えられる選手」
と言えるでしょう。
進路の選択肢：大学か？実業団か？
では本題の進路について見ていきましょう。
駅伝・長距離の有力高校生ランナーの場合、
大きく分けると、進路の選択肢は次の3つです。
- 箱根駅伝などに出場している 強豪大学に進学
- 実業団（企業チーム）にそのまま進んで、社会人ランナーになる
- 地元の大学や、箱根以外の大会を中心に出る大学へ進学
近江選手クラスの実力になると、
1番の「強豪大学」か、2番の「実業団」が現実的な候補になります。
ただし、一般的には
- 高校→大学→実業団
というステップを踏む選手が多く、
高校卒業後すぐに実業団に行くのは、
日本トップクラスの“超エース級”に多いパターンです。
近江選手の場合、
- 5000m13分台
- 全国高校駅伝・都道府県駅伝などで主要区間を経験
と、ハイレベルではありますが、
「まずは大学でさらに伸ばしてから、実業団へ」
というルートが一番イメージしやすい選手だと言えます。
ネット上で有力候補とされる「大東文化大学」
では、具体的にどの大学の名前が挙がっているのか？という部分です。
5ちゃんねる進路スレなどに出てくる情報
高校長距離選手の進路を追いかけている有名な掲示板スレ（いわゆる「進路スレ」）では、
「近江 亮（仙台育英） 大東」
という書き込みが複数回確認できます。
ここでいう「大東」は、
大東文化大学（男子長距離・駅伝部）を指していると考えられます。
もちろん、掲示板の書き込みなので、
- 情報の正確さは100％ではない
- 間違いだったり、途中で変更になる可能性もある
という前提は必要です。
ただ、進路スレは
「雑誌、ニュース、学校関係者の話、SNSなどを総合して、
有志が“ほぼ内定に近い情報”をまとめている場」
でもあり、毎年かなりの高確率で的中しているのも事実です。
仙台育英と大東文化大学の“つながり”
- 宮城県の都道府県駅伝の資料を見ると、
仙台育英OBで大東文化大学に進んだ選手が多数います。 - 仙台育英の長距離OBには、
大東文化大学の箱根駅伝メンバーとして活躍した選手もおり、
両校の間には「長距離・駅伝のパイプ」があると言っていいでしょう。
こうした背景から、
「近江選手もその流れで大東文化大学に進むのでは？」
という見方が、ネット上で“有力候補”として語られています。
大東文化大学ってどんなチーム？
名前はよく出てくるけれど、
「大東文化大学って、どんな駅伝チーム？」という人のために、
簡単にポイントをまとめておきます。
- 関東の私立大学で、男子長距離・女子長距離の陸上部が有名
- 箱根駅伝の常連校で、優勝経験もある伝統校
- 近年も箱根駅伝で上位争いをすることが多く、
2020年代に入ってから再び力をつけてきているチーム - 特に男子長距離は、
「駅伝でしぶとく粘るランナー」「ロードに強いランナー」が多い印象
近江選手のように、
- 5000m13分台のスピード
- 駅伝で粘り強く流れを作る力
を持つ選手は、
「大東文化大学のスタイルに合いやすい」
と言えるかもしれません。
もし大東文化大学に進学したら、こんな未来が見える
もちろん、ここからはあくまで「もし」の話ですが、
ブログとして“進路のイメージ”をふくらませる意味で、
少し未来予想図を描いてみます。
1年〜2年：箱根予選会・学内レースで実力をつける
- 1年目から5000m〜10000mで14分一桁〜13分台を維持できれば、
箱根予選会のメンバー入りも十分狙えます。 - チーム内には強い選手が多いので、
「レギュラー争いの中でさらに成長する」環境になります。
3年〜4年：箱根駅伝の主要区間も
- 高校時代に1区経験があり、
都道府県駅伝でも長い区間を任されていることを考えると、
将来的には箱根駅伝の- 1区（スタート）
- 3区（スピード勝負）
- 9区（復路の勝負区間）
- チームのエース級まで成長すれば、
実業団からのオファーが来る可能性も高まります。
実業団に進んだ場合に期待されること
仮に、大学ではなく実業団に直接進む、あるいは大学卒業後に実業団へという流れになった場合、
近江選手のタイプだと、こんな未来が考えられます。
- ニューイヤー駅伝（全日本実業団駅伝）での活躍
- ハーフマラソン〜フルマラソンへの挑戦
- 「駅伝で名を上げて、その後マラソンで日本代表を狙う」ルート
5000m13分台のスピードがあり、
駅伝での実績も豊富な選手は、
「マラソンで開花するタイプ」
も多く、将来のオリンピック・世界選手権を狙うポテンシャルもあります。
まとめ
最後に、この記事のポイントを整理します。
進路情報は、
秋〜冬の時期にかけて少しずつ明らかになっていくことが多く、
途中で変更になるケースも珍しくありません。
ですから、現時点では
「大東文化大学が有力と言われている」
「ただし、最終決定はこれから。公式発表を待つ段階」
というスタンスで見るのが、一番バランスの良い見方だと思います。
近江亮選手ほどの実力者なら、
どの道を選んでも、きっとまた大きな舞台で名前を聞くことになるはずです。
これからの“本当の進路レース”を、
あたたかく見守りつつ、ワクワクしながら待ちたいですね。
