ミラノ・コルティナ冬季五輪で名前を聞くことが増えた、スピードスケートの山田梨央(やまだ・りお)選手。
この記事では、
- 基本プロフィール(年齢・身長・所属など)
- 出身地や通っていた小学校・中学・高校・大学
- これまでの主な成績
- ミラノ・コルティナ冬季オリンピックでの活躍
- 氷の外での素顔(趣味や好きなもの)
までをまとめます。
山田梨央選手の基本プロフィール
まずはサッと分かるプロフィールから。
- 名前:山田 梨央(やまだ りお)
- 生年月日:1997年7月10日
- 年齢:28歳(ミラノ・コルティナ冬季五輪シーズン時点)
- 出身地:長野県諏訪市
- 種目:スピードスケート(短距離・中距離)
- 主な種目:500m・1000m・1500m
- 身長:約156cm前後の小柄なスプリンター
- 所属:直富商事
- 利き足・利き手など:公表なし
- 趣味:ピラティス、本を読むこと
- 血液型:AB型
公式プロフィールでは「出身地:長野県」「所属:直富商事」「趣味:ピラティス」などが共通して書かれています。
国際スケート連盟(ISU)の選手ページでは、生まれた場所は諏訪市、ホームタウンは長野、スケートを始めたのは5歳ごろと紹介されています。
学歴まとめ:中学・高校・大学はどこ?
山田梨央選手の「どこの学校出身?」を先に一覧でまとめると、こうなります。
- 小学校:諏訪市立豊田小学校
- 中学校:諏訪市立諏訪西中学校
- 高校:伊那西高等学校(長野県伊那市の私立)
- 大学:信州大学
中学〜大学までの学歴は、長野県のスケート関連資料や、2017年冬季ユニバーシアードの日本選手団名簿など、複数の公的な資料で確認できます。
また、所属企業・直富商事のスケート部ページでも「出身校:伊那西高校-信州大学」とはっきり書かれています。
出身地と子ども時代:スケートを始めたきっかけ
諏訪市出身の「氷の上で育った子」
山田選手は、長野県の諏訪湖で知られる長野県諏訪市の出身です。
小学校は地元の豊田小学校。地元紙や学校関連の記事によると、五輪出場が決まったとき、母校の児童たちが寄せ書きで応援メッセージを送ったことが紹介されています。
スケートを始めたのは、なんと5歳ごろ。国際スケート連盟のプロフィールでは「長野県茅野市のリンクで滑り始めた」と書かれていて、かなり小さいころから氷の上が日常だったことが分かります。
小さいころから「スケート一家」の空気
ネット上のインタビュー記事などでは、山田選手のお父さんも元スピードスケート選手だったと紹介されています。
- 父親の影響で3歳〜5歳ごろにスケートを始めた
- 家族でリンクに通うのが当たり前の生活
- 氷の上が「遊び場」でもあり「練習場」でもあった
というエピソードが書かれており、まさに「スケート一家」で育った選手と言えます。
中学時代:諏訪西中で全国トップに
中学校は、長野県諏訪市の諏訪西中学校。ここで一気に全国レベルの選手へと成長します。
全中で500m・1000m優勝
長野県のスポーツ関連サイトによると、
全国中学校体育大会(全中)のスピードスケート女子500mと1000mで、当時3年生だった山田選手がどちらも優勝。
所属は「諏訪市立諏訪西中学校3年」と記録されています。
つまり中学3年生の時点で、
- 500mの全国チャンピオン
- 1000mの全国チャンピオン
というダブルタイトルを獲得していたことになります。
長野の中学生記録にも名前
長野県のスケート記録集にも、諏訪西中時代の山田選手の名前があり、1000mの県中学記録保持者として記録されていました。
中学の時点で「全国トップ」「県記録保持者」という肩書きを持ちながらも、その後もコツコツと力を積み上げていく姿が、いまの大器晩成ぶりにつながっているように感じられます。
高校時代:伊那西高で地道に力をためる
高校は、長野県伊那市にある私立・伊那西高等学校(通称:伊那西)。諏訪からは電車でかなり距離がある場所です。
学校や地域の記事によると、
- 伊那西高校の2015年度(平成27年度)の卒業生
- 高校時代もスピードスケート部で活動
- インターハイ短距離種目で2種目2位になったシーズンもある
などが紹介されています。
中学の時点で全国優勝を経験しているので、「高校でもすぐ日本代表」と思われがちですが、実際には
- 体力強化
- 技術の細かい修正
- メンタル面の成長
といった“目に見えにくい部分”をじっくり育てていた時期だったようです。
