「−20kgのダイエットに成功しました」
阿波みなみさんがX(旧Twitter)にこう書いて、
ビフォーアフター写真を出したとき、コメント欄はざわつきました。
- 「別人級なんだけど!?」
- 「人間ひとり分くらい消えてる」
- 「どんどん可愛くなっていく……」
……などなど、驚きと称賛の声がたくさん。
一方で、少し前までは
- 無加工写真が炎上してしまったり
- 「太ってた時の方が面白かった」と言われてしまったり
体型のことで、かなりしんどい思いもしてきた人でもあります。
この記事では、
- 阿波みなみさんの体重の推移(増量→ダイエット)
- −20kg&−22kg&−23kgダイエットの流れ
- 痩せてから見た目と仕事、心の変化
- 私たちがマネするなら「どこを参考にしたら安全か」
を整理していきます。
まずざっくり整理:阿波みなみの「体重ヒストリー」
細かい話に入る前に、全体の流れをざっくり見てみます。
◆ 5年で+30kg → 70kg台へ
取材や本人の発信によると、阿波みなみさんは
- 5年間で約30kg太った
- 身長は約158cm
- 体重が72〜73kgくらいになった時期があった
と明かしています。
炎上当時や、その少し後の報道では、
- 「体重67kgのグラドル」と紹介されたり
- その後さらに増えて約72kgまでいったことが書かれています。
◆ 無加工写真がバズ&炎上
そのころ、パチンコ店イベントで撮られた**「無加工写真」**がネットに出回り、
「写真と違う」「別人では?」
と炎上しました。
ここから、
- 加工バキバキの写真
- 現実に近い無加工写真
のギャップが話題になり、
本人も「太りました」「加工してました」と正直に認め、
逆に好感度がV字回復する、という流れになります。
◆ 2025年春ごろ:72kgで「ダイエット開始宣言」
2025年の報道では、
- 2025年2月時点:身長156cm・体重72kgと公表
- 2025年5月ごろには、約72kgまで増えていたと紹介されています。
同じころ、Xで
「実はダイエット始めました」
と宣言し、
「差し入れに甘いものは受け取れなくなるかも」とまで書いて、
本気モードに入ったことがわかります。
◆ そして −20kg → −22kg → −23kgへ
そこから数ヶ月で、
- −20kg達成!(2025年7月ごろ)
- −22kg達成!(5ヶ月で−22kgと報道)
- −23kg達成!(2025年9月末の投稿)
と、短期間でどんどん数字が更新されていきます。
元が72kg前後とすると、
最終的には40kg台後半〜50kg前半くらいまで落ちた計算になります(正確な数字は公表されていませんが、−23kgなのでそれくらいと考えられます)。
どうやって−20kg?阿波みなみ流・ダイエットのやり方
ここが一番気になるところですよね。
◆ 本人が明かしている「やり方」
インタビューやニュース記事によると、阿波さんはダイエット方法について、ざっくりこんなことを話しています。
- 友達とご飯を食べる時以外は、基本はほとんど食べない
- お腹がすいたら水をたくさん飲む
- 毎日、走る・歩く・筋トレをする
かなりストイックです。
また、Xでは
- 「100日後に痩せる阿波みなみ」というハッシュタグをつけ
- 腹筋ローラーや腹筋をする様子を投稿
- ビフォーアフターの写真もこまめに公開
など、ダイエットの過程を公開型の企画として続けていました。
◆ ぶっちゃけ、マネするのは危険レベルのストイックさ
ここ、大事なのでハッキリ言います。
阿波みなみさんと同じやり方を、
そのままマネするのはおすすめできません。
- 食事をほとんど取らない
- 空腹をごまかすために水を大量に飲む
- 毎日かなりハードな運動
これは、体質や体力、メンタルが強い人向けのやり方です。
一般の人が同じことをすると、
- 体調不良
- 生理が止まる
- リバウンドしやすくなる
- 食べることが怖くなる
などのリスクが普通にあります。
◆ 私たちが参考にするなら「やり方」よりも「考え方」
じゃあ、この話から何をマネしたらいいのか?
