「最近よく名前を聞くけど、荻原大翔ってどんな選手?
身長は?まだ何歳?どこ出身?どれくらい強いの?」
荻原大翔はどんな選手?ざっくり一言でいうと…
一言でまとめると、
「世界を相手に回りながら、とんでもない回転数で飛びまくる、日本の若きスノーボード“スピンマスター”」
です。
- 競技:スノーボード
(ビッグエア & スロープスタイル) - 生まれ:2005年7月19日
- 出身:茨城県牛久市
- 3歳からスノーボードを始める
- 中学生でプロ資格を取得(2017年)
- ジュニア時代から世界大会で優勝しまくり
- 世界初の「BS2160(6回転)」を成功させたことで一気に世界から注目
- その後、W杯優勝、世界選手権、
そして X Games Aspen 2026 ビッグエアで金メダル連覇という、とんでもない実績を積み上げ中
今まさに、
ミラノ・コルティナ2026冬季五輪(正式名:ミラノ・コルティナ冬季オリンピック2026)で
「金メダル候補の一人」として名前が挙がるレベルの選手です。
荻原大翔のプロフィール
基本プロフィール
- 名前:荻原 大翔(おぎわら ひろと)
- 生年月日:2005年7月19日
- 年齢:20歳(2026年2月時点)
- 出身地:茨城県牛久市
- 競技:スノーボード
- 種目:ビッグエア/スロープスタイル(SBSSBA)
- 所属:TOKIOインカラミ スノーボード部、仙台大学(在学)
- 代表:日本代表(Sランク指定選手)
日本のスノーボード選手の中でも、
「一番“回転数”で名前が出てくる選手」といっていいくらい、
回転系の大技で世界を驚かせている存在です。
身長はどれくらい?
身長は 約160cm とされています。
公的な連盟サイトには身長の記載がないことも多く、
メディアやインタビュー記事をもとにした数字ですが、
複数のサイトで同じ160cm前後と書かれています。
スノーボード選手は、
- 体格が大きい方が有利な場面(着地の安定感など)
- 小柄な方が有利な場面(回転スピードを上げやすい)
の両方があります。
荻原選手の場合は、
「体をコンパクトにまとめて高速回転する」スタイルが武器なので、
この身長・体格がむしろ強みになっている、と考える人も多いです。
年齢・生年月日
- 生年月日:2005年7月19日
- 年齢:20歳(2026年2月時点)
2020年代半ばで、
もう 世界最高峰レベルの大技をバンバン決めているのに、
まだ20歳 というのがポイントです。
スノーボードは20代半ば〜後半でピークを迎える選手も多いので、
「まだまだ伸びしろだらけ」と言っていい年齢です。
出身地・出身校
- 出身地:茨城県牛久市(うしくし)
- 出身小学校:牛久市立向台小学校
- 出身中学校:牛久市立牛久南中学校
- 高校:日本体育大学柏高校(千葉県)
- 大学:仙台大学 体育学科(在学)
茨城県の平野部出身なので、
「え、雪国じゃないの?」と意外に感じる人もいるかもしれません。
ですが、後ほどくわしく触れるように、
家族ぐるみでスノーボードに関わる、かなり“ガチなウィンタースポーツ家庭” だったので、
雪山との距離のハンデを乗り越えて成長していきます。
経歴と戦績:天才スノーボーダーの歩み
ここからは、時系列でざっくりと見ていきます。
3歳でスノーボード開始
- 両親がウィンタースポーツ経験者で、
3歳のころから自然とスノーボードを始める
普通の子どもならソリ遊びや雪だるまづくりをしている年齢ですが、
荻原選手はすでにボードに乗って雪の上を滑っていました。
中学生でプロ資格を取得
- 2017年、中学生のときにプロ資格を獲得
「中学生でプロ」はかなり異例です。
それだけ早い段階で、
大会で結果を残し、技のレベルも頭ひとつ抜けていた
ということです。
高校〜ジュニア世界王者へ
高校生になると、
国内だけでなく海外のジュニア大会でも結果を残していきます。
- 2021年
- 全日本ジュニア選手権(スロープスタイル & ビッグエア)優勝
- 全日本スキー選手権 ビッグエア優勝
- ジュニア世界選手権「WORLD ROOKIE FINALS」優勝(スロープスタイル)
