絶対零度~情報犯罪緊急捜査~ドラマロケ地・撮影場所完全ガイド

絶対零度~情報犯罪緊急捜査~ドラマロケ地・撮影場所完全ガイド エンタメ

『絶対零度』は2010年の“未解決事件特命捜査”から始まった人気シリーズ。2025年10月期は沢口靖子さん主演で“DICT(情報犯罪特命対策室)”が舞台。

ネット空間に潜む「姿なき犯人」を追う設定で、官邸や省庁関連の舞台装置も物語の鍵に。まずは新シリーズの公式発表で基本像を押さえておきましょう。

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まず押さえるべき“聖地”——シリーズを支えた基幹ロケ

1)警視庁関連の外観・研究所の定番

  • “警視庁第二分庁舎”の外観に使われたキャンパス
     日本獣医生命科学大学 本館(武蔵野市・境南町)
     シリーズ序盤からたびたび登場する“官署外観”の象徴。平日の授業時間帯は撮影禁止エリアもあるので、見学は節度を。
  • 科学捜査研究所の外観
     富士通ソリューションスクエア(大田区・新蒲田)
     ガラスと直線が強調されたファサードは“理詰めの捜査”を印象づける好ロケーション。周辺には飲食店も豊富で巡礼の拠点に便利。

2)フジテレビ湾岸周辺(青海・お台場)

  • フジテレビ湾岸スタジオ前(江東区・青海)
     移動&連絡カットが多用される、シリーズの“ホーム”の一つ。周辺は海風が強いので、写真は夕方の逆光タイムが映えます。
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Season1(2010)ロケ地:未解決事件の“現場感”に浸る

都心近郊で回りやすい名所

  • 東京高等裁判所(外観)—霞が関
     司法の重みを背負う建物は、緊張感ある場面で登場。平日昼のビジネス街らしい空気感が作品のリアリティを担保。
  • 住友不動産三田ツインビル 西館(港区三田)
     都会の“壁”のような高層外観を背景に、人物の心理を切り取る画作りが印象的。周辺は芝公園~三田の坂道景色も楽しい。
  • 辰巳の森緑道公園(江東区辰巳)
     並木道ショットの定番。春~初夏は若葉、秋は色づきで雰囲気が一変。作中の“歩きながらの会話”の空気を再現しやすい。
  • 旧中川堤防(江戸川区小松川)
     静けさと川面の反射が効いた“語る水辺”。朝の柔らかい光で撮ると画面の色が作品に寄ります
  • 新宿中央公園(西新宿)
     超高層の足元に広がる都会のオアシス。感情の起伏を大きく見せたい場面にハマる“余白の多い”空間。

下町~ベイエリア“寄り道”コース

  • 都営清新町二丁目アパート(江戸川区・清新町)
     生活感のある団地景観が、事件の“日常性”を浮き彫りに。近くの新左近川・つばさ橋もセットで。
  • 亀戸駅北口バスターミナル~錦糸町のマンガ喫茶
     追跡や張り込みの生活圏カットが密集。東エリアの巡礼なら一筆書きで回れる好ブロックです。

多摩エリア“坂と夕景”ショット

  • 都立桜ヶ丘公園「ゆうひの丘」
     “合成に頼らない高台ショット”の黄金地。夕景の濃い時間帯(マジックアワー)推奨。
  • 鶴牧東公園~タウンハウス鶴牧(多摩市)
     計画都市の整った街並みが“匿名性の高い住宅地”の雰囲気をつくる。歩道の曲線と画角の相性が良い。
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Season2(2011)ロケ地:都市の隙間と公園の“抜け”

  • 港区・南桜公園(西新橋)
     ビル谷間のオアシス。2011年の同シーズンでも使われ、歴史的背景と現代的景観が同居する“都会の休符”。
  • 木更津・富士見通りのアーケード
     商店街カットに最適な“昭和×平成”ミックスの通り。歩きながらの会話や尾行場面で画面が締まるライン。
  • 撮影協力の広がり
     府中・旧クロスウェーブ、池之端、尾ノ原区民センターなど“日常の器”を各話の質感に落とし込むのがこの期の持ち味。
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Season3(2018)&Season4(2020)ロケ地:ミハン(未然犯罪)時代の広がり

  • 横須賀・YRP(横須賀リサーチパーク)
     “未来的外観”の象徴。ガラスと白壁のモジュール感がテック系の匂いを強め、ミハン期の演出意図と合致。
  • 大森ベルポート(品川区南大井)
     吹き抜け&回廊が奥行きのある移動ショットを生む好ロケーション。夜のライトアップは特に映える。
  • 横浜・クリフサイド(山手)
     船上パーティーや潜入の華やかな場面に呼応するアールデコ調のダンスホール。レトロとモダンが同居。
  • 多摩南部・聖蹟桜ヶ丘駅前
     通行人の流れと坂地形で“都市の生活感”をつくる駅前ロケ。『絶対零度(2010)』ロケ実績として自治体側が明記。
  • 土浦市内ロケ(フィルムコミッション発表)
     各話の一部シーンが茨城県土浦市で撮影。水辺や運河環境を活かした“地方×都会”のコントラストが効く。
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新章『情報犯罪緊急捜査』(2025)を“今から”楽しむ視点

