「え、6回転半ってなに!?」
「Xゲーム2連覇ってどれだけヤバいの?」
2025年のX Games Aspenでの世界初・2340(6回転半)、
そして2026年のXゲームビッグエア2連覇で、
荻原大翔は一気に“世界のヒーロー”になりました。
この記事では、
- まず「2340ってどんな技?」をカンタンに整理
- 次に、海外メディアがどう報じたのか
- さらに、RedditやX(旧Twitter)、Instagramなどでの生のコメント
- 最後に、「海外の反応から見えてくる荻原大翔像」
をまとめていきます。
- そもそも2340って何?どれくらいヤバい技なのか
- 海外メディアの反応:まさに「歴史が動いた」
- SNSの海外勢はどう見た?:驚き・笑い・議論…反応がカオス
- ① 「もはや人間じゃない」「飛んでたよね?」系リアクション
- ② 「電卓がないと回転数が分からない」系リアクション
- ③ 「トニー・ホークの900を初めて見た時みたいだ」系リアクション
- ④ 「物理の授業どこいった」「ヘリコプター理論」系ネタコメント
- ⑤ 「スタイルはどこへ?」「回転至上主義」へのモヤモヤ
- ⑥ 「着地が一番おかしい」「落ち方が人間じゃない」系コメント
- ⑦ 「折れた手首でやってるの頭おかしい」系リアクション
- ⑧ 「2年連続で2340決めてくるの反則だろ」=2連覇への声
- ⑨ 専門メディア目線:「技術+メンタル+環境が全部異常」
- 海外の反応から見えてくる3つのポイント
- おわりに:海外から見た“荻原大翔”という存在
そもそも2340って何?どれくらいヤバい技なのか
数字だけ聞いてもピンとこないので、いったん整理します。
スノーボードの横回転は、基本的に 360°=1回転 です。
- 360°:1回転
- 720°:2回転
- 1080°:3回転
- 1440°:4回転
- 1800°:5回転
- 2160°:6回転
- 2340°:6回転半
つまり2340は、
空中で「6回転 + 半回転」するトリック
ということです。
X Games公式やRed Bullも、
- 「史上初の2340。6回半のローテーションだ」
- 「19歳の日本人ライダーが、コンペ史上初の2340を決めた」
と、かなり興奮気味に紹介しています。
しかも荻原は、このとんでもない技を
- 2025年:X Games Aspenで世界初成功&ビッグエア優勝
- 2026年:翌年のX Gamesでも再び2340を決めて金メダル=2連覇達成
という“連続技”でやってのけています。
ここまで来ると、世界中がざわつくのも当たり前ですよね。
海外メディアの反応:まさに「歴史が動いた」
まずは、海外メディアがどう伝えたのかを見てみます。
オリンピック公式サイト:「コンペ史上初」の一文
国際オリンピック委員会の公式サイト(Olympics.com)は、
「オギワラ ヒロトは、X Games Aspen 2025のビッグエアで、競技史上初となる2340ミュートグラブをメイクし、金メダルを獲得した」
と報じています。
オリンピックの公式が、
わざわざ「史上初」と書いてニュースにしているあたり、
“遊びの大会”ではなく、
五輪レベルの歴史的出来事として見ている
ことが伝わってきます。
Red Bull:「19歳の日本人が歴史をつくった」
Red Bullの英語記事も、かなり熱量が高いです。
- 「19歳の日本人ライダーが、X Gamesで競技史上初の2340を決め、ビッグエア金メダル」
- 「まだ誰も踏み込んでいなかった“6回転半の世界”に、ついに到達した」
といったトーンで紹介されています。
Red Bullは、その後もSNSで
- 「史上初の2340」
- 「6.5ローテーション」
と連呼しながら動画を拡散し、
世界中のアクションスポーツファンに“荻原大翔”の名前を叩き込んでいました。
SNOWBOARDER誌:「またやりやがった」
2026年、X Games Aspenでの2連覇については、
アメリカのスノーボード専門メディア SNOWBOARDER Magazine が詳しく伝えています。
