村松灯選手まとめ:小学校→中学→高校→大学

村松灯選手まとめ:小学校→中学→高校→大学 スポーツ

村松灯選手は、京都府出身の長距離ランナーです。高校・大学と駅伝で活躍し、トラックでも5000m・10000mで上位を争ってきました。

2024年には立命館大学女子駅伝チームのキャプテン(主将)として、全日本大学女子駅伝(杜の都)と富士山女子駅伝の大学駅伝2冠に貢献。

大学卒業後の2025年4月からはダイハツ女子陸上競技部へ進み、社会人ランナーとして新たなステージに立っています。


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小学校時代:走る楽しさに目覚める

  • 京都では小学生の憧れともいわれる「大文字駅伝」という大会があります。村松選手は小学5年生のとき、この大会への出場をめざして本格的に陸上を始めました。
  • 子どものころからマラソン大会で優勝するなど、長距離に向いた素質がありました。
    こうした原体験が、のちに全国区で戦う力の土台になりました。

ポイント(小学生向けの学び)

  • “目標がはっきりすると、練習が続く”――「大文字駅伝」という具体的な目標が、努力のエンジンになったことが分かります。

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中学時代:全国大会を経験し、強豪校へつながる実力に

  • 出身中学は京都市立樫原中学校。ここで本格的に力を伸ばし、全国都道府県対抗女子駅伝(中学生区間)全日本中学陸上(全中)に出場するなど、全国レベルを経験します。
  • 中学2年生の頃には、都道府県対抗女子駅伝(京都チーム)で8区を走り、上位争いの一角を担いました。

ポイント(中学で身についたこと)

  • 全国の壁を実感しつつ、場数を踏むことで「勝負の感覚」を磨きました。のちの選択――強豪・立命館宇治高校への進学――につながる、大事なステップです。

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高校時代(立命館宇治):駅伝の名門で力を開花

  • 進学先は立命館宇治高校(京都)。女子駅伝の名門で、高校3年間連続で全国高校駅伝のアンカーを務めるなど、早くから大黒柱として活躍しました。
  • トラックでも、インターハイ3000mで入賞(日本人2位の5位)。ケガと向き合いながらも、「あきらめなければ夢かなう」を胸に、強い意志で競技を続けました。

高校期のハイライト

  • 全国高校駅伝:1年~3年3年連続アンカー
  • 2019年インターハイ(沖縄)3000m:5位入賞(日本人2位)
    こうした実績が、大学で“勝てるチームづくり”を引っ張る素地になりました。

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大学時代(立命館大学):主将として2冠、個人でも記録を更新

  • 立命館大学では1年生から主力。駅伝で主要区間を任され、トラックでも5000m・10000mで上位を争います。
  • 2023年には全日本大学女子駅伝1区で区間賞を獲得。
  • 2024年は女子チームの主将(2年連続)として、関西インカレ5000m・10000mの2冠、そして全日本(杜の都)優勝富士山女子駅伝優勝大学駅伝2冠へ導きました。富士山女子駅伝のエントリーメンバーにも名を連ねています。
  • 自己ベストは、10000m31分51秒78、5000m15分36秒98、3000m9分09秒15など。長い距離で安定して高いパフォーマンスを出せるのが強みです。
  • 国際舞台では、FISUワールドユニバーシティゲームズ世界大学クロスカントリー選手権などに出場し、世界レベルの走りを体感。これをチームに還元して強くしてきた、と語っています。

大学期のハイライト(公式結果の裏づけ)

  • 2024年10月 全日本大学女子駅伝 優勝(立命館大)――区間成績に名前(3区区間賞)も記録。
  • 2024年12月 富士山女子駅伝 優勝(立命館大)――事前エントリーにも選出。

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社会人の現在(2025年~):ダイハツで“世界に通じる走り”へ

  • 2025年4月ダイハツ女子陸上競技部に入社。所属部署はくるま開発本部・プラットフォーム開発部。プロフィールページには、世界の舞台をめざす決意とベスト記録が掲載されています。
  • 学生時代に培った「駅伝で勝ち切る力」「主将としてチームをまとめる力」をベースに、トラックでもロードでも通用する社会人ランナーとしての飛躍が期待されています。

