現時点でわかっている公式情報だけで言うと、
進路は「Jリーグ・横浜F・マリノス」が有力どころか、すでに加入内定済み
です。
2025年9月4日、横浜F・マリノスは熊本県立大津高校のDF村上慶が、2026シーズンから加入することが内定したと発表しました。
村上本人もクラブのコメントで、
- 幼い頃からの夢だったプロサッカー選手のキャリアを
横浜F・マリノスという歴史あるクラブでスタートできることがうれしい - 支えてくれた家族や指導者、チームメイトへの感謝を忘れず
1日でも早くマリノスの勝利に貢献したい
と、プロの世界へ飛び込む強い決意を語っています。
つまり、
- 「高卒で大学に進学する」のではなく
- 「高卒でJリーグ・横浜F・マリノスに入る」ルートを選んだ
というのが、現時点での公式な進路です。
この記事では、
- 村上慶がどんな選手なのか
- なぜJクラブからここまで高く評価されているのか
- 一般的に、高校サッカー選手はなぜ「大学かJリーグか」で悩むのか
を整理していきます。
村上慶の基本プロフィール
まずは、サクッとプロフィールから。
- 名前:村上 慶(むらかみ けい)
- 生年月日:2007年4月11日
- 出身地:福岡県
- 身長/体重:約182cm/75kg前後
- ポジション:DF(主にサイドバック、センターバック)
- 所属:熊本県立大津高校サッカー部
- 経歴:アビスパ福岡U-12 → アビスパ福岡U-15 → 大津高校
- 代表歴:
- U-17日本代表(2024年、国際ユースin新潟など)
- U-17日本高校選抜(2025年)
- 主な実績:
- 2025年 全国高校総体(インターハイ)準優勝&大会優秀選手
ざっくり言うと、
「身長182cm・スピードあり・足元うまい・両足キックOK・守備も攻撃もできる万能DF」
という、Jクラブからするとかなり「欲しいタイプ」の選手です。
どんなプレースタイル?「なぜそこに村上慶」がバズった理由
① 守備のユーティリティー性がエグい
FOOTBALL ZONEなどの取材によると、村上慶は
- 右サイドバック
- 左サイドバック
- 3バックの左右CB
- 4バックのセンターバック
など、最終ラインのほぼ全部を高いクオリティでこなせる選手です。
中学時代からフットサルも経験しており、狭いスペースでのボールコントロールや判断力も鍛えられているとのこと。
また、小学生のころのアビスパ福岡時代、
キック力の測定で「左足の数字がかなり低かった」のが悔しくて、
左足のキックを徹底的に練習したというエピソードも紹介されています。
その結果、
「右足も左足も遜色なく強くて質の高いボールを蹴れる」
という武器を手に入れています。
② 攻撃センスも光る「3戦連発DF」
第104回全国高校サッカー選手権では、
- 1回戦:北海戦(7–1)
- 2回戦:青森山田戦(2–0)
- 3回戦:富山第一戦(2–1)
と、DFでありながら3試合連続ゴールを記録して話題に。
特に富山第一戦では、1–0でリードを許した後半に同点ゴールを決めてチームを救っています。
SNS上では
- 「サイドバックだよね?」
- 「なぜそこに村上慶!」
- 「もうセンターフォワードって言ってもおかしくない」
といった声が飛び交い、
「なぜそこに村上慶」というフレーズがちょっとした合言葉のようになりました。
サイドバックがゴール前まで入っていく「飛び出しの質」と、
182cmの高さを生かしたヘディングの強さ。
この2つが、Jクラブから見ても非常に魅力的なポイントです。
③ メンタル面も評価されている
取材記事などを読むと、
- 試合後すぐに「次の試合に向けて時間は動いている」と語る冷静さ
- 先輩選手のプレーやメンタリティーをよく観察し、「自分に足りないもの」を言語化している姿勢
など、精神面の成長スピードも高く評価されていることがわかります。
そもそも、高校サッカー選手の進路は「大学かJリーグか」なぜ悩む?
ここでいったん、村上慶から少し離れて、
高校サッカー強豪校の選手たちの進路パターンを整理してみます。
パターン1:高卒でJリーグクラブに入る
いわゆる「高卒プロ入り」です。
メリット(一般論)
- 早くからプロのスピードと強度を経験できる
- 若い年齢からトップチームのローテーションに入れるチャンスがある
- うまくハマれば10代でJ1レギュラーも夢ではない
デメリット(一般論)
- 競争がかなり激しく、試合に出られない時間が長くなることも多い
- ケガなどで出場機会を失ったとき、メンタル的に苦しくなりやすい
- 学歴という意味では「高卒」のままになる(※後で触れますが、通信制などで大学に通う選手もいます)
パターン2:大学サッカー → Jリーグ
強豪大学(筑波大、明治大、順天堂大、阪南大など)を経てプロ入りを目指すルートです。
メリット(一般論)
- 身体づくりや戦術理解を、少し長い目で時間をかけて伸ばせる
- プロ入りが叶わなくても、大学卒の学歴や人脈が残る
- 大学リーグやインカレなど、別の全国舞台で経験を積める
デメリット(一般論)
- プロ入りの年齢が遅くなる(22歳前後)
- 大学でケガやスランプがあると、そのままプロの道が閉ざされるリスクも
- 「プロ入り前に燃え尽きてしまう」ケースもゼロではない
パターン3:他のルート(海外・社会人・就職など)
少数派ですが、
- 海外のユースやクラブを目指す
- 社会人リーグ・実業団でプレーしながら会社員として働く
- サッカーから離れて別の進路に進む
といった選択をする選手もいます。
村上慶はどのルート?「大学かJリーグか問題」の答え
ここで、村上慶の話に戻ります。
公式発表ベースでは「高卒プロ入り」
先ほどのとおり、
- 2026シーズンから横浜F・マリノス加入内定
→ つまり「高卒でJリーグクラブに入る」と決めている
というのが現時点での公式な情報です。
なので、タイトルの問いに対してシンプルに答えるなら、
「大学かJリーグか?」→現状はJリーグ(横浜F・マリノス)が進路として確定的
ということになります。
大学の「有力候補」は?
