「宝くじ1億5000万円が当たったお寺」として
テレビやネットで一気に有名になったのが、京都の蓮久寺(れんきゅうじ)です。
でも実は、蓮久寺のご利益は金運だけではありません。
仕事運、人間関係、健康、家族の安泰など、
“生きていく全部”に関わるようなご縁をいただけるお寺でもあります。
この記事では、
- 宝くじ当選のエピソードをやさしく紹介
- 蓮久寺にはどんなご利益があるのか
- 実際に参拝する方法(アクセス・御祈祷の受け方)
- 遠方の人ができる「オンラインでのご縁のつなぎ方」
を解説していきます。
なぜ「宝くじで話題」になったの?蓮久寺と大黒様のエピソード
まずは、いちばん有名なエピソードから。
夢に出てきた大黒様と「バラ買うてこい」
2024年のインタビュー記事によると、
蓮久寺の住職・三木大雲(みき だいうん)さんは、こんな体験を語っています。
2019年1月。
ある晩、三木さんの夢に、大黒様が現れました。
「おーい、大雲(だいうん)。俺や。バラや。バラ買うてこい」
関西弁でこう言われたそうです。
「バラ」というのは、宝くじ用語で「バラ買い」のこと。
三木さんは夢のお告げに従い、宝くじをバラで購入。
そして本当に、
1億5000万円の高額当選をした——
というのが有名なエピソードです。
もちろん、
「大黒様の夢を見れば誰でも当たる」
という話ではありません。
ただ、
- お寺の修繕費もなく、かなり苦しい経営状態だった
- 当選金は、お寺の修復や活動のために使われた
という背景もあり、
「ご利益をいただいた」「大黒様に助けられた話」として語られています。
“廃寺寸前”からの再スタート
同じ記事の中で、三木さんは、当時のことを
「廃寺寸前だった」「本当にギリギリだった」と振り返っています。
そこから、
- 本堂の改修工事
- クラウドファンディングによる支援募集
- オンラインショップ「大雲の部屋」の開設
などを通して、お寺は新しいスタートを切りました。
だからこそ、
単なる「金運自慢の話」ではなく、
「困ったときに助けてくださった大黒様への感謝」
として、今も大切に語られているように感じます。
蓮久寺ってどんなお寺?場所と歴史のざっくり紹介
場所・アクセス
蓮久寺(光照山 蓮久寺)は、
京都市下京区・五条通の少し南側にあります。
- 住所:〒600-8374
京都市下京区藪ノ内町607 - 最寄り駅:
- JR嵯峨野線「丹波口」駅から徒歩約8分
- 阪急京都線「大宮」駅から徒歩約14分
- バス:
- 京都市営バス「大宮五条」から徒歩約2分
五条通から少し南へ入ったところに、
赤い山門(赤門)が見えてきます。
これはかつて、名妓・吉野太夫が寄進したものとして知られています。
歴史とご本尊
蓮久寺は、江戸時代前期の1661年ごろに開かれたと伝わる、
日蓮宗のお寺です。
- 山号:光照山
- 宗派:日蓮宗
- 本尊:十界曼荼羅(じっかいまんだら)
もともとは、
- 諸芸上達
- 芸能のご利益
で知られ、芸妓さんたちにも信仰されてきました。
そこに、
- 大黒天
- 烏枢沙摩明王(トイレの神様)
などの信仰が重なり、
金運・芸事・浄化・ご縁と、
幅広いご利益を求める人が訪れるお寺になっています。
金運アップのご利益:大黒天とお守りたち
では、金運の面から見た蓮久寺のご利益を整理してみましょう。
大黒天と「大黒天香合仏」
宝くじのエピソードでも中心となったのが、
大黒天(だいこくてん)です。
大黒天は、
- 五穀豊穣
- 商売繁盛
- 金運
- 財運
のご利益で知られる神さま・仏さま。
蓮久寺でも、大黒天への信仰が厚く、
ご利益を求める参拝者が全国から訪れます。
その象徴ともいえる授与品が、
「大黒天香合仏(大黒様)」と呼ばれる特別なお守りです。
- 手のひらサイズの小さな仏さま(香合仏)
- 年に一度など、ごく限られたタイミングでのみ販売
- 公式XやInstagramで「○月○日〜販売」と告知されるスタイル
人気が高く、
「明日からの大黒様がなくなりますと、年内はお出しする事ができません」
といった案内が出るほど、
毎年すぐに完売する授与品です。
※値段は年や仕様によって変わる可能性があるので、
最新の価格は、必ず販売ページでチェックしてください。
