この記事では、神村学園の右サイドバック(本来はMF登録)の細山田怜真(ほそやまだ・りょうま)選手の「進路の可能性」を整理していきます。
結論から言うと、2026年1月8日時点では、細山田選手の進路は「公式にはまだ発表されていません」。
そのうえで、
- 高卒でJリーグ(プロ入り)
- 大学サッカーを経由してプロへ
- 社会人チームでプレー
- 高卒でいきなり海外挑戦
という4つの道を、「もし自分が親やファンだったら」という視点で、メリット・デメリットも含めて考えてみます。
細山田怜真ってどんな選手?
まずは、基本情報から整理しておきましょう。
- 所属:神村学園高等部 サッカー部
- ポジション:MF登録だが、主戦場は右サイドバック(SB)
- 背番号:7番
- 生年月日:2007年5月18日(18歳)
- 身長・体重:170cm/約62kg
- 出身:神村学園中等部(中高一貫でプレー)
「超攻撃的SB」としてブレイク中
細山田選手は、ただのサイドバックではありません。
ゲキサカの記事では、左の荒木仁翔、右の細山田怜真の2人が「超攻撃的SB」として紹介されていて、選手権2試合で2人合わせて2ゴール5アシストを記録したと書かれています。細山田本人はここまで1ゴール2アシストの活躍です。
また、水口高校との3回戦では、チームが1-0でリードして迎えた後半2分、こぼれ球に詰めてゴールを決め、追加点を奪いました。
本人は、
「クロスに逆のSBも入っていくのはチームの作戦。自分も常に意識しているので得点も狙っている」
という内容のコメントを残していて、守るだけじゃなくて、自分から点を取りにいくサイドバックであることがよく分かります。
夏から一気に主力へ
細山田選手は、2025シーズンの高円宮杯プレミアリーグWESTで、
- 出場試合:21試合
- 出場時間:1618分
- 得点:5ゴール
と、かなりの出場時間と結果を残しています。
ゲキサカの記事によると、もともと右サイドにはU-17ワールドカップメンバーの竹野楓太選手がいて、その穴を埋める形でチャンスをつかみ、そこから定位置を奪った流れが紹介されています。
さらに、夏のインターハイ決勝で途中出場から一時勝ち越しゴールを決めたことが、自信をつける大きなきっかけになったとも語られています。インターハイ後のプレミアリーグ後半戦で11試合5得点を挙げており、「守備ができて、ゴールも狙えるサイドバック/サイドハーフ」というイメージが強くなりました。
メディアからの評価も高い
スポーツメディア「Sportiva」の大会展望記事では、神村学園の注目選手として、J内定選手に加えて「夏を過ぎてからすごく伸びた」選手の1人として細山田怜真の名前が挙げられています。
つまり、
- チーム内での信頼
- プレミアでの実績
- 選手権でのインパクト
この3つをそろえた「今もっとも伸びている3年生」のひとりと言っていいでしょう。
今、分かっている「進路情報」を整理
ここからが本題、「進路はどうなるの?」の話です。
公式には「進路未定」
神村学園サッカー部のメンバー一覧と進路をまとめたサイトを見ると、
- 福島和毅 → J2・Jリーグクラブ(アビスパ福岡)内定
- 徳村楓大 → Jリーグクラブ(FC町田ゼルビア)内定
- FW倉中悠駕 → 国士舘大学 進学
など、一部の選手には進路がきちんと表示されています。
しかし、同じ一覧で「07 MF 細山田怜真」には、まだ矢印付きの進路が書かれていません。
また、選手個人の名鑑ページ(Yahoo!やJFAのプレミアリーグページなど)にも、現時点で進路先(クラブ名や大学名)の記載はありません。
そのため、この記事で何かを「決めつける」ことはできません。
あくまで、
この記事執筆時点(2026年1月8日)では、細山田怜真の進路は 公には出ていない
という状態です。
ただし「プロレベルのポテンシャル」は間違いなくある
- プレミアWESTで21試合5ゴール
- 選手権でゴール・アシストにからむ活躍
- 夏冬連覇を狙う神村学園の主力SB
という実績を考えると、「将来プロを目指せるレベルの選手」であることはほぼ間違いありません。
ただし、「プロ志望です」と本人が明言した記事はまだ見当たりません。
同じ神村学園のFW日髙元に関しては、「卒業後はプロ志望」「進路の幅を広げたい」というコメントが報じられていますが、これは日髙選手の話であって、細山田選手ではありません。
この点は、選手本人や関係者に迷惑がかからないよう、はっきり分けておきたいところです。
