第104回全国高校サッカー選手権で、一気に名前が広まった興國高校のスピードスター・安田光翔(やすだ ひろと)選手。
「このままJリーグに行くの?」「それとも大学サッカーで力をつけてから?」と、進路が気になっている人も多いはずです。
この記事では、
- どんな選手なのか(プロフィール・プレースタイル)
- 現時点で分かっている“公式情報”
- Jリーグ直行・大学進学・海外など、考えられる進路パターン
- 過去の興國OBの進路から見える「有力ルート」
を整理していきます。
安田光翔ってどんな選手?プロフィールまとめ
まずは基本情報から整理しておきましょう。
- 名前:安田 光翔(やすだ ひろと)
- 生年月日:2007年5月13日(18歳)
- 所属:興國高校(大阪)
- 学年:3年
- 背番号:11
- ポジション:FW(ウイング・セカンドトップ系)
- 身長・体重:172cm/66kg
- 経歴:フォルテFC → セレッソ大阪U-15 → 興國高校
高校サッカードットコムの選手紹介では、
「初速が速いスピードスター。中央でもサイドでも相手の脅威になるアタッカー」
と説明されています。
つまり、
- 一瞬のスピードで相手DFを置き去りにできる
- 中央でもサイドでもプレーできる万能タイプのアタッカー
というイメージです。
さらに、2024年夏の「ECLOGA 2024 IN ナラディーア」という大会では、
全勝優勝した興國のエースとしてMVPにも選ばれています。
高校2年のころから、すでに“興國のブレイク候補”として注目されていた選手だと分かります。
全国高校サッカーで一気に全国区に
■ 第104回高校サッカー選手権での大仕事
2025年末〜2026年年始にかけて行われている
「第104回 全国高校サッカー選手権」で、安田選手の名前が全国に広がりました。
1回戦の帝京大可児戦では、後半に2ゴールを決めて、興國の“全国大会初勝利”を呼び込む大活躍。
- 1点目:右サイドの突破からのクロスのこぼれ球を左足で押し込む
- 2点目:スルーパスに反応して抜け出し、冷静にゴール右へ流し込む
という、ストライカーらしいゴールを決めています。
ニッカンやサッカー専門メディアでも大きく取り上げられ、
- 「この勝利は歴史に残る」
- 「自分がチームに貢献できてうれしい」
といったコメントが報じられました。
■ “逆風”の中でつかんだ勝利
興國高校サッカー部は、選手権出場を決めたあとに一部部員の飲酒問題が発覚し、
大会参加自体が危ぶまれる状況でした。
最終的に、飲酒を認めた部員を外したメンバーで出場し、
その中での安田選手の2ゴールは、チームにとって本当に大きな意味を持ちました。
- 「いろんな人の支えがあって、この舞台に立てている」と感謝を口にする姿
プレーだけでなく、コメントからも“芯の強さ”や“周りへの感謝”が感じられ、
応援したくなるタイプの選手だと分かります。
数字と実績で見る「安田光翔の凄さ」
安田選手の凄さは、選手権だけではありません。
■ プリンスリーグでハットトリック
2024年の高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ関西1部・京都共栄戦では、
前半だけでハットトリック(3得点)を記録。
- 10分、19分、37分と立て続けにゴールを奪う
- 相手守備陣をスピードと決定力で圧倒
高校年代の全国リーグで、こうした結果を残せる選手は多くありません。
■ ECLOGA 2024 MVP
さきほど触れたように、2024年夏の「ECLOGA 2024 IN ナラディーア」では大会MVP。
興國は全国から強豪が集まる大会で優勝し、安田選手がその中心でした。
■ 104回選手権でのスタッツ
第104回選手権の登録データを見ると、
- ポジション:FW
- 出場試合:3試合
- 出場時間:240分
- 得点:2(帝京大可児戦の2ゴール)
となっており、チームの攻撃陣の中心としてフル稼働していることが分かります。
現時点での「公式情報」:進路は発表されている?
ここから本題の「進路」に入っていきます。
■ 2026シーズンのJ加入内定者リストに名前は?
