清水さら選手についてニュースを見ると、「ミラプロがスポンサーに!」という見出しがよく出てきますよね。
でも実は、さら選手を支えているのはミラプロだけではありません。ボードメーカー、ウェアブランド、ローカルショップ、お菓子メーカーまで、いろいろな企業やお店がチームの一員としてバックアップしています。
この記事では、
- 今わかっている清水さら選手のスポンサー企業
- それぞれ「どんな会社?」「何をサポートしているの?」
- スポンサーの顔ぶれから見えてくる“清水さらという選手像”
を整理していきます。
※スポンサーはシーズンごとに変わる可能性があります。ここでは、2025〜26シーズン前後に公表されている情報を中心にまとめています。
まず全体像:公式にまとまっているスポンサー一覧
プロツアーを運営するPSA ASIAの選手ページには、清水さら選手の「Sponsored by(スポンサー)」として、以下の名前が並んでいます。
- YAMAZEN
- YONEX
- ROXY
- NUPLI
- カクイチ横丁 seeds ltd
- 津山製菓
- ミラプロ
これに加えて、
- 所属チーム・メインパートナーとして TOKIOインカラミ(Ifingのヘアケアブランド)
- 育成・マネジメントを担う YAMAZEN ROCK THE KIDS
- ボードメーカーとしての ヨネックス
- ウェア&アパレルの ROXY
などが、公式サイトやプレスリリースでしっかりと名前を出しています。
ざっくり分類すると、
- メインチーム/所属系
- 用具・ウェア系
- ショップ・ローカル企業系
の3グループに分けられます。一つずつ見ていきましょう。
メインチーム・所属系スポンサー
TOKIOインカラミ(Ifing)
ヘアケアブランド「TOKIO インカラミ」を展開する Ifing は、独自に「スノーボード部」を持っており、そのメンバーとして清水さら選手を紹介しています。
公式ページでは、
- 生年月日・出身地(滋賀県大津市)
- ユース五輪銀メダルや全日本選手権などの成績
- 得意技(バックサイド900など)
がまとめられ、「ハーフパイプで世界一を目指すライダー」として大きく取り上げられています。
ポイント
- 「インカラミ=ヘアケア」というイメージのブランドが、あえてスノーボーダーを応援しているのが面白いところ。
- 単なるロゴ露出だけでなく、「TOKIOインカラミ スノーボード部」として、ブランドと一緒に物語を作っている感じがあります。
「髪のダメージケア」と「激しい雪山スポーツ」のギャップもあり、広告的にもストーリーを作りやすいパートナーと言えそうです。
YAMAZEN ROCK THE KIDS(育成&マネジメント)
清水さら選手をここまで育ててきた柱が、育成&マネジメントチームの YAMAZEN ROCK THE KIDS です。
- JOCや滋賀のスポーツ財団のプロフィールでは「所属:YAMAZEN ROCK THE KIDS」と明記。
- チーム公式サイトにも契約アスリートとして名前と戦績が載っています。
何をしているチーム?
- 選手の育成(技術・メンタル)
- 海外遠征のコーディネート
- スポンサーとの橋渡しやメディア対応
など、「現場とビジネスの両方を支える存在」です。
清水選手の場合、
- 小学生のころからヤマゼン所属で大会に出場
- ニュージーランドやヨーロッパの合宿にも帯同
- W杯初優勝を「契約アスリート初優勝」としてチームも発信
と、完全に“育ての親”的なポジションにあります。
用具・ウェア系スポンサー
ヨネックス(スノーボード)
ボードメーカーとしての大きな支えが、日本ブランドの ヨネックス です。
ヨネックスの公式サイトには、「ヨネックススノーボード契約選手」として清水さら選手のプロフィールが掲載されています。
- 所属:TOKIOインカラミ
- 種目:ハーフパイプ
- 生年月日や出身地
などが載り、チーム「SNOWBOARDS TEAM」として紹介されています。
また、全日本スキー連盟の動画では「(ヨネックス)」と紹介されながら、ハーフパイプでのトリックを披露している映像もあります。
ヨネックスが担っている役割
- ボード・ビンディング・ブーツなどの用具提供
- 技術開発へのフィードバック(トップ選手の意見を商品に反映)
- 大会やメディアでの露出サポート
ボードのテールやノーズにしっかり「YONEX」のロゴが入っているのも、その証拠ですね。
ROXY(ウェア・アパレル)
ウェア・アパレルの大きなパートナーが、女性向けサーフ&スノーブランドの ROXY です。
