退職代行サービス「モームリ」の社長・谷本慎二さんの名前を、ニュースやSNSで初めて見た人も多いと思います。
- 「いきなり名前を聞いたけど、この人いったい何者?」
- 「弁護士とか、もともと人事のプロだったの?」
- 「地方出身って聞くけど、どんなキャリアで社長になったんだろう?」
この記事では、
- 年齢・出身地などの基本プロフィール
- 学歴(どこの大学に通っていたのか)
- 前職でどんな仕事をしていたのか
- そこからどうやって起業して、退職代行ビジネスにつながったのか
を整理していきます。
情報は、本人のインタビューや会社の公式サイト、講演プロフィールなど公開情報をベースにしています。
1章:モームリ社長・谷本慎二のプロフィールをざっくり整理
まずは、細かい話の前に「ざっくりプロフィール」をまとめておきます。
一言でまとめると、
岡山の地方出身 → 神戸の私立大学 → 大手サービス業のカラオケ店舗で10年 → 退職 → ブログ → 退職代行で起業
という流れになります。
2章:年齢と出身地 – 「岡山のど田舎」からスタートしたキャリア
年齢:1989年生まれ、2026年で37歳
公式サイトや講演プロフィールによると、谷本さんは1989年2月1日生まれと紹介されています。
- 1989年生まれ
- 2025年時点のプロフィールでは「36歳」と記載されているものが多い
(2025年4月時点で36歳など)
西暦から単純に計算すると、2026年2月時点では37歳 ということになります。
出身地:岡山県高梁市で生まれ育つ
谷本さんは、岡山県高梁市の出身です。
- 1989年、岡山県高梁市で生まれる
- 小学校・中学校・高校まで、ずっと岡山県内で生活
- 高校では硬式野球部に所属していた
公式サイトの自己紹介では、自分の地元のことを「ど田舎」と表現していて、かなりの地方出身であることが分かります。
野球部出身というポイント
高校時代は、硬式野球部で活動していたとのこと。
野球部出身の社長はわりと多いですが、
- 長時間練習に耐える体力とメンタル
- チームで動く経験
- 先輩・後輩の上下関係
など、「体育会系」ならではの経験が、のちのマネジメント(店長・エリアマネージャーとして人をまとめる仕事)にも生きていそうです。
3章:学歴 – 神戸学院大学での学生生活
大学は「神戸学院大学」
学歴については、複数のプロフィールで神戸学院大学 卒業と明記されています。
- 2007年4月 神戸学院大学に入学
- 2012年3月 同大学を卒業
学部・学科までは公開情報からははっきり分かりませんが、
ビジネス系・サービス業に進んでいることから、経済・経営・法学・人文系などの可能性が考えられます(ここは推測のため、記事に書く場合は「学部は公表されていません」としておくのが無難です)。
学生時代のアルバイト経験
神戸学院大学時代のプロフィールとして、こんな情報が出ています。
- 居酒屋
- 古本・メディアの買取販売
- レンタカー業
など、かなり接客色の強いアルバイトを経験しています。
これは、のちに入社する「大手接客・サービス業(カラオケ)」とのつながりを感じるポイントです。
大学のころから「人と接する仕事」「サービス業」の現場で経験を積んでいた
↓
新卒でもその延長線上にある業界を選んだ
という流れは、かなり自然ですよね。
4章:前職は「大手接客・サービス業」 – 店長からエリアマネージャーへ
新卒で入ったのは「東証一部上場の大手接客・サービス業」
大学卒業後のキャリアは、本人の公式サイトや講演プロフィールで、次のように書かれています。
- 2012年4月:東証一部上場企業の大手接客・サービス業に入社
- 2013年:店長に昇格
- 2015年:上席店長に昇格
- 2017年:エリアマネージャーに昇格
- 首都圏を中心に複数店舗の運営や、新店舗立ち上げを担当
- 約10年間勤務し、2021年7月に退職
ここでポイントなのは、
- 「東証一部上場の大手」
- 「接客・サービス業」
- 「首都圏中心のカラオケ業態」
と、かなり大きな企業で、
現場の最前線からエリア全体を見渡す立場にまで昇進しているという点です。
一部のネット記事では、具体的なチェーン名(カラオケチェーンの名前)が推測されていますが、本人が会社名を明言しているわけではありません。