- 「20歳の日本人ライダーが、またビッグエアを制した」
- 「初トライでは転倒したが、その後の2340を完璧に着地。これで2年連続の金メダルだ」
記事全体のトーンは、
「去年“世界初”をやった新人が、
今年は“当たり前のように”同じ技で勝ちに来た」
という、ちょっとあきれ気味のほめ方です。
大学メディアまで「スノースポーツ界をア然とさせた」
アメリカの大学メディア・USC Annenberg Mediaは、
「男子スノーボード・ビッグエアで、日本のヒロト・オギワラが準備万端で登場。
6回転半=2340のトリックで、スノースポーツ界をア然とさせ、ビッグエア2連覇を決めた」
とレポートしています。
大学メディアでこの熱量なので、
「X Gamesの“ヤバさ”をちゃんと分かっているアメリカの若い世代にも、
荻原の名前が一気に広まった」
と考えてよさそうです。
海外TVやニュース動画も続々
- 中国系メディア CGTN は、
「前例のない2340で歴史を作った日本人スノーボーダー」としてニュース動画を公開。 - YouTubeのスポーツ系チャンネルも、
「世界で初めて2340を決めたスキーヤー&スノーボーダー」として、荻原とミロ・タバネッリをセットで取り上げています。
“ただのX Gamesの一場面”ではなく、
世界中のニュースとして扱われている のが分かります。
SNSの海外勢はどう見た?:驚き・笑い・議論…反応がカオス
ここからが、いわゆる「海外の反応」っぽい部分です。
RedditやX、Instagramなど英語圏のコメントを見ていくと、
- とにかく驚いている人
- もはや笑っている人
- 物理ネタで遊び始める人
- “回転数インフレ”を心配する人
など、反応のバリエーションがすごいことになっています。
いくつか代表的なパターンを、テーマ別に紹介していきますね。
① 「もはや人間じゃない」「飛んでたよね?」系リアクション
まず一番多いのが、
「これはもう人間の動きじゃない」
「人が飛んでるようにしか見えない」
という、ドン引きに近い驚きです。
Red Bull SnowのFacebookでは、
- 「俺たちは今、“男が空を飛ぶ”のを見たんだ」
といったコメントがつき、「we watched a man fly」というフレーズが多くの反応を集めていました。
Redditでも、
- 「これはもうフリースタイルスキーとエアリアルの中間だ」
- 「完全にビデオゲーム(SSX)だろ」
といった声が目立ちます。
動画を見たことがある人なら分かると思いますが、
あのスピードで、あの高さで、6回転半まわって、最後にピタッと着地する様子は、
「そりゃ“飛んでる”って言いたくなるよね…」
というレベルです。
② 「電卓がないと回転数が分からない」系リアクション
次に多いのが、「数字がおかしい」系のツッコミです。
Redditのスレッドの中には、
「2340とか、もう暗算できない。360や540なら分かるけど、電卓が必要なトリック名はやばい」
と嘆くコメントもありました。
別のユーザーは、それに対して、
「じゃあ“6回転半スピン”って呼ぼうぜ」
と返していて、
「6.5 spinny spin」という表現に対して、さらに笑いが起きています。
X Gamesの公式SNSも、
- 「計算したい人向けに言うと、これは6.5回転だよ」
とわざわざ解説を入れていて、
世界中の人が“2340=6回転半”を覚えさせられている 状態です。
③ 「トニー・ホークの900を初めて見た時みたいだ」系リアクション
少し上の世代のスノーボードファンからは、
「トニー・ホークが900を決めた時、ありえないと思った。
その数年後には、スノボで1080が出てきた。
そして今は2340…。人類はスピンし続けている」
という、“歴史の連続”として見る声も出ています。
要するに、
- 1990年代:スケボーで900が「ありえない」レベル
- 2000年代:スノボで1080が大会に定着
- 2020年代:1800・1980が出てきて
- 2025年:ついに2340
という流れで、
「自分が子どもの頃にバグ技だと思ってたものが、