大学時代:信州大学でユニバーシアード代表に
高校卒業後は、地元・長野の国立大学である信州大学へ進学します。
2017年の冬季ユニバーシアード(学生の国際大会)の日本代表選手名簿には、
諏訪西中 → 伊那西高校 → 信州大学(1年)
という学歴とともに、山田選手の身長156cm・体重52kgといった情報が記載されています。
大学時代は、
- 学業とスケートの両立
- 海外遠征を含むタイトなシーズン
- 学生代表としての国際大会出場
など、かなり忙しくも充実したシーズンを過ごしていたことが分かります。
社会人での所属チーム:直富商事で本格ブレイク
大学卒業後は、長野県に本社を置く廃棄物処理・リサイクル会社「直富商事株式会社」に入社。スケート選手としても、直富商事スケート部に所属します。
会社の選手紹介ページには、
- 生年月日:1997年7月10日
- 出身地:長野県諏訪市
- 身長:156cm
- 血液型:AB型
- 趣味:ピラティス
- 好きな食べ物:そば・スイカ
- 休日の過ごし方:本を読む
といった、かなり細かいプロフィールが掲載されています。
ここから分かるのは、
- 体のケアに敏感で、体幹トレーニングにも力を入れている
- 長野らしく「そば」が大好き
- 意外とインドアな一面もあり、本を読んで休日を過ごす
という、競技の時の力強い印象とは少し違う「静かな素顔」です。
これまでの主な成績:じわじわ力を付けた「遅咲きタイプ」
日本スケート連盟や国際大会の記録から、近年の主な成績をざっくり追ってみます。
主な国際大会の結果(抜粋)
- 2020年 四大陸スピードスケート選手権
- 1000m:2位(銀メダル級の活躍)
- 2023–24シーズン ワールドカップ
- スタヴァンゲル大会:500m 5位、1000m 10位
- ソルトレークシティ大会:1000m 7位など
- 2024 四大陸スピードスケート選手権
- 1000m 5位
- 2024–25シーズン ワールドカップ(トマショフ・マゾヴィエツキ)
- 1000m:3位(ワールドカップで自身初の表彰台)
- 2025 世界距離別スピードスケート選手権
- 500m 11位
- 1000m 6位
こうして並べてみると、
- 高校・大学時代にコツコツ力をためる
- 20代後半に入ってから一気に表彰台争いに食い込む
という「大器晩成型」のストーリーがはっきり見えてきます。
ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックでの活躍
そして、山田選手の名前が一気に広く知られるきっかけになったのが、ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック(冬季五輪)です。
日本オリンピック委員会(日本オリンピック委員会(JOC))の代表選手ページでは、
- 生年月日:1997年7月10日
- 年齢:28歳(開会式時点)
- 所属:直富商事株式会社
として、正式に日本代表選手として登録されています。
女子1000mで7位入賞
ミラノ・コルティナ五輪では、スピードスケート女子1000mに出場。
決勝では1分15秒16をマークし、7位入賞を果たしました。
ニュース記事では、
- 初めての五輪の舞台で、大きなプレッシャーを感じていたこと
- 前夜には「失敗する夢」ばかり見ていたこと
- それでも本番では、自分のレースに集中して滑りきったこと
などが紹介されています。
表彰台にはあと一歩届かなかったものの、
- 初出場で入賞
- 1000mの日本女子エースとして存在感を示した
という意味で、とても大きな一歩だったと言えます。
地元・諏訪と母校も大盛り上がり
長野県諏訪市や伊那西高校からは、応援横断幕が掲げられたり、パブリックビューイングが行われたりと、地元をあげての応援ムードでした。
- 諏訪市役所:市役所や公共施設に応援幕を設置
- 伊那西高校:校内に横断幕を掲げ、後輩たちが応援
- 豊田小学校・諏訪西中学校:寄せ書きや旗でエール
「地元のリンクで育った選手が、とうとう五輪に」と、地域全体が誇りに思っている様子がニュースからも伝わってきます。
どんな滑り方の選手? レースの見どころ
スピードスケートを見るのが初めての人向けに、山田選手のレースを見るときの「注目ポイント」を、できるだけやさしくまとめてみます。
① 小柄だけど、加速力がすごい
身長はおよそ156cmと、小柄な方です。
