新型エルグランドと旧型(E52)の違いを比較!【ここだけ読めばOK】

新型エルグランドと旧型(E52)の違いを比較 カーライフ
  • 新型エルグランドは“電動寄りの上質ミニバン”。
    走りの要は第3世代e-POWER(シリーズ式ハイブリッド)最新e-4ORCE(電動4WD)。静かさ・力強さ・安定感を前面に出しています。
  • 旧型(E52)とは“中身がまるっと別物”。
    V6中心のガソリン路線から、電動駆動メインへ大転換。運転支援や乗り心地の思想も刷新されます。
  • アル/ヴェルとの大きな違いは“電動の走り味”と“日産の先進運転支援”。
    新型はe-POWER×e-4ORCE×ProPILOT系の組み合わせが売り。低速域の“手放し”に対応する構成を採るとの報道もあり、渋滞や長距離でラクさが際立つ見込み。
  • サイズは現行E52よりひと回り大きくなる見通し。
    会場取材では全長×全幅×全高が4995×1895×1975mmとの報。3列目や荷室の余裕が増す方向です(正式諸元は発売時に確定)。
  • 価格は未発表。
    ただし“上質×電動×先進装備”のパッケージから、アル/ヴェルの主要グレード帯に競合してくるのが自然です(あくまで見立て)。公式の発表待ちです。

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新型エルグランドって、そもそもどんなクルマ?

  • 2025年10月29日、Japan Mobility Show 2025世界初公開。発売は2026年夏の予定。展示車は“量産前モデル”。
  • キモは第3世代e-POWER(エンジンは“発電”が主役、走行はモーターが主役)と、四輪の駆動力を細かく制御する最新e-4ORCE。雨や雪、高速の合流やコーナーで“姿勢の安定”に効きます。
  • 室内は“プレミアムなラウンジ”をイメージ。ゼログラビティのキャプテンシート(2列目)BOSEアンビエントライトなど、移動をくつろぎの時間に変える作りこみ。
  • ProPILOT系の運転支援を搭載。低速域の“ハンズオフ”対応などが報じられています(市場やグレードで機能差が出る可能性あり)。

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旧型(E52)エルグランドとの違い

1. 走り(パワートレーン)

  • 旧型(E52):V6中心のガソリンエンジンやCVTで“伸びやかな走り”が持ち味。
  • 新型e-POWER発進から中速まで“電気らしい力強さと静かさ”。e-4ORCE直進安定や段差越えの揺れを抑える方向。家族が酔いにくく、会話しやすいキャビンを狙います。

2. サイズ・使い勝手

  • 参考値(会場取材):新型は4995×1895×1975mm(長×幅×高)。現行E52の主要グレード(2WD 350 Highway STAR)は4965×1850×1815mm長さ+30mm / 幅+45mm / 高さ+160mmと“ひとサイズ上”に。3列目や荷室の余裕が期待できます。※正式諸元は発売時確定。

3. 乗り心地・静粛性

  • 新型モーター駆動がメインなので、街中のストップ&ゴーで静か。アイドリング振動が気になりにくいのも利点。路面のギャップでもe-4ORCEやインテリジェントダイナミックサスペンション(IDS)で揺れの収まりを狙っています。

4. 運転支援・安全

  • 新型最新のProPILOT系を採用。渋滞路のハンズオフ対応や、高速の負担軽減にフォーカス。複数のカメラ・センサーと制御の進化で、“家族を乗せた長距離”がラクになります。

5. 室内の質感

  • 新型は“プレミアムラウンジ”を掲げ、TailorFit™レザー木目加飾組子(くみこ)モチーフで“和の上質”を演出。2列目はゼログラビティシートオットマンで、在宅勤務の延長みたいに移動時間を活用できます。

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アルファード/ヴェルファイアとの違い(気になる対抗馬)

1. 走りのキャラクター

  • 新型エルグランドシリーズ式ハイブリッド(e-POWER)で、“電動の加速と静かさ”が核。e-4ORCEでの車体の安定直進性の高さを訴求。
  • アル/ヴェルパラレル式のハイブリッドが中心(エンジンも走行駆動に関与)。高速の伸び燃費に強みがあり、熟成が進んでいます。
    → つまり、“静かな電動感×姿勢の安定”のエルグランドか、“総合完成度が高いアル/ヴェル”か、好みの世界に。渋滞のラクさはエルグランドの運転支援構成に分がある可能性。

2. 室内の世界観

  • エルグランドは“和の上質×ラウンジ”。組子モチーフ、アンビエントライト、BOSEなどでしっとり静か
  • アル/ヴェルは“ショーファー(おもてなし)”色が強い路線。
    “乗って休む/くつろぐ”をより重視するならエルグランドの新内装は刺さります。接待・公用での見栄え重視ならアル/ヴェルの世界観も根強い支持。

3. 運転支援

  • エルグランドProPILOT系の進化を前面に。低速ハンズオフ等の“渋滞でのラクさ”が売り。
  • アル/ヴェル:トヨタの最新安全パッケージで広い作動域をカバー。
    渋滞多めの首都圏通勤や帰省が多いなら、エルグランドの“低速ラク”は強い武器になり得ます。高速長距離主体なら双方で要試乗。