ブログや記事で書くときは、
「東証一部上場の大手接客・サービス業(カラオケ業態)」に勤めていた
といった表現にとどめる方が安全です。
店長・エリアマネージャーとして、どんな仕事をしていたのか
公開情報では、具体的な仕事内容までは細かく書かれていませんが、
「店長」「エリアマネージャー」という肩書きから、一般的には以下のような業務が想像できます。
店長時代(1店舗の責任者)
- シフト管理・スタッフ教育
- 売上・利益の管理
- 接客クレーム対応
- アルバイト採用・面接
- 店舗のイベントやキャンペーン企画 など
エリアマネージャー時代(複数店舗を管理)
- 担当エリア内の複数店舗の売上・数字管理
- 新店舗オープン時の立ち上げ責任者
- 店長クラスのマネジメント(育成・指導)
- 本部と各店舗の橋渡し
実際、インタビューなどでも「首都圏を中心に新店舗の立ち上げ責任者を6店舗経験」と紹介されています。
なぜ会社を辞めたのか?
公式サイトでは「約10年勤めた会社を退職」とだけ書かれていますが、
インタビューなどでは、
- 長時間労働
- 現場の負担
- 人が辞める現場を何度も見てきた
といった背景から、「退職」というテーマに強い問題意識を持つようになったことがうかがえます。
ここから、「退職代行」というビジネスへの関心につながっていきます。
5章:ブログから起業へ – 「脱サラダメ男の奮闘ブログ」時代
2021年、会社を辞めてまず始めたのは「ブログ」
前職を辞めたあと、いきなり退職代行を始めたわけではありません。
公式サイトによると、
- 2021年7月22日:大手接客・サービス業を退社
- 2021年7月19日〜:WordPressで「脱サラダメ男の奮闘ブログ」を開始
と書かれています(退社日とブログ開始日は多少前後して記載されていますが、2021年夏ごろにブログを始めたという点は共通しています)。
このブログでは、
- 自分の退職体験
- アフィリエイトの挑戦
- 脱サラ後の生活
などを発信していたとされています。
ブログ運営で学んだこと
公開情報から読み取れる範囲ですが、ブログ運営を通して、
- WordPressの使い方
- GoogleアドセンスやASPなど、ネット広告の仕組み
- 「検索されるキーワード」を意識した記事作成
といったウェブマーケティングの基礎を身につけていったようです。
この経験が、のちの「退職代行モームリ」や、その関連サービスの集客・PRに直結していきます。
6章:株式会社アルバトロス設立と「退職代行モームリ」スタート
2022年に会社を設立
前職退社→ブログ運営のあと、
谷本さんは2022年2月1日に「株式会社アルバトロス」を設立します。
- 会社名:株式会社アルバトロス
- 役職:代表取締役
- 事業:退職代行サービス「退職代行モームリ」の運営 ほか
同年3月から、退職代行サービス「モームリ」の運営をスタートしたとされています。
「退職代行モームリ」とはどんなサービスか(ざっくり)
細かい料金やサービス内容は公式サイトにゆずるとして、
ざっくり言うと「退職したいけれど、自分から会社に言いにくい人」の代わりに退職の連絡や調整を行うサービスです。
- 利用者の多くは20〜30代だが、50〜60代の利用も増えている
- サービス開始から数年で、2万件〜4万件規模の退職代行を扱ったと紹介されることもある
- メディア取材(テレビ・雑誌・新聞・海外メディアなど)も多数
こうした実績から、退職代行というニッチな分野で、かなり知名度の高いサービスになっていきました。
YouTube番組「令和の虎」にも出演
谷本さんは、起業家が投資家にプレゼンするYouTube番組「令和の虎CHANNEL」にも出演しています。
番組内では、
- 退職代行サービスを通して、どう社会の役に立ちたいか
- 「退職=逃げ」ではなく「次への選択」と考えていること
などを話しており、
視聴者の間で「話が上手い」「プレゼン慣れしている」と話題になりました。
7章:「経歴が意外」と言われる3つのポイント
ここまで見てきて、「意外だな」と感じた人もいるかもしれません。
よくある“イメージ”として、
- 退職代行の社長=元弁護士?
