女子カーリング日本代表として注目を集めている小谷優奈選手。
実は「姉妹カーラー」としても知られていて、妹の小谷有理沙さんも、かつて実業団チームのチーム富士急でプレーしていました。
この記事では、
- 小谷優奈選手の基本プロフィール
- 生い立ちとカーリングとの出会い
- チーム富士急〜フォルティウス時代の歩み
- 妹・有理沙さんのプロフィールと姉妹エピソード
などを整理していきます。
小谷優奈選手の基本プロフィール
まずは、パッとわかるプロフィールから見ていきましょう。
- 名前:小谷 優奈(こたに ゆうな)
- 生年月日:1998年5月26日生まれ(2026年時点で27歳)
- 出身地:神奈川県相模原市南区
- 身長:およそ165cmと報じられているメディアもあり(正確な公式数値は非公開)
- 所属チーム:札幌を拠点とする女子カーリングチームのフォルティウス
- ポジション:主に「セカンド」
- 利き手:右投げ(Delivery:Right)
- 主なタイトル:
- 2018年 日本カーリング選手権 優勝(チーム富士急)
- 2025年 日本カーリング選手権 優勝(フォルティウス)
- 世界大会出場歴:
- 世界女子カーリング選手権 2018・2025 に日本代表として出場
- 2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪:女子カーリング日本代表に内定し、初の五輪出場へ
簡単にまとめると、
相模原生まれ → 実業団チーム富士急で日本一 → フォルティウスで再び日本一 → 世界選手権・五輪で戦う日本代表
という、かなり王道かつドラマチックなキャリアを歩んでいる選手です。
生まれ育ちは「さがみっ子」 小学生からカーリングをスタート
子ども時代〜地元で育ったエピソード
地元紙のインタビューによると、小谷選手は「生粋のさがみっ子」。
小学校・中学校ともに相模原市内の公立校に通い、放課後は友だちと公園で遊ぶような、どこにでもいる普通の子どもだったと紹介されています。
- 小学校:相模原市立 桜台小学校
- 中学校:相模原市立 麻溝台中学校
こうした情報は、相模原市の広報記事や市長への表敬訪問のニュースで公式に紹介されているので、信頼性の高い情報といえます。
カーリングとの出会いは「銀河アリーナ」
カーリングを始めたきっかけは、市内のスケート場「銀河アリーナ」。
ここで趣味としてカーリングをしていたお父さんに連れられて、小学4年生のときに「ちょっとやってみようか」と氷の上に立ったのが始まりだそうです。
- きっかけ:父親がカーリング愛好家で、一緒にリンクへ行くようになった
- 始めた年齢:小学4年生ごろ
- 練習場所:相模原市のスケート施設「銀河アリーナ」
銀河アリーナはカーリング専用施設ではなく、スケートリンクを使いながら限られた時間・条件の中で練習する環境だったそうです。それでも小谷選手は、大人に混ざって一緒に投げてもらい、少しずつ技術を身につけていきました。
「雪国の生まれではないのに、ここまで来た」というストーリーは、多くのファンにとっても大きな魅力になっています。
中学〜高校時代:バレーボールと両立しながら実力を伸ばす
地元の中学では、バレーボール部に所属していたという記事もあります。ジャンプ力や体幹、フットワークなど、バレーで鍛えた身体能力は、カーリングのスイープや投球にも生きているのかもしれません。
その一方で、ジュニア時代からカーリングの全国大会にも出場し、2010年・2011年の日本ジュニアカーリング選手権に出ていたという記録も紹介されています。
高校については、ニュース記事などで「神奈川・海老名高出」とされており、まとめサイトでは「神奈川県立海老名高等学校」が出身校と紹介されていますが、ここは一部報道ベースの情報です。
いずれにしても、
- 平日は学校生活・部活動
- 休日や放課後はリンクへ通いカーリングの練習
という、かなりハードな高校生活を送っていたことがうかがえます。
実業団「チーム富士急」時代:日本一&世界選手権へ
実業団入りとメンバー構成