方法そのものではなく、
次のような考え方の部分だと思います。
- 「いつの間にか太った」現実から逃げないで、数字と向き合う
- SNSで「痩せます」と宣言して、逃げ道をあえて無くした
- ビフォーアフターを晒しながら「一緒に見守ってもらう」形にした
- しんどさもネタっぽく明るく発信し続けた
特に「逃げずにネタにする」スタイルは、
体重に限らず、仕事やお金のことにも応用できる考え方です。
体重推移をもう少し具体的にたどってみる
数字の変化を、もう少し時系列で見てみましょう。
※あくまで報道や本人発信をもとにした「おおよその流れ」です。
◆ ステップ1:太っていく時期(+30kg)
- コスプレ・ゲーム実況・パチスロ来店などで
夜型・外食多めの生活になり、 - 5年で約30kg増量。
この間、
- 深夜にラーメン
- 差し入れのお菓子
- イベント後の打ち上げ
……など、いわゆる「太るルート」を全部踏んでしまったと語っています。
◆ ステップ2:67kg→72kg「無加工炎上〜開き直り期」
- 無加工写真が出回った頃は67kgくらい。
- その後も食生活が改善せず、
2025年5月ごろには約72kgまで増量。
この時期に、
- 「写真と違う」と叩かれる
- でも、加工テクも含めて全部ネタにして謝罪
- 「加工なし」を逆手にとってグラビアやインタビューで取り上げられる
という、「炎上からのV字回復」を経験します。
◆ ステップ3:72kg→−20kg「ダイエット本気モード」
ダイエットスタート後、
- Xで「ダイエット始めました」と宣言
- 「100日後に痩せる阿波みなみ」ハッシュタグで日々の努力を公開
- 2025年7月25日:「−20kgのダイエットに成功しました」と報告
この時の投稿には、
- インナー姿で寝転ぶ“減量前”ショット
- ほっそり小顔の“減量後”ショット
が並べられていて、一目で分かる「別人っぷり」が話題になりました。
◆ ステップ4:−20kg→−22kg→−23kg「仕上げ期」
- 2025年9月末:5ヶ月で−22kgと報道
- ほぼ同時期に、−23kg達成のニュースも出る
ファンからは、
- 「人間ひとり分くらい消えてる」
- 「どんどん美人になっていく」
といった声が多く、
ビフォーアフター写真はニュースサイトでも紹介されるほどのインパクトになりました。
痩せて「別人級」と言われてから起きた3つの変化
体重が落ちると、見た目だけでなく、
仕事や心の中もけっこう変わります。
阿波みなみさんの場合、特に大きかったのはこの3つ。
① 見た目の変化:一番わかりやすい「顔まわり」
ニュース記事でも、ファンの声として
- 「顔周りが違いますね」
- 「かなり細くなった」
- 「どんどん可愛くなっておる」
と書かれています。
写真を見ても、
- 顔のラインがシュッとした
- 首や肩まわりの印象がスッキリ
- 全身のシルエットも、ひとまわり小さく
なっていて、「別人級」と言われるのも納得の変化です。
② 仕事面の変化:「ぽっちゃりグラドル」→「どっちでも戦えるタレント」
阿波さんはもともと、
- ぽっちゃりグラビア
- ちょっとおもしろコスプレ
- 「令和のドラえもん」キャラ
で注目されていました。
そこに、
- 「無加工炎上」
- 「−20kg」「−22kg」「−23kg」のビフォーアフ
という、ストーリー性のある体型の変化が加わったことで、
- バラエティ系のニュース
- エンタメサイトのインタビュー
- ダイエット系の話題
など、取り上げられるジャンルが一気に広がりました。
太っていても、痩せていても、
「体型をネタにできるタレント」
というポジションを手に入れたのは、
かなり大きな武器だと思います。
③ 心の変化:「太ってた方が面白かった」と言われて…
SNSでは、ちょっとグサッとくるコメントもあったようです。
- 「太ってた時の方が面白かった」
- 「今は可愛いだけの、その辺にいる子と同じ」
