スポーツクライミング界を代表するビッグカップル、
野口啓代(のぐち あきよ)さんと楢崎智亜(ならさき ともあ)さん。
東京オリンピックで日本代表として戦い、
そのあと結婚を発表した2人のストーリーは、
まさに「同じ夢を追いかけてきたパートナー」という言葉がぴったりです。
この記事では、
- 2人の基本プロフィール
- 中学生の頃の「初めての出会い」
- 先輩・後輩から、プロ同士の恋人になるまで
- 楢崎智亜さんの“ガンガン行った”告白エピソード
- 東京五輪を経て結婚に至るまで
をまとめていきます。
まずは2人のプロフィールをおさらい
野口啓代(のぐち あきよ)
- 生年月日:1989年5月30日(楢崎さんより7歳年上)
- 出身地:茨城県龍ケ崎市
- 競技:スポーツクライミング(ボルダリングなど)
- 主な実績:
- ボルダリング・ワールドカップ年間総合優勝 4回
- ワールドカップ通算21勝以上
- 東京2020オリンピック 女子複合で銅メダル
日本のクライミング界では、「女王」「レジェンド」と呼ばれる存在です。
楢崎智亜(ならさき ともあ)
- 生年月日:1996年6月22日(野口さんより7歳年下)
- 出身:栃木県宇都宮市
- 競技:スポーツクライミング
- 主な実績:
- 2016年 ボルダリング・ワールドカップ年間総合優勝
- 同年 世界選手権ボルダリング優勝(日本人初の快挙)
- 2019年 世界選手権ボルダリング&複合で優勝
- 東京2020オリンピック 男子複合 4位
ダイナミックな動きと高い身体能力から、
「ニンジャ」と呼ばれることもある、日本のエースクライマーです。
2人の年の差は7歳|“姉さん女房”なアスリート夫婦
2人は7歳差の年の差夫婦です。
- 野口啓代:1989年生まれ
- 楢崎智亜:1996年生まれ
報道やバラエティ番組では、
「7つ上の妻」「彼女は人生で初めての彼女」
と紹介されることが多く、
“年上のレジェンドクライマー”と“年下の新世代エース”という関係性が、
ストーリーとしてもとても印象的です。
では、この7歳差クライマー夫婦は、どんなきっかけで出会い、
どうやって恋人同士になり、結婚に至ったのでしょうか。
ここからは、時系列で追いかけていきます。
中学生と20代前半での“初めての出会い”
2人の出会いは、なんと楢崎智亜さんが中学生の頃までさかのぼります。
テレビ番組やインタビューによると、
- 初めて会ったとき
- 野口さん:20代前半
- 楢崎さん:13歳の中学生
だったと話しています。
舞台は野口家のプライベートジム
ある番組では、
初対面は、野口さんの実家の一角にあるプライベートジムだった
と紹介されています。
当時の2人の立場は、こんな感じです。
- 野口啓代
- すでにボルダリング・ワールドカップで優勝経験あり
- 「世界トップクラスの選手」として知られていた
- 楢崎智亜
- クライミングが大好きな中学生
- まだ体も細く、トレーニングについていけないくらいだった
野口さんは、
「その頃の智亜くんは、まだ非力で、トレーニングについて来られないくらいだった」
と振り返っています。
この頃の2人は、もちろん「恋愛」というよりは、
- 世界のトップで戦う女性クライマー
- その背中を追いかける、中学生クライマー
という、憧れと尊敬の関係に近かったようです。
最初は「かわいい弟」|雲の上の先輩と、憧れの中学生
2人とも、バラエティ番組やインタビューで当時の印象について話しています。
楢崎智亜にとっての野口啓代
- すでにワールドカップで優勝していたトップ選手
- 「雲の上の存在だった」と表現されている
中学生の楢崎さんから見れば、
「テレビや世界大会で見るスター選手が、目の前にいる」
という状態で、完全に“憧れの人”だったはずです。
野口啓代にとっての楢崎智亜
一方で、年上の野口さんにとっては、
- 「年の離れた、かわいい後輩」
- 「弟のような存在」