高校・ユースのJクラブ加入内定者リスト(2026シーズンのJリーガー内定一覧)を見ると、
興國高校からはDF松岡敏也選手がアルビレックス新潟に加入内定と記載されています。
しかし、このリストの中に「安田光翔」の名前はありません(2025年12月28日時点の記事)。
■ 学校の公式NEWSでも名前は出ていない
興國高校の公式サイトでも、
- 「今年も興國からプロサッカー選手が誕生!」(松岡選手の新潟内定 など)
といったニュースは出ていますが、
現時点で安田選手の進路に関する公式発表は確認できません。
■ 結論:現時点では「未発表」と考えるのが妥当
以上を踏まえると、
- Jリーグクラブからの加入内定
- 大学への進学先
など、具体的な進路はまだ公表されていないと考えるのが自然です。
なので、ここから先は
「公式な決定ではなく、『こういう可能性がありそうだよね』という“予想・整理”」
として読んでください。
デマや断定的な情報にならないよう、できるだけ慎重に書いていきます。
進路パターン① 高卒でJリーグへ直接
まずは一番分かりやすい、「高校卒業→Jリーグ」というルートです。
■ 興國高校は“Jリーガー製造工場”
興國高校は、この10年ほどで20人以上のJリーガーを輩出している“超・プロ輩出校”として有名です。
- 古橋亨梧(セルティック)
- 北野颯太(セレッソ大阪)
- 樺山諒乃介(横浜F・マリノス経由) など
多くのプロがここから旅立っています。
学校としても、
「高校で勝つことよりも、その先のステージで戦える選手を育てる」
という方針を掲げており、プロを目指す選手にとっては魅力的な環境です。
■ どのJクラブが“候補”になりそうか(あくまで予想)
ここからは、あくまで“可能性レベル”の話です。
1)セレッソ大阪系(最有力候補の一つ)
安田選手は、中学時代にセレッソ大阪U-15に所属していました。
- すでにクラブとつながりがある
- 出身クラブの有望選手を高校経由でトップ昇格させるケースは多い
という点を考えると、
「セレッソ大阪(あるいはC大阪U-18経由)」は、有力候補の一つとして名前を挙げやすいクラブ
と言えます。
ただし、
- 現時点で「セレッソ大阪内定」といった公式発表は出ていません。
- すでにC大阪ユースからも多くのFWがトップ昇格を狙っている状況です。
そのため、「縁はあるが、ライバルも非常に多い枠」と考えるとリアルです。
2)ガンバ大阪・ヴィッセル神戸など関西クラブ
興國高校からは、これまでガンバ大阪やヴィッセル神戸に進む選手も出ています。
- 同じ関西エリア
- 興國の試合をスカウトが頻繁にチェックしている
という意味では、
「ガンバ大阪」「ヴィッセル神戸」なども、スカウトの“チェック対象”にはなっているはず
です。
特に、スピードのあるアタッカーはどのクラブも常に探しているポジションなので、
プレースタイル的には十分“候補になり得る選手”と言えます。
3)アルビレックス新潟など、興國OBがいるクラブ
2026シーズンからアルビレックス新潟に加入するDF松岡敏也選手は、安田選手のチームメイトです。
- 同じチームからの複数獲得
- 既に相性や特徴を把握している
という点を考えると、新潟のように「興國とつながりがあるクラブ」も
可能性としてはゼロではありません。
とはいえ現時点で、どのクラブとも正式な契約情報は見つかっていません。
あくまで「こういうクラブなら関係性やニーズ的にあり得るよね」というレベルの話です。
進路パターン② 大学サッカーで成長してからプロへ
次に、「高校卒業 → 大学サッカー → Jリーグ」というルートです。
■ 興國のOBは“有名大学+強豪サッカー部”にも多数進学
興國高校サッカー部の卒業生の進路をまとめたサイトを見ると、
- 関西学院大学
- 阪南大学
- 桃山学院大学
- 流通経済大学
- 中央大学
- 日本体育大学
- 近畿大学
など
サッカーでも有名な大学への進学が目立ちます。
こうした大学は、
- 練習環境・指導者・試合レベルが高い
- Jクラブのスカウトも頻繁に試合をチェック
- 「大学4年間で身体・メンタルを鍛え直してからプロへ」というルートが現実的
