全国高校サッカー選手権で一気に名前が知られた、尚志高校のFW臼井蒼悟(うすい・そうご)選手。
ドリブルで仕掛けて、決定的なゴールを決めるプレーを見て、
「この子、絶対プロ行くでしょ」
「進路どうなるの? Jリーグ? 大学? 海外?」
と気になっている人も多いと思います。
結論からいうと、臼井蒼悟の進路は「東洋大学への進学」と報じられています。
この記事では、
- 臼井蒼悟ってどんな選手?
- なぜ「大学進学」という道を選んだのか?
- 大学からJリーグや海外を目指すって、実際どうなの?
- 高校サッカー選手の進路の考え方
を解説していきます。
臼井蒼悟のプロフィールとプレースタイル
まずは、選手としての基本情報を整理しておきます。
- 名前:臼井 蒼悟(うすい・そうご)
- 所属:尚志高校サッカー部(福島)
- 背番号:7
- ポジション:FW(ウイング系のアタッカー)
- 身長・体重:170cm/63kg 前後
- 経歴:栃木SC U-15 → 尚志高校
- 2025年インターハイ優秀選手に選出
どんなプレーが持ち味?
インターハイや選手権のレポートを読むと、共通して出てくるキーワードは
- 「ドリブル」
- 「スピード」
- 「ボールを持つと何かが起こりそう」
という言葉です。
インターハイ準決勝の神村学園戦では、サイドでボールを持つと、一気に加速して相手DFを抜き去るシーンが何度もあったと紹介されています。
全国高校サッカー選手権でも、
- 2試合連続で決勝ゴールを決めて尚志をベスト4に導いた
といった活躍を見せ、「勝負強さ」と「決め切る力」も評価されています。
もう決まっている「答え」:進路は東洋大学
では、本題の進路です。
報道・進路一覧で明記されている
複数のサイトの「進路一覧」に、はっきりと
尚志 FW臼井蒼悟 → 東洋大学
と書かれています。
これは、いわゆる「どこの大学に進学するか」をまとめたリストで、
他の選手の
- 「○○高校 → J1△△」
- 「○○高校 → 桐蔭横浜大」
といった進路と並んで紹介されています。
つまり現時点での答えは、
臼井蒼悟の進路
= 高卒でいきなりJリーグではなく、東洋大学サッカー部に進学
ということになります。
本人も「プロを目指して大学へ」とコメント
インターハイ後のインタビューでは、本人が
「プロを目指しているので、大学サッカーの強豪に進んで…」
という趣旨のコメントを残しています。
この発言と「東洋大学への進学」という情報を合わせると、
- ただ何となく大学に行く
というよりは、 - 「プロになるために、東洋大というステップを選んだ」
という意味合いが強そうだと考えられます。
もちろん、実際にどのクラブからオファーがあったのか、細かい裏事情までは公表されていません。
ですが、少なくとも「プロ志望」であり、そのための進路として大学を選んでいる、というのははっきりしています。
東洋大学サッカー部って、どんな環境?
「大学に行く」と聞くと、
「結局、プロはあきらめたのかな?」
と思う人もいるかもしれません。
でも、東洋大学は“プロを目指す選手が集まる大学”の一つです。
Jリーガーを多数輩出する強豪
東洋大学出身でJリーグに進んだ選手は、J1・J2・J3あわせて多数。
- J1やJ2でプレーするサイドバックやMF
- J3で活躍するアタッカー
- さらには海外クラブでプレーした選手
など、「大学からプロへ」の実績がしっかりあります。
また、ここ数年も
- 東洋大所属の選手が、Jクラブへの加入内定を発表
- 特別指定選手としてJクラブの試合に出場
といったニュースが続いており、今も“プロへの近道の一つ”と言える大学です。
チームとしても高いレベルで戦っている
- 関東大学サッカーリーグに所属
- 天皇杯にも出場経験あり(アマチュアシード)
といったように、「試合の舞台」もかなりレベルが高いです。
高校サッカーから見ると、
東洋大=
「プロ志望の選手が、もう一段レベルの高い世界で4年間戦う場」
というイメージが近いでしょう。
なぜ「Jリーグ」ではなく「大学」なのか?
