結論から言うと、大藤颯太選手の「進路」はすでに決まっています。
大学進学ではなく、2026シーズンからJリーグ・東京ヴェルディ入りが内定しています。
この記事では、
- そもそも大藤颯太ってどんな選手?
- なぜ「大学かJリーグか」と注目されたのか?
- 東京ヴェルディを選んだ意味
- もし大学進学していたら…という仮定の話
- 今後、どんなストライカーになっていきそうか?
を解説していきます。
大藤颯太の進路は「Jリーグ行き」で決定済み
まず最初に一番知りたいところから。
- 所属:流通経済大学付属柏高校(流経大柏)
- ポジション:FW
- 生年月日:2007年8月7日
- 身長/体重:およそ190cm/80kg前後
- 出身チーム:成田SC(成田SOCCER CLUB)
この大型ストライカーに対して、東京ヴェルディが2025年10月27日に「2026シーズンからの加入内定」を公式発表しています。
つまり、
「大学に進むのか?Jリーグに行くのか?」
という“二択”の話は、すでに「Jリーグ(東京ヴェルディ)」で答えが出ている、というのが現在の状況です(2026年1月4日時点)。
ただ、「なぜ大学ではなくプロ一本でいくのか」「どんなクラブを選んだのか」「どんな将来性があるのか」は、サッカーファンとしてはすごく気になるところですよね。ここから詳しく見ていきましょう。
大藤颯太ってどんな選手?プロフィールと特徴
プロフィールのおさらい
改めて、基本情報を整理します。
- 名前:大藤 颯太(おおふじ そうた)
- 学校:流通経済大学付属柏高校(千葉)
- 学年:3年(2025年度)
- ポジション:FW
- 背番号:20
- 身長:およそ189〜190cm
- 体重:およそ74〜83kg(媒体によって表記差あり)
- 経歴:成田SC → 流経大柏
高校年代では、
- 高円宮杯U-18プレミアリーグEAST
- インターハイ
- 全国高校サッカー選手権
などで活躍してきた選手です。インターハイでは優秀選手にも選ばれています。
プレースタイル:190cmなのに走れる「スピードストライカー」
メディアの紹介を総合すると、こんな特徴が挙げられます。
- 身長約190cmの大型センターフォワード
- 空中戦が強く、クロスにも競り勝てる
- ただ背が高いだけではなく、スピードもある
- 足元の技術もまずまずあり、裏への抜け出しやキープもできる
- インターハイやプレミアで「点を取る役」として期待されてきた
簡単に言うと、
「背が高いのに、走れて、裏にも抜けて、ヘディングも強いストライカー」
というイメージです。
日本の高校サッカーでは、ここまでサイズとスピードを兼ね備えたFWはそう多くはありません。
スランプと復活、メンタル面の成長
東京ヴェルディ内定が決まったあと、プレッシャーからか、5か月で公式戦2得点とスランプに陥り、スタメン落ちも経験したと報じられています。
しかし、全国高校サッカー選手権では、途中出場からPKをきっちり決めて復活のきっかけを掴んでいます。
- 「東京V内定の重圧」
- 「試合に出られない時間」
- 「それでももう一度ゴール前に立つ」
という流れは、メンタル面の強さを語る上で大事なポイントです。
プロの世界は結果がすべての厳しい環境ですが、高校時代から“壁”を乗り越える経験をしているのは、今後の成長にとってプラスになりそうです。
なぜ「大学進学か?Jリーグか?」と話題になったのか
タイトルにもある「大学かJリーグか?」問題。
実際にはもうJリーグ行きが決まっているとはいえ、なぜここまで“進路”が注目されるタイプの選手だったのかを整理しておきます。
流経大柏からの進路パターン
流経大柏は、日本の高校サッカー界でも屈指の名門です。OBの進路をざっくり見ると、
- 流通経済大学(系列の大学)に進学 → そこからプロへ
- 他大学(筑波大、明治大、順天堂大など強豪)に進学 → プロへ
- 高校卒業後、Jリーグクラブへ直接加入
と、大きく3パターンあります。
つまり、「高校 → 大学 → Jリーグ」というルートも、
「高校 → Jリーグ」というルートも、どちらもあり得る環境です。
「大学でも主役級」になりそうな素材
190cmの高さとスピードを持ち、インターハイ優秀選手にも選ばれていることを考えると、もし大学に進学していたとしても、
- 関東の強豪大学(流通経済大、筑波、明治、順天堂など)
- 関西の強豪(関西学院大、阪南大など)
でエース候補として注目されていたであろうレベルの素材です。
ここで大事なのは、
「これらの大学が実際にオファーしていた」
という情報が出ているわけではなく、
“このクラスの選手なら、そういう大学に行ってもおかしくない”レベルだ
という“サッカー界の相場感”としての話だ、という点です。
きっかけは「プレミアEASTでの対戦」
記事によると、東京ヴェルディのトップチーム監督が、高円宮杯プレミアEASTで大藤選手を直接見て評価し、そこから加入につながったとされています。
- Jクラブの監督が、対戦相手の高校生を“見初める”
- そこからスカウト・交渉が進む
- 高校3年のタイミングで「加入内定」発表
という流れは、まさに“プロ直行コース”です。
このように、
「大学に行ってもスターになりそうな素材だけど、
Jクラブの目に留まり、そのままプロ行きを決断した」
という背景があるので、
「大学か?Jリーグか?」というテーマで語られやすい選手だと言えます。
東京ヴェルディを選んだ意味
では、数あるJクラブの中で、なぜ東京ヴェルディなのか?