4. 価格レンジ(予想)

  • 新型エルグランドの価格は未発表。ただし、“プレミアム×電動×先進”の内容から、アル/ヴェルの主要グレード帯と真っ向勝負のはず。まずは公式発表待ちで、装備と合わせて“値ごろ感”を見極めるのが安全です。

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セレナとの違い(兄弟車の住み分け)

  • セレナ家族の“日常”万能選手。扱いやすいサイズ、価格、使い勝手重視。
  • 新型エルグランドは“非日常のくつろぎ”と“電動の上質走り”を前面に出すフラッグシップ・ミニバンへ。シートや静粛性、運転支援の厚みで差別化。
  • まとめると、セレナ=普段づかいの主力エルグランド=家族旅行や遠出を“ご褒美時間”に変える上のグレードという住み分けです。

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「新型と旧型」主要ポイント早見表

比較軸旧型エルグランド(E52)新型エルグランド(2026年夏発売予定)
駆動の中心ガソリン(V6中心)第3世代e-POWER(電動駆動メイン)
4WD制御機械式中心e-4ORCE(電動4輪駆動制御)
サイズ感4965×1850×1815mm(例:2WD 350 HS)4995×1895×1975mm(参考:会場取材値)
室内テーマ上質路線だが“王道ミニバン”プレミアム・ラウンジ(組子モチーフ/BOSE等)
運転支援先代世代の支援ProPILOT系進化(低速ハンズオフ報道あり)
発売・価格販売終了域/中古中心2026年夏に日本発売予定/価格は未発表

※新型の細かな諸元・機能階層は量産発表時に確定します。展示車はプレプロトタイプです。


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こんな人には新型エルグランドが合う

  • 渋滞のストレスを減らしたい(低速での運転支援が手厚い方向性)。
  • 家族と会話を楽しみたい/子どもが酔いやすい(静かで揺れが少ない電動走行+e-4ORCEに期待)。
  • 2列目を“自分の書斎・サロン”にしたい(キャプテンシート+アンビエント+BOSE)。
  • “和の上質”が好き(組子モチーフなど日本的ディテール)。

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価格は? 納期は?(現時点の見通し)

  • 価格:未発表。装備の厚みと電動化コストを踏まえると、アル/ヴェルの主力帯と競合する設定になる可能性が高いですが、公式の続報待ちです。
  • 発売:2026年夏(日本)。初期需要が集中すると納期が延びるのがこのクラスの“あるある”。早めの情報収集→試乗→見積比較の順で進めましょう。

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よくある質問(Q&A)

Q1. e-POWERって、普通のハイブリッドと何が違う?
A. エンジンは基本“電気をつくる発電機”。タイヤを回すのはモーターが主役です。スタートが力強く、街中で静か。高速では効率面をどう仕上げるかが腕の見せどころ。

Q2. e-4ORCEは何をしてくれる?
A. 4輪それぞれの駆動力とブレーキ力を細かく調整し、姿勢を安定させます。雨の路面やコーナーの立ち上がりで安心感が増します。

Q3. ProPILOTって完全自動運転?
A. いいえ。あくまで運転支援です。ドライバーが常に責任者。低速の“手放し”に対応する設定が報じられていますが、使える条件や機能はグレードや法規で変わる前提です。

Q4. 旧型(E52)からの乗り換えメリットは?
A. 静粛性・乗り心地・先進安全で大きく進化。燃費・維持費も電動化で有利になる可能性。反面、車体が大きくなる分、立体駐車場や細道は事前に確認を。

Q5. アル/ヴェルとなにが一番違う?
A. 一言で言えば、“走り味の作り方”。エルグランドは電動のトルクと姿勢制御で“疲れにくさ”を狙う。アル/ヴェルは完成度の高さとショーファー的世界観が強み。試乗で自分の感覚に合う方を。


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失敗しない選び方

  1. 家族の使い方を書き出す(週何回・誰が・何km)。
  2. 渋滞の頻度を数値化(週○回・○分)。→渋滞が多いならProPILOTの作動条件を要チェック。
  3. 駐車場の制限(全高・全幅)を確認。新型は高さ約1.98mクラスの報(正式値は後日)。
  4. 2列目の座り心地を“家族代表”で実地確認(オットマンやUSB、テーブル位置)。
  5. 試乗は2回:①街中の発進停止、②高速の合流・追い越し・レーンキープ。
  6. 見積は3パターン:装備“盛る/普通/控えめ”で、総支払額と残価を比較。
  7. 保険・タイヤ・充電家電(インバーター需要)まで“総コスト”を可視化。

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まとめ

新型エルグランドは、電動の静かさと力強さ、そして姿勢のいい乗り味渋滞でのラクさを武器に戻ってきた“プレミアム・ミニバン”です。旧型(E52)からは思想がガラッと変わりアル/ヴェルとはキャラクターの軸が違います。

「家族で長く乗る1台」を探しているなら、発売前のいまからサイズ/駐車場/使い方を整理しておくのが得策。価格発表と試乗が始まったら、“静かな電動感×安定感×くつろぎ”が自分たちの生活にハマるか、体で確かめてみてください。

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