スピードスケートでは、身長が高い選手のほうが「一歩のストライド(歩幅)」が大きく、有利と言われることもあります。
ですが山田選手は、
- スタートからの加速が鋭い
- ピッチ(足の回転)の速さで勝負するタイプ
として評価されています。
② 1000mで光る「粘り」と「ラストスパート」
山田選手の主戦場は1000m。
500mほどの短距離でも力を発揮しますが、特に1000mで安定して上位に入ることが多いです。
1000mは、500mのような全力ダッシュと、1500mのような持久力の両方が必要とされる種目です。
レースを見ていると、
- 前半は無理をしすぎず、しっかりとスピードに乗る
- 中盤のカーブでもフォームが崩れにくい
- 最後の1〜2周でグッとスピードを上げる
という「じわじわ伸びるレース運び」が特徴的です。
③ フォームがきれいで、初心者にも分かりやすい
テレビ中継や動画で見ていると、山田選手の滑りは、
- 上半身があまりブレない
- ストロークが一定のリズムで続く
- コーナーでも腰の高さがあまり変わらない
といった点が目立ちます。
「スピードスケートって、どう見ればいいか分からない」という人は、山田選手の滑りをひとつの“お手本”として見ると、フォームの違いが少しずつ見えるようになってきます。
氷の外の素顔:ピラティスと本が好き
プロフィールにも書かれているとおり、山田選手の趣味はピラティス。
ピラティスは、
- 体幹(お腹まわり・背中)の筋肉
- 姿勢を支えるインナーマッスル
- 呼吸と動きを合わせるリズム感
などを大切にするエクササイズです。
スピードスケートでは、
- 深くしゃがんだ姿勢を長く保つ
- 体を左右にぶらさずに、まっすぐ進む
- カーブで遠心力に負けない
といったことが求められるので、ピラティスはまさに「ぴったりのトレーニング」と言えます。
また、好きな食べ物は「そば」と「スイカ」。
- そば:長野の名物で、炭水化物をとりつつも比較的ヘルシー
- スイカ:夏場の水分・糖分補給にもぴったり
という、アスリートらしい一面も見えます。
休日の過ごし方は「本を読むこと」とのことで、
- 試合や合宿がない日には、静かに読書
- 心と頭をリセットする時間を大事にしている
という、落ち着いた性格がうかがえます。
今後の注目ポイント:ここをチェックするともっと楽しい
山田梨央選手をこれから応援していきたい人向けに、「ここを見ていると、ちょっと通っぽく楽しめるよ」というポイントをいくつか挙げておきます。
① ワールドカップの1000m
ミラノ・コルティナ五輪の前から、ワールドカップ1000mで安定して上位に入っている山田選手。特に2024/25シーズンのトマショフ・マゾヴィエツキ大会では、3位で初のW杯表彰台に立っています。
今後も、
- 1000mで表彰台にどれだけ乗れるか
- 500mでもう一段タイムを縮められるか
という点に注目すると、シーズンの流れが見えてきます。
② 同じ長野出身の選手とのつながり
記事によっては、「小平奈緒さんの高校・大学の後輩」と紹介されることもあります。
- どちらも長野県出身
- 伊那西高校・信州大学という共通ルート
- スケート王国・長野の系譜をつなぐ選手
として見ると、「長野から世界へ」というストーリーがさらに深く感じられます。
③ 地元・諏訪や母校の応援企画
ミラノ・コルティナ五輪の際には、諏訪市や伊那西高校、豊田小学校などで応援企画や横断幕が設置されました。
今後の世界選手権や次の五輪シーズンでも、同じような応援企画が行われる可能性があります。
ニュースや自治体の発表、学校のSNSなどをチェックしてみると、「地元の盛り上がり」も一緒に楽しめます。
まとめ:努力を積み重ねて掴んだ“遅咲きの五輪”
最後に、山田梨央選手の歩みを、もう一度シンプルに振り返ります。
「中学からずっと天才で、何をやっても順風満帆」というタイプではなく、
- コツコツと地道に続ける
- 挫折をバネにもう一度チャレンジする
- 20代後半になって一気に花が開く
という、“努力型のエース”という印象が強い選手です。
今後もワールドカップや世界選手権、そして次のオリンピックへと挑戦が続いていきます。
レースのたびに、この記事の
- 出身地や学校のこと
- コツコツ力をためてきた経歴
- ピラティスや読書が好きという素顔
を少し思い出しながら観戦すると、テレビの前での応援が、きっともっと楽しくなるはずです。