- 2022年
- 全日本スキー選手権(スロープスタイル & ビッグエア)優勝
- WORLD ROOKIE FINALS 連覇
このあたりで、
「日本の次世代エース」から「世界のトップジュニア」へ
ステージが一段上がったと言っていいでしょう。
世界を驚かせた「BS2160(6回転)」成功
そして、スノーボード界に衝撃を与えたのがこちら。
- 2022年4月、スイスのイベント「THE NINES」で
世界初の大技「BSクイントコーク2160(縦5回転+横6回転)」を成功。
ざっくりいうと、
空中で6回転する「とんでもない技」を世界で初めて決めた
ということです。
この技により、
荻原大翔は世界中のスノーボードファンから一気に注目され、
「6回転時代の幕開け」とまで言われるようになります。
W杯優勝、そして「スピンマスター」へ
- 2023年:スイス・クールで行われたW杯ビッグエアで優勝(自身初のW杯V)
- 2024–25シーズン:ビッグエア総合5位、スロープスタイル20位など、安定して世界トップクラスの成績を残す
さらに、2025年1月の X Games Aspen 2025 で
6回転半「BS2340」を成功させ金メダル。
この大技はギネス世界記録にも認定され、「スピンマスター」として世界に名を刻みました。
そして2026年1月、
続く X Games Aspen 2026 ビッグエアでも金メダルを獲得し、大会2連覇。
ウイニングランでは、前人未到と言われる「7回転」にも挑戦したことが話題になりました。
主な戦績(イメージしやすくざっくり)
※細かい大会すべてではなく、
「荻原大翔ってどのレベル?」が分かる代表的なものだけピックアップします。
- ジュニア時代
- WORLD ROOKIE FINALS 優勝(2021・2022)
- 全日本選手権 ビッグエア・スロープスタイル優勝(複数回)
- シニア以降
- W杯 ビッグエア優勝(クール大会 2023)
- X Games Aspen 2025 ビッグエア金メダル(6回転半 BS2340)
- X Games Aspen 2026 ビッグエア金メダル(大会2連覇)
- 24/25シーズン ワールドカップ:ビッグエア総合5位、スロープスタイル20位
こうして見ると、
「若くして、すでに“タイトルホルダー”&“世界記録保持者”クラス」
というのが、荻原大翔という選手の実力です。
どんな滑りが持ち味?「スピンマスター」と呼ばれる理由
ビッグエアってそもそも何?
まずは種目のざっくり解説から。
- ビッグエア
→ 大きなジャンプ台(キッカー)を一発飛んで、
一番の“ドカン”とした大技を見せる競技 - スロープスタイル
→ 複数のジャンプ台やレール(ジブ)などを組み合わせたコースを、
上から下まで滑り降りながら、
技の難しさ+流れのうまさ+スタイルを総合評価される競技
荻原選手はどちらも出場しますが、
とくにビッグエアで見せる「怪物級のスピン」が代名詞です。
「回転スピード」と「完成度」のバランス
荻原選手の強みは、ざっくりいうと次の3つです。
- 回転がとにかく速い
- そのわりに、空中で体勢がブレない
- 難しいはずの着地がきれいに決まる
「回すだけならできるけど、着地で崩れる」
という選手は多いなかで、
難易度の高い回転数+着地の安定感
の両方を成立させているところが、
世界から評価されているポイントです。
ホームゲレンデと「ネコマ マウンテン」
荻原選手のストーリーを語るうえで欠かせないのが、
福島県にあるスノーリゾート ネコマ マウンテン です。
幼少期からこのゲレンデ(旧アルツ磐梯・猫魔スキー場)で滑り込み、
地形を生かした練習で技術を磨いてきたと紹介されています。
現在は、
このゲレンデを運営する 星野リゾート と契約し、
ホームゲレンデでの集中トレーニングの様子などもメディアで取り上げられています。
「世界レベルのスノーボーダーが、
日本のゲレンデをホームにしている」
という意味でも、国内ファンにとっては嬉しい存在です。
家族・両親はどんな人?