という特徴があります。
■ 安田光翔タイプのFWと“大学経由ルート”の相性
スピード系アタッカーは、高校年代だと
- 走力と瞬発力だけで抜けてしまえる
- 体格やフィジカルがまだ発展途上のDF相手なら、個の力で勝てる
というケースも多いです。
一方で、プロの世界では
- 相手DFもサイズが大きく、走力・判断力も高い
- スピードだけでは通用しない
という壁にぶつかる選手も少なくありません。
だからこそ、
「大学で4年間かけてフィジカル・戦術理解・メンタルを鍛え、その後にプロを目指す」
という選択は、安田選手のタイプにも合いやすいルートと言えます。
■ どんな大学が“合いそう”か(これもあくまで予想)
実際の合格状況は当然公開されていないので、ここも完全に“予想”です。
興國OBの進学実績やサッカーのスタイルを考えると、
- 攻撃的なサッカーで有名な「阪南大学」「桃山学院大学」
- 関西の強豪として知られる「関西学院大学」「大阪学院大学」
- プロ輩出でも実績のある「流通経済大学」「中央大学」
などは、安田選手クラスのアタッカーが選びやすい大学と言えます。
ただし、繰り返しになりますが、
現時点で「どこに進学する」という公式情報は出ていません。
進路パターン③ 海外挑戦・JFL・地域リーグという選択肢
最近は、
- 高校卒業後すぐに海外クラブへ挑戦する選手
- Jリーグではなく、JFLや地域リーグからプロキャリアをスタートさせる選手
も増えてきました。
興國の元監督・内野氏も、
「Jリーグを経由せずに海外へ出るケース」の裏側を語ったインタビューで、
高校→海外挑戦の事例を紹介しています。
安田選手自身、過去のインタビューで
「将来はプロサッカー選手になって海外で活躍したい」
と話しており、視線ははっきり“世界”の方を向いています。
そのため、
- いきなり海外に出る
- まずはJFLや地域リーグのクラブで経験を積み、そこからJを目指す
といった“少し遠回りに見えるルート”を選ぶ可能性も、ゼロではありません。
コメントや性格から読み解く「進路の軸」
ここまで、ルートごとに整理してきましたが、
「結局、安田光翔はどんな基準で進路を選びそう?」
というのが気になるポイントですよね。
これもインタビューから推測するしかありませんが、
■ キーワード①「歴史に残る」「チームに貢献」
選手権初勝利のあと、安田選手は
- 「この勝利は歴史に残ると思う」
- 「自分がチームに貢献できてうれしい」
という言葉を使っています。
ここから見えるのは、
- 自分のゴール=チームの歴史・仲間の努力の結晶
- 個人よりも、チーム全体を強く意識している
という価値観です。
■ キーワード②「プロになって海外で活躍したい」
2024年の取材では、はっきりと“プロ+海外”志向だと語っています。
つまり、
- 最終目標は「プロ」「海外でプレー」
- そのために、高校卒業後の選択を決める
という軸を持っていると考えて良さそうです。
■ ここから導ける“ざっくり予想”
あくまで一人のサッカーファンとしての予想ですが、
- 最優先は「プロへの近道」ではなく「自分が一番成長できる環境」
- それがJリーグのクラブなら高卒プロ
- それが大学サッカーなら、強豪大学進学
- 将来的には海外挑戦を視野に入れる
という考え方をしていても、不思議ではありません。
まとめ
最後に、この記事のポイントを整理します。
そのうえで、考えられる進路パターンとしては、
- 高卒でJリーグへ(セレッソ大阪をはじめとする関西クラブなど)
- 強豪大学へ進学し、4年後のプロ入りを狙う
- 海外やJFL・地域リーグからの“遠回りルート”でプロを目指す
といった選択肢が考えられます。
ただし、どれもまだ公式な決定ではありません。
ファンとしてできるのは、
- 選手権でのプレーを見届ける
- 春以降の公式発表やニュースをチェックする
ことくらいです。
いずれの道を選んだとしても、
「スピードと突破力を武器に、将来は海外でも活躍するストライカー」
という目標に向かって進んでいくのは変わらないはずです。
今はただ、
興國高校でのラストシーズンを楽しみながら、
その先に続く「安田光翔の物語」を見守っていきましょう。

