「新潟市で火事って聞いたけど、どこが燃えたの?」
この記事では、
- 火事が起きた場所(中央区 西堀通3番町のどのあたりか)
- 地図で見るとどの位置なのか
- 周辺はどんなエリアなのか
をまとめていきます。
新潟市の火事はどこで起きたのか?まずは概要から
火事の基本情報
ニュースや新潟市消防局の情報によると、今回の火事は次のような内容です。
- 発生日時:2025年12月25日 夕方
┗ 18時10分ごろに「ふとんから火が出た」と119番通報 - 場所:
- 新潟県新潟市中央区 西堀通3番町付近
- マンションの最上階の一室から出火
- 建物:マンション(集合住宅)
- 消防の出動状況:
- 消防車など十数台が出動
- 消火活動が続けられた
- けが人情報:
- 70代の女性が病院に搬送されたと報じられています(容体の詳細は公表されていません)。
※この記事の内容は、執筆時点で報道されている範囲の情報をもとにまとめています。新しい続報が出る可能性もあるので、最新情報はテレビ・公式サイト・ニュースアプリなどもあわせて確認してください。
「西堀通3番町」ってどこ?ざっくり位置をつかもう
新潟市中央区のなかの「古町エリア」
報道各社は、火事の場所について
「新潟市中央区西堀通3番町」「古町と呼ばれる繁華街の一角」
と伝えています。
新潟市をざっくりイメージすると、
- 海側・信濃川の河口付近 → 新潟駅周辺・万代エリア
- そこから少し西に行ったところ → 古町(ふるまち)エリア
という感じです。
「古町」は、昔からの商店街や飲食店、バー、スナックなどが多く集まる“夜の街”+“古くからの中心街”の顔を持つエリアです。
西堀通3番町は古町の南側〜真ん中あたり
「西堀通(にしぼりどおり)」は、古町の中を東西に走る通りの一つで、
- 「○番町」と数字が付いた住所がズラッと並んでいる
- その中の一つが「西堀通3番町」
です。
地図でざっくりいうと、
- 北側:古町通・商店街エリア
- 南側:住宅やマンションも多いエリア
- その中間あたりに、今回火事があった西堀通3番町のマンションがあるイメージになります。
新潟駅から見た位置関係
新潟市に詳しくない方のために、新潟駅から見た位置もイメージしてみましょう。
- 新潟駅からバスやタクシーで西へ約10分ほど行くと古町エリア
- 古町エリアの中をさらに少し移動したあたりが西堀通
- その一角にあるのが西堀通3番町
地図上で、
- まず「新潟駅」で検索
- 次に「古町」で検索して位置関係を見る
- さらに「西堀通3番町」でズームイン
という順番で見ていくと、土地勘がない人でもイメージしやすくなります。
周辺の特徴
報道によると、この火事の現場周辺は、
住宅やマンション、飲食店が密集するエリア
と説明されています。
つまり、
- マンションやアパートが多い“住む町”
- 同時に、飲食店やバーも多い“遊ぶ町”
がぎゅっと重なっている地域です。
こういったエリアでは、
- 夜の時間帯も人通りがある
- 火災が起きると周辺の建物にも延焼するリスク
- 避難経路が限られていると混乱する可能性
などがあり、ニュースとしても注目されやすくなります。
今回の火事でわかっていること・わかっていないこと
わかっていること(報道ベース)
現時点で報道されているポイントを、あいまいな表現を避けつつ整理すると次の通りです。
- 通報内容
「ふとんから火が出た」という119番通報 - 場所
新潟市中央区西堀通3番町のマンション - 出火元
マンションの最上階の一室と報じられている - 消防の対応
消防車両 十数台(報道によって14台程度とされる) - けが人
70代の女性が搬送された(ただし容体の詳細は不明)
まだハッキリしていないこと
逆に、「ここはまだ確定していない」と考えたほうがいいポイントもあります。
- 出火原因の詳細