ボードライダーズジャパン合同会社のプレスリリースでは、
- 「ROXYアスリート・16歳の現役女子高生 清水さら」
- 「X Games 女子スーパーパイプで金メダル」
と、ROXY契約アスリートとして大きく取り上げられています。
同社のニュースページでも、
- 冬季アジア大会での金メダル
- 世界選手権銀メダル
などの結果を、ROXYライダーとして紹介。
さらに、
- X Gamesの映像やYouTubeでも「【ROXY】」とついた動画タイトル
などがあり、「ROXYの看板ライダー」の1人になっていることがうかがえます。
ROXYの役割
- ウェア(ジャケット・パンツ)、グローブ、キャップなどの提供
- ブランディング写真・動画の撮影
- 若い女性ファンへの発信(ファッション+スポーツの文脈)
実際、表彰台やインタビューのシーンでは、ROXYのロゴ入りキャップやウェアを身につけていることが多いです。
ショップ・ローカル企業系スポンサー
ここからが「ミラプロだけじゃない!」部分です。
地元や縁のある企業が、かなり厚く支えているのが、さら選手の特徴でもあります。
ミラプロ(山梨・北杜市の製造業)
まずはタイトルにも入っている ミラプロ から。
- 山梨県北杜市に本社を置く製造業(真空機器などを扱う会社)
- 2025年、清水さら選手とのスポンサー契約を発表
ニュースサイトによると、
- さら選手の母親が山梨県甲府市出身で、山梨にゆかりがある
- その縁から、北杜市のミラプロが応援する形になった
と紹介されています。
ミラプロの公式ページでも、
- 清水さら選手とのスポンサーシップ契約を締結したこと
- 「挑戦する心」「努力を重ねる姿」「夢を信じて実現する力」といったキーワード
- ボードに貼るステッカーデザイン
などが掲載されており、単にお金を出すだけでなく、「ブランドアンバサダー」としての役割も期待していると書かれています。
また、同社が運営する保育施設「ぽっぷる友園」にもさら選手が訪れ、子どもたちと交流する様子が紹介されています。
ポイント
- 「オリンピック候補×ものづくり企業」という組み合わせで、地域ぐるみの応援に発展している
- 北杜市の子どもたちにとっても、身近な“ヒーロー/ヒロイン”になっている
津山屋製菓(出雲の寒天菓子メーカー)
次に、島根・出雲の老舗お菓子メーカー、 津山屋製菓 です。
プレスリリースや地元メディアによると、2024年6月に清水さら選手とスポンサー契約を締結。
- さら選手の父親が島根県出雲市出身
- そのご縁から、出雲の寒天菓子メーカーが応援することになった
と紹介されています。
さらに、
- スノーボードの氷の世界とオーロラをイメージした琥珀糖(和菓子)のコラボ商品
- 売上の一部をさら選手の活動支援に充てる
といった「コラボ商品による応援」も始まっています。
ポイント
- 「地元×家族のルーツ×和菓子」というストーリー性のあるスポンサー
- ファンが“食べる応援”をしやすい仕組みになっている
NUPLI(京都・スノーボードショップ)
PSAのプロフィールでスポンサーに名前が出ている NUPLI は、京都・四条烏丸近くにあるスノーボード&スケートのプロショップです。
- オーナーやスタッフがプロスノーボーダー
- ツアーやキャンプなど、イベントも多数開催
清水さら選手にとっては、
- 道具の相談ができる“ホームショップ”
- 京都でのトレーニングや情報交換の拠点
のような存在だと考えられます。
大企業とは違い、こうしたプロショップスポンサーは、
- 選手とお店の距離が近い
- ファンもお店を通じて選手を身近に感じられる
という良さがあります。
カクイチ横丁 seeds ltd(広島の横丁&飲食系)
PSAのページには「カクイチ横丁seeds ltd」という名前も並んでいます。
インスタグラムでは、
- 「カクイチ横丁がスポンサーしている、清水さらちゃんがユース五輪メダリストに」といった投稿があり、応援の様子が伝わってきます。
カクイチ横丁は、広島の飲食店街・イベントスペースのような場所で、地元の人が集まる“横丁カルチャー”を発信している存在です。
こうした「飲食×スポーツ」のスポンサーは、
- パブリックビューイングや応援イベントとの相性が良い
- ファン同士が集まって一緒に観戦できる“基地”になりやすい
というメリットがあります。
YAMAZEN(チーム/企業としての支え)
PSAリストにある「YAMAZEN」は、先ほどのチーム「YAMAZEN ROCK THE KIDS」ともリンクする存在です。
