堀島行真選手といえば、世界トップクラスのモーグラー。
ここまで活躍していると「スポンサーどこ?」「年収ってどれくらいなんだろう…?」と気になりますよね。
この記事では、
- 公開されている情報からわかるスポンサー一覧
- モーグル選手のお金の入り方(収入の柱)
- 賞金や報奨金の仕組み
- それらを踏まえた「かなり控えめな」年収イメージ
を整理していきます。
まずは簡単プロフィールと実績のおさらい
堀島行真(ほりしま いくま)選手は、
- 1997年12月11日生まれ
- 出身:岐阜県揖斐郡池田町
- 競技:フリースタイルスキー・モーグル
- 所属:トヨタ自動車スキー部
というプロフィールです。
主な実績だけでも、
- 2017年 世界選手権モーグル&デュアルモーグル「二冠」
- 2022年 北京オリンピック 男子モーグル「銅メダル」
- 2023/24シーズン ワールドカップ モーグル種目別年間チャンピオン(日本男子初)
- 2025年 世界選手権モーグル優勝
など、「モーグル王者」と呼んでいいレベルの実力です。
これだけの選手なので、スポンサーも複数社ついており、収入の柱もいくつかあります。
公開情報からわかる堀島行真のスポンサー一覧
まずは、企業の公式サイトやプレスリリースで公表されているスポンサー・サプライヤーを整理します。
トヨタ自動車(所属先・メインスポンサー的存在)
- 堀島選手はトヨタ自動車スキー部所属の企業アスリートです。
企業アスリートの場合、
- 会社員としての基本給
- 競技成績に応じた賞与や手当
- 遠征費・用具・トレーニング環境のサポート
などが、主な収入・サポートになります。
トヨタのような大企業のスポーツ選手は、「選手であり社員」という立場で、安定したベース収入を確保しつつ競技に集中できるのが大きなメリットです。
Goldwin(スキーウェア)
スキーウェアブランド「Goldwin(ゴールドウイン)」とは、アスリートサポート契約を結んでいると公式に発表されています。
- Goldwinは全日本スキー連盟「SNOW JAPAN」のオフィシャルユニフォームサプライヤーで、モーグル日本代表のユニフォームも提供。
- その中で、堀島選手はGoldwin契約アスリートとしてメインビジュアルにも起用されています。
ウェア提供だけでなく、
- ウェア開発への意見提供
- ブランドのビジュアルモデル
- プロモーションコンテンツへの出演
など、「一緒にブランドを作っていくパートナー」という立ち位置です。
SWANS(山本光学)ゴーグル・アイウェア
スノーゴーグルブランドSWANSを展開する山本光学とは、アドバイザリースタッフ契約を結んでいます。
- 2013年のワールドカップ本格参戦時からゴーグルでサポート
- 2025年にもアドバイザリー契約更新のプレスリリース
- 現在は『OUTBACK』というモデルを使用し、開発にも協力
契約内容としては、
- ゴーグル製品の使用
- 製品改良へのアドバイス
- 広告・ポスターなどPR活動への協力
などが挙げられており、「用具提供+広告・開発面での協力」という典型的なスポンサー契約です。
REXXAM(レクザム)スキーブーツ
スキーブーツはREXXAM(レクザム)を使用。
レクザムの公式サイトでは、堀島選手との関係が詳しく紹介されています。
- 中学生の頃からレクザムブーツを愛用
- 北京五輪銅メダルのシーズンもレクザムブーツで戦った
- 堀島選手との共同開発モデル「XX-LIMITED」を販売
共同開発モデルが一般販売されていることから、
- ブーツ提供+開発協力
- イベントやコンテンツ出演
- 共同開発モデルのマーケティングへの協力
など、かなり深いパートナー関係だとわかります。
エアウィーヴ(寝具)
寝具メーカーエアウィーヴとは、2025年にスポンサー契約を締結したと、プレスリリースで発表されています。
- もともとポータブルタイプのエアウィーヴを愛用
- 2025年2月には、体形測定システムを使った寝具フィッティングも実施
- エアウィーヴ公式サイト「Athlete × airweave」でも、サポートアスリートとして紹介
睡眠はトップアスリートにとって超重要なので、