高校卒業のタイミングで、山梨県を拠点とする実業団チーム「チーム富士急」に正式加入。ここから小谷選手の“社会人カーラー”としての本格的なキャリアがスタートしました。
2017〜2018年シーズンのメンバーは、
- スキップ:小穴桃里選手
- サード:小谷優奈選手
- セカンド:石垣真央選手
- リード:小谷有理沙選手
という布陣で、日本選手権や世界選手権に挑んでいます。
つまり、この頃すでに「姉・サード/妹・リード」という形で、姉妹が同じチームで戦っていたわけですね。
2018年 日本カーリング選手権 優勝
2018年の第35回日本カーリング選手権でチーム富士急は優勝。
小谷姉妹は“日本一の姉妹カーラー”として一気に注目されました。
この優勝により、チーム富士急は日本代表として「世界女子カーリング選手権2018」に出場します。大会の公式記録には、
- スキップ:Tori Koana
- サード:Yuna Kotani(小谷優奈)
- リード:Arisa Kotani(小谷有理沙)
と、姉妹の名前が並んでいます。
世界選手権では5勝7敗で10位という結果でしたが、「日本の若い姉妹カーラーが世界のトップ相手に戦った」という事実は、のちの活躍につながる大きな経験になったはずです。
チーム富士急の休部とフォルティウスへの移籍
チーム富士急の休部という転機
山梨のカーリングを長く支えてきたチーム富士急ですが、2022年9月にカーリング部の休部が発表されました。この時点で所属していた小穴桃里選手、小谷優奈選手、小谷有理沙選手の退部・退社も決定し、「チーム体制を再構築するため、活動を一時休止する」という形になっています。
この結果、小谷姉妹はそろって「元チーム富士急のカーラー」という立場になりました。この記事のタイトルにある「妹も元チーム富士急のカーラーだった」という表現は、ここから来ています。
北海道の強豪「フォルティウス」へ
小谷優奈選手は、チーム富士急の休部後、北海道・札幌を拠点とするフォルティウスに加入します。フォルティウスの公式サイトでも「新加入選手のお知らせ」として、
- 1998年5月26日生まれ
- 出身地:神奈川県相模原市
- 主な戦績:2018年日本カーリング選手権優勝
といったプロフィールが紹介されています。
フォルティウスでは、
- スキップ:吉村紗也香選手
- サード:小野寺佳歩選手
- セカンド:小谷優奈選手
- リード:近江谷杏菜選手
- フィフス:小林未奈選手
という布陣で、日本選手権や世界大会に挑んでいます。
世界選手権2025の日本代表メンバー表にも、この5人の名前が並んでおり、小谷選手は“日本のセカンド”として世界と戦いました。
セカンドとしての持ち味:強いテイクアウトと安定感
セカンドというポジションは、
- ハードなスイープ(氷をこする動き)
- 中盤でのテイクアウトショット(相手の石を弾き出すショット)
を多く担当する、体力と技術の両方が求められるポジションです。
相模原市の資料では、小谷選手について「セカンドを任され、テイクアウトショットを武器に活躍している」と紹介されています。
世界カーリング連盟のスタッツでも、世界選手権で高いショット成功率を記録している試合があり、数字上からもその安定感が裏付けられています。
- 冷静にストーンを弾き出すパワー
- 長い試合を通して崩れない安定感
- チームメイトとのコミュニケーション能力
こうした要素が合わさって、「日本代表のセカンド」として信頼される存在になっていると言えるでしょう。
妹・小谷有理沙もカーラー!プロフィールと富士急時代
ここからは、タイトルにもある妹・小谷有理沙さんについて整理していきます。
基本プロフィール
- 名前:小谷 有理沙(こたに ありさ)
- 生年月日:2000年11月5日(2026年時点で25歳)
- 主なタイトル:
- 2018年 日本カーリング選手権 優勝(チーム富士急)
- 同年 世界女子カーリング選手権2018に日本代表として出場
世界カーリング連盟の選手ページでも、2018年世界選手権出場・日本選手権優勝といった実績が確認できます。
高校時代から世界選手権へ
工学院大学附属高校の公式サイトによると、当時高校2〜3年生だった小谷有理沙さんは、在学中にチーム富士急の一員として日本選手権優勝・世界選手権出場を経験しています。
