2026年1月6日の朝、東京・杉並区下高井戸の住宅街で起きた火事について、場所・状況・原因のわかっている部分を、できるだけわかりやすく整理してまとめます。
杉並区下高井戸の火事の概要
まずは、「いつ・どこで・何が起きたのか」をざっくり整理します。
- 発生日時:2026年1月6日(火)午前7時ごろ、「一戸建て住宅が燃えている」と119番通報
- 場所:東京都杉並区下高井戸の住宅街
- 規模:
- 2階建ての一戸建て住宅が火元とみられる
- 周辺の住宅にも燃え広がり、あわせて6軒・約115平方メートルが焼けたと報道
- 出動した消防車など:ポンプ車など約40台が出動し、約1時間半後にほぼ消し止められた
この火事で、火元とみられる住宅から1人が救助されましたが、その後死亡が確認されています。
また、この家に住んでいたとされる90代の女性と連絡が取れていないと報じられており、警視庁が身元の確認を進めています。
火事が起きた場所はどこ?周辺はどんなエリア?
最寄り駅は「京王線・上北沢駅」付近
報道によると、現場は京王線・上北沢駅からおよそ600m〜1kmほどの住宅街とされています。
- 路線:京王線
- 最寄り駅:上北沢駅
- 駅からの距離感:徒歩で約8〜12分ほどのイメージ
地図で言うと、上北沢駅の北側〜北西側に広がる住宅街の一角で、細い路地に木造住宅が密集しているエリアと報じられています。
「場所地図」のイメージの掴み方
報道では、具体的な番地(◯丁目◯番地)までは公表されていません(2026年1月6日午前時点)。
読者として場所のイメージを掴むには:
- Googleマップを開く
- 「京王線 上北沢駅」で検索
- 駅から北側〜北西側に広がる「杉並区下高井戸」の住宅街を見る
こうすると、ニュース映像で映っているような「細い路地に住宅が密集したエリア」がどのあたりなのか、なんとなくイメージがつかみやすくなります。
出火の原因は?(2026年1月6日午前時点)
一番気になる「出火原因」ですが、現時点では、まだ公式に「これが原因」とは発表されていません。
警視庁や東京消防庁が、現場検証を行いながら
- どこから火が出たのか
- 電気系統、暖房器具、ガスコンロなどとの関係はあるのか
- 放火など犯罪性はないのか
といった点を詳しく調べている段階です。
「これが原因だ」と決めつけないことが大事
SNSなどでは、よく
- 「冬だからきっとストーブだろう」
- 「高齢者の一人暮らしだから、コンロの消し忘れだろう」
といった“憶測”が飛び交いがちです。
しかし、火事の原因は、実際には
- コンセント周りのトラッキング現象
- 家電製品の故障
- 分電盤まわりのトラブル
- タコ足配線・延長コードの劣化
- ベランダの物に火がつく など
専門家でないとわからないケースも多く、外から見ただけではほとんど判断できません。
この記事では、あくまで「公式発表待ち」であることを前提にしつつ、後半で「一般的な火災対策」として参考になるポイントだけを紹介します。
被害状況を整理:建物6軒が焼け、1人が死亡
報道を整理すると、被害状況は以下のようになっています(2026年1月6日午前時点)。
建物の被害
- 火元とみられる2階建て住宅が全焼、またはそれに近い被害
- 周囲の住宅にも燃え広がり
→ 合わせて6軒・約115平方メートルが焼けたと報道
住宅が密集している地域のため、延焼スピードが早かった可能性があります。
人的被害
- 火元とみられる住宅から1人が救助されるも、その後死亡が確認
- この住宅には90代の女性が1人で暮らしていたとされ、その女性と連絡が取れていない
→ 警視庁が、見つかった遺体の身元確認を進めています
周囲の住民について、現時点の報道では
- 近隣住民に大きなけが人が出た、という情報は出ていません(小さなケガや体調不良などは、今後伝えられる可能性があります)。
なぜここまで燃え広がった?住宅密集地ならではの危険性
今回の現場は、
- 細い路地に木造住宅が密集しているエリア
- 消防車が入りにくいような狭い道もある
と伝えられています。
このような場所では、以下のような点が「燃え広がりやすさ」につながります。
- 建物同士の距離が近い
→ 外壁や窓、ベランダなどを伝って、隣家へ一気に延焼しやすい - 木造住宅が多い