ルート①:高卒でJリーグに行く可能性
まず、多くのファンが一番期待しているであろうルートがこれです。
高卒Jリーグのメリット
高卒でJクラブに入団するメリットは、ざっくり言うと次の3つです。
- 若いうちからプロの環境でプレーできる
- トレーニングの質、対戦相手のレベルが一気に上がる
- 試合に出られれば、大きく伸びる可能性がある
- 特にサイドバックは走力や運動量が重視されるので、若くて走れる選手にはチャンスが多いポジションです
- 海外へのステップアップもしやすい
- 20歳前後でJ1のレギュラー→その後ヨーロッパへ、というルートも見えてきます
インハイ優勝&選手権上位という「全国屈指の実績がある高校の主力SB」という肩書きは、Jクラブから見てもかなり魅力的です。
デメリット・リスク
もちろん、いいことばかりではありません。
- プロに入っても、試合に出られなければ成長は止まってしまう
- 数年で契約満了(いわゆる戦力外)になってしまう可能性もある
- 学歴が途中で止まるので、引退後のキャリアは自分でしっかり考える必要がある
サイドバックは「守備も攻撃も両方できないとレギュラーになれない」厳しいポジションです。
神村学園での感覚と、プロの現場ではスピードも当たりの強さもまったく違うので、「プロに入る」だけがゴールではないということも忘れたくありません。
どんなクラブが合いそう?
これは完全に「想像」ですが、
- 攻撃的なサイドバックを好むクラブ
- 下部組織からの昇格だけでなく、高卒即戦力を積極的に取るクラブ
であれば、細山田選手の「攻撃的SB」という特徴はハマりやすいでしょう。
たとえば、
- サイドバックの攻撃参加が特徴的なクラブ
- 3バック+ウイングバックのシステムを使うクラブ
などは、プレースタイル的に相性が良さそうです(※ここはあくまで一般論であり、実際にどのクラブからオファーがあるかは全くの別問題です)。
ルート②:大学サッカーを経由してプロを目指す
次に考えられるのが、「大学サッカー→Jリーグ」というルートです。
神村学園から大学への進路
神村学園の過去の進路を見ると、
- 国士舘大学
- 立命館大学
- 福岡大学
- 関西学院大学 など
関東・関西の強豪大学へ進学している選手が毎年のようにいます。
大学サッカーは、
- インカレ(全日本大学サッカー選手権)
- 各地域の大学リーグ
- 総理大臣杯
など、全国レベルの大会も多く、ここで活躍してJクラブからオファーをもらう選手もたくさんいます。
大学ルートのメリット
大学進学の大きなメリットは3つです。
- 4年間かけて体とプレーを作り直せる
高校よりもフィジカル強度の高い相手と試合をしながら、じっくりと成長できる。 - 戦術理解を深められる
大学によってスタイルがはっきりしており、ポジションごとの役割を細かく学びやすい。 - 学歴という“保険”も手に入る
プロになれなくても、卒業後に一般企業で働きやすくなる。
特にサイドバックやボランチのような「判断力」と「戦術理解」が求められるポジションは、大学サッカーで磨かれてからプロに行くケースも少なくありません。
デメリット・リスク
- プロ入りのタイミングが4年遅くなる
- 大学で試合に出られないと、逆に埋もれてしまう
- 競争相手も、全国から集まった「元・エース級」ばかり
つまり、
「プロになれる保証はないけど、じっくり力をつけたい」
というタイプの選手に向いているルートです。
細山田選手のように、複数ポジション(SB/WB/ボランチ)をこなせる選手は大学サッカーでも重宝されやすいので、このルートは十分現実的だと言えるでしょう。
ルート③:社会人チーム(実業団など)でプレーする
あまりテレビでは取り上げられませんが、
- JFL(J3の下の全国リーグ)
- 地域リーグ
- 企業のサッカーチーム(いわゆる実業団)
などでプレーする道もあります。
社会人サッカーの特徴
- 仕事+サッカーという二本立ての生活
- 給料は会社からもらいつつ、夕方や夜にトレーニング・週末に試合
- 将来的に、指導者や会社員としてのキャリアも築きやすい
プロ野球の世界では、戦力外になった選手が実業団でプレーを続けたり、その後コーチとして働いたりする例がたくさんありますが、サッカーでも同じように、社会人チームでプレーを続ける選手は少なくありません。
メリット・デメリット
メリット
- 生活の安定が比較的高い
- ケガなどでサッカーを続けられなくなっても、仕事がある
- 地元企業のチームに入れば、地元に残ってプレーできる