- 「ふとんから火が出た」という通報内容はある
- しかし、「電気ストーブなのか」「たばこなのか」といった具体的な原因は、捜査や調査の結果を待つ必要があります
- 被害の範囲
- マンションの一室だけが燃えたのか
- 隣接する部屋や上階・下階、廊下などにどこまで燃え広がったのか
- けが人の数と容体の詳細
- 搬送された70代女性以外に、煙を吸った人がいないか
- 住民の避難状況など
ニュース記事を読むときは、
「〇〇とみられています」「〇〇の可能性があります」
といった表現は、まだ断定できていない情報だと意識しておくのが大事です。
火事のニュースを見るときに気をつけたいこと
こうした火災ニュースは、どうしてもTwitter(X)やSNSで話題になりやすく、
- 「〇〇が原因らしい」
- 「△△の店が燃えたって聞いた」
といった噂レベルの話も一気に拡散されがちです。
① 情報源を“公式寄り”から確認する
特に、今回のように人が多く住むマンションで火事が起きた場合は、
- 消防本部・消防局の発表
- NHK、地元局(BSN・TeNYなど)のニュース
- 信頼できる新聞社のサイト
など、一次情報に近いものを優先してチェックするのがおすすめです。
② 住所や建物名を勝手に特定しない
今回も、賃貸・売買サイトなどを見ると
- 西堀通7番町のマンション情報
- 周辺エリアの物件情報
などがネット上にたくさん出てきますが、
「この物件=今回の火事の建物」だと勝手に決めつけるのはNGです。
- 建物名
- 部屋番号
- オーナー情報
などは、被害にあった方のプライバシーにも直結する部分なので、公式に発表されていないかぎり、むやみに拡散しないほうが良いでしょう。
③ 現場に近づかない
古町エリアは飲食店も多く、
「ちょっと様子を見に行ってみようか」と思う人もいるかもしれません。
ですが、
- 消防活動の妨げになる
- 交通規制がかかっている場合もある
- 落下物や煙などの危険もある
といったリスクがあります。
現場を見に行く“野次馬”にならないことも、
間接的に被害の拡大を防ぐ行動の一つです。
冬のマンション火災から考える「自分の家の火の用心」
今回の火事の通報内容は「ふとんから火が出た」というものでした。
詳しい原因はこれからの調査を待つ必要がありますが、
冬場の火事でよくあるのが
- 電気ストーブ・ヒーターの近くに布団や洗濯物があった
- コタツやホットカーペットでコードが傷んでいた
- たばこの火が寝具やソファに残っていた
といったケースです。
ここからは、「明日は我が身」にならないためのチェックポイントを、簡単に整理しておきます。
① 暖房器具と燃えやすいものの距離
- 布団・毛布・洗濯物・カーテンなどは、
ストーブから最低でも1m以上離すイメージで配置する - ヒーターの「前」に物を積み上げない
- ファンヒーターの吹き出し口をふさがない
② コンセントとタコ足配線の見直し
- コンセント周りにほこりがたまっていないか
- タコ足配線でワット数オーバーしていないか
- 古い延長コードをそのまま使い続けていないか
「トラッキング火災」という、
ほこり+湿気+コンセントが原因になる火事も少なくありません。
③ 寝る前・外出前の「ひとくち確認」
一番シンプルですが、一番効果があるのがこれです。
- ガスコンロは消したか?
- ストーブ・ヒーターは切ったか?
- コタツの電源は?
- 電気毛布は?
「行ってきます」「おやすみ」の“ひとくち確認”を、
家族で口癖にしておくと、かなりリスクを下げられます。
まとめ
最後に、この記事のポイントを簡単に振り返ります。
火災のニュースは、
どうしても「怖い」「不安だ」という気持ちが先に立ちますが、
「自分の家では同じことを起こさないために、何ができるか?」
という視点で見ていくと、
ただ恐れるだけでなく、今日からの行動を変えるきっかけにもなります。