という感覚だったそうです。
このときはまだ、恋愛感情というより、
「一生懸命がんばっている年下クライマー」
として見ていた、というのが正直なところだったようです。
高校卒業後、「日本代表」として再び同じチームに
物語が大きく動き出すのは、
楢崎智亜さんが高校を卒業して、プロとして本格的に活動し始めてからです。
野口さんはテレビで、
「本格的に一緒にトレーニングするようになったのは、
主人(智亜さん)が高校を卒業してプロになり、
お互い日本代表として世界を転戦するようになってから」
と話しています。
つまり、
- 中学生の頃:憧れの先輩と、追いかける後輩
- 高校卒業後 :同じ日本代表チームの一員として、世界を一緒に回る仲間
へと関係性が変わっていったのです。
一緒に世界を回るうちに、距離が近づく
日本代表としてワールドカップを転戦する生活では、
- 長い遠征
- 同じ大会スケジュール
- トレーニングやアップも同じ場所
など、「一緒にいる時間」が自然と増えます。
クライミングは個人競技ですが、
- 課題の読み方
- コンディションの整え方
- メンタルの保ち方
など、相談し合う場面も多いはずです。
そんな中で、
年上のレジェンドと、急成長する若手エースという2人は、
少しずつ「戦友」のような関係になっていきました。
きっかけは“完璧じゃない一面”|楢崎智亜の気持ちが動いた瞬間
あるインタビューでは、
いつも強くて完璧に見えた野口啓代さんが、
ふと弱い一面や素直な姿を見せたことがきっかけで、
楢崎智亜さんの中で気持ちが大きく動いた
というエピソードも紹介されています。
- 常に結果を求められるトップ選手
- 表では強く見えるけれど、実はプレッシャーも大きい
そんな姿を近くで見るうちに、
「ただの憧れの人」から
「守りたい、支えたいと思う人」
へと、楢崎さんの気持ちが変わっていったのかもしれません。
「ガンガン行っちゃった」告白エピソード
2人の馴れ初めでもっとも有名になったのが、
バラエティ番組『新婚さんいらっしゃい!』や『ジャンクSPORTS』などで語られた、
楢崎智亜さんの“ガンガン行っちゃった”発言です。
人生で初めての彼女が野口啓代
番組では、
- 「野口啓代さんが、人生で初めての彼女だった」
という、ちょっとキュンとする事実も明かされています。
年下の世界的クライマーが、
長年憧れてきた7歳年上のレジェンドに
真っすぐアタックしていった、という構図だけでもドラマチックです。
「夢に啓代ちゃんが出てきた」ストレートすぎるアピール
『ジャンクSPORTS』では、野口さんの口から、
- 「“昨日、夢に啓代ちゃんが出てきた”って言われた」
- 「告白より恥ずかしいことをガンガン言われた」
という、のろけ話も出ています。
最初は年下のかわいい後輩としてしか見ていなかった野口さんも、
- ここまでストレートに好意を伝えられたこと
- 長く同じ時間を過ごす中で、人柄やまじめさを知っていたこと
などから、「あ、本気なんだな」と感じるようになっていったようです。
交際スタートで一気に開花した楢崎智亜の才能
面白いのは、
交際が始まったあと、楢崎智亜さんの成績が一気に伸びていったことです。
ある記事によると、
- 交際前の年間世界ランキング:33位
- 交際後の翌年:
- ボルダリング・ワールドカップ優勝
- 世界選手権で日本人初のタイトル獲得
という、まさに“覚醒”とも言える飛躍を見せています。
楢崎さん自身も、
メンタル面などで野口さんからもらったアドバイスが大きかった
と語っています。
トップ選手同士だからこそ、
- 緊張との向き合い方
- 調子が悪いときの切り替え方
- 長いシーズンを戦い抜く考え方
など、言葉の一つひとつが響いたのかもしれません。
東京オリンピックという「2人にとって特別な大会」
2人にとって、東京2020オリンピックは、人生の大きなターニングポイントになりました。