デメリット
- メディア露出が少なく、全国的には名前が知られにくい
- Jリーグにステップアップするのは、かなり狭き門
細山田選手のように、すでに全国レベルで名前が知られている選手の場合、
すぐにこのルートを選ぶ可能性はそこまで高くないかもしれませんが、
「プロにはこだわりすぎず、サッカーと仕事を両立したい」
という価値観を持っていれば、選択肢のひとつになりえます。
ルート④:高卒でいきなり海外に挑戦する
最近増えてきているのが、「高校卒業→海外クラブ」というルートです。
神村学園のOBでいえば、
FW福田師王が高校卒業後、ブンデスリーガ(ドイツ)のボルシアMGに加入して話題になりました。
海外挑戦のメリット
- 10代のうちからヨーロッパの環境でプレーできる
- 語学や異文化理解など、「人生の経験値」が一気に増える
- 将来的にビッグクラブに行くチャンスも広がる
特にサイドバックは、ヨーロッパでも運動量とスピードが求められるポジションなので、細山田選手のような「走れて、点も取れるSB」は評価されやすいタイプと言えます。
デメリット・リスク
- 言葉・文化・食事など、生活環境のストレスが非常に大きい
- ケガや監督交代などで立場が変わると、一気に出場機会がなくなる
- 成功例もあるが、うまくいかず数年で帰国するケースも多い
チャレンジとしては夢がありますが、
「海外に行きさえすれば成功する」
わけではありません。
かなり強い覚悟とサポート体制が必要になるルートです。
どのルートが一番リアル?(※あくまで予想)
ここからは、完全に「個人的な見立て」です。
数字はあくまでイメージとして読んでください。
現時点の材料
- 進路内定の公式発表はまだない
- 神村学園からはすでに複数のJ内定者・強豪大学進学者が出ている
- 細山田はプレミア&選手権で主力として結果を出している
- マルチポジション(SB/WB/ボランチ)で戦術理解も求められるタイプ
これらを踏まえて、あくまで「記事執筆時点での仮説」として並べると…
- 高卒でJクラブに進む可能性
→ 十分あり得る。選手権でさらにインパクトを残せば、一気に現実味が増す。 - 大学サッカー経由でプロを目指す可能性
→ 神村学園→強豪大学→Jというルートは実績も多く、かなり現実的。 - 社会人チームスタートの可能性
→ 即戦力としての評価がどう出るか次第だが、現時点ではやや低め? - 高卒で海外挑戦の可能性
→ 可能性ゼロではないが、今のところ具体的な情報はない。
ファン目線で言えば、
「まずはJリーグか強豪大学に進んで、その先で海外やJ1レギュラーを目指してほしい」
というのが一番イメージしやすい未来ではないでしょうか。
高校サッカー選手の「進路の決まり方」もざっくり解説
せっかくなので、細山田選手に限らず、高校サッカー選手の進路がどう決まっていくかも簡単に整理しておきます。
プロ(Jリーグ)を目指す場合
- 高1・高2の頃から、プレミアリーグや選手権・インターハイでスカウトの目にとまる
- クラブの練習参加(トライアウトのようなもの)に呼ばれる
- クラブ側の評価が高ければ、「内定」として報道される
- 高3の秋〜冬ごろに正式発表
という流れが多いです。
大学サッカーを目指す場合
- 強豪大学の監督やコーチが、高校の試合をチェック
- 「推薦」の打診を受ける
- スポーツ推薦・AO入試・一般入試など、それぞれの方式で受験
- 合格すれば、大学サッカー部に加入
このほかに、「まずは専門学校に進む」「地元クラブのユース・サテライト的なチームに入る」など、細かいパターンもありますが、基本はこの2つの柱のどちらかに近い形になります。
ファンとしてできること
最後に、「私たちファンにできること」を考えてみます。
- 今はまだ、進路を決めつけない
- 決まったら、その選択を応援する
- 過去のプレー動画や記事を振り返って、成長を一緒に楽しむ
進路がどこになったとしても、
- インハイ優勝メンバー
- 選手権でのゴール&アシスト
- プレミアWESTでの活躍
という実績は消えません。
「あの右サイドバック、神村学園の細山田だよね?」
と、数年後にテレビやスタジアムで名前を見つけて、「おお、あの時の細山田だ!」と盛り上がれる日が来るかもしれません。
まとめ
進路のニュースが出るのは、選手権が終わって少し落ち着いてからになることも多いです。
それまでは、
「どの道を選んでも、細山田怜真を応援する」
という気持ちだけ、準備しておきたいですね。

