第104回全国高校サッカー選手権で、鹿島学園の中盤を支えるボランチとして注目を集めているのが木下永愛(きのした・とあ)選手です。
- 所属:鹿島学園高校 サッカー部
- 背番号:6
- ポジション:MF(ボランチ)
- 生年月日:2008年3月10日(高校3年/17歳)
- 身長・体重:おおよそ173cm/66kg前後
- 出身地:京都府
- 経歴:南つつじ少年SC → ガンバ大阪門真Jrユース → 鹿島学園高校
そして何より大きいのが、
- U-16日本代表に選出されている世代別代表組
という点です。
高校では、鹿島学園のダブルボランチの一角として、清水朔玖選手とコンビを組み、
「ボール奪取」と「縦パスのコースを切る守備」でチームの心臓部を担っています。
さらに、インターハイ茨城予選決勝では、後半アディショナルタイムに劇的な逆転弾を決めて、
鹿島学園を2年連続インターハイ出場に導いた「ヒーロー」でもあります。
こうした活躍ぶりから、
「木下永愛って、卒業したらどこ行くの?」
「高卒でJ入り? それとも大学進学?」
という声が多くなっているわけですね。
まずはプレースタイルを整理!どんなタイプのボランチ?
進路の話をする前に、「どんな選手なのか」をざっくり押さえておきましょう。
① 一番の武器は「ボール奪取力」と守備範囲
高校サッカードットコムなどの評価では、
精度の高いキック、力強く持ち運ぶ推進力が魅力のボランチ
と紹介されています。
さらに、NEW BALANCE CUP(いわゆる“裏選手権”)では、
- ボール奪取
- セカンドボールの回収
- インターセプトから前に出て攻撃参加
といったプレーで高く評価されていました。
実際の試合レポートを読むと、
- 相手のパスコースを読んでカット
- 奪った瞬間に前へ運ぶ
- ときには得点や決定機の起点にもなる
という「守れるし、攻撃にも顔を出せるボランチ」というイメージが強いです。
② 清水朔玖との「ダブルボランチ」がチームの武器
2026年選手権のプレビュー記事では、
- 元SBの清水朔玖(フィジカル・シュート力・上下動)がボランチにコンバート
- その“相方”として、高いボール奪取力をもつ木下永愛
- 2人でブロックを作り、縦パスのコースやスペースを消す
という形が、鹿島学園の大きな武器だと紹介されています。
つまり、
清水が「運ぶ・撃つ・走る」
木下が「奪う・消す・つなぐ」
という役割分担で、中盤に“壁”を作っているイメージですね。
③ セットプレーでも存在感
選手権1回戦・新田戦のレポートでは、
左サイドのFKからの崩しで、
木下永愛 → 秋山龍詠 → 中川光星の流れで先制点を演出
と書かれており、キッカーとしても重要な役割を担っていることが分かります。
進路の「確定情報」は?J内定は出ている?
ここから本題の「進路」ですが、まず事実ベースで整理します。
① 2026年高卒Jリーグ内定者一覧には名前なし(2025年末時点)
高校年代のJリーグ内定者一覧をまとめているサイトを確認しても、
2025年12月末時点で公表されている「2026年 高卒J加入内定者」の中に、
鹿島学園・木下永愛
の名前は 見当たりません。
もちろん、この記事執筆時点では
「まだ発表されていないだけ」という可能性もゼロではありませんが、
少なくとも一般に公開された情報としては、J内定は出ていない状態です。
② 大学進学先も公式情報は出ていない
鹿島学園の進路・進学先をまとめたページを見ると、
「過去の卒業生が進んだ主な大学やクラブ」は紹介されていますが、
木下永愛個人の進路先は、まだ具体的に出ていません。
つまり、
2026年1月4日現在
「Jクラブ内定」も「○○大学進学」も、
公開情報では確認できない
というのが正直なところです。
なので、この記事では
- 高卒でJリーグに行くルート
- 強豪大学に進学するルート
この2つのパターンを整理しながら、
「どんな進路があり得そうか?」を考えていく形にします。
パターン①:高卒でJリーグへ ― あり得る?メリットとハードル
まずは、サッカー好きなら一番気になる
「高卒でJクラブとプロ契約」の可能性から。
高卒でJに行く選手の“よくある条件”
最近、高卒でJに入る選手の多くは、
- 世代別代表(U-17、U-18など)の常連
- 高校選手権やプレミア・プリンスで抜群の存在感
