2025年12月30日の未明、神奈川県大和市西鶴間の「動物病院兼住宅」で大きな火事があり、3人の方が亡くなりました。報道によると、この建物には動物病院と、そこで働く獣医師のご夫婦などが暮らしていたとされています。
この記事では、いま報道でわかっている事実だけをもとに、
- 火事が起きた【日時】
- 火事が起きた【場所（地図上のイメージ）】
- 現時点での【原因や被害の状況】
- ペットを飼っている人が「自分ごと」として考えたいポイント
を整理していきます。
火事が起きた日時と建物の概要
火事が起きた日時
各社の報道をまとめると、火事が起きたのは
- 2025年12月30日（火）未明
- 午前3時45分ごろに119番通報があり（「3階から煙が出ている」という通報）
- 消防車などが出動して消火活動が行われました。
別の報道では「午前4時前」「午前4時ごろ」と表現されているものもあり、午前4時前後に火事が発覚したと見てよさそうです。
どんな建物だったのか
報道によると、火事があった建物は
- 動物病院と住宅を兼ねた3階建ての建物
- 住所は 神奈川県大和市西鶴間2丁目 周辺
- 1〜2階部分が動物病院、上の階が住宅という構造と報じられています（報道によって表現は多少異なりますが、いずれも「動物病院兼住宅」としています）。
琉球新報などの報道では、この建物は「林間愛犬病院」という名前の動物病院だと伝えています。
場所は地図のどのあたり？ 周辺のイメージ
最寄り駅と距離感
FNNなどの報道によると、火事があった建物は
- 小田急江ノ島線「鶴間駅」から西に約340〜350メートル
- 駅から歩いて数分ほどの住宅街の一角
とされています。
地図アプリでいうと、
- 鶴間駅を起点に、西側の住宅街
- 「西鶴間2丁目」付近
を表示すると、おおよその場所のイメージがつかみやすいです。
自分の家との距離感を確認するポイント
「うちの近くかもしれない」と心配な方は、地図アプリで
- 「大和市西鶴間2丁目」
- 「鶴間駅」
- 「動物病院 西鶴間」
などで検索してみると、おおよその位置関係がわかります。
ただし、
- 建物の正確な位置や
- 現在の焼け跡の状態
などは報道画像や現地調査の範囲になるため、地図アプリだけで細かく特定しようとするのは避け、あくまで「地域としてどのあたりか」を知る程度にとどめておくのがよいでしょう。
火事の原因は？ 現時点でわかっていること
原因はまだ調査中
2025年12月31日時点で、警察や消防は
- 「詳しい出火原因を調べている」段階
- 具体的な原因（ストーブ・コンセント・タバコなど）は、公表されていません。
つまり、
「○○が原因らしい」「誰かの不注意だ」
といった話は、現時点ではあくまでうわさレベルであり、信用してはいけません。
よくある誤解と注意点
火事のニュースが出ると、SNSでは
- 「きっとストーブだ」
- 「配線が古かったんじゃないか」
- 「あそこの病院は前から危ないと思っていた」
といった、根拠のない推測や誹謗中傷が出がちです。
しかし実際には、
- 公式発表が出るまでは原因は「不明」
- 捜査や調査には時間がかかる
というのが普通です。
火事当時の状況と被害
通報から消火までの流れ
各報道を総合すると、当日の流れはおおよそ次のように伝えられています。
- 2025年12月30日 午前3時45分ごろ
- 「建物の3階から煙が出ている」「黒い煙が見える」などと通行人から119番通報。
- 消防車など14台前後が出動し、消火活動。
- 約2時間後に火は消し止められたものの、
- 焼け跡から男性1人の遺体が見つかる
- 救助された男女2人も、搬送先の病院で死亡が確認される
亡くなられた方について
TBSなどの報道によると、この火事で亡くなったのは
- 建物に住んでいた 獣医師の男性（70代後半）
- その 妻の女性（70代半ば）
- もう1人の高齢の男性
の合計3人と伝えられています。TBS NEWS
記事ではお名前も報じられていますが、ここではプライバシーに配慮し、
「動物の治療を長年続けてきた獣医師の方と、そのご家族」
が亡くなられた、という形で紹介するにとどめます。
いとこの方のコメントとして
- 雪の日も雨の日も、動物の治療を欠かさなかった
という話も報じられており、地域で長く「かかりつけ医」のような存在だったことがうかがえます。
動物（ペット）の被害は？
多くの人が気になるのが
「入院していた動物たちはどうなったの？」
という点だと思います。
しかし、2025年12月31日時点の主な報道では、
- 死亡された方についての情報はあるものの
- 動物の頭数や被害の有無について、詳しい情報は出ていません