今は本当に現実になっている」
という“時代の変化への驚き”が、
荻原の2340に一気にぶつけられている感じです。
④ 「物理の授業どこいった」「ヘリコプター理論」系ネタコメント
定番のネタ枠としては、
“物理”を持ち出して遊ぶコメントも多いです。
あるRedditユーザーは、
「高校で物理を取ってたから分かる。
スピンがヘリコプターみたいに揚力を生むんだ。
条件が良ければ、2040年には1分くらい飛べるようになる」
と、あきらかに冗談のコメントを書き込み、
「いや全部でっち上げじゃん」「どこが“エキスパート”だよ」と総ツッコミされていました。
また、別のスレでは、
「このレベルの回転を、もし逆さま(完全なダブルバックフリップ状態)でやったら、着地地点から消えて二度と戻ってこない」
という、ちょっとブラックなジョークも。
こうした“物理ネタ”は、
「人間の感覚では理解できないものを、なんとか笑いに変えたい」
という、海外コミュニティらしい反応と言えます。
⑤ 「スタイルはどこへ?」「回転至上主義」へのモヤモヤ
一方で、みんなが手放しで称賛しているわけではありません。
Redditのスノーボード系スレッドでは、
「競技の流れは、しばしば“回転数インフレ”と“スタイル重視”を行ったり来たりする」
といった、冷静なコメントも見られます。
要するに、
- ある時期は「とにかく高回転・高難度が偉い」
- そのあと、「みんな回せるようになる → じゃあもっとスタイリッシュな1800の方がカッコいいよね」という流れになる
このサイクルの中で、
2340は「究極の回転側」に振り切った技なので、
「ヤバいのは分かるけど、個人的にはスタイル重視のライディングの方が好きだ」
という本音も、一定数出ています。
とはいえ、
- 「自分はクルージング派だけど、これはさすがに尊敬するしかない」
と、“好みは違ってもリスペクトはしている” という空気が強いのが印象的です。
⑥ 「着地が一番おかしい」「落ち方が人間じゃない」系コメント
2340でいちばんヤバいのは、
実は「回転そのもの」ではなく 着地 です。
RedditやYouTubeのコメントを見ていると、
- 「回っている間より、最後の1回転を止めてピタッと着地する瞬間が一番信じられない」
- 「あのスピードと高さから落ちてきて、膝が砕けないのがすごい」
といった声がかなり多いです。
Red Bullの記事でも、
「この2340の狂っているところは、その“クリーンさ”だ。
テイクオフは落ち着いていて、着地も信じられないほど滑らかだ」
と、着地の完成度に特に注目していました。
単に回っただけではなく、
- 回転スピードのコントロール
- どこで半回転分を“抜くか”
- 着地直前での身体の締め方
そのすべてが揃って、初めて成功する技だということが、
海外のコメントからもよく伝わってきます。
⑦ 「折れた手首でやってるの頭おかしい」系リアクション
海外勢がざわついたポイントのひとつが、
「実は手首を骨折していた状態で2340に挑んでいた」
という情報です。
いくつかのRedditスレッドでは、
- 「2025年のX Gamesの時、手首を折っていたのに、2340をやりたいから治療を先延ばしにしていた」
という説明が共有されており、
コメント欄は
「クレイジーすぎる」
「もはや執念の域」
といった反応で埋まっています。
もちろん、医療的にはおすすめできない話ですが、
「自分の限界を越えるために、全てを賭けた若者」
として、海外でも伝説扱いされているのは間違いありません。
⑧ 「2年連続で2340決めてくるの反則だろ」=2連覇への声
2026年のX Games Aspenでの2連覇に対しては、
- 「昨年、ルーキーとして金メダルを取った彼が、今年もまた2340で優勝した」
- 「X Gamesモードに入った日本人ライダー。史上初の2340をやった男が、またやってのけた」
といった、“またかよ”系の賞賛が目立ちます。
SNOWBOARDER誌も、
- 「昨年と同じトリックでビッグエアタイトルを防衛した」と書き、
2340が“彼の代名詞”になっていると伝えています。