ここは、クラブの特徴を知ると見えてくる部分があります。
東京ヴェルディとはどんなクラブか
- J1リーグに所属(2023年にJ1昇格、2024年は6位、2025年は17位で残留)
- 2020年代に入り、若手を積極的に起用しながらチームを作るスタイル
- 攻撃的でボールをつなぐサッカーを志向
- 育成年代(ユース・ジュニアユース)も強豪で、代表選手を多く輩出
最近は、昇格プレーオフからJ1に戻り、「名門復活」のイメージも強くなってきています。
若手ストライカーにとってのメリット
大藤選手から見たとき、東京ヴェルディにはこんなメリットがあります。
- 若手でもチャンスをもらいやすい環境
- 前線の選手が流動的に動く攻撃的サッカーで、裏抜け・高さの両方を活かしやすい
- J1でプレーできるので、レベルの高いDFと毎週対戦できる
実際に、2025シーズンも20代前半の若い選手たちが多く出場し、クラブは彼らと継続的に契約更新をしています。
「試合に出られるかどうか」はもちろん厳しい世界ですが、
“若手でも試合に絡んでいきやすいクラブ”というのは、大藤選手にとって大きなポイントでしょう。
東京Vから“日本代表ストライカー”を目指す道
東京ヴェルディは歴史的に見ても、
- 三浦知良(カズ)
- 武田修宏
- 高木琢也 …など
多くのスターFWを輩出してきたクラブでもあります。
クラブの看板として「ストライカーの系譜」を持っているチームに、新たな大型FWとして飛び込むのは、選手にとってもロマンがありますよね。
「もし大学に進んでいたら?」という仮定の話
ここからは、完全に「もし大学進学を選んでいたら?」という仮定の話です。
実際には東京ヴェルディ行きが決まっているので、あくまで“たられば”として読んでください。
想像される進路パターン
大藤クラスのFWが大学に進む場合、よくあるルートは、
- 流通経済大学(系列)に進んで、そのままプロへ
- 関東の強豪大学に進学して、関東大学リーグで実績を積み、Jクラブへ
といった形です。
もし大学に行っていれば、
- 関東大学リーグで2〜3年目からエース級の存在に
- インカレや総理大臣杯で得点王争いに絡む
- 4年でJ1・J2複数クラブからオファー
といったキャリアも十分に考えられるポテンシャルだと言えます。
大学進学の“メリット・デメリット”
一般論として、高校→大学→Jリーグの流れには、こんなメリットとデメリットがあります。
メリット
- 体づくり・戦術理解に時間をかけられる
- 試合に出られれば、大学トップレベルの環境で「試合経験」を積める
- 学位(学歴)を取得できる
デメリット
- プロ入りが4年遅れる
- 大学で試合に出られなければ、逆に評価を落とすリスクもある
- ケガで長期離脱した場合、プロ入りが難しくなることも
大藤選手は、自分の伸びしろ・タイミング・オファーの内容を総合的に考えた上で、「早くプロの世界に飛び込む」という決断をしたと考えられます。
高校時代の“物語”から見えるメンタル面
進路の話を考えるとき、「どんな高校時代を過ごしてきたか」は無視できません。
インターハイでの躍動
インターハイ2025では、流経大柏はベスト4に進出。
その中で大藤選手は、優秀選手にも選ばれています。
- 高さ
- スピード
- 裏への抜け出し
- 決定力
といった武器を評価され、「原石」という表現もされています。
プレミアEASTでの存在感
高円宮杯U-18プレミアリーグEASTでも、
出場時間と得点数を見れば、チームの前線で重要な役割を担っていたことがわかります。
このプレミアEASTの試合をきっかけに、東京ヴェルディの指揮官の目にとまったという報道があるので、
まさに
「リーグ戦でのパフォーマンスが人生を変えた」
といってもいいでしょう。
スランプからのPK弾
先ほども少し触れましたが、
東京V内定後のスランプから、全国高校サッカー選手権でPKを決めて復活の兆しを見せたストーリーは、メンタル面の成長を象徴しています。
- 結果が出ない
- スタメンから外れる
- それでもチームメイトと共に戦い続ける
- チャンスが来たときに、プレッシャーのかかるPKを決める
この経験は、プロの舞台に立ったとき、必ず生きてくるはずです。
東京ヴェルディでの「有力ポジション」と役割予想
ここからは、少し“サッカーオタク寄り”の話になりますが、
東京ヴェルディで大藤選手がどんな役割を担っていきそうか、イメージしてみます。
競争相手は誰になりそう?