タイトルにあるように、高校サッカーのエース級の選手には、
- Jリーグ(プロ)
- 大学サッカー
- 社会人・実業団
- 海外
といった道があります。
では、臼井蒼悟のような選手が、なぜ大学を選ぶのか。
ここからは、一般的な「大学進学を選ぶ理由」を整理しながら考えてみます。
理由① フィジカルとメンタルを4年間かけて作れる
Jリーグは、当然ながら完全な「大人の世界」です。
相手は
- 25〜30代のベテラン
- 日本代表経験のある選手
- 体格の大きい外国人選手
など、本物のプロたちです。
高校卒業時点で、
- 170cm前後
- まだ体づくりの途中
という選手にとっては、いきなりプロの試合で結果を出すのは簡単ではありません。
大学なら、
- 筋力トレーニング
- 栄養管理
- コンディションの整え方
を、4年間じっくり身につけられます。
これは「プロになってからも長く戦うための準備期間」と言い換えることができます。
理由② 試合に出られる可能性が高い
高卒でいきなりJリーグに入った場合、
- 1〜2年はほとんど試合に出られない
- ベンチ入りすら難しい
というケースも珍しくありません。
一方、大学サッカーなら、
- 1年生のうちからベンチ入り
- 2〜3年でレギュラー
- 4年生でチームの中心
といった形で、公式戦の“経験値”を多く積める可能性が高くなります。
特に、東洋大のように「Jリーガーを目指す選手が集まる大学」では、
- プロ内定選手と日々の練習で対戦
- 天皇杯などでJクラブと対戦するチャンスもある
といった環境で、実戦を通して自分のレベルを上げていくことができます。
理由③ 「学歴」と「プロ挑戦」の両立ができる
プロを目指すとはいえ、ケガやスランプなどでうまくいかない可能性ももちろんあります。
そのとき、
- 大卒という学歴
- 人脈(同級生、先輩後輩、指導者とのつながり)
があるかどうかは、将来の仕事選びに大きく関わります。
大学に進めば、
- 教員免許
- スポーツ系の資格
- 一般企業への就職
など、サッカー以外の道も残しつつプロを追える、というのが大きなメリットです。
臼井選手のように
「プロを目指しているので、大学サッカーの強豪に進む」
という考え方は、
- リスクを分散しつつ
- でも本気でプロを狙い続ける
という、今どきの現実的な選択とも言えます。
もし他の進路だったら? Jリーグ・社会人・海外という選択肢
ここからは、「もし別ルートを選んだとしたら?」という視点で、他の道も軽く見ておきます。
※ここからは一般論であり、臼井選手個人に「こういうオファーがあった」という話ではありません。
① 高卒でJリーグ入り
高校サッカーのスター選手の中には、
- 高校卒業と同時にJ1・J2クラブとプロ契約
- Jクラブのユースからそのままトップ昇格
という選手もいます。
メリット
- 若いうちからプロの環境に入れる
- トレーニングの質・量が高い
- うまくハマれば早くから試合に出て名を上げられる
デメリット(リスク)
- 試合に出られないまま数年が過ぎる可能性
- クラブを戦力外になったあと、学歴がなく選択肢が狭くなる
「高校サッカーのスターだから、必ず高卒でプロに行くべき」とは限らず、
最近はあえて大学を経由するエースも増えています。
② 社会人・実業団でプレー
Jリーグの一つ下のカテゴリーである
- JFL
- 地域リーグ
などには、会社に勤めながらプレーする「実業団型」のチームもあります。
メリット
- 給料をもらいながらサッカーを続けられる
- 社会人としての経験を積める
- Jリーグへの“逆輸入”も可能性としてはある
デメリット
- 純粋なサッカーの環境としては、Jクラブや強豪大学に比べて整っていないこともある
- 仕事とサッカーの両立が大変
