2026年1月7日放送の『水曜日のダウンタウン』#444。
「電気イスゲーム2025 さらば青春の光・森田哲矢 vs 相席スタート・山添寛」の回、かなりザワつきましたよね。
X(旧Twitter)でも、
- 「絆の問題ってなんやねん」
- 「後半から作家変わったは流石に草」
- 「前半と後半で作者変わりました?」
…といったポストが飛び交い、「おもしろいけど、何が起きたの…?」とモヤモヤした人も多かったと思います。
この記事では、
- 電気イスゲームってそもそもどんな企画?
- 今回(森田 vs 山添)回の前半・後半で何が起きたのか
- 「債権者&債務者の絆の問題」=“絆って何?”の意味
- 「作者変わった?」とまで言われた理由
- 実際スタッフ(作者)は変わったのか
を整理していきます。
電気イスゲームってどんな企画?
まずは前提として、「電気イスゲーム」そのものをざっくりおさらいしておきましょう。
12脚のイスに電流を仕掛け合う心理戦
電気イスゲームは、『水曜日のダウンタウン』から生まれたオリジナルゲーム。12脚のイスに1〜12の番号が振られ、それを円形に並べます。
ゲームの流れはこんな感じです。
- プレイヤーは2人
- 交互に「電流を仕掛ける側(防御)」と「イスに座る側(攻撃)」を入れ替え
- 防御側が、相手が座りそうなイス1つに電流スイッチをオン
- 攻撃側は、そのことを知らずに1つイスを選んで座る
- 座ったイスに電流が「ない」→その数字分ポイントゲット
- 電流「あり」→ビリビリ+それまでのポイント全部没収
- 何ターンか続けて、
- 40点以上取る
- 相手に電流を3回当てる
- 最終的に得点が多い
のどれかを満たした方が勝ち
しかも点数の高いイス(9,10,11,12)を取らないと40点に届きにくい仕組みなので、どうしても“高得点イスを取りに行きたい自分の欲”と“電流を避けたい自分の怖さ”がぶつかる、かなりエグい心理戦になります。
そもそも「神回」と呼ばれる人気企画
この企画が初めて大きく話題になったのは、2024年6月に放送された岡野陽一 vs 山添寛の回。ネットニュースでは「クズ芸人2人が心理戦を繰り広げた」「神回」といった見出しで取り上げられました。
その後トーナメント化され、
- 淳 vs 小籔
- 劇団ひとり vs 岡野
- 千原ジュニア vs 今田耕司
- 東野幸治…
など、豪華メンバーの対戦が続き、TVerで全7エピソード一挙配信されるほどの人気企画に。
つまり「電気イスゲーム2025・森田 vs 山添」は、
“期待値がめちゃくちゃ高い状態で迎えた続編”
だったわけです。
2026年1月7日「森田 vs 山添」回 前半の展開をざっくり
では、問題の回の流れをかんたんに振り返ります。
詳しいターンごとの動きは、テレビ感想ブログなどでも整理されていますが、ここではポイントだけ押さえます。
今回は「トーナメント」じゃなく“ワンマッチ”
番組情報によると、この日の放送内容は、
- 「電気イスゲーム2025 森田哲矢 vs 山添寛」
- 12脚のイスに電流を仕掛け合う“トーナメント”…のはずが
- “いろいろあってワンマッチに!”
という紹介でした。
オープニングで小峠さんが「いろいろあった」と言っていた、という視聴者レポートもあり、今回のカードは
「トーナメントの1試合」ではなく、単発のスペシャルマッチ
という位置づけだったようです。
なぜ「債権者 vs 債務者」なのか?