- 遠征先でも同じ寝具を使える
- 睡眠×パフォーマンスのストーリー動画に出演する
といった形で、ブランドと一緒に情報発信もしています。
モーグル選手のお金の入り方「4つの柱」
では、こうしたスポンサーや所属先から、どういう形でお金が入ってくるのでしょうか。
モーグル選手の場合、ざっくり分けると次の4つです。
- 所属企業からの給料・ボーナス
- 大会賞金・報奨金
- スポンサー契約料(用具メーカー・企業スポンサー)
- メディア出演・イベント出演などのギャラ
順に、仕組みだけ説明しておきます。
所属企業からの給料
トヨタのような企業に所属しているアスリートは、
- 会社員としての基本給
- 競技成績に応じたインセンティブ(報奨金やボーナス)
- 社会保険・福利厚生
などを受け取りつつ、競技活動を行います。
具体的な金額は当然非公開ですが、
「大企業の社員としての安定収入+競技成績に応じた上乗せ」がある、というイメージです。
大会賞金・報奨金
モーグルはオリンピックや世界選手権、ワールドカップなどの国際大会で賞金が出ます。
- フリースタイルスキーやスノーボードのワールドカップでは、
1戦あたり賞金総額3万スイスフラン(約数百万円)がトップ10に分配され、
優勝者は約1万3500スイスフランを受け取る仕組みになっています。
また、オリンピックでメダルを獲得すると、JOC(日本オリンピック委員会)などから報奨金が出ます。
- JOCの報奨金は、北京大会時点で冬季オリンピックの銅メダル=100万円と公開されています。
- 堀島選手は2022年北京五輪でモーグル銅メダルを獲得しているので、この報奨金を受け取っていると考えられます。
さらに競技団体や地元自治体、スポンサー企業から独自の報奨金が出ることも多く、
「メダルを獲ると、賞金+報奨金で一気に収入が増える」仕組みになっています。
スポンサー契約料
Goldwin、SWANS、REXXAM、エアウィーヴなどとの契約は、
- 用具や製品の提供
- 開発協力のフィー
- 広告・ビジュアル起用のギャラ
などがセットになっていると考えられます。
トップレベルの選手ほど、
- 年間契約料が高くなる
- 成績に応じたボーナス条項がつく
- 自社製品とのコラボモデルが出る
といった形で、スポンサー収入が増えていきます。
メディア・イベント出演
はっきりした「CM出演」が多いタイプの選手ではありませんが、
- スポンサー企業のプロモーション動画
- ドキュメンタリー風コンテンツ
- トークイベントや講演会
などに出るケースもあります。
これらは1本あたりのギャラが高いことも多く、
トップアスリートの場合、年数本の出演だけでもかなりの金額になることがあります。
ワールドカップ賞金とオリンピック報奨金のイメージ
ここからは、「数字の雰囲気」をつかむための話です。
※ここで出す金額は、すべて“おおよその相場感”であり、堀島選手本人の実額ではありません。
ワールドカップ1戦でいくらぐらい?
先ほど触れたように、フリースタイルスキーのワールドカップでは、1戦あたり賞金総額3万スイスフランがトップ10に配分されます。
配分例(他競技の資料ですが同様の構造)がこちら:
- 1位:13,500
- 2位:7,050
- 3位:3,750
…といった形で10位まで細かく設定されています。
ざっくり、
- 1スイスフラン=だいたい160円前後と仮定すると、
- 優勝:13,500 × 160 ≒ 約216万円
- 2位:7,050 × 160 ≒ 約112万円
- 3位:3,750 × 160 ≒ 約60万円
といったイメージです(為替や税金で前後します)。
堀島選手のように、
- シーズン中に何度も表彰台に乗る
- シングルとデュアルでダブル出場
という選手は、ワールドカップの賞金だけでもシーズン通してかなりの額になります。
オリンピックの報奨金
北京五輪の例でいうと、
- JOC:銅メダル 100万円
に加えて、
- 全日本スキー連盟
- 所属企業(トヨタ)
- その他の支援団体
から独自に報奨金が出るケースがよくあります。
金額は団体によってバラバラですが、
- 「JOCの報奨金+同程度かそれ以上」ぐらいになることも多く、
