「増子陽太の進路、どこになるんだろう……？」
長距離ファンなら、今いちばん気になるテーマかもしれません。
福島・学法石川高校のエース、増子陽太（ましこ・ようた）選手は、
5000mで日本高校歴代3位となる13分27秒26を出した“怪物ランナー”です。
この記事では、
- そもそも増子陽太ってどんな選手？
- 進路は「大学」か「実業団」か？
- ネットや陸上ファンの間で言われている「有力候補」
- どんなチームに入ると力を伸ばせそうか
を、中学生でもわかるくらいかんたんな言葉で整理していきます。
※2025年12月時点の公開情報をもとにした内容です。
公式発表が出たら、必ず最新ニュースもチェックしてくださいね。
増子陽太ってどんな選手？
まずは基本情報から、ざっくり整理しておきます。
プロフィールと経歴
- 名前：増子 陽太（ましこ ようた）
- 生まれ：2007年8月3日（2025年で18歳）
- 出身地：福島県岩瀬郡鏡石町
- 中学：鏡石中学校
- 高校：学法石川高校（福島の長距離強豪校）
小学校2年生の頃から地元クラブで走り始め、
中学生のころにはすでに「世代トップクラス」の存在でした。
中学時代から“日本記録レベル”
中学3年のとき、3000mで中学日本記録（当時）を出したことで一気に注目されます。
さらに全国大会でも優勝するなど、
中学の時点で「日本一」を経験している選手です。
「ただ速い」だけでなく、
大きな大会で結果を出せる“勝負強さ”も持っています。
高校でさらに怪物レベルに
学法石川高校に進学してからも、記録はどんどん更新。
主なハイライトをまとめると、
- 高1：5000mで14分0秒50（東北高校陸上で4位）
- 高2：5000mで13分34秒60（高2歴代最高のタイム）
- 高3：2000mで5分10秒47の高校最高記録
- 高3：5000mで13分27秒26、日本高校歴代3位＆U20日本歴代6位
- 福島県高校駅伝1区（10km）で28分20秒の区間新記録、チームを圧倒的リードに導く
数字だけ見ても、とんでもないレベルだとわかります。
ここまで来ると、
「高校卒業後にどこへ進むのか？」は
箱根駅伝ファンも実業団ファンも、みんなが気になる話題です。
そもそも選択肢は「大学進学」がメイン？
タイトルには「大学か実業団か？」と入れましたが、
現実的には、
まずは大学に進む可能性が高い
と考える方が自然です。
なぜ、いきなり実業団はレアなのか？
長距離の場合、高校からそのまま実業団に入る選手もいますが、
- 箱根駅伝を走ってから実業団へ
- 大学でトレーニングの土台を作る
- 4年間で世界を目指せる力を育てる
という流れが、今の日本では“王道ルート”です。
もちろん、増子選手ほどの才能なら、
高校卒業後すぐに実業団から声がかかっていても不思議ではありません。
ただし、2025年12月時点で公表されている情報を見ると、
「実業団に直行」という話は出ておらず、
メディアやファンの予想も「大学進学」が前提になっています。
進路はまだ「公式には未発表」
まず、大事なポイントをハッキリさせておきます。
- 2025年12月現在
→ 増子陽太選手の 公式な進路発表は出ていません。
陸上情報サイトや個人ブログの中には、
「早稲田大学が最有力とみられるが、まだ不明」
といった書き方をしているところもあります。
一方で、掲示板やSNSでは、
- 「早稲田らしい」「いや中央じゃないか」
- 「学法石川からなら早稲田のイメージ強い」
など、いろいろな“噂レベル”の情報が飛び交っています。
ここで大事なのは、
現時点では、どれも“確定情報”ではない
ということです。
この記事では、そのうえで
「もし大学に行くなら」「もし実業団に行くなら」
という形で、有力候補を整理していきます。
大学進学ルートの有力候補
① 早稲田大学が“最有力”と言われる理由
ネット上の予想で、いちばん名前が挙がっているのが早稲田大学です。
理由はいくつかあります。
学法石川 → 早稲田 の“つながり”
学法石川と早稲田のつながりは、これまでも強く、
- 先輩の山口智規（やまぐち・ともき）選手が
学法石川から早稲田大へ進み、卒業後はSGホールディングスへ進路を決めています。
この流れから、
「学法石川のエースは早稲田へ行く」
というイメージを持っているファンも多いです。
早稲田の“エース育成”との相性
早稲田大学は、箱根駅伝でも優勝争いをする名門校で、
- 1区・2区を任される“エース級”
- スピードのあるトラック型ランナー
をしっかり育ててきた実績があります。
増子選手の
- 5000mで13分27
- 2000mで高校最高記録
といったスピードを考えると、
「早稲田のエース候補」としてイメージしやすいのは確かです。
ファンの期待も込みで“最有力”
ブログやYouTubeでも、
「増子陽太は早稲田っぽい」
「個人的には早稲田に行ってほしい」
といった“願望込み”の予想が多いのも事実です。
ただし、繰り返しになりますが、
これはあくまでファンの予想レベル。
公式な発表ではない点には注意が必要です。
② その他の強豪大学も候補になりうる
名前としてよく出てくるのは、
- 中央大学
- 東洋大学
- 青山学院大学
といった、箱根駅伝の常連・優勝候補クラスの大学です。
中央大学
- 近年、5000m13分台の選手を多く集め、
トラックでもロードでも強さを見せている大学。 - 学法石川からも中央大へ進学した選手が出ていて、
相性の良さも感じられます。
「学法石川→中央」の流れもあるため、
中央大を有力候補に挙げるファンもいます。