こんな声が来たことを、本人がXで正直に明かしています。
それに対して彼女は、
「それでも君たちを笑わせるから、これからも応援してほしい」
と書いています。
つまり、
- 「痩せたら痩せたで、新しい悩みが出てくる」
- 「でもそれも含めて、エンタメに変えていく」
というスタンスに切り替えているわけです。
「痩せた阿波みなみ」から私たちが学べること
ここからは、読者である私たち側の話です。
阿波みなみさんのダイエットから、
マネできそうなポイントを整理してみます。
◆ ① まず「自分の今の数字」をちゃんと見た
- 身長と体重を公表
- 太った経緯も、笑い混じりで話す
これは、なかなかできないことです。
体重だけじゃなく、
- 貯金残高
- 作業時間
- 仕事の売上
なんでもそうですが、
「現実を見る」のは痛いけど、スタート地点として必要なんですよね。
◆ ② 逃げ道をふさぐ「宣言」をした
Xで
- 「ダイエット始めました」
- 「100日後に痩せる阿波みなみ」
と宣言したのは、
自分へのプレッシャーでもあり、
ファンへの約束でもあります。
私たちも、
- 友達に「本気で痩せる」「資格取る」と宣言する
- Xや日記で、毎日の記録を公開する
だけでも、ちょっとサボりにくくなります。
◆ ③ 「しんどさ」も含めて、笑える方向に持っていく
阿波さんのすごいところは、
- 無加工炎上
- 72kg時代
- −20kgダイエットの地獄の過程
これらを全部エンタメに変えていること。
ただストイックに頑張るだけだと、
途中で折れやすいですが、
「どうせなら、あとで笑い話にしてやる」
というマインドだと、
少しだけ続けやすくなります。
それでも忘れてはいけない「健康の話」
ここまで読むと、
「よし、私も明日から水だけで−20kg!」
みたいなテンションになるかもしれませんが、
ちょっと待ってください。
◆ 阿波みなみレベルのやり方=プロ級の根性が必要
さっきも書いたように、
- ほとんど食べない
- 水だけで空腹をごまかす
- 毎日走る・歩く・筋トレ
というやり方は、
誰にでも安全な方法ではありません。
特に、
- 持病がある人
- 体力に自信がない人
- メンタルが不安定な時期の人
は、真似しない方がいいです。
◆ 私たちがするなら「ゆるく長く続くやり方」で
現実的には、こんな感じの方が安全です。
- 間食を「1日1回だけ」にしてみる
- 夜ご飯の量を、いつもの8割にしてみる
- 週に2〜3回、20分だけ歩く日を作る
- お酒を飲む日を減らす
……など、「ちょっとキツいけど、1ヶ月くらいなら続けられそう」なレベル感から始めるのが大事。
もし本気で体重を大きく落としたいなら、
- 病院やクリニックで相談する
- 管理栄養士やトレーナーの指導を受ける
というルートも検討した方が、結果的には早道です。
まとめ
最後に、この記事のポイントをギュッとまとめます。
最後に
阿波みなみさんは、
5ヶ月で−22kg、最終的には−23kgのダイエットに成功しました。
「人間ひとり分くらい消えてる」と言われるくらいの変化です。
それを見て、私も決意しました。
「よし、今日からお菓子をやめて、
−5kgを目指そう!」
……と意気込んだ結果、
1週間後に本当に減っていたのは、
- 体重:−0.3kg
- 貯金:−5,000円(ダイエットグッズとプロテインを買った)
という、なんとも言えない数字でした。
どうやら私の人生で
いちばん早く減量に成功したのは、
体重じゃなくて、財布の厚み
だったようです。
――そんなわけで、
ムリなダイエットで心と体を削るより、
阿波みなみさんみたいに、
「自分の今」をちゃんと見て、
ちょっとずつでも前に進んで、
できれば後で笑い話にしてしまう
そんな生き方を目指していきたいですね。
体重が−20kgでも、−2kgでも、
それがちゃんと自分のペースなら、それで十分「別人級」だと思います。