  • DICTの世界観を先取り
     官邸周辺・省庁街・港湾エリアなど“権力・情報・物流”を象徴するロケが増える可能性が高い章構成。まずは公式のイントロ&ニュースで人物相関と組織配置を把握しておくとロケ地鑑賞が捗ります。
  • ポスター&場面写真で“質感”を読む
     公開済みのビジュアルは、暗部を活かしたハイコントラスト寄り。ガラスや金属の反射、夜景の点描を活かす施設(官公庁街の外観、港湾夜景、ビジネスタワーのロビーなど)が狙い目。

※初回放送は2025年10月6日(月)(日本時間、月9枠)スタート予定。放送後は各話レビューと併せて“確定ロケ地”を追記更新していきましょう。

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徒歩で回れるモデルコース(半日プラン)

A:湾岸・青海~芝浦ルート(約3.5時間)
青海(ゆりかもめ)→フジテレビ湾岸スタジオ前(外観チェック/写真)→有明・市場前方面でベイエリアの抜け感カット→芝浦のファストフード店界隈(S1第1話の“電話・会話”イメージ)→田町~三田の高層外観(住友不動産三田ツインビル西館)で締め。

B:西新宿~霞が関“硬質建築”ルート(約3時間)
西新宿・新宿中央公園→都庁前の高層遊歩道→霞が関・東京高等裁判所外観→(時間があれば)丸の内周辺で夜景スナップ。警察・司法の緊迫感を体感できる組合せ。

C:多摩“高台と団地”ルート(約3時間)
多摩センター→鶴牧東公園~タウンハウス鶴牧→桜ヶ丘公園「ゆうひの丘」へ。夕景のグラデーションは“絶対零度”の静かな余韻にぴったり。

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撮影シーン別・行くべきスポット早見表

  • 官庁・法廷の重さを感じるなら
     東京高等裁判所(霞が関)/住友不動産三田ツインビル(港区)
  • “歩きながらの会話”の名所
     辰巳の森緑道公園(江東)/神宮外苑イチョウ並木(港~新宿)/新宿中央公園(西新宿)
  • テック×近未来感
     横須賀YRPセンター(横須賀市・光の丘)/大森ベルポート(品川区南大井)
  • “生活の匂い”を入れるなら
     都営清新町二丁目アパート(江戸川)/木更津・富士見通り商店街(木更津)
  • 華やぎ×潜入
     横浜・クリフサイド(山手)—ダンスホール&パーティー会場の名建築。
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地方ロケの“掘り出し物”

  • 沼津市(静岡)
     旧静浦東小・愛鷹小ほか、学校施設が活用(S1第6話)。学校建築ならではの廊下や階段の直線美が画に映える。沼津市公式観光サイト〖沼津観光ポータル〗
  • 土浦市(茨城)
     市のフィルムコミッションが撮影実績を告知。霞ヶ浦の水辺景観は“移ろいと静けさ”の演出に最適。
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旅行者向けナビ:最寄り駅と所要時間の目安

  • フジテレビ湾岸スタジオ前:ゆりかもめ「テレコムセンター/青海」周辺(徒歩10~15分)。ベイエリアは風が強いので防寒・防風を。
  • 東京高等裁判所:丸ノ内線「霞ケ関」徒歩圏/日比谷線「霞ケ関」など連絡可。
  • 大森ベルポート:JR京浜東北線「大森」徒歩6~8分。吹き抜けは週末が比較的人流少なめで撮影向き。
  • YRPセンター(横須賀):京急久里浜線で「YRP野比」→バス。外観見学は管理規定に従いましょう。
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写真の撮り方ヒント(ファン目線・マナー優先)

  1. “反射”を味方に:ガラス外観や水辺は朝夕の低い太陽で立体感UP。
  2. 望遠で圧縮:三田の高層外観は中望遠で背景を寄せると“スリラー感”。
  3. 公共空間のルール厳守:私有地・商業施設は管理者の許可が必要な場合があります。人が映る場合は肖像権に配慮を。
  4. 音声はオフ:動画撮影時は環境音への配慮を徹底。
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Q&A:よくある疑問

Q. “本庁の外観”は実在?
A. 代表的には日本獣医生命科学大学本館や周辺施設が流用され、撮影協力欄でも明記されています。

Q. 2025年版の“確定ロケ地”はどこ?
A. 記事執筆時点(2025年9月下旬)では公式ビジュアル・番組情報が中心。放送後に各話で確認し、確定情報を加えるのが確実です。

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参考・一次情報(ロケ地特定の強い味方)

  • 自治体フィルムコミッション:土浦・沼津ほか、撮影実績の公式公表が頼れる。tsuchiura-fc.jp
  • フジテレビ公式:新シリーズの設定・人物・放送日などの一次情報。フジテレビ
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まとめ:絶対零度ロケ地を“作品の手触り”で歩く

『絶対零度』の聖地は、官庁街の硬質さ、ベイエリアの冷たさ、住宅地の生活感、そして学校・公園の“記憶”が折り重なることで、物語の緊張と余韻を同時に感じさせます。

まずは青海~芝浦~西新宿を押さえれば“シリーズの骨格”は体感できます。

新章『情報犯罪緊急捜査』では、DICTの戦場=官邸・省庁街×夜のビジネスタワー×港湾夜景が新たな名所になるはず。

初回(2025年10月6日)を見たら、その足で夜の街に出て、ガラスと光が作る“絶対零度”の温度を、自分の足で確かめてみてください。

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