今日は、小学4年生のみんなにも分かりやすく、衆議院選挙の仕組みについて説明していきたいと思います。
衆議院選挙とは?
衆議院選挙は、日本の国会議員を選ぶ大切な選挙です。特に、衆議院議員を選ぶ選挙のことを「衆議院議員総選挙」と呼びます。
なぜ衆議院選挙が大切なの?
衆議院選挙が大切な理由
- 国民の代表を選ぶから
- 日本の政治の方向性を決めるから
- 私たちの生活に関わる法律を作る人を選ぶから
衆議院選挙の仕組み
衆議院選挙には、2つの投票方法があります。
- 小選挙区選挙
- 比例代表選挙
小選挙区選挙
小選挙区選挙は、日本全国を289の選挙区に分けて、それぞれの選挙区から1人ずつ議員を選ぶ方法です。
例えば、
学校のクラス委員長を選ぶときに、クラスで1番人気のある人が選ばれるのと似ています。
比例代表選挙
比例代表選挙は、日本を11のブロックに分けて、政党ごとの得票数に応じて議員を選ぶ方法です。
例えば、
運動会で、赤組と白組に分かれて競争するとき、それぞれのチームの得点に応じて賞品をもらうのと似ています。
衆議院議員の人数
衆議院議員の定数は465人です。
その内訳は、
- 小選挙区選出議員:289人
- 比例代表選出議員:176人
選挙権と被選挙権
- 選挙権(投票できる権利):18歳以上の日本国民
- 被選挙権(立候補できる権利):25歳以上の日本国民
衆議院選挙の実例
2021年10月31日に行われた第49回衆議院議員総選挙の結果を見てみましょう。
- 投票率:55.93%
- 当選者数:
- 自由民主党:261人
- 立憲民主党:96人
- 日本維新の会:41人
- 公明党:32人
- 日本共産党:10人
- その他:25人
まとめ
衆議院選挙は、私たちの国の未来を決める大切な選挙です。小選挙区と比例代表の2つの方法で、合計465人の議員を選びます。18歳になったら、ぜひ投票に行きましょう!
選挙は、みんなの意見を政治に反映させる大切な機会です。将来、みなさんが選挙権を持ったときに、自分の意見をしっかり持って投票できるよう、政治や選挙について少しずつ勉強していきましょう。
最後に、選挙は私たちの生活に直接関わる大切なものです。家族や先生と一緒に、選挙や政治について話し合ってみるのも良いかもしれませんね。
みんなで力を合わせて、より良い日本を作っていきましょう!