- 野口啓代:女子複合で銅メダル獲得後、現役引退
- 楢崎智亜:男子複合で4位入賞(メダルには届かずも、世界トップレベルを証明)
長い年月をかけて目指してきた舞台を、
「同じ日本代表、そしてパートナー」として戦い抜いたことになります。
この「東京五輪」は、あとで触れる結婚のタイミングにも深く関わってきます。
東京五輪後に結婚|クリスマスに一斉発表
2人が結婚を発表したのは、
2021年12月25日・クリスマス。
インスタグラムでウェディングフォトを公開しながら、
「東京五輪開催後に入籍いたしました」
と報告しています。
ポイントを整理すると、
- 入籍したのは東京オリンピックが終わったあと
- 発表日は、2021年12月25日(クリスマス)
- 2人ともクライミング用の壁をバックにした、
クライマーらしいウェディングフォト
という、クライミング界らしい“2人らしい結婚発表”でした。
コメントでは、
- 「同じ世界で同じ目標に向かい、切磋琢磨してきた」
- 「これからもどんな壁でも一緒に乗り越えていきたい」
といったメッセージも添えられていて、
競技で使う「壁」と、人生の「壁」を重ねた言葉が印象的です。
結婚後の2人|レジェンドと現役エースとして支え合う
結婚後も、2人はそれぞれの形でクライミングに関わり続けています。
- 野口啓代
- 現役は引退しつつも、クライミングの普及活動やメディア出演などで活躍
- 大会の解説やイベントなど、「伝える側」としての役割も増えている
- 楢崎智亜
- いまも日本代表のエースとして世界で戦い続けている
- 世界選手権やワールドカップでタイトルを争う存在
テレビ番組では、
- 茨城にこだわりのマイホームを建てて暮らしている
- 夫の“やんちゃエピソード”に野口さんが苦笑いする
といった、少しほほえましい夫婦の日常も紹介されています。
中学生の出会いが「プロ同士の恋」に変わるまで(まとめ)
最後に、2人の馴れ初めを時系列でざっくり整理しておきます。
- 中学生の頃に初対面
- 舞台は野口家のプライベートジムなど
- 当時20代前半で世界トップの野口啓代と、13歳の中学生・楢崎智亜
- その頃は「先輩と後輩」「憧れの人」としての関係
- 楢崎さんにとっては雲の上の存在
- 野口さんにとっては「かわいい弟みたいな後輩」
- 高校卒業後、同じ日本代表として一緒に世界を回る
- ワールドカップ転戦や合宿で、長い時間を共に過ごす
- 互いに戦う“チームメイト”であり“戦友”のような存在へ
- 弱さも見せ合える関係になり、距離が縮まる
- 強く完璧に見えた野口さんの、素の一面を見たことがきっかけに
- 楢崎さんの中で「守りたい人」という気持ちが芽生える
- 楢崎智亜の“ガンガン行っちゃった”アプローチで交際へ
- 「夢に啓代ちゃんが出てきた」などストレートな言葉でアピール
- 人生で初めての彼女が野口啓代だった、というエピソードも
- 交際後、楢崎智亜が世界トップへと一気に飛躍
- 世界ランク33位から、ワールドカップ優勝&世界選手権制覇へ
- メンタル面のアドバイスなど、野口さんの支えも大きかったと語られている
- 東京五輪を共に戦い、その後に結婚
- 野口さん:女子複合銅メダル→その大会を最後に現役引退
- 楢崎さん:男子複合4位
- 東京五輪後に入籍し、2021年12月25日に結婚を公表
中学生と20代前半の「憧れの先輩と年下の後輩」という出会いから、
同じ日本代表として世界を回る“戦友”になり、
やがて「プロ同士の恋人」、そして「夫婦」へ。
2人の馴れ初めは、
夢を追い続けているうちに、
一緒に夢を見る相手になっていた
そんな物語と言えるかもしれません。
これからも、
- レジェンドとしてクライミングを広める野口啓代さん
- 現役エースとして世界と戦う楢崎智亜さん
2人がどんな“新しい壁”に挑んでいくのか、
クライミングファンとして、静かに応援していきたいですね。