- 元・人事部長や社労士?
- バリバリのIT起業家?
などを想像していた人からすると、
谷本さんの経歴は、いい意味でこうしたイメージとズレています。
法律家ではなく、現場叩き上げのサービス業出身
まず一番のポイントは、
法律家でも、人事畑の人でもなく、サービス業の現場出身
という点です。
- カラオケなどの接客業で10年間現場を経験
- 店長・エリアマネージャーとして、多くの「辞めたくても辞められない人」を見てきた
というリアルな現場感覚が、
退職代行というサービスのベースになっていると考えられます。
ブログからビジネスを立ち上げた「ネット寄りの社長」
もうひとつのポイントは、
いきなり会社を立ち上げたわけではなく、まずはブログから始めた
という流れです。
- 退社後すぐに「脱サラダメ男の奮闘ブログ」を運営
- アフィリエイトや広告の仕組みを勉強
- WebマーケティングやSEOを、自分で手を動かしながら学んだ
この「ネットで集客するスキル」があったからこそ、
退職代行モームリも短期間で急成長できた、と見ることができます。
地方出身+体育会系+サービス業という組み合わせ
最後に、出身や学生時代も含めて眺めてみると、
- 岡山の地方出身
- 高校は硬式野球部
- 神戸の私立大学
- 大手サービス業の店長・エリアマネージャー
- 30代前半で独立&起業
という、「地方→体育会系→現場叩き上げ→起業」というルートになっています。
都心の有名大学出身の“エリート起業家”というよりは、
■現場で泥くさく働いていた人が、
■自分の経験から「退職の大変さ」に問題意識を持ち、
■ネットの力も使いながらビジネスを立ち上げた
というタイプの社長だとイメージすると、かなりしっくりくるはずです。
8章:まとめ – 普通のキャリアの延長線上にあった「モームリ社長」の今
最後に、この記事のポイントを簡単にまとめます。
① 基本プロフィール
- 1989年2月1日生まれ、岡山県高梁市出身
- 高校では硬式野球部に所属
- 神戸学院大学を卒業後、東証一部上場の大手接客・サービス業に入社
② 前職でのキャリア
- 2012年入社
- 2013年:店長
- 2015年:上席店長
- 2017年:エリアマネージャー
- 首都圏の店舗運営・新店立ち上げを担当し、約10年勤務
③ 退職~ブログ運営~起業
- 2021年夏に会社を退職
- 「脱サラダメ男の奮闘ブログ」を開設し、アフィリエイトやWeb集客を学ぶ
- 2022年2月、株式会社アルバトロス設立
- 同年、「退職代行モームリ」をスタートし、退職代行分野で知名度を高める
④ 経歴が「意外」と言われる理由
- 元弁護士や人事マンではなく、カラオケを中心としたサービス業出身
- ブログ運営からWebマーケのスキルを身につけた“ネット寄り”の起業家
- 地方出身・体育会系・現場叩き上げという、どちらかと言えば「泥くさいキャリア」の延長線上に起業がある
おわりに
ニュースやSNSでは、どうしても「派手な見出し」や「炎上っぽい部分」だけが切り取られがちです。
ですが、経歴だけを見ると、
地方で生まれ育ち → 大学で接客のバイトをし → 大手サービス業の現場で10年働き → 退職の大変さを知り → その課題をビジネスにした人
という、かなり“地に足のついたストーリー”が見えてきます。
モームリ社長について調べている人にとって、
本記事が「この人はどんなルートで今に至るのか?」を整理する手がかりになれば幸いです。