メダルを獲ったシーズンだけは、報奨金だけでも数百万円単位になることが珍しくありません。
スポンサー・CM・イベント収入のイメージ
スポンサー収入やCM・イベント出演のギャラは完全に非公開ですが、一般的にはこんな傾向があります。
- 世界レベルの実績がある
- オリンピックメダリストである
- 複数の企業と長期契約を結んでいる
この3つがそろうと、
- スポンサー1社あたり年間数十万〜数百万円規模の契約になってもおかしくありません。
- それが複数社(ウェア、ゴーグル、ブーツ、寝具、他)あると、スポンサー関連だけで年間数百万円〜数千万円規模になるケースもあります。
さらに、
- 企業広告・ブランドコンテンツ出演
- トークイベント、講演会、スポーツ教室
などが加わると、「試合以外の収入」がかなり効いてくるのが、トップアスリートの特徴です。
堀島選手の場合も、
- Goldwinのブランドコンテンツ
- エアウィーヴのストーリー動画やSNS施策
などに登場しており、単なる「用具提供」より一歩進んだ関係になっていることがわかります。
ここまで踏まえた「推定年収」の考え方
いよいよ本題、「推定年収は?」の話です。
ただし大前提として、
- 正確な年収は非公開
- 税金・為替・シーズンごとの成績で大きく変わる
- この記事はファン目線の“試算ごっこ”レベル
ということを強調しておきます。
収入のざっくり内訳イメージ
仮に、堀島選手クラスのモーグル王者の1年をイメージすると、こんな感じでお金が入ってきます。
- トヨタ自動車からの給与
- 大企業の正社員としてのベース給+競技成績に応じた社内表彰やボーナス
- 生活を安定させる「土台」の部分
- ワールドカップ等の賞金
- 1戦優勝でざっくり200万円前後の可能性
- 表彰台の回数によって、シーズン通して数百万円〜1000万円超も現実的なレンジ
- オリンピック・世界選手権などの報奨金
- 北京の銅メダルでJOCから100万円+その他報奨金
- 世界選手権優勝シーズンにも何らかのボーナスが出ていると考えられる
- スポンサー・イベント収入
- Goldwin・SWANS・REXXAM・エアウィーヴなど複数社と契約
- プロモーションコンテンツやイベントに登場
→ 年間トータルでは、選手生活を支える大きな柱になっている可能性が高いです。
かなり控えめに見た「レンジ感」
具体的な金額を書くと、それだけが一人歩きしてしまうので、あえてぼかした表現にしますが……
- 「世界選手権優勝」「ワールドカップ年間王者」「五輪メダリスト」
- 「トヨタ所属」「複数の有名企業とスポンサー契約」
といった条件を考えると、
年単位の収入は“数千万円クラス”になっていても不思議ではない
というのが、かなり控えめに見たレンジ感です。
もちろんこれは、
- すべての賞金・報奨金・スポンサー料が順調に入った
- 大きなケガなどで長期離脱しなかった
といった前提に立った、“机上のシミュレーション”に過ぎません。
実際には、
- 成績の波
- 契約更新の有無
- 為替や税金、遠征費などの経費
で、手元に残る額は大きく変わることも忘れてはいけません。
まとめ
ここまで、
- 公開情報からわかるスポンサー一覧
- モーグル選手のお金の入り方
- 賞金・報奨金・スポンサー収入のイメージ
- それらを踏まえた「推定年収のレンジ感」
をまとめてきました。
ポイントをあらためて整理すると、
とはいえ、この記事の主役は「お金」そのものではなく、
これだけ多くの企業や人が、堀島行真という選手の挑戦を本気で支えている
という事実です。
- 中学生の頃から同じブーツメーカーと共に歩み、共同開発モデルまで作る。
- 競技で結果を出しながら、ウェアやゴーグルの開発にも関わる。
- 身体を酷使する競技だからこそ、寝具メーカーと一緒に「睡眠の質」にもこだわる。
こうした「支える企業」と「挑戦し続ける選手」の関係こそが、
堀島行真の“稼ぎ”の裏側にある、一番おもしろいストーリーなのかなと思います。
ミラノ・コルティナ五輪に向けて、
今後どんなスポンサーとのコラボや新しい挑戦が見られるのか、
競技だけでなく「周辺ストーリー」にも注目していきたいですね。