少なくとも、TBSやFNNなど大手メディアの記事の本文では、動物の被害について具体的な数字や状態は触れられていません。
そのため現時点では、
「動物がどのくらい助かったのか、あるいは被害が出たのか」
を正確に語ることはできません。
この点についても、公式な続報を待つしかない状況です。
「自分が通っていたかも」と不安な人へ：確認のステップ
ニュースを見て、
- 「もしかしてうちが通っていた病院かも」
- 「近所のあの動物病院だと思う」
と感じた方もいると思います。
そんなときは、次の順番で落ち着いて確認するのがおすすめです。
病院の公式情報（サイト・SNS）を確認
もし通っていた動物病院であれば、
- 公式サイト
- 公式LINE
- 公式X（旧Twitter）
- 予約アプリのプッシュ通知
などで、何らかのお知らせが出る可能性があります。
ただし、今回のような大きな火事の場合、
- 病院側も被害を受けていて、すぐに情報を出せない
- 家族やスタッフの安全確保が最優先
という状況も考えられます。
「すぐに更新がない＝デマ」ではなく、時間がかかるものだと理解しておくことが大切です。
市や警察の発表、ニュースの続報を見る
個別の病院名まで含めた詳細は、
- 地元自治体の広報
- 警察の会見
- 追加のニュース記事
などで少しずつ出てくることがあります。
SNSのうわさよりも、
- 新聞社・テレビ局の公式サイト
- 自治体や警察の公式発表
を優先して確認するようにしましょう。
他の動物病院を一時的に探すときの考え方
「通っていた病院がしばらく使えないかもしれない」と感じたら、
- 過去にかかったことがある他の動物病院
- 市の動物相談窓口やホームページで紹介されている病院
- 夜間・救急対応をしている病院
などを早めにリストアップしておくと安心です。
緊急時に慌てて探すと、冷静な判断がしづらくなるので、
- 「うちから30分以内で行ける病院」
- 「夜間・休日も見てもらえる病院」
を、あらかじめ地図アプリでチェックしておくと良いでしょう。
「動物病院兼住宅」の火事から学べる防火のポイント
今回の火事は、動物病院と住宅が同じ建物という形でした。
ここから、私たちが自分ごととして考えられるポイントをいくつか挙げてみます。
上の階に人が住んでいる建物の危険性
- 1〜2階が店舗や病院
- 3階以上が住居
という建物は、日本中どこにもあります。
そうした建物では、
- 階段が1本しかない
- 廊下が狭い
- 夜間は人が少ない
といった条件が重なり、火災時に逃げにくい構造になりがちです。
自分が住んでいる建物や、よく行く施設についても、
- 非常階段はどこか
- 消火器はどこか
- 夜間や休日の人員体制はどうなっているか
を、一度確認しておくと良いでしょう。
ペットと暮らす家庭で意識したいこと
ペットと暮らしている家庭にとって、火事は
- 家族の命
- ペットの命
- 家
すべてに関わる重大なリスクです。
たとえば、次のような点は、今日からでも確認できます。
- コンセント周りにホコリがたまっていないか
- ヒーターやストーブの近くに、カーテンや布製のものを置いていないか
- ペットがコードをかじる癖がある場合、カバーをつけているか
- 就寝中や外出中に、どの電気機器をつけっぱなしにしているか
原因がわかっていない今回の火事と直接は関係ありませんが、
「自分の家は大丈夫？」と振り返るきっかけにはできます。
まとめ
今回の
大和市西鶴間・動物病院での火事
は、
- 動物病院と住宅が一体になった建物
- 高齢の獣医師夫婦など3人が亡くなる
- 原因はまだ調査中
という、とてもつらい事故です。
この記事でお伝えしたかったのは、大きく3つです。
- 場所と状況を正しく知ること
- 「鶴間駅から西に約340〜350mほどの住宅街」
- 「動物病院兼住宅の3階建ての建物」
- 「2025年12月30日未明に発生」
- 原因については推測せず、公式発表を待つこと
- 現時点では「詳しい出火原因は調査中」
- SNSのうわさにのらない
- 自分の家・通っている病院の防火対策を見直すこと
- 近くの動物病院のリストアップ
- 自宅の火災対策（コンセント・暖房器具など）
- 非常時の避難経路や、ペットを連れての避難イメージ
亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
この記事が、読んでいるあなたの「備え」を少しでも見直すきっかけになれば幸いです。
※本記事の内容は、2025年12月31日までに報道された情報をもとに作成しています。
今後、新たな公式発表や続報により、内容が変わる可能性があります。最新情報は、テレビ局や新聞社などの公式サイト、自治体や警察の発表をご確認ください。