プライベートな部分なので、
ここでは公表されている範囲だけ、ざっくりとまとめます。
両親もウィンタースポーツ経験者
- 父:荻原崇之さん(元スキー選手)
- 母:元モーグル選手と言われている
いわゆる「ウィンタースポーツ一家」で、
父はスキー場のパーク作り(ハーフパイプの造成など)にも関わっていた時期があるそうです。
そのため、
- 小さいころから良い練習環境があった
- 技術的なアドバイスも家族から受けられた
- 雪山に通うこと自体が“家族の遊び”でもあった
といった背景があります。
「押しつけ」というより、
家族で楽しんでいるうちに、気づけば世界レベルになっていた
というタイプの環境に見えます。
学歴と現在の活動
高校時代:遠征と学業の両立
高校は、日本体育大学柏高校。
スポーツに理解のある学校で、
国内外の大会や遠征に出ながら、
競技と学業の両立をしてきました。
大学:仙台大学で体育を学びながら競技に打ち込む
大学は、宮城県の仙台大学 体育学科。
大学のスポーツサイトでも
W杯優勝時のインタビューが掲載されており、
練習内容やメンタル面についても語っています。
「エアマットを使ったトレーニングを毎日限界まで」
と話しており、
ただの天才肌ではなく、“地道な反復練習の積み重ねタイプ”
であることがよく分かります。
これからの目標は?ミラノ・コルティナ五輪での金メダル
2026年に開催される
ミラノ・コルティナ冬季オリンピック は、
荻原大翔にとって大きな節目の大会です。
- 20歳という若さで迎える初の本格的な五輪サイクル
- すでにX Gamesで金メダル&世界記録レベルの技を持っている
- W杯でも優勝経験あり、安定した成績も残している
ということを考えると、
「金メダル十分狙える、世界の本命級の一人」
と言っても大げさではありません。
もちろん、
五輪は4年に1度で、
大会当日のコンディションや風、雪質、メンタルなど、
さまざまな要素が絡みます。
ただし、
- 「6回転」「6回転半」を成功させた実績
- X Games2連覇という“ビッグイベントで勝ち切る力”
を持っている選手は、世界でもごくわずかです。
荻原大翔を見るときの「注目ポイント」
テレビや配信で荻原大翔を見るとき、
ここだけ押さえておくと、
スノーボードをあまり知らない人でも楽しみやすくなります。
① 回転数より「空中での余裕」と「着地のキレ」
解説ではよく
- 「トリプルコーク〇〇〇」
- 「2160」「2340」
など、数字が飛び交いますが、
最初から全部理解しようとしなくて大丈夫です。
パッと見で分かりやすいのは、次の3つ。
- 空中で体がギュッとまとまっているか
- 途中でグラつかず、スムーズに回っているか
- 着地でほとんどブレずにピタッと止まるか
荻原選手は、この3つのレベルがとても高い選手なので、
「なんか、他の人よりキレイに決まってない?」
という視点で見るのがおすすめです。
② トリック後の“余裕のある表情”
X Gamesの映像などを見ると、
大技を決めたあとでも比較的落ち着いた表情をしていることが多いです。
- 本人のメンタルの強さ
- 普段からの反復練習の量
が、そのままにじみ出ているようにも見えます。
「ここでこの技を決めるしかない」という場面で
しっかり結果を出してくる勝負強さも、
荻原大翔という選手の大きな魅力です。
まとめ:荻原大翔は「日本発・世界レベルのスピン職人」
最後に、この記事の内容をぎゅっとまとめます。
「何者?」という疑問に一言で答えるなら、
“6回転・6回転半で世界を驚かせている、
日本発の若きスノーボード界の怪物”
と言っていいでしょう。
これから数年、
テレビでもネットでも
荻原大翔の名前を目にする機会はどんどん増えていくはずです。
試合を見るときは、
ぜひ “回転の速さ”と“着地の美しさ” に注目してみてください。
スノーボードをよく知らない人でも、
「あ、今のはヤバかったな」と素直に感じられるはずです。