ここが一番気になるところかもしれませんが、
- どの大学を受けるつもりだったのか
- 大学からオファーが来ていたのか
といった具体的な大学名や受験の話は、公には出ていません。
そのため、
「〇〇大学が有力だった」
「△△大学と迷っていた」
といった具体名を出した推測を書くのは、現時点では正確ではありませんし、選手本人にも失礼だと思います。
この記事では、
- 進路としては「高卒プロ入りルート」を選んだ
- もし大学に進んでいたとしたら、こういうタイプの大学サッカーで輝いていたかも…というのは、あくまでファンの頭の中の妄想レベル
という立ち位置にとどめておきます。
とはいえ…プロになってから「大学で学ぶ」道もある
ここで少しだけ補足です。
「大学に行かない=一生勉強できない」
というわけではありません。
実際のJリーガーでも、
- 通信制大学
- eラーニング中心の大学
- スポーツ系の専門学校
などで、現役選手を続けながら学びを続けている選手が少なくありません。
なので、村上慶も
- まずは横浜F・マリノスでプロとして結果を出す
- そのうえで、タイミングを見ながら学びの場を広げていく
という選択肢も、将来的にはあるかもしれません。
ここは完全に「一般論」ですが、
これからの時代は
「サッカーだけ」でもなく、「学びだけ」でもなく、
両方をどうバランスよく続けるかが大事
という流れになってきています。
横浜F・マリノスで期待される役割は?
ここからは、少しだけ「サッカー的な目線」での話です。
当然ながら、横浜F・マリノスは強豪クラブ。
いきなり1年目からフル出場…というのは簡単なことではありません。
ただ、マリノスのサッカーを考えると、
- 攻撃的なサイドバック
- ビルドアップに関わるセンターバック
- 走力とスピードを生かしたハイライン守備
など、村上慶の特徴とかなり相性が良さそうなポジションが多いのも事実です。
特に、
- 両足のキックでサイドチェンジやクロスを蹴れる
- 182cmで空中戦も強い
- 高校選手権で「なぜそこに村上慶」と呼ばれるほどの攻撃参加
というのは、
「現代型サイドバック」や
「ストッパー兼ビルドアップ役のCB」
として、かなり面白い素材です。
もちろん、
- 外国籍選手
- すでに実績のある日本人DF
- 同世代の有望株
との競争はかなり激しいはずですが、
数年がかりで鍛え上げられたとき、どんな選手になっているかを想像するとワクワクします。
高校サッカーファンが今チェックしておきたいポイント
「進路はもうJリーグでしょ」とわかっていても、
高校サッカーファンとしては、まだまだ楽しみが残っています。
① 高校最後の大会での「リーダーぶり」
- インターハイ準優勝&優秀選手
- プレミアリーグWESTでも主力として活躍
といった実績に加え、
3年生としてチームをどうまとめ、最後の大会に挑むのかも見どころです。
試合中に
- 味方への声かけ
- ラインコントロール
- 失点したあとのリアクション
などを意識して見てみると、「ただのうまい選手」以上のものが見えてきます。
② プロ1年目〜2年目の「立ち位置」
Jクラブに入ってからの最初の数年は、
- トップチーム帯同がどれくらいあるか
- ルヴァン杯や天皇杯で出番があるか
- 2種登録や提携クラブへの期限付き移籍があるか
など、クラブがどう育てたいと考えているかが見えてくるタイミングです。
マリノスが
- 右SBとして育てるのか
- 左SBやCBも含めた「マルチDF」として育てるのか
このあたりも、今後の注目ポイントですね。
③ 代表でのステップアップ
すでに
- U-17日本代表
- U-17日本高校選抜
を経験している村上慶。
このまま順調にいけば、
- U-20日本代表
- その先のU-23、A代表
といったステップも、十分に現実的な射程に入ってきます。
まとめ
最後に、この記事のポイントをもう一度まとめます。
- 進路について
- 2026シーズンから横浜F・マリノス加入内定
→ 現時点の公式情報では、「高卒でJリーグ入り」が決まっている
- 2026シーズンから横浜F・マリノス加入内定
- 大学進学について
- どの大学と迷っていた、などの具体的な情報は公表されていない
- そのため、大学名を出して「有力候補」を語るのは推測になってしまうので、本記事では控えている
- 選手としての魅力
- 182cmの高さとスピード
- サイドバック/センターバックをこなす守備のユーティリティー
- 両足のキックと、3戦連発の得点力
- インターハイ準優勝・U-17日本代表などの実績
- ファンとしての楽しみ方
- 高校最後の大会でのプレーとリーダーぶり
- マリノスでのポジション争いと起用法
- 代表でのステップアップ
タイトルに合わせて一言で答えるなら、
「村上慶の進路は?大学かJリーグか?」
→ 公開情報ベースでは、Jリーグ(横浜F・マリノス)が確定的。
そのうえで、
- プロの世界でどこまで伸びるのか
- 将来的に「学び」とどう向き合っていくのか
- 日本代表までたどり着くのか
…という「その先の物語」は、まだ始まったばかりです。
高校サッカーのピッチで輝く姿も、
日産スタジアムでマリノスのユニフォームを着てプレーする姿も、
しっかり目に焼き付けておきたいですね。