本気で「プロ一本!」というよりは、
サッカーも続けたいけど、安定した仕事もほしい
というタイプの選手が選ぶことが多いルートです。
③ 海外に挑戦する
ヨーロッパや南米、アジアのクラブに、
- トライアウト参加
- サッカー留学
という形で挑戦する選手もいます。
メリット
- 若いうちから海外のサッカー文化に触れられる
- 語学力や異文化コミュニケーション力が身につく
デメリット
- 環境の違いや生活面の負担が大きい
- 契約が不安定なことも多い
- 失敗したときに、帰国後の進路が見えにくい
よほど強い覚悟とサポートがないと、なかなか選びにくい道です。
大学からJリーグ、そしてその先へ
では、臼井蒼悟が選んだ「大学進学」の先に、どんな将来像があるのでしょうか。
ここでは、東洋大のような強豪大学からプロを目指す、ざっくりとした流れをイメージしてみます。
1〜2年生:大学サッカーのレベルに慣れる時期
- 高校とは違うフィジカル・スピードに慣れる
- 自分のポジション争いに食らいつく
- 練習や大学生活のリズムをつかむ
この時期に、練習試合や新人戦などでアピールできれば、
- 「期待の1年生・2年生」として名前が出てくる
可能性があります。
3年生:チームの主力として評価を高める
- 関東大学リーグでレギュラー
- 天皇杯などの公式戦で活躍
- プロのスカウトのメモに名前が載る
このあたりから、Jクラブの練習に参加したり、
「特別指定選手」としてJリーグの試合に出たりする選手も出てきます。
4年生:Jクラブとの契約交渉の時期
- 成績やプレー内容が評価されれば、
→ J1〜J3クラブからのオファー - 契約が決まれば、「○○大学の△△選手、□□への加入内定」というニュースになる
東洋大学からも、実際に毎年のようにJリーグ内定者が出ています。
臼井蒼悟も、この4年間で
- ドリブルとスピードに、フィジカルと得点力を上乗せできるか
- 大学トップレベルのDF相手に、どれだけ結果を出せるか
が、プロへの大きな分かれ道になっていくでしょう。
高校サッカーファンとして、どう応援していけばいい?
最後に、「ファン目線」の楽しみ方も少し書いておきます。
① 東洋大学の試合結果をチェックする
- 関東大学サッカーリーグ
- 天皇杯予選、本大会
などで、東洋大学の試合が行われます。
公式サイトや大学サッカー関連ニュースで、
- スタメンに名前があるか
- 得点者の欄に「臼井」の名前が出てくるか
をチェックすると、「追いかけている感」が出て楽しいです。
② Jリーグのドラフト・内定ニュースを追いかける
毎年秋〜冬にかけて、
「東洋大の○○選手、△△(Jクラブ)加入内定」
といったニュースが出てきます。
数年後、そのリストの中に
「東洋大FW臼井蒼悟、○○加入内定」
という見出しが並ぶかもしれません。
③ 「高校→大学→Jリーグ」という物語を楽しむ
高校サッカーで知った選手が、
- 大学で背番号を変え
- 体つきがガッチリして
- それでもあの時と同じドリブルやシュートを見せる
というのは、サッカーファンにとって一つの「連ドラ」のような楽しみ方です。
臼井蒼悟の
尚志の7番 → 東洋大の○番 → ○○(Jクラブ)の○番
という“背番号の変化”を追うのも、長い目で見ると面白いかもしれません。
まとめ
改めて、ポイントを整理します。
タイトルにある
「大学かJリーグか?社会人?それとも海外?」
という問いに対する、現時点での答えは、
「東洋大学で4年間磨きをかけ、その先にJリーグや海外を狙う」
というルートです。
高校サッカーで魅了された選手が、この先どんな道を歩んでいくのか。
これから数年間、東洋大学と臼井蒼悟の名前を追いかけながら、その物語を一緒に見守っていきましょう。

