今回は、熊本の強豪・九州学院高校でエースとして注目される門間蒼大(もんま・そうだい)選手について、
- 大学に進むのか?
- 実業団に行くのか?
- 有力候補はどこなのか?
を整理していきます。
まず結論:門間蒼大は「大学進学」が濃厚。有力候補は中央大学
門間選手については、噂レベルではなく、中央大学のスポーツ推薦入学試験の合格者(長距離ブロック)として名前が掲載されている資料が確認できます。
このため、進路は「実業団より大学」の可能性がかなり高く、有力候補(進学先)は中央大学と見てよい状況です。
ただし、将来の「実業団入り」は、大学で実力を伸ばしてから…という流れも普通にあります。この記事ではそこも含めて、わかりやすく解説します。
門間蒼大ってどんな選手?
九州学院の“主将・大黒柱”として全国駅伝で注目
門間選手は、九州学院の中心選手として取り上げられており、全国高校駅伝に向けた記事でも「主将」「大黒柱」といった形で紹介されています。
要するに、チームの中でも「任せられる存在」なんですね。
記録と実績がすごい(しかも“駅伝向き”)
5000mは13分台(高校生トップクラス)
門間選手の5000mは、13:57.19(自己ベストとして紹介)という記録が複数の情報源で確認できます。
高校生で13分台は、かなりの上位層です。
また、以前の段階でも「高校リモート陸上」のランキングに、九州学院所属として記録が掲載されています。
全国高校駅伝でも上位の走り
全国高校駅伝(男子)の大会資料では、九州学院の選手として門間選手の走り(区間・タイム)が確認できます。
「全国の大舞台で結果を出している」タイプは、進路の選択肢が一気に広がります。
駅伝の“区間賞”も取っている
九州の駅伝大会や奥球磨駅伝などでも、門間選手が区間賞級の走りをしたことが報じられています。
駅伝はタイムだけじゃなく、風・坂・駆け引きが入ります。そこで勝てるのは強いです。
「大学」と「実業団」って何が違うの?
ここ、言葉だけ聞くとややこしいので、超カンタンにいきます。
大学(大学駅伝ルート)
- 大学に進学して陸上部で走る
- 箱根駅伝・出雲・全日本など大舞台が多い
- 4年間で体を作りながら伸びやすい
- ただし授業や単位もあるので“両立力”が必要
実業団(社会人チーム)
- 企業チームに所属して走る
- ニューイヤー駅伝、日本選手権など“社会人の大舞台”
- 練習やケアが本格的で、競技が生活の中心になりやすい
- ただし枠が少なく、入るなら「即戦力」も求められがち
ざっくり言うと、
大学=伸びながら大舞台を踏みやすい
実業団=競技を仕事レベルで進めやすい
こんなイメージです。
門間蒼大は「大学向き」?「実業団向き」?
結論から言うと、今の状況はこうです。
- 進路としては大学(中央大)が濃厚
- 競技タイプ的にも、大学駅伝で強くなる“伸びしろ”が大きい
理由はシンプルで、門間選手は「速い」だけじゃなく、駅伝で任せられる選手として育っているからです。主将として1区を担う、という報道もあり、勝負どころで走れる強さが見えます。
有力候補はどこ?→中央大学が最有力(というか“ほぼ確”)
中央大学の合格者資料に名前がある
中央大学の陸上競技部関連資料として、2026年度のスポーツ推薦入学試験合格者に「門間 蒼大/九州学院/5000m 13:57.19」と掲載されているPDFが確認できます。
さらに、陸上専門メディアでも「中大が来春の新入生を発表」という形で報道されています。
つまり、現時点で「有力候補は?」と聞かれたら、答えはかなりハッキリしていて、
- 大学:中央大学が最有力(進学が濃厚)
- 実業団:今すぐより、大学で伸ばしてからの可能性が現実的
こういう整理になります。
なぜ中央大学が合いそう?
中央大学の長距離は、近年ずっと「上を狙う」チームで、箱根駅伝でも注目度が高いです。ここに入る意味は大きく3つあります。
① 箱根駅伝という“超大舞台”がある
高校のスター選手が大学に行く大きな理由の一つが箱根です。
ここで活躍すると、競技人生の景色がガラッと変わります。
② 13分台のスピードが、大学で“武器”になる
大学駅伝は、速い選手がゴロゴロいます。でも逆に言うと、最初から13分台を持っているのは強み。ここを土台に、スタミナとレースの強さを足していけます。
③ 主将経験=チーム競技(駅伝)と相性がいい
駅伝は「一人で勝てばいい」じゃなく、「チームで勝つ」競技です。
主将として任されている経験は、大学でも必ず生きます。
「実業団の可能性」は消えたの?
いいえ、消えていません。むしろ普通です。
よくあるルートは、
- 大学で4年間、体を作る
- 箱根やトラックで結果を出す
- 実業団に入って、日本一を目指す
この流れ。
門間選手は全国クラスの舞台で走っていて、トラックも強いので、大学で伸びれば実業団の道は十分あります。
まとめ
最後に要点をギュッとまとめます。

