この記事では、京都成章の司令塔・岡元聡志選手の進路の有力候補と、そこに関わる背景を、ラグビー初心者にもわかるように整理していきます。
岡元聡志ってどんな選手?
基本プロフィール
まずはサクッとプロフィールから。
- 名前:岡元 聡志(おかもと さとし)
- 高校:京都成章高校(京都)
- ポジション:SO(スタンドオフ/背番号10)
- 学年:3年生(第105回大会時点)
- 身長・体重:165cm・70kg(高校日本代表候補リストより)
日本ラグビー協会が発表した「2025年度高校日本代表候補」にも、SOの一人として名前が載っている、全国トップレベルの司令塔です。
第105回全国高校ラグビー大会(花園)では、京都成章の10番としてチームを決勝まで導き、3連覇を狙う桐蔭学園と対戦することになりました。
1年生から「10番」を背負う司令塔
毎日新聞の特集記事によると、岡元選手は1年生の時からスタンドオフの背番号10を任されてきた司令塔です。
普通、高校ラグビーで「10番」を1年生から任されるのはかなりレアです。チームの攻撃の舵取り役であり、キックもパスも判断も求められるポジションなので、
- ただ上手いだけじゃなく、
- 冷静さとゲームメイク力もある
選手じゃないと務まりません。
ケガを乗り越えて成長
同じく毎日新聞の記事では、左肩の手術を乗り越えてチームの司令塔を務めていることも紹介されています。
つまり、
- ただの天才タイプではなく
- ケガからのリハビリも経験し
- 我慢しながら自分を作り直してきた
メンタルの強さも持っている選手だと言えます。
ラグビー一家に育った「次男坊」
実は岡元聡志選手、ラグビー一家の次男でもあります。
- 姉:岡元涼葉選手
- サクラセブンズ(女子7人制日本代表)
- 東京山九フェニックス所属
- 高校:姉も京都成章の出身
- 父:筑波大・三菱自工京都でSH(スクラムハーフ)として活躍した元選手
ラグビー専門サイト「ラグビーリパブリック」の記事では、
京都成章には現在、次男の聡志が正SOとしてチームを引っ張っている
と紹介されていて、姉・父から続くラグビーの血を引き継いだ司令塔であることがわかります。
進路がここまで注目される理由
では、なぜ「岡元聡志の進路」がここまで話題になっているのでしょうか。ポイントを整理してみます。
理由①:花園決勝で全国区の知名度に
第105回全国高校ラグビー大会で、京都成章は見事に決勝進出。桐蔭学園との決勝は、「3連覇を狙う王者 vs 初優勝を狙う挑戦者」という構図で大きな注目を集めています。
その中で、
- 京都成章の攻撃を操る10番
- 準決勝ではキックと展開力で東福岡を崩す原動力
となった岡元選手は、一気に全国区の「名前の分かる司令塔」になりました。
理由②:高校日本代表候補SOという「将来性」
さきほど触れたように、岡元選手は高校日本代表候補SOの一人です。
候補リストを見ると、
- 竹山史人(桐蔭学園)
- 杉山祐太朗(京都工学院)
など、全国の名門校の司令塔たちと並んで名前が載っています。
このレベルになると、
- 大学の強豪からのオファー
- 将来のリーグワン、ひいては日本代表候補
といった「その先」まで意識されるポジションになります。
理由③:小柄でも勝負できる「現代型SO」
身長165cm、体重70kgという数字だけを見ると、ラグビー選手としては決して大柄とは言えません。
ですが、
- 俊敏なステップ
- 速い判断とゲームコントロール
- 精度の高いキック
を武器に、「体格のハンデを頭とテクニックで補うタイプの司令塔」として評価されています。
こういう選手は、
- 大学ラグビーで伸びるパターンも多く
- 将来的にSH(スクラムハーフ)兼SOとしてプレーの幅を広げる可能性
もあり、各カテゴリーの指導者からすると「育てがいのある選手」です。
現時点で最有力と言われる進路は「明治大学」
ここから本題、「結局どこに行くの?」という話です。
