まずは、基本情報を整理しておきます。
- 名前:大谷 しろう(本名:大谷 司郎)
- 生年:1963年5月26日(62歳)
- 出身地:大阪府寝屋川市
- 家族:妻・1男・1女
- 居住地:東京都杉並区在住 約30年
- 最終学歴:京都大学大学院 工学研究科 修士課程(土木工学専攻)修了
- 職歴:NTTデータ、NTTドコモなどを経て、現在はITサービス企画会社代表
- 政治的な立場:日本保守党所属
- 東京都第8区支部 支部長
- 衆議院東京8区の候補予定者・都議選杉並区選挙区の元候補者
IT業界の出身で、長年杉並区に住みつつ、日本保守党から国政・都政にチャレンジしている人物、というのが大まかなイメージになります。
生い立ちと学歴|「理系エリート」な学生時代
大阪・寝屋川で育つ
大谷しろうさんは、大阪府寝屋川市の出身です。高校は進学校として知られる「大阪府立四條畷(しじょうなわて)高等学校」を卒業しています。
また、保守系論客として知られる島田洋一氏と同じ高校・同じ京都大学の後輩であることも、SNSなどで紹介されています。
京都大学~大学院へ
高校卒業後は、京都大学 工学部 土木工学科へ進学。さらに京都大学大学院 工学研究科 修士課程(土木工学専攻)へと進み、修士号を取得しています。
土木工学は、道路・橋・ダム・上下水道など「社会インフラ」を扱う分野です。「目に見えないところで、人の生活を支える仕組みをつくる」学問であり、理数系の素地と地道な研究が必要な世界です。
大谷さんは、こうした理系バックグラウンドを持つ政治家ということになります。
NTTグループでのキャリア|IT×健康管理の仕事
大学院を修了したあと、大谷さんは大手IT企業のNTTデータ、NTTドコモに勤務します。
公式プロフィールによると、主に「健康管理サービス・システムの開発」に携わってきたとされています。
たとえば、こんなイメージの分野です。
- 健康診断の結果をデータで管理するシステム
- スマホや端末で歩数・睡眠・脈拍などを管理するサービス
- 医療機関や企業の健康管理を支える情報システム
つまり、「ITの力で人の健康を支える仕組み」をつくる側にいた、ということですね。
独立してITサービス企画会社代表へ
その後、大谷さんはNTTグループを離れ、現在は「ITサービス企画会社」の代表を務めています。
大企業のIT部門ではなく、自ら会社を立ち上げている点からも、
- 技術だけでなく、企画・ビジネス全体を見る力
- 組織の中だけでなく、外に出て勝負するタイプ
といった特徴が読み取れます。
IT・デジタルの知見を持つ政治家はまだ多くはありません。都政・国政の場に、こうしたバックグラウンドを持つ人が増えることを歓迎する声も一部にはありますが、その評価は人それぞれ分かれるところでしょう。
杉並区での生活と人柄|三味線・家庭菜園・散歩好き
杉並在住30年の「地元派」
公式サイトによれば、大谷さんは杉並区に30年ほど住んでいるとのこと。
杉並区内の公園を散歩する写真や、善福寺公園周辺を歩く様子などが紹介されており、「暮らしの場としての杉並」が好きなことが伝わってきます。
多趣味な一面
プロフィールに書かれている趣味はかなり多彩です。
- 三味線
- 家庭菜園
- 散歩
- 農業のお手伝い
- バイク
- 旅行
特に三味線については、公式サイトで「おはこ(得意な曲)」として端唄「深川」などが紹介されていて、かなり本格的に取り組んでいる様子がうかがえます。
また、母親の出身地である石川県・輪島の写真を載せ、2024年の災害後の様子に触れているなど、故郷や地方への思いも見える構成になっています。
好きな言葉・愛読書から見る「信条」
好きな言葉「一粒の麦…」
大谷さんの公式プロフィールには、好きな言葉として
「一粒の麦、地に落ちて死なずば、ただ一つにて在らん」
と書かれています。
これは聖書の一節として知られる言葉で、「一粒の麦が地に落ちて死ねば、多くの実を結ぶ」という意味を持つフレーズです。自分一人のためではなく、次の世代や周りの人のために犠牲を払う、といった価値観を重ねている可能性があります。
愛読書は百田尚樹『日本国紀』
愛読書として挙げられているのは、作家・百田尚樹氏の『日本国紀』。
- 日本の歴史や成り立ちを保守的な視点で描いたベストセラー
- 日本の伝統や国柄を大切にする論調
といった内容の本であり、日本保守党の代表でもある百田氏の著書を「愛読書」として挙げていることからも、
- 日本の歴史や伝統を重視する価値観
- 戦後日本のあり方に対して問題意識を持っている
といった方向性がうかがえます。
政治家としての立ち位置|日本保守党での役割
日本保守党とは?