商売繁盛守・腕輪数珠など
「香合仏はハードルが高い…」という人向けには、
もっと手に取りやすい金運・仕事運系のお守りもあります。
オンラインショップ「大雲の部屋」では、例えば:
- 【蓮久寺オリジナル商売繁盛守】
…仕事の成功やお店の繁盛を願うお守り - 大黒天モチーフの腕輪数珠や、開運系の数珠
- 金運だけでなく、努力を見ていただくための「鈴成りの腕輪数珠」など
「お金を増やしたい」という願いだけでなく、
- 仕事をがんばりたい
- 自分の商売を守りたい
- チャンスに気づける自分でいたい
そんな思いで授与を受ける人も多いようです。
金運だけじゃない!蓮久寺のご利益いろいろ
蓮久寺は、「宝くじ」「大黒様」だけのお寺ではありません。
むしろ、それ以外のご利益のほうが日常に直結しやすいとも言えます。
トイレの神様・烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)
オンラインショップで人気なのが、
トイレのお札「烏枢沙摩明王御札」です。
烏枢沙摩明王は、
- 一切の穢れを焼き尽くす
- 不浄を清める
力を持つとされる明王さま。
商品説明では、
- 「お手洗いに貼る、家の中の不浄を流してくださる御札」
- 「心の浄化はもちろん、日々のあらゆる不浄を清める功徳がある」
と書かれています。
トイレは、家相や風水でも特に気をつける場所ですよね。
そこを清らかに保つことで、
- 家庭運
- 健康運
- 仕事運
が整っていく、と考える人も多いです。
「妙縁守」でご縁全般の運気アップ
Instagramには、
「妙縁守(みょうえんまもり)」というお守りも紹介されています。
説明を読むと、
人生において、色々なご縁があります様にとご祈祷されております。
仕事の縁・人との縁など、ご縁のお守りとなっております。
といった内容が書かれています。
- 転職・独立のタイミング
- 新しい人間関係、不安な職場
- パートナーとの出会い
など、「ご縁」に関するお願いごと全般に向いているお守りです。
諸芸上達・仕事運アップ
蓮久寺は、その歴史からも「芸事のご利益」があるお寺です。
- 吉野太夫ゆかりの赤門
- 芸妓さんたちの信仰
- 諸芸上達の祈願
など、「表現する仕事」「人前に立つ仕事」をしている人にとっても、
応援してもらえる場所と言えるでしょう。
三木大雲さん自身も、
本・テレビ・講演・YouTubeと、
“伝える仕事”で活躍するお坊さんです。
「人前で話すのが仕事」「発信をしていきたい」という人には、
特に相性のいいお寺かもしれません。
蓮久寺の参拝方法:いつ・どう行けばいい?
「行ってみたい!」と思った時、
まず気になるのは参拝のルールですよね。
本堂参拝の時間帯
蓮久寺の公式サイトとInstagramによると、
- 土日:10時〜16時 本堂内の参拝が可能
- 平日:本堂内には入れず、外から(ガラス越し)参拝のみ
という案内になっています。
土日に行けるなら、
- 山門をくぐり
- 受付を通って
- 本堂内でお参り
という流れができます。
平日しか行けない人は、
- 外から手を合わせる
- 本堂の中をガラス越しに拝む
という形になります。
御祈祷・お祓いを受けたい場合
お祓いを含む御祈祷については、
公式サイトにくわしく案内があります。
●通常祈祷
- 実施日:土日のみ
- 時間:
- 11:00
- 13:00
- 15:00 の一日3回
- 予約:不要(当日境内で受付)
- 御祈祷料:お一人 5,000円
●個別祈祷
- 実施日:土日のみ
- 受付時間:10:00〜15:30
- 予約:不要(当日受付)
- 御祈祷料:お一人 10,000円
「お祓いも追善供養に含まれます」と明記されているので、
厄除け・家内安全・商売繁盛などの“お祓い”は、
この御祈祷の中で申し込むイメージです。
※法要や行事の都合で、受け付けていない日もあります。
その場合はInstagramで案内されるので、
行く前に一度チェックしておくと安心です。
参拝の基本ステップ:初心者向けガイド
初めて蓮久寺に行く人向けに、
ざっくりとした流れを書いてみます。
境内に入る前
- 服装は、あまりラフすぎないものを