- 育成チームとしてのサポート
- トレーニング環境の整備
- 遠征や大会のマネジメント
など、「企業×チーム×マネジメント」が一体になった形で、さら選手を支えています。
「スポンサーの顔ぶれ」から見える清水さら像
ここまで見てくると、清水さら選手のスポンサーには、3つの特徴があることがわかってきます。
① 大手×ローカルがバランスよく混ざっている
- 大手ブランド:
- TOKIOインカラミ(ヘアケア)
- ヨネックス(ボードメーカー)
- ROXY(ウェア・アパレル)
- ローカル・中小企業:
- ミラプロ(山梨)
- 津山屋製菓(島根・出雲)
- カクイチ横丁(広島)
- NUPLI(京都)
清水選手の「出身地・家族のルーツ・現在の拠点(京都)」を軸に、全国各地の企業が集まっているのが特徴的です。
② “女性アスリートらしさ”と“職人感”の両方を打ち出している
- ROXYのような「女性向けアクティブブランド」
- ヘアケアのTOKIOインカラミ
- 寒天や琥珀糖の津山屋製菓
といった、“女性らしさ”や“かわいさ”を感じるスポンサーが多い一方で、
- ミラプロ(製造業)
- ヨネックス(技術系スポーツメーカー)
といった、“技術・職人・ものづくり”系のスポンサーも並んでいます。
これは、
「かわいいだけじゃなく、技術も体力も本物の世界レベル」
という清水さら選手のイメージに、ぴったり重なる組み合わせと言えます。
③ ファンが「応援に参加しやすい」スポンサーが多い
- 津山屋製菓の琥珀糖コラボの商品を買う
- カクイチ横丁やNUPLIのイベントに参加する
- ROXYやヨネックスのアイテムを選ぶ
など、ファンが“自分のお金で応援できる”形が多いのも特徴です。
単に「企業ロゴが並んでいる」だけでなく、
- 商品やお店を通じて
- ファンがスポンサーとつながり
- 結果的に、さら選手の活動にもプラスになる
という、いい循環ができています。
スポンサー一覧(現時点の整理)
最後に、ここまでに出てきたスポンサーを、用途別にまとめておきます。
所属・チーム系
- TOKIOインカラミ(Ifing)… メイン所属・スノーボード部としてのサポート
- YAMAZEN ROCK THE KIDS … 育成&マネジメントチーム
用具・ウェア系
- ヨネックス(YONEX)… スノーボード、ビンディング、ブーツなどのギア
- ROXY … ウェア、アパレル、アクセサリーなど
(※過去にはシューズブランド DC との契約もありましたが、この記事では現在公表されているスポンサーを中心にしています。)
ショップ・ローカル企業系
- ミラプロ … 山梨県北杜市の製造業。スポンサー契約とブランドアンバサダー
- 津山屋製菓 … 島根県出雲市の寒天菓子メーカー。琥珀糖コラボ商品など
- NUPLI … 京都・四条烏丸のスノーボードショップ
- カクイチ横丁 seeds ltd … 広島の飲食・イベントスペース。応援投稿が多数
まとめ:「ミラプロだけじゃない」清水さらの“企業チーム”
清水さら選手のスポンサーを整理してみると、
- 大手スポーツブランドやグローバルなアパレル企業
- 出身地や家族のルーツにゆかりのあるローカル企業
- 京都のプロショップや横丁など、カルチャー発信の拠点
が、まるで一つの“企業チーム”のように彼女を支えていることがわかります。
ミラプロのニュースだけを見ると、
「山梨の会社が、すごい若手選手を見つけてスポンサーにした」
という印象を持つかもしれませんが、実際には、
- ヤマゼンによる長年の育成
- ヨネックス・ROXYという世界とつながるブランド
- 出雲や広島、京都のローカルな応援
など、多くの企業や地域が少しずつ支えてきた上に、今のさら選手の活躍があります。
これからミラノ・コルティナ五輪、X Games、世界選手権と、まだまだ大きな舞台が続きます。
大会の中継や写真を見るときは、
「このボードのロゴはヨネックスだな」
「背中のワッペンはミラプロかな?」
「この琥珀糖、津山屋製菓のコラボなんだよな」
といった視点で見てみると、また違った楽しみ方ができるはずです。
そして、気に入った企業やお店があれば、
- 商品を買ってみる
- 現地のお店を訪ねてみる
- SNSでフォローしてみる
といった形で、「ファンとしてスポンサーを応援する」のも立派なサポートになります。
清水さら選手だけでなく、その周りにいる企業やチームも含めて、
“みんなで作るハーフパイプの物語”として、これからも見守っていきたいですね。