→ 木やベランダの洗濯物、ベニヤ板、古いベランダの波板など、燃えやすい素材が多い - 道路が狭い
→ 大きな消防車がすぐ近くまで入れず、ホースを長く伸ばす必要がある
→ 消火活動に時間がかかりやすい - 住宅が入り組んでいる
→ 風の向きによっては、炎や熱、火の粉が別の方向の家に飛びやすい
今回も、火元とみられる一戸建てから周辺の住宅へ、短時間で延焼したとみられています。
近隣住民はどんな状況だったのか(報道からわかること)
テレビのニュース映像などでは、近隣の住民の方が
- 「朝からサイレンの音がすごかった」
- 「窓の外を見たら、黒い煙が上がっていた」
- 「一気に炎が上がっていて、怖くて外に出られなかった」
といった証言をしている様子が映し出されています。
こうした住宅密集地の火事では、
- とにかく早く119番通報する人
- 近所に声をかけて逃げるよう知らせる人
- 自分の家のガス栓やブレーカーを確認する人
など、周囲の動きもとても重要になります。
一方で、炎や煙が近いときは「無理に消火しようとしない」ことも大切です。
- 消火器で消せるのは「初期消火」まで
- すでに炎が天井や窓から噴き出しているような状態では、素人が近づくのは非常に危険
命を守る行動を最優先にすることが、何よりも大切です。
今回の火事から学べる「自宅の火災対策」
原因はまだ特定されていませんが、「もし自分の家だったら?」という視点で、一般的な火災対策をまとめておきます。
コンセントまわり・タコ足配線を見直す
- ほこりがたまったコンセントや延長コードは、トラッキング現象で火災になることがあります。
- 特に、家具の裏や冷蔵庫の裏、テレビ周りなど、「見えない場所」のコンセントは要注意。
対策:
- 年に数回は、コンセント周りのほこりを掃除機などで吸い取る
- タコ足配線をやめ、消費電力の大きい家電は直接コンセントへ
- 古い延長コードは思い切って買い換える
キッチンまわりの「ながら家事」を控える
原因は不明ですが、住宅火災の中で多いのが「こんろ火災」です。
- 少しのつもりでコンロを付けたまま、別の部屋へ行く
- ガスコンロの近くに、可燃物(布巾・キッチンペーパー・ビニール袋など)が置いてある
対策:
- コンロを使うときは、その場を離れない
- 離れる必要があるときは、いったん火を止める
- コンロの周りに、燃えやすいものを置かない
ストーブ・ヒーターの周りの「1メートルルール」
冬場は、石油ストーブやファンヒーター、電気ストーブなどを使う家も多いと思います。
- ストーブの前に洗濯物をかける
- 近くに布団、カーテン、ソファなどがある
これは非常に危険な組み合わせです。
対策:
- 暖房器具の周り1メートル以内には可燃物を置かない
- 灯油ストーブを使う場合は、消したあとも本体が熱いので注意
- 寝る前・外出前には、必ずスイッチOFFを確認
「住宅用火災警報器」がちゃんと動くかチェック
木造住宅では、住宅用火災警報器が命綱になることがあります。
- 10年前後使っている警報器は、電池切れや故障の可能性も
- 「ピッ・ピッ」と小さな警告音が鳴っていたのに放置しているケースも多いです
対策:
- 警報器のテストボタンを押して、音が鳴るか確認
- 製造から10年以上たっていたら、交換を検討
- 寝室・階段・廊下など、「逃げ道」にも設置されているかチェック
家族で「もし火事になったら」の話し合いをしておく
特に高齢の家族や子どもがいる家庭では、
- どこから逃げるか
- 誰が誰を誘導するか
- 集合場所をどこにするか(近くの公園・道路の角など)
を事前に話し合っておくだけでも、いざというときのパニックを減らせます。
杉並区に住んでいる人が意識したいこと
杉並区は、木造住宅が多く、古くからの住宅街も多いエリアです。
区や消防署でも、地域の訓練や防災講座などを行っています。例えば、下高井戸2丁目の震災救援所訓練など、地域単位での初期消火や避難訓練が実施されている例もあります。
お住まいの方は、
- 区から届く防災パンフレットを見直す
- 町会・自治会の防災訓練に一度参加してみる
- 最寄りの避難所や震災救援所の場所を確認する
といったことを、「今」できる一歩として考えてみると良いと思います。
まとめ
最後に、今回の火事についてポイントを整理します。