大谷さんが所属する「日本保守党」は、2023年に百田尚樹氏・有本香氏らが立ち上げた保守系の政党です。党のスローガンは「日本を豊かに、強く。」で、国体・伝統文化の重視や、安全保障の強化などを掲げています。
東京都第8区支部長として
大谷さんは、日本保守党の「東京都第8区支部」の支部長を務めています。
- 杉並区を中心としたエリアで活動
- 街頭演説やボランティア組織「チーム大谷しろう」「チーム杉並」の募集などを公式サイトで案内
といった形で、「地域に根ざした活動」を前面に出しているのが特徴です。
選挙でのチャレンジ|都議選~衆院選へ
2025年 東京都議会議員選挙(杉並区選挙区)
2025年6月の東京都議会議員選挙では、日本保守党公認候補として杉並区選挙区から立候補しました。
- 所属:日本保守党
- 年齢:62歳
- 結果:11,707票を獲得するも落選
杉並区は、保守・リベラル双方の勢力が強い「激戦区」とされており、選挙ドットコムの解説記事でも、各候補の経歴とともに大谷氏の学歴・職歴・政策が紹介されています。
衆議院選挙・東京8区の候補予定者に
その後、日本保守党は「第51回衆議院議員総選挙」に向けた候補予定者として、大谷さんを東京8区(杉並区中心)からの候補に挙げています。
- 都議選→衆院選と、同じ地域での連続チャレンジ
- 「杉並から日本を変える」というイメージで活動している
といった形で、地域密着型の政治家を目指している様子がうかがえます。
大谷しろうの主な政策・公約
大谷さん個人の政策は、公式サイトや政治家情報サイトに詳しくまとめられています。主な柱を、できるだけ中立的な言い方で整理すると、次のようになります。
食料品の消費税ゼロ
- 食料品にかかる消費税を「恒久的にゼロ」にするべき、と主張
- 物価高・実質賃金の伸び悩みの中で、生活を直接支える減税策が必要という考え方
再エネ賦課金の廃止
- 電気料金に上乗せされている「再エネ賦課金」を廃止すべきと主張
- 再生可能エネルギー政策が、電気代上昇や環境破壊につながっているのではないか、という問題意識に立脚
移民政策の是正
- 現在の「移民政策」が行き過ぎており、社会保障や地域コミュニティへの負担が大きくなっていると指摘
- 外国人の国民健康保険未納や福祉制度の利用などへの懸念を示し、「日本人が暮らしやすい国づくり」を優先すべきという立場
その他の公約
政治家評価サイト「先生の通信簿」では、上記を含む14本の公約が登録されています。
- 食料品消費税ゼロ
- 再エネ賦課金廃止
- 移民政策の見直し
- 生活保護や医療保険制度の適正化 など
※ここで紹介しているのはあくまで要約です。細かい条件や制度設計については、公式サイトや公約ページを確認する必要があります。
活動スタイルと人柄が見えるエピソード
政治家情報サイトの活動紹介記事などから、大谷さんの「スタイル」がよくわかるエピソードをいくつか拾ってみます。
「しがらみのない政治」「支持団体ゼロ」をアピール
- 「支持団体ゼロ」で都議選に挑む、という記事が掲載されています。
- 既存の大きな組織や団体に寄りかからない「しがらみのない政治」を掲げているのが特徴です。
公選法順守を強調
- 「差し入れはご遠慮ください」と呼びかけ、公職選挙法を意識した姿勢を示した、という紹介もあります。
- 支持者に対しても法律遵守を徹底するスタンスを、わざわざ情報発信している点は、大谷さんの真面目さ・慎重さを示すエピソードといえるでしょう。
都民・国民生活に関わるテーマを多く取り上げる
活動報告では、次のようなテーマへの問題提起が見られます。
- EV(電気自動車)補助金の妥当性
- 中国製EVの安全保障上の懸念
- 太陽光パネル義務化による災害リスク
- 火葬場不足による遺族負担の増大
いずれも、「生活・安全・日本の将来」に関わるテーマを、自分なりの視点から取り上げている印象です。
ネット上での「評判」や評価
公約・活動の数値評価
政治家評価サイト「先生の通信簿」では、大谷さんの公約・活動について、ユーザー評価に基づく「偏差値」が公開されています(2026年1月時点の情報)。
- 公約偏差値:55.3(評価数22件、公約14件)
- 活動偏差値:61(GOOD 39件/BAD 1件、活動7件)
数値だけを見ると、「公約はやや良い」「活動評価は比較的高め」という位置づけになっていますが、あくまでサイトを利用している一部ユーザーの評価であり、「世間全体の評価」とイコールではありません。
コメント欄の声
同じサイトの活動紹介記事には、杉並区の有権者や支持者とみられるコメントも寄せられています。
- 「杉並をなんとかしてほしい」「応援している」
- 「赤い杉並から待望の候補が出た、微力ながら応援したい」
といった好意的なコメントが多く見られます。
都議選での結果から見える現実
2025年の東京都議会議員選挙では、杉並区で11,707票を獲得したものの、当選ラインには届きませんでした。
- 支持は一定数あるが、まだ「主流派」とまでは言えない
- 日本保守党という新しい政党自体の知名度や、保守系勢力の票割れといった要因も考えられる
など、選挙戦略や政党全体の力も含めて考える必要があります。
大谷しろうを理解するうえでの「チェックポイント」
最後に、「この人はどんな政治家か?」を自分なりに判断したい場合に、どこを見ればいいかを整理しておきます。
公式サイト・公約ページ
- プロフィール(学歴・職歴・家族・趣味など)
- 個人の政策ページ(消費税・再エネ・移民政策などの主張)
文章のトーンや言葉づかいを見ると、「どんな価値観を持つ人か」がかなり分かりやすく伝わってきます。
SNS(X・YouTube・Instagramなど)
- 日々の街頭活動の様子
- 杉並区内での発信内容
- 他の政治家・論客との距離感
など、ニュース記事だけでは分からない「空気感」を知ることができます。
第三者による紹介・評価サイト
- 選挙ドットコムの候補者紹介記事
- 先生の通信簿での公約・活動評価
など、他の候補との比較や、数値としての評価もあわせて見ると、より立体的にイメージがつかめます。
まとめ
ここまでの内容をあらためてまとめると、
という人物像が見えてきます。