報道・情報サイトでは「明治大学進学予定」の情報
現時点(2026年1月7日)で、公的な進路一覧(学校公式サイトや協会の正式リリース)には、京都成章3年生の進路は「判明次第アップデート」となっていて、まだ全員分は出ていません。
一方で、ラグビー・大学ラグビーファンのX(旧Twitter)アカウントなどでは、
京都成章・岡元聡志選手は明大進学予定! J SPORTSラグビー公式の選手プロフィールより
といった投稿がされています。
この情報源として挙げられているのが、
- J SPORTS花園中継用の選手プロフィール
- スポニチの「主な3年生の進路」企画(他校の例では明大・早大など具体名を出している)
といった媒体です。
ポイントはここ:
- 学校公式・協会公式ではまだ一覧に出ていない
- しかし、J SPORTSやスポーツ紙の取材ベースの情報では
→ 「明治大学進学予定」と扱われている
という状態です。
そのため、この記事では
「岡元聡志は明治大学進学が有力」とされている
という表現にとどめ、「100%確定」と断言はしない形で整理しておきます。
そもそも明治大学ラグビー部ってどんなチーム?
もし本当に明治大学に進学するなら、どんな環境でプレーすることになるのかも気になりますよね。
明治大学ラグビー部は、
- 全国大学ラグビー選手権 優勝回数:13回(早稲田・帝京と並ぶトップクラス)
- 長く「早稲田・帝京」と並んで大学ラグビーの中心にいる名門
という、超・人気校です。
特徴としては、
- 伝統的に強いFW(フォワード)と堅いディフェンス
- そこに近年は、
- ハンドリングスキル
- 展開力
を加えた「パワー+スピード」のラグビーを志向
というスタイル。
この中で岡元選手のような、
- キックもできて
- パスでゲームを作れて
- 小柄でもタックルをサボらないSO
は、かなり重宝されるタイプと言えます。
大学以外の選択肢は?(リーグワン・社会人・海外)
タイトルにもあるように、
大学?リーグワン?社会人?海外?
と、いろいろなルートを想像してしまうと思います。ここからは「もし別ルートだったら?」という観点で、一般論も含めて整理します。
パターン①:すぐにリーグワン入り
最近は、高校卒業後すぐにリーグワンのアカデミーやトップチームと契約する選手も出てきました。
ただし、
- 体格
- 即戦力性
- 将来のポテンシャル
を総合的に見たうえでの判断が多く、特にFWの大型選手や超フィジカル型BKに多いルートです。
岡元選手の場合、
- 身長165cmと体格的には小柄
- ゲームメイクやスキルが武器
というタイプなので、
いきなりリーグワンで即戦力として戦うより、
大学で4年間じっくり体作りと戦術理解を積む
というルートの方が現実的で、「選手として長く生きるためにもプラス」と考えられるケースが多いです。
パターン②:社会人チーム(実業団)に直接進む
昔ながらのルートとして、
- 高卒 → 社会人チーム(いわゆる実業団)
という形もありますが、近年トップレベルでは
- 高卒から直接、という例はかなり少なく
- 多くは「大学→リーグワン or 実業団」という流れ
になっています。
特に、SOやSHなどゲームメイクポジションは、
- 試合経験
- 戦術理解
- メンタルの完成度
がかなり重要なので、18歳でいきなり社会人でやるメリットは小さいのが正直なところです。
パターン③:海外挑戦(ニュージーランド・オーストラリアなど)
ごく一部の選手は、
- ニュージーランドの高校やクラブ
- オーストラリアのクラブチーム
などに渡って武者修行することもあります。
ただ、これも
- すでに日本代表レベルの評価を受けている
- 企業・協会のバックアップがある
ケースが多く、現時点で報道されている範囲では、
岡元選手について「卒業後すぐ海外挑戦」という情報は出ていません。
そのため、現実的な選択肢としては「強豪大学への進学」が最も自然だと考えられます。
進路発表はいつ正式にわかる?