高校生で世界の舞台に立っているわけですから、そのポテンシャルの高さが伝わってきますね。
姉妹で“日本一&世界選手権出場”というすごいストーリー
2017〜2018シーズンの姉妹布陣
先ほども少し触れましたが、2017〜2018年シーズンのチーム富士急は、
- スキップ:小穴桃里選手
- サード:姉・小谷優奈選手
- リード:妹・小谷有理沙選手
という「姉妹が前後に並ぶ」布陣でした。
実業団チームの中で、姉妹が同じチームで、しかも世界選手権まで一緒に戦うケースは決して多くありません。日本カーリング界でもかなり珍しい存在です。
世界選手権2018での姉妹共演
世界選手権2018(カナダ・ノースベイ)では、日本代表チームのメンバーとして姉妹が同じシートに立ちました。
- 姉:サードとして、後半の重いショットを担当
- 妹:リードとして、試合の流れを作る最初の2投を任される
ポジションこそ違いますが、「最初」と「中盤〜終盤」でそれぞれチームを支える重要な役割を担っていたことがわかります。
結果は予選5勝7敗・10位と、メダル争いには届きませんでしたが、「日本の若い姉妹カーラーが世界のトップと互角に戦った」という意味で、非常に価値のある大会でした。
なぜ「元チーム富士急」なのか?現在の立ち位置を整理
ここで改めて、「元チーム富士急のカーラー」という表現について整理しておきます。
- 2018年前後:姉妹そろってチーム富士急に所属し、日本一・世界選手権出場
- 2022年:富士急カーリング部の休部が発表され、当時所属していた3選手(小穴桃里・小谷優奈・小谷有理沙)が退部・退社
- その後:姉・優奈選手はフォルティウスへ移籍し、日本代表として活動
- 妹・有理沙選手も、その後は別のチームでカーリングを続けている記録が残っています(Tori Koanaチームなど)
この流れから、
姉妹ともにかつてはチーム富士急でプレーしていたが、現在は別の道を歩んでいる
という意味で、「元チーム富士急のカーラー」という表現が使われている、というわけです。
姉妹カーラーがカーリング界にもたらしたもの
雪国出身でなくても世界を目指せるというロールモデル
姉の小谷優奈選手は、雪国ではない相模原生まれ。
それでも地元のリンク「銀河アリーナ」で練習を重ね、実業団入りし、日本一・世界選手権・五輪代表とステップアップしてきました。
このストーリーは、
- 雪が少ない地域に住んでいる子どもたち
- まだカーリング専用施設がないエリアのクラブチーム
にとって、「自分たちだって世界を目指せるんだ」という勇気を与えてくれます。
家族ぐるみで支える「チーム小谷」
地元紙の記事では、父がカーリングのきっかけを作り、母が遠征先で栄養バランスの良い手料理を用意するなど、家族ぐるみで支えてきた様子が紹介されています。
また、妹の有理沙さんも同じ競技に打ち込み、同じチームで日本一・世界選手権を経験しています。こうした家族の存在は、長い競技人生を続けるうえで大きな支えになっているはずです。
プライベート情報についてのスタンス
最近はネット上で、
- 「結婚しているのか?」
- 「彼氏はいるのか?」
といった話題も取り上げられがちですが、2026年初めの時点で、小谷選手本人やチーム公式サイトなどから結婚に関する正式な発表は出ていません。
そのため、本記事では推測レベルの恋愛・結婚話には踏み込まず、あくまで
- 公的な機関(市役所・競技団体など)
- 大会公式記録
- チーム公式サイト
といった信頼できる情報源から分かる範囲に絞ってご紹介しました。
まとめ
最後にポイントを整理します。
これからミラノ・コルティナ冬季五輪に向けて、ますます注目が集まる小谷優奈選手。
そして、同じ道を歩んできた妹・有理沙さんの存在を知ると、姉の一投一投にも、また違った重みを感じられるのではないでしょうか。
テレビや配信で試合を見るときは、
- 「あ、ここがセカンド・小谷優奈のテイクアウトショットだ」
- 「もともとは姉妹でチーム富士急にいたんだよな」
といった背景も思い出しながら観戦すると、カーリングがもっと面白く感じられるはずです。