- 早い段階で報道やクラブから名前が挙がっている
といった共通点があります。
木下永愛も、
- U-16日本代表に選出
- トルコ遠征やモンテギュー国際大会に参加
- 高校ではインターハイ予選決勝でAT逆転弾、NB CUPでもMOM級の活躍
と、条件的には「高卒J」の土俵には十分乗れる実績を持っています。
高卒Jのメリット
- 10代からプロの環境で鍛えられる
- トレーニングの質・フィジカル・戦術のレベルが一気に上がる
- 早くから試合に絡めば、そのままA代表や海外移籍も夢ではない
ボランチというポジションは、
- 試合の流れを読む力
- 判断の速さ
- 体の強さ
が特に重要なので、
プロのスピードになじむ時間を早く取れるのは大きなメリットです。
高卒Jのハードル
ただし、もちろんリスクもあります。
- すぐには試合に出られない可能性が高い
- レンタル移籍を繰り返す選手も少なくない
- 試合に出られないまま20代前半を迎えるケースもある
ボランチは特に「監督の信頼」がないと起用されにくいポジションなので、
高卒ルーキーがいきなりレギュラーを取るのはかなり難しいのが現実です。
パターン②:強豪大学へ進学 ― 4年後の“完成形”を目指す道
もう一つの王道ルートが、
大学サッカーに進んでからプロを目指す道です。
ボランチ×大学サッカーは相性がいい
ボランチというポジションは、
- 試合の組み立て
- リスク管理
- 守備のポジショニング
など、「経験」で磨かれる部分もとても大きいポジションです。
大学サッカーの強豪に進めば、
- 1〜4年生まで全国クラスの選手と競争
- プレミア級レベルの試合を年間通して経験
- 体作り・戦術理解を4年間かけてじっくり積み上げられる
というメリットがあります。
鹿島学園からは、毎年のように
Jクラブ内定者や有名大学進学者が出ていて、
「高校→大学→Jリーグ」というルートも太いパイプとして存在します。
大学進学のメリット
- プロになれなかった場合にも「学歴」が残る
- 4年間で肉体的にも精神的にも成熟できる
- 22歳でプロになれば、体もメンタルも“即戦力レベル”で入れる
特に、守備的MFは20代前半〜中盤でピークを迎える選手も多く、
「22歳で完成度の高いボランチとしてJに入る」というルートは、
かなり現実的で堅実な選択と言えます。
デメリット・リスク
- そもそも4年後にプロのオファーが来るとは限らない
- 途中でケガやスランプがある可能性もある
- 「高卒でプロに行くチャンス」を捨てることになる場合も
つまり、
“安全に見えて、実は大学ルートも簡単ではない”
というのがリアルなところです。
木下永愛のケースで考える「大学 or J」のポイント
ここからは、あくまで“サッカー的視点からの考察”として、
どんな選択が合いそうかを整理してみます。
① すでに「U-16日本代表」経験あり=プロの目には入っている
U-16日本代表に高校生で選ばれている時点で、
Jクラブのスカウトはもちろんチェックしています。
- 代表歴あり
- インターハイ・選手権ともに全国出場
- “裏選手権”でも活躍
という条件を見ると、
将来的にJクラブが声をかけてもおかしくない選手
であることは間違いありません。
② プレースタイル的には、プロでも需要が高いタイプ
現代サッカーで求められているボランチ像は、
- 守備ができる
- 走れる
- 奪える
- つなげる
という「万能型」です。
木下永愛は、
- ボール奪取とセカンドボール回収
- インターセプトからの推進力
- キック精度とセットプレーへの関与
と、現代的ボランチに必要な要素をすでに高校レベルで見せています。
このタイプは、Jクラブでも
- 「中盤の守備を安定させたい」
- 「走れるボランチが欲しい」
というチームには非常にハマりやすいタイプです。
③ 一方で、「大学でさらに伸びそう」な匂いも強い
ただし、ボランチは判断力と経験値がものをいうポジションでもあります。
- 試合のテンポコントロール
- リードしている時・負けている時の試合運び
- 味方や最終ラインとのコーチング
といった部分は、
高校卒業時点よりも、4年後の大学卒業時の方が
ぐっと成熟している可能性が高いです。
木下永愛は、
- 守備の運動量
- ハードワーク
- 球際の強さ
といった「土台の部分」がすでに高いので、