2025シーズンの東京ヴェルディを見ると、前線には
- 20代前半の若手FW
- サイドでも中央でもできるアタッカー
が多く在籍していて、彼らがJ1の舞台で試合に出ています。
そこに、
- 190cmで競れる
- なおかつ走れる中央のストライカー
として大藤選手が入ってくるイメージです。
当面は、
- 途中出場で試合終盤にターゲットマンとして投入
- カップ戦やメンバーが欠けた試合で先発チャンス
という形からスタートする可能性が高いでしょう。
チーム戦術との相性
東京ヴェルディは、ボールをつなぐサッカーを志向しつつ、
サイドからのクロスや、裏への抜け出しも重視するスタイルです。
その中で大藤選手は、
- ゴール前でクロスに合わせる
- カウンター時に相手のDFライン裏へ走る
- 前線でロングボールを収めて、周りを走らせる
といった役割を期待されると考えられます。
「武器を一つ、徹底的に尖らせる」
プロの世界では、
「何でもそこそこできる選手」よりも、
「これだけは誰にも負けない」という武器を持っている選手
の方が重宝されます。
大藤選手の場合は、
- 高さ(空中戦)
- スピード(裏への抜け出し)
このどちらか、もしくは両方を“J1レベルでも通用する武器”にまで引き上げられるかどうかが、ブレイクのカギになりそうです。
今後の成長ポイントと“理想像”
最後に、今後の伸びしろと「こうなったらすごい」という理想像をまとめてみます。
伸びしろが大きそうなポイント
- フィジカルの完成度
- 190cmの体を、J1の当たりにも負けないレベルに鍛え上げる
- 連戦に耐えうるスタミナ
- ボールを収める力
- 相手DFを背負ってボールをキープ
- 味方が上がるまで時間を作れるようになる
- ゴール前での“落ち着き”
- ワンタッチで流し込む
- GKとの1対1で慌てない
- 守備での貢献
- 前線からのプレス
- セットプレー守備でのヘディングクリア
これらがレベルアップすれば、
東京ヴェルディだけでなく、日本代表の将来の候補に入ってきても不思議ではないサイズとポテンシャルです。
理想像として重ねられるタイプ
あくまでイメージですが、
- 身長・空中戦の強さ → 日本人大型FWの系譜
- 裏へのスピード → 近年のモダンなストライカー像
をミックスしたような、
「高さもスピードもある、日本人ハイブリッド9番」
になれれば、日本サッカーにとっても非常に貴重な存在になります。
まとめ
最後に、ポイントを整理します。
タイトルは「大学かJリーグか?」となっていますが、
現時点での答えははっきりしていて、
「Jリーグ・東京ヴェルディ行き」
です。
あとは、
- J1の激しい当たりにどこまで順応できるか
- 自分の武器(高さ・スピード)をどこまで尖らせられるか
- プレッシャーの中で、どれだけゴールという結果を出せるか
という“プロの世界”での勝負になります。
高校サッカーで名前を知った人も、
これからニュースやハイライトで初めて見る人も、
「あの190cmの流経大柏の9番(20番)、プロでどうなっていくんだろう?」
という目線で追いかけていくと、
サッカー観戦がさらに楽しくなるはずです。
今後数年、大藤颯太という名前を、Jリーグのピッチで何度も目にすることになりそうですね。