今回の2人には、もう1つの“関係性”が設定されていました。
- 森田哲矢(さらば青春の光)
- 山添寛(相席スタート)
と同時に、
債権者 vs 債務者
という構図です。感想ブログでも「森田 vs 山添と、債権者 vs 債務者のバトル」と書かれており、借金絡みの“腐れ縁”がイジられていました。
ここが、のちほど出てくる「絆」というワードにつながってきます。
前半は「山添有利かと思いきや、森田が読み勝ちまくる」
ざっくりいうと前半はこんな感じです。
- 1〜3回あたりまでは、
- 山添は“電気イス経験者”のはずなのに、読みがちょっと噛み合わない
- 森田の方が、山添の心理をうまく読んで高得点イスを取っていく
- 森田がリードを広げ、「これは森田完勝か?」という空気に
- 山添は電流を恐れてどんどんメンタルが崩れていく
このあたりまでは、
「神企画らしいピリついた心理戦」
としてかなり評判が良かった印象です。
後半で何が起きた?一気に“泥仕合”モードへ
問題はここからです。
4回あたりから、試合の空気がガラッと変わります。
ダブルビリビリからの“振り出し”→メンタル崩壊
感想ブログによると、
- 森田がほぼ勝ち確の状態まで持っていったところで、
- お互いが仕掛け合った結果、
- 森田も山添もビリビリを食らい、森田の大量ポイントがゼロに
要するに、
「ほぼ勝ちの形から自爆して、ゲームが振り出しに戻る」
展開になりました。
ここから2人とも、
- 冷静な読み合い →
- 「とりあえず相手をビリビリさせたい」
- 「自分も怖いけど、なんとか終わらせたい」
という、泥仕合モードに突入していきます。
スタジオも「前半とノリが違う」とざわざわ
ターンが進むにつれ、
- さっきまで鋭かった森田が、煽りすぎて自分もハマる
- 山添も、煽りに乗ってしまって連続ビリビリ
- 椅子の数だけ減っていくけど、プレーはどんどん雑になる
という、なんとも言えない展開に。
視聴者の感想には、
- 「前半と後半で別の企画みたい」
- 「これ、途中で脚本家変わった?」
といったツッコミが続出し、「後半から作家変わったは流石に草」というポストも見られました。
この“前半ガチ心理戦 → 後半グダグダ泥仕合”という落差が、
「後半急変」と言われる大きな理由
です。
「債権者&債務者の絆の問題」=“絆って何?”を分解する
さて、この記事のタイトルにも入っている“絆”問題。
視聴者ブログの試合レポートには、6回目の攻防について、
森田・山添はともに「債務者&債権者の絆の問題」で6 or 7の二択勝負になった
と書かれていました。
X上でも、
「絆の問題ってなんやねん」
というポストが話題になり、「絆って何?」と疑問に思った人がかなりいたようです。
文脈的には「借金で結ばれた関係=妙な絆」
ここでいう「絆」は、
- “家族愛”とか“友情”のような美しい絆ではなく
- 「借金でつながった、妙に切れない関係」
…を、あえて“絆”と表現したものだと考えるとわかりやすいです。
番組でも、森田&山添を「債権者&債務者」の関係として紹介していましたし、感想ブログでもその構図が強調されています。
つまり、
「この2人は、借金という“絆”で結ばれているから、
結局きつい選択(6か7)を選ばざるを得ない」
という、ちょっと皮肉の効いたボケなんですね。
なぜ“絆”という言葉だけが浮いて聞こえたのか
とはいえ、視聴者からすると、
- ここまでずっとゲームの戦略とメンタルの話をしていたのに、
- 急に“絆”なんて、しんみり系の単語が出てくる
ので、違和感が強く、
「なんで急にポエムみたいな言い回し?」
となったのだと思います。
特に後半は、ゲームとしての完成度よりも、
- 債権者&債務者という“関係性イジり”
- 2人のメンタル崩壊をニヤニヤ見る
という方向に軸が寄っていたので、
その流れの中で出てきた「絆」というワードが、さらにカオス感を強めた
とも言えます。
「作者変わった?」とまで言われた理由
Xで実際に、
- 「後半から作家変わったは流石に草」
- 「前半と後半で作者変わりました?」
といった声が出たのは、単なる悪口というより、
「前半のバチバチ心理戦と、後半のグダグダ泥仕合&“絆”発言が、
あまりにもテイスト違いすぎたよね」
という、戸惑いの笑いに近いものだと感じます。
理由を整理すると、こんな感じです。
① 前半:神企画の“正統続編感”
- 山添は経験者で、有利に進めるはず
- そこに森田が読みで食らいつき、逆にリードを奪う
- 点数も戦略も、ギャンブル漫画みたいにきれいにハマる
ここまでは、
「ああ、これだよこれ! 電気イスゲームの面白さ!」
という王道展開でした。
② 後半:読みではなく“メンタル崩壊コント”寄りに
しかし、ダブルビリビリでゲームが振り出しになったあたりからは、
- 戦略よりも、“煽り”や“勢い”で動く場面が増える
- 2人とも、冷静に盤面を読むというより「ノリで選ぶ」時間が長い
- 終盤は「先にビリビリさせた方が勝ち」のサドンデス状態に突入
つまり、
「論理」より「感情とノリ」が前面に出てきた
印象が強くなります。
③ “絆”発言で、さらに混乱に拍車
そこに、
- 債権者&債務者という設定
- 「絆の問題で6か7の二択」
などのワードが重なり、
「急に作者がポエミーになった?」
「さっきまでこんな雰囲気じゃなかったよね?」
と、トーンのブレが目立つ形になった…というわけです。
実際、作者(スタッフ)は本当に変わったの?