海外ファンの中には、
「2340を“彼専用の技”にしてほしい。
誰も真似しないでくれ」
と冗談半分、本気半分で書く人もいて、
「2340=荻原大翔」 というイメージが完全に定着しているのが分かります。
⑨ 専門メディア目線:「技術+メンタル+環境が全部異常」
海外の専門メディアやブランドも、
単に「回転数がすごい」だけではなく、
その裏にある“背景”に注目しています。
- Burtonは、「2025年のハイライトのひとつは、オギワラがX Gamesで史上初の2340を決めたこと」と公式Facebookで発信。
- X GamesやRed Bullは、「ネコママウンテンなどでの徹底したトレーニングが、この技を可能にした」と動画コンテンツで紹介。
USC Annenbergの記事でも、
「2340で世界を驚かせた彼は、ビッグエア金メダルを“連続”で持ち帰り、今後もスノースポーツの未来を形作る存在になるだろう」
と書かれており、
「一発屋」ではなく「時代を変える選手」として見られている ことが分かります。
海外の反応から見えてくる3つのポイント
ここまで、メディアとSNS、それぞれの反応を見てきました。
最後に、そこから見えてくるポイントを3つにまとめてみます。
① ただの“高回転トリック”ではなく「歴史的な一歩」として受け止められている
- Olympics.com や Red Bull、SNOWBOARDERなど、信頼度の高いメディアが「史上初」「歴史を作った」と明言。
- 大学メディアや海外ニュース動画でも、一般ニュースとして取り上げられている。
単なる“トリックの更新”ではなく、
「スノーボードという競技の限界を、
もう一段階押し広げた瞬間」
として、世界的に認識されています。
② SNSでは「人智を超えたヤバさ」と「回転インフレへのモヤモヤ」が同居
- 「飛んでいる」「ビデオゲームだ」という純粋な驚き
- 「数字がもはや意味不明」という笑い
- 「トニー・ホーク900から続く歴史の最新アップデート」という感慨
一方で、
- 「回転数ばかり上がって、スタイルが置き去りになるんじゃないか」
という冷静な心配もあり、議論も起きています。
それでも最終的には、
「自分の好みはどうあれ、これはとんでもないチャレンジであり、成功させたこと自体が尊敬に値する」
という空気に落ち着いているのが印象的です。
③ 2連覇で「一発の奇跡」ではなく「新時代の主役」として認識された
- 2025年の“世界初2340+X Games優勝”だけなら、「一発の伝説」として終わる可能性もありました。
- しかし2026年もまた2340を決めて金メダル=2連覇したことで、
「たまたま出た一回きりの“神技”ではない」と証明した形です。
海外メディアやSNSのトーンも、
- 2025年:
「誰だこのルーキー!?」「日本からヤバいの来たぞ」 - 2026年:
「またやりやがった」「これからのビッグエアは、この人基準になる」
という感じで、
「新しいスタンダードを作った人」として見られ始めています。
おわりに:海外から見た“荻原大翔”という存在
海外の反応をざっくりまとめると、
荻原大翔はこんなふうに見られていると言ってよさそうです。
- 人間の回転の限界を、笑えるレベルで突破してしまった“スピンモンスター”
- それでいて、着地まで異常にクリーンな「完成度の鬼」
- 一発ネタではなく、同じ技で2年連続優勝してしまう“新時代の基準”
日本人から見ると、
「牛久出身の若者が、ネコママウンテンから世界へ」
というストーリーですが、
海外から見ると、
「突然現れたアジアの若いライダーが、
X Gamesという“聖地”で歴史を書き換えた」
という、かなりドラマチックな存在です。
もしまだ、X Games Aspen 2025・2026のビッグエアのフルランを見ていないなら、
ぜひ一度、海外ファンのコメントを横目で見ながら動画をチェックしてみてください。
「we watched a man fly(人が飛ぶのを見た)」という言葉の意味が、
きっと体感として分かるはずです。