- 派手な露出やビーチサンダルは避ける
- スマホはマナーモードに
- 山門をくぐる前に、一礼してから入ると気持ちが引き締まります
本堂でのお参り
- 手を合わせる前に、姿勢を正す
- 合掌して、心の中で感謝とお願い事を伝える
- 例:「ここまで生きてこられたことの御礼」
- そのうえで「家族の健康」「仕事の進展」など具体的に
- 終わったら、軽く一礼してから下がる
※賽銭の額は、無理のない範囲で大丈夫です。
「額の多さ」よりも、「気持ち」のほうが大切と言われます。
御祈祷を受ける場合
- 境内の受付で「御祈祷をお願いしたい」と伝える
- 通常祈祷か個別祈祷かを選ぶ
- 申込用紙があれば、
- 名前
- 住所
- 祈願内容(厄除け・家内安全など)を書いて渡す
- 御祈祷料を納める(5,000円/10,000円)
- 案内に従って本堂に上がり、御祈祷を受ける
御祈祷中は、
- 写真撮影NGが基本
- 話し声を出さず、静かに座っている
といった基本マナーを守れば大丈夫です。
遠方の人向け:オンラインでできること
「京都までなかなか行けない…」
という人も多いと思います。
そんなとき、オンラインショップ「大雲の部屋」が強い味方になります。
大雲の部屋で授与できるもの
- 大黒天関連のお守り・数珠
- 商売繁盛守・妙縁守などのお守り
- トイレの「烏枢沙摩明王御札」
- そのほか開運グッズ、オリジナルグッズ など
説明には、
- どんなご利益を願ってご祈祷されているか
- 使い方・扱い方のポイント
- 交換やお焚き上げの考え方
などが書かれており、
遠方でも“お寺から直接”ご縁をいただける形になっています。
宝くじ目的だけで買う?それとも…
正直なところ、
「宝くじが当たるお守りらしい」と聞いて、
興味を持つ人も多いでしょう。
でも、三木大雲さんの話を聞いていると、
「当たれば何でもいい」
ではなく、
「いただいたご縁をどう使うか」が大事
というメッセージが伝わってきます。
お守りを迎えるときは、
- 今の生活をちゃんとがんばること
- 手元に来たご縁を、人や社会のためにも使うこと
そんな気持ちも、一緒に持っておきたいですね。
よくある疑問Q&A
Q1:行ったら必ず宝くじが当たるの?
A:いいえ、そんな魔法のような話ではありません。
蓮久寺の宝くじエピソードは、
- お寺の経営が厳しかった
- 大黒様のお告げで宝くじを買った
- 当選金をお寺の修繕や活動に使った
という、かなり特殊なケースです。
参拝した全員が同じように当たるわけではありませんし、
寺側もそんな約束はしていません。
金運のお守りはあくまで、
「自分の努力が実りやすくなるように」
「ご縁に気づける自分でいられるように」
といった“後押し”として受け止めるのが自然です。
Q2:宝くじを持って参拝したほうがいい?
A:宝くじを持って行って、「当たりますように」とお願いする人もいますが、
それが必須というわけではありません。
むしろ、
- 日々の生活の無事
- 家族の健康
- 自分の仕事の成長
といった、土台となる部分をお願いしつつ、
その一つとして「金運」も祈る、くらいがちょうどいいと思います。
Q3:他のお寺の金運のお守りと一緒に持ってもいい?
A:一般的には、
- 同じ場所にお祀りする神仏の数を増やしすぎない
- 気持ちが分散しすぎないようにする
といった考え方があります。
どうしても複数持つ場合は、
- 置き場所を少し分ける
- それぞれに感謝の気持ちを持つ
といった配慮をするとよいでしょう。
まとめ
最後に、この記事の内容をまとめます。
宝くじの話は、とても分かりやすい「入り口」です。
でも、その奥には、
- 努力する人を応援したい
- ご縁を大切にして生きてほしい
- 見えないところで支えてくれている存在を忘れないでほしい
という、生き方のメッセージがあるように思います。
もしあなたが今、
- お金の不安
- 仕事や人間関係の悩み
- 将来へのモヤモヤ
を抱えているなら、
蓮久寺への参拝や、お守りとのご縁が、
少しでも心の支えになるかもしれません。
「金運アップ!」だけではなく、
「これからどう生きていきたいか?」
を考えるきっかけとして、
蓮久寺とのご縁を結んでみてください。