ここが一番気になるところだと思いますが、
「作者が変わった」という公式情報は一切出ていません。
番組スタッフは従来どおり
公式の番組情報を見ると、今回の放送回でも、
- 演出:藤井健太郎
というクレジットになっており、これはこれまでの水ダウと同じです。
また、藤井さんが長年『水曜日のダウンタウン』の演出を担当していることも、公式インタビューなどで明言されています。
構成作家の個別名前までは、この回のクレジットだけからは確認できませんが、
- 電気イスゲームシリーズ全体が1つの“シーズンもの”として扱われていること
- 2025年11月〜12月に放送された「劇団ひとり vs 津田」→「名探偵津田」への連結回も、同じ藤井チームで演出されていること
を考えると、
「途中から別の作家が急に差し替わった」
という可能性はかなり低く、
あくまで視聴者側の「前半と後半のギャップを笑いにした表現」
と見るのが自然です。
企画として“あえて崩した”可能性もある
それどころか、アニヲタWikiの電気イスゲーム解説には、
「プレイヤー人選によって内容が大きく左右される」
「ルールを把握していないと塩試合になる可能性もある」
といった指摘があります。
つまり、制作側も
- 毎回きれいな“神回”になるとは限らない
- むしろ、崩れていく様子も含めて「人間味」「泥仕合」として笑う
というスタンスで企画している可能性も充分あります。
今回の森田 vs 山添戦は、
前半:電気イスゲームらしいガチ心理戦
後半:債権者&債務者という関係性が前面に出た泥仕合コント
という、二段構えの構成だった、と解釈すると腑に落ちる部分も多いです。
今回の回、どう見ると“おいしく”味わえるか
最後に、「見終わってモヤモヤしている人向けの見方」を、ブログ的に3つ提案しておきます。
① 前半=“教科書”、後半=“反面教師”として見る
アニヲタWikiでは、電気イスゲームの“定石”や“戦略”も丁寧に整理されています。
- 前半:その定石に近い、きれいな攻防
- 後半:定石を全部ぶっ壊した、「こうなるとダメ」という見本市
として見ると、ゲームとしての理解が深まります。
「あ、ここで冷静さを失うと、
一気に“絆の問題”とか言い出す世界線に行っちゃうんだな…」
くらいの気持ちで見ると、ちょっと笑えませんか。
② “借金でつながった絆”というブラックジョークとして楽しむ
「絆」という言葉は、普通は良い意味で使われますが、今回の場合、
- 借金という逃げにくい関係
- 相手が電流を食らおうが、自分がゼロになろうが、どうせ関係は続く
というブラックな関係を一言で表した“ツッコミワード”だと考えると、
「これはこれで、水ダウらしい黒さだな…」
と感じる人もいるはずです。
③ 「作者変わった?」=視聴者側の“ノリツッコミ”
そして「作者変わった?」という声は、
- 本当に作家が変わったと言いたいのではなく
- 「前半と後半でテイスト違いすぎ!」という驚きを
- 一番わかりやすく伝えるためのフレーズ
だと考えると、そこまで深刻に受け止める必要はありません。
まとめ
最後に、この記事のタイトルの問いに、あらためて答えておきます。
Q1. 「絆って何?」=何の絆なの?
- 森田&山添に設定された「債権者&債務者」という関係性から来た、
- 「借金で結ばれた、妙に切れない関係性」をさしたブラックジョーク
- 家族愛や友情ではなく、「借金という負の絆」をあえて“絆”と呼んだツッコミワード
Q2. 「作者変わった?」は本当?
- 公式の番組情報では、演出は従来どおり藤井健太郎さんのクレジットのまま
- 「作家が変わった」という公式発表や報道もなし
- Xの「後半から作家変わったは草」「前半と後半で作者変わりました?」は、
“前半・後半の落差を笑いにした視聴者側のノリツッコミ”と見るのが自然