「じゃあ、正式にどこに行くかはいつ分かるの?」という点も押さえておきましょう。
一般的には、
- 花園終了後〜3月の卒業までの間に
- 各高校ラグビー部OB会サイトや
大学ラグビー部の「新入部員一覧」 - スポーツ紙・専門サイトの「新入部員特集」
などで、
「○○高校 → 明治大」
「○○高校 → 帝京大」
という形で正式な進路・新入部員リストが出てきます。
なので、
- いまは「有力候補:明治大学」
- ただし最終的な確定情報は
→ 明治大ラグビー部の新入部員発表などを待つ必要がある
という状態です。
岡元聡志が明治大学に進んだ場合に期待できること
もし本当に明治大学に進学するとしたら、どんな成長ストーリーが描けそうか、少し妄想を含めてまとめてみます。
① まずはSOのライバル争い
明治大学クラスになると、
- 高校日本代表候補クラスが複数人
- 各ポジションに全国の「10番」「12番」「15番」が集まる
という、とんでもないレベルの競争になります。
岡元選手も、
- 1年目から試合に絡めるか
- まずはBチームやジュニア選手権で経験を積むか
という立ち位置になる可能性が高いですが、
ここで
- 小柄ゆえのスピード
- 判断の速さ
- キック精度
を武器に「替えの利かないタイプ」になれるかが勝負です。
② SHコンバートという可能性も
父が元SH、姉もセブンズでスピードと運動量を武器にしている選手、というバックグラウンドを見ると、
大学で、
- SOだけでなく
- SH(スクラムハーフ)
も視野に入れてプレーの幅を広げる
という可能性もあります。
最近のラグビーでは、
- SH兼SO
- SO兼FB
のように、「2ポジション以上できる選手」が重宝されるので、
岡元選手のタイプにはかなり相性の良いキャリアプランです。
③ 4年後、リーグワン・日本代表候補へ
明治大学のような強豪で4年間プレーすれば、
- 全国大学選手権
- 対抗戦Aグループの激戦
- U20日本代表などの世代別代表
に絡むチャンスが見えてきます。
そこで結果を残せば、
- ジャパンラグビー リーグワンのトップチーム
- 場合によっては海外クラブ
への道も見えてきます。
「高校 → 大学強豪 → リーグワン → 日本代表」という王道ルートの入り口に立っているのが、今の岡元聡志選手と言っていいでしょう。
まとめ
最後に、この記事のポイントを整理します。
現時点で分かっていること
- 京都成章のSOとして、1年から10番を背負う司令塔
- 高校日本代表候補SOの一人で、全国トップレベルの評価
- ラグビー一家の次男で、姉はサクラセブンズの岡元涼葉選手
- 左肩手術を乗り越えて今の活躍に至っている
- 一部のラグビーファン・情報アカウントでは
→ 「明治大学進学予定」と紹介されている(情報源はJ SPORTSのプロフィールなど)
この記事としての結論
- 最も有力な進路候補:明治大学ラグビー部
- ただし、
- 学校公式や大学の新入部員リストなど
- 完全に確定した一次情報はまだ出ていない
- よって、
→ 「明治大学進学予定」と報じられている段階
→ 最終確定は、今後の公式発表を待つ必要あり
ファンとしてできること
- 花園決勝でのプレーをしっかり目に焼き付ける
- 春〜夏にかけて発表される
- 明治大学ラグビー部の新入部員一覧
- 各種ラグビー専門サイトの新入生特集
をチェックする
- 大学に進んだら、
- 対抗戦Aグループ
- 全国大学選手権
での活躍を長い目で見守る
進路がどこであっても、
「花園決勝の10番」から「次のステージの司令塔」へ。
岡元聡志選手の物語は、まだ始まったばかりです。
大学でも、その先でも、どんなゲームメイクを見せてくれるのか、一緒に追いかけていきましょう。