大学で4年間“ゲームメイク”と“リーダーシップ”を身につけると、
かなり完成度の高いボランチになる
というイメージも持ちやすい選手です。
有力候補は?…と言いたいところですが、今は「白紙」が正解
この記事のタイトルは
「大学かJリーグか?有力候補は?」
ですが、結論から言うと、
現時点で特定のクラブ名・大学名を「有力候補」と断言する根拠はありません。
- Jクラブの内定リストに名前が出ていない
- 大学進学先も公式発表なし
- 本人や学校からの進路コメントも、具体的な行き先は出ていない(少なくとも公開情報ベースでは確認できず)
この状態で、
- 「○○に決まりそう」
- 「有力候補は△△大学」
- 「ほぼ▲▲行き」
と書いてしまうのは、
さすがにデマに近いレベルの憶測になってしまいます。
なのでこの記事では、
「木下永愛クラスのボランチなら、
高卒Jも大学進学も、どちらも現実的な選択肢になり得る」
というところまでにとどめておきます。
ファン目線での“もしも”シミュレーション
あくまでサポーターの雑談レベルとして、
「こんな進路だったら面白いよね」という話も少しだけ。
① Jクラブにそのまま飛び込むパターン
- 守備的ボランチの補強を狙うクラブ
- 走れる中盤が欲しいクラブ
- 若手を積極的に起用する方針のクラブ
などが候補になりそうですが、
どのクラブもボランチは「チームの要」なので、
戦術との相性や監督の好みがかなり強く働くポジションです。
「ガンバ大阪門真出身」というルーツから、
関西のクラブや、ボランチ育成に定評のあるクラブを
つい想像してしまいますが、これは完全にファンの妄想ゾーンです。
② 強豪大学で「チームの司令塔」になるパターン
大学サッカーの強豪校には、
- ハードワークするボランチを好むチーム
- 前に出ていける“BOX to BOX”タイプを生かすチーム
など、カラーが分かれています。
木下永愛の
- ボール奪取
- 推進力
- 走力
を考えると、
「守備もできて、前にも出ていけるボランチ」を求める大学
とはかなり相性が良さそうです。
ただ、ここでも具体的な大学名を出すのは
「根拠のない予想」になってしまうので控えます。
これから進路情報を追うなら、どこをチェックすべき?
もしあなたが
「進路が正式に決まったら、いち早く知りたい!」
というタイプなら、次のような情報源をチェックしておくと安心です。
① 学校・サッカー部の公式発表
- 鹿島学園サッカー部の公式サイトやSNS
ここで「卒業生進路」や「Jクラブ内定のお知らせ」が出る可能性は高いです。
② 高校サッカー系メディア
- ゲキサカ(選手名鑑・ニュース)
- 高校サッカードットコム・ジュニアサッカーWeeklyなど
これらのサイトは、
- J内定のニュース
- 進路関連記事
- インタビューで進路に触れるケース
を取り上げてくれることが多いです。
③ Jクラブ・大学サッカー部の公式サイト
高卒J内定者一覧の記事でも、
クラブ公式リリースをもとに情報が整理されています。
進路がJにせよ大学にせよ、
最終的には「所属先の公式発表」が一番正確なので、
気になるクラブや大学がある場合は公式サイトもチェックしておくと良いでしょう。
まとめ
最後にポイントを整理します。
- 鹿島学園のダブルボランチの一角で、中盤の守備とつなぎを担う選手
- U-16日本代表にも選出され、国際大会も経験済み
- インターハイ予選決勝ではAT逆転弾、NB CUPでもMOM級の活躍と、勝負強さも備えている
- 2025年末時点のJ内定者一覧には名前はなく、大学進学先も公式情報は出ていない
- 高卒でJを目指すにせよ、大学で4年鍛えてからプロを目指すにせよ、どちらのルートでも将来が楽しみなボランチ
というわけで、現時点で言える一番正確な答えは、
「大学かJリーグか、まだ公式には決まっていない」
ただし、どちらに進んでもプロの世界が十分狙えるポテンシャルを持ったボランチ
ということになります。
これからの選手権、そしてその後の進路発表。
木下永愛がどんな決断をして、どんな道を歩んでいくのか。
ファンとしては、まずは高校最後の大会を思い切り楽しんでもらいたいところですね。
進路の正式発表が出たら、また改めて
「どんな選択で、どんな未来が見えてくるのか」も整理していきましょう。