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走りの特徴と強さの理由

  1. ピッチとリズムが安定
    3000m~10000mまでタイムを伸ばしており、一定のリズムで押し切る持久力が大きな特長です。
  2. 駅伝での「勝負勘」
    高校・大学とエース区間や重要区間を任され続け、区間賞やアンカー経験が多い。ペースの上げ下げ、ラストスパートのタイミングが上手です。
  3. 世界を知った目
    ユニバなど国際レースでの経験により、ハイペースの集団でも慌てず対応できるメンタルと戦術眼が鍛えられています。

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年代別の歩み(ダイジェスト)

小学校(京都)

  • 「大文字駅伝」を目標に小5で本格スタート。マラソン大会でも活躍。

中学(京都市立樫原中学校)

  • 都道府県対抗女子駅伝(中学生区間)や全中に出場。全国を肌で感じる。

高校(立命館宇治)

  • 全国高校駅伝で3年連続アンカー。インターハイ3000m入賞(日本人2位の5位)。

大学(立命館大学)

  • 1年時から主力。2023年 全日本1区区間賞2024年 主将として大学駅伝2冠、関西インカレ5000m&10000m優勝。

社会人(ダイハツ)

  • 2025年4月入社。世界で戦う選手を目標に、新たな挑戦が始まった。

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代表的な自己ベスト(参考)

  • 10000m:31分51秒78
  • 5000m:15分36秒98
  • 3000m:9分09秒15
  • ハーフ:1時間12分45秒
    長い距離で安定感があり、駅伝の「流れを引き寄せる走り」に直結しています。

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人となり・価値観

  • 尊敬する選手は田中希実さん。強さの根っこにあるハングリーさと、謙虚さに惹かれているとのこと。
  • 座右の銘は「あきらめなければ夢かなう」。高校時代の恩師からの言葉だそうです。
  • 大学の公式インタビューでは、「誰かのためにと思うと、持っている以上の力が出る」と語り、チームを引っ張る献身的なキャプテン像が伝わります。

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よくある疑問Q&A

Q1:出身校の流れは?
A: 京都市立樫原中学校 → 立命館宇治高校 → 立命館大学 です。中学から全国経験を積み、高校・大学で主力として走り続けました。

Q2:小学校名は?
A: 公的な一次情報で小学校名そのものを明記した資料は見当たりません。ただし、小5から本格的に陸上を始めたことや、大文字駅伝を目標にしていたことは大学・メディア記事で確認できます。

Q3:大学時代の“最大の結果”は?
A: キャプテンとして2024年の大学女子駅伝2冠(杜の都&富士山)に導いたこと。個人としては関西インカレ(5000m・10000m)二冠、全日本1区区間賞(2023年)などがあります。

Q4:社会人ではどこのチーム?
A: ダイハツ女子陸上競技部です(2025年4月入社)。プロフィールとベスト記録が公開されています。


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まとめ

  1. 目標が努力を続けさせる
    小5で「大文字駅伝」に憧れ、本格的に陸上を始めたことが、長い競技人生の出発点になりました。
  2. 全国の壁を知って強くなる
    中学・高校で全国の速さに触れ、高校3年間アンカーインターハイ入賞などの結果に結びつけました。
  3. チームのために走る強さ
    大学では主将として2冠。「誰かのために」という気持ちが自分の力を引き出す――そんな原点を体現しています。社会人のステージでも、その姿勢はきっと変わりません。

参考・出典

  • 立命館大学 公式インタビュー(「“誰かのために”と思うと…」/プロフィール・価値観)立命館大学
  • 4years.(朝日)特集記事(小5で本格開始~主将としての視点/世界を肌で感じた経験)4years
  • 毎日新聞(高校時代のインターハイ入賞・京都の星)毎日新聞
  • 日本インカレ・大学駅伝の公式結果PDF(全日本大学女子駅伝の成績)iuau.jp
  • ダイハツ女子陸上競技部(社会人入り・ベスト記録・所属部署)ダイハツ陸上競技部|DAIHATSU TRACK & FIELD
  • 陸上競技マガジン/陸上競技WEBなどのニュース(ダイハツ入社発表・経歴要約)月陸Online|月刊陸上競技
  • ytv athlete(プロフィール:全日本1区区間賞ほか)あすリートチャンネル
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