東洋大学
- 「その1秒をけずり出せ」が合言葉の、
駅伝ファンにはおなじみのストイックなチーム。 - 福島や東北エリアからの入学者も多く、
ロングスパート型の選手とも相性が良い印象があります。
掲示板の予想でも「学法石川から東洋へ」という書き込みがときどき見られます。
青山学院大学
- スピードを活かした駅伝スタイルで、
「高速レース」に強い大学。 - チーム力を重視しつつも、エースにしっかり仕事をさせるスタイルなので、
スピード型の増子選手には合いそう…と見る人もいます。
ただし、これらはあくまで
「これだけの実績なら、この大学でも通用するだろう」
という“可能性の話”です。
実業団に進む可能性は？
タイトルにある「実業団直行」の可能性についても、触れておきます。
実業団直行は“ゼロではない”が……
実業団は、
- 富士通
- トヨタ自動車
- 旭化成
- SGホールディングス
- Honda
- GMOインターネットグループ
など、有名企業が所属している世界です。
高校から直接入るケースもありますが、
長距離の場合は、
「大学で4年間走ってから実業団へ」
という例が圧倒的に多いです。
特に、5000m13分台前半レベルの選手であれば、
- 箱根駅伝など、大学駅伝で名前を売る
- 世界大会を見据えたトレーニングを積む
- そのうえで、条件の良い実業団を選ぶ
という流れに乗った方が、
スポンサーや企業にとってもメリットが大きいと考えられます。
増子陽太クラスなら、将来の実業団候補は山ほどある
今の段階で
「○○実業団が有力だ！」
と決め打ちするのは、さすがに早すぎます。
ただ、走力だけを見れば、将来、
- 富士通
- SGホールディングス
- GMOインターネットグループ
- トヨタ自動車
- 旭化成
など、駅伝で上位を争う実業団チームから
声がかかっても不思議ではありません。
どんなチームに行くと伸びそうか？タイプ別に妄想してみる
ここからは、完全に“妄想コーナー”です。
記録やレースぶりから見える
「増子陽太のランナーとしての特徴」を整理し、
どんな環境だと力を伸ばしやすいか、考えてみます。
増子陽太の“走りの特徴”
- 5000mで13分27という圧倒的スピード
- 中学・高校で日本記録クラスを何度も更新している潜在能力
- 県駅伝1区で区間新を出すロードの強さ
このあたりから、
「スピードもスタミナも高い、オールラウンド型のエース」
というイメージです。
スピード重視なら…
- 早稲田や青山学院のように、
スピード型ランナーが多く在籍し、
トラックと駅伝の両方で結果を出している大学は相性が良さそうです。
ロードで育てたいなら…
- 東洋大学や中央大学のように、
10000mやハーフ、駅伝の“走り込み”を重視するチームも魅力的。
特に中央大学は、近年5000m13分台の選手を多くそろえ、
箱根駅伝でも上位を争うチームに成長しています。
進路発表までにチェックしておきたいポイント
「結局どこに行くの？」というのが
いちばん知りたいところだと思いますが、
現時点で言えるのは、
早稲田大学が“最有力”と予想されている
でも、まだ公式発表はない
という、とてもモヤモヤする状況です。
とはいえ、今後のニュースを追ううえで、
チェックしておきたいポイントはあります。
① 箱根駅伝や全国高校駅伝後の「進路一覧」記事
毎年、
- 陸上専門サイト
- スポーツ紙
- 駅伝ファン向けブログ
などで、「有力高校生の進路一覧」がまとめられます。
全国高校駅伝（都大路）や箱根駅伝が終わると、
そうした情報が一気に出てくるので要チェックです。
② 大学陸上部の「新入生発表」
早いところでは、年内〜春先にかけて、
- 「2026年度新入部員のお知らせ」
- 「スポーツ推薦新入生リスト」
といった形で、公式サイトが更新されます。
増子選手クラスなら、
発表時には必ず名前が出てくるはずなので、
志望校の公式サイトやSNSを見ておくとよいでしょう。
③ 地元メディア・テレビ局のインタビュー
福島のテレビ局や新聞社は、
これまでも増子選手を何度も取り上げています。
今後、
- 「高校最後の駅伝」「卒業特集」
- 「次のステージへの挑戦」
といったテーマで特集が組まれれば、
進路について触れられる可能性もあります。
まとめ
ここまで、
- 実績から見たランナーとしての凄さ
- 大学か実業団かという選択肢
- ネット上で最有力とされている「早稲田大学」説
- それ以外の有力大学・将来の実業団候補
などを整理してきました。
改めて、現時点の結論をまとめると──
- 公式な進路発表はまだ出ていない
- 進路は大学進学がほぼ確実とみられる
- ファンの間では「早稲田大学」が最有力と予想されている
- ただし、中央・東洋・青学などの強豪も十分あり得る
- 実業団直行の可能性は低いが、将来の実業団候補としてはどこに行っても争奪戦レベル
という感じです。
最後にいちばん大事なのは、
どこの大学・チームを選んだとしても、
「増子陽太自身が納得して選んだ道」が正解
ということだと思います。
私たちファンにできるのは、
- 進路がどこであっても応援すること
- そして、箱根駅伝や日本選手権、世界大会の舞台で
彼が走る姿を楽しみに待つこと
それだけです。
進路が正式に決まったら、
そのタイミングでまた、
- 「チーム内でのライバル関係」
- 「1年目からどの区間を狙えるか」
- 「将来のマラソン転向の可能性」
なんて話も、じっくり語りたいですね。
進路発表の日まで、
ワクワクしながら待ちつつ、
都大路や駅伝シーズンの走りを一緒に見守っていきましょう。
