渋谷ハロウィン2025:行かないほうがいい?通行止めは?何時から規制?禁止ルールは?

渋谷ハロウィン2025:行かないほうがいい?通行止めは?何時から規制?禁止ルールは? ライフスタイル

2025年10月31日(金)はハロウィン当日です。毎年のようにニュースになる「渋谷ハロウィン」、今年も例外ではありません。むしろ今年は、さらに厳しくなっています。

まず一番はっきり言っておきます。
渋谷区ははっきり「迷惑ハロウィーンは禁止。そういう目的の人は来ないでください」と呼びかけています。

「え? そんなにヤバいの?」と思いますよね。
この記事では次のポイントをわかりやすく整理します。

  • 今年(2025年)の渋谷ハロウィン、行かないほうがいい人って誰?
  • どこが通れなくなる?(通行止めエリア)
  • 規制は何時から始まる?
  • 路上でお酒飲んだらどうなる?
  • ハチ公前で写真は撮れる?
  • 子ども連れや普通の観光で渋谷に来るのは大丈夫?

「知らずに行って、警察に止められる」「せっかく来たのに動けない」「お酒が買えない・飲めない」「子どもが怖がる」みたいなムダなトラブルを避けるために、行く前にぜんぶ押さえておきましょう。


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1. 渋谷ハロウィン2025は行かないほうがいい?結論から

結論だけ先に知りたい人向けに、超シンプルにまとめます。

✔ おすすめしない人

  • 路上でお酒を飲んでワイワイしたい人
  • 大声で騒ぎたい・コスプレ見物で「お祭り気分」を味わいたい人
  • ハチ公前でコスプレ記念写真を撮りたい人
  • 渋谷スクランブル交差点に人がぎゅうぎゅうに集まる“あの感じ”を体験したい人

この人たちは、正直言って今年の渋谷とはほぼ相性が悪いです。なぜかというと、渋谷区は「迷惑ハロウィーンは禁止」というメッセージを公式に掲げていて、そもそもそういう目的の来街を止めたいはっきりした方針だからです。

(区長は「迷惑ハロウィーンをする方は来ないでほしい」とまで言っています。

✔ まだアリな人

  • ただの買い物・食事・用事(仕事など)で渋谷に行く人
  • 子どもの昼のイベントや屋内の公式イベントに参加して、夜はすぐ帰る人
  • 夜の混雑時間を避けてサッと用事だけ済ませる人

つまり、「ハロウィン=渋谷で騒ぐ日」と思っているなら、今年はもう違います。
渋谷は“パーティー会場”ではなく、“なるべく来ないでください、特に騒ぐ目的の人は”というスタンスに変わりました。

じゃあ、なぜそこまで厳しいのか。背景には、これまでのハロウィンでの大混雑・路上飲酒・ケンカ・ゴミ・救急案件など、社会問題化したトラブルがあります。過去には仮装客が暴れて車をひっくり返したり、逮捕者が多数出たりと治安・安全上の大きな課題になってきました。

区側から見ると、「このまま放置=大事故リスクが高い」。つまり“楽しいお祭り”より“重大事故ゼロ”を最優先にしているわけです。


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2. 今年の渋谷はどうなってる?大きな変更点まとめ

2025年の渋谷ハロウィン期間(10月30日〜11月1日ごろまで)は、いくつかの目立つ「いつもと違うこと」があります。ざっと言うとこの5つ。

  1. 路上飲酒は夜は禁止(18時〜翌朝5時)
    渋谷駅周辺では、夜はそもそも外でお酒を飲むこと自体が禁止になっています。これは一時的ルールではなく、渋谷区が条例を改正して夜間の路上飲酒を通年で禁止するようになった流れが背景にあります。禁止時間帯は18時から翌朝5時までです。
    さらに10月31日(金)の夜は、コンビニなど周辺58店舗に「その時間帯は酒の販売を控えてください」という依頼まで出ています。
    → つまり「外で飲めないし、そもそも夜に酒が買えない場合もある」。
  2. ハチ公像は完全に囲われて見えない・近づけない
    渋谷の待ち合わせスポット・観光名所のハチ公像は、10月30日(木)朝6時ごろから11月1日(土)夕方ごろまで仮囲いをされ、写真も撮れない・近づけない状態になります。ハチ公広場での密集や押し合いを避ける目的と、像そのものを守る目的です。
    実際、10月30日朝5時半ごろから作業が始まり、朝7時ごろには囲いが完了したという報道があります。
    → 「ハチ公の前で仮装写真を撮る」という昔ながらの楽しみ方は、今年はできません。
  3. 交通規制・通行止めが夜から翌朝まで入る
    10月31日(金)の夕方〜11月1日(土)早朝にかけて、渋谷駅周辺の一部道路は車両通行止めになります。特に宮益坂下交差点から渋谷駅前スクランブル交差点のあたりは、おおむね16時ごろから警備終了までクルマが入れない見込みと警察・区が案内しています。
    また、井の頭通りや道玄坂なども、混雑状況によってはその場で追加の規制が入る可能性があります。
    → 車はもちろん、歩行ルートも変えられることがあるので「いつもの抜け道」が普通にふさがります。
  4. 駅の出入り口や動線が変わる可能性あり
    渋谷駅ハチ公改札からハチ公広場・スクランブル交差点方面への動線は、10月31日は制限される予定です。
    つまり「とりあえずハチ公改札で降りて集合」は通用しません。駅から地上に上がるルートが限定され、警察やスタッフの誘導に従う形になることがあります。
  5. 夜は警備員125人+監視台+DJポリス級の警戒
    10月31日(金)19時〜翌朝5時まで、ハチ公前広場など10か所くらいに監視台を設置し、民間警備員だけで約125人投入されます。区の職員も延べ90人規模で注意喚起に回る予定です。
    警察は駅周辺にDJポリス(人混みをコントロールする警察官)も配置する予定だと報道されています。
    → つまり「ちょっと騒いでてもわからないだろ」は、完全に通用しません。すぐに注意されます。

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3. 通行止めはどこ?何時から規制?いつまで混む?

ここが一番みんな知りたいところだと思うので、時間と場所で整理します。
※日付は2025年10月31日(金)〜11月1日(土)朝の話です。

① 車両通行止めになるエリア

  • 渋谷駅前スクランブル交差点まわり
  • 宮益坂下交差点あたり
  • 道玄坂エリア・井の頭通り周辺など、中心部の道路

警視庁は「10月31日(金)夕方〜11月1日(土)早朝の間、渋谷駅周辺は交通対策をとる」と発表していて、赤枠エリアの一部の道路は黒枠で示された場所が車両通行止めになるとしています。

渋谷区側の説明でも、「宮益坂下~渋谷駅前スクランブル交差点周辺の主要道路は、おおむね16時ごろから警備終了まで車両通行止めになる」とされています。

つまり、仕事や配達などで夜にクルマを入れるのはかなり厳しいと考えたほうがいいです。

② 歩行者の動線も制限される

  • 混雑がピークっぽい場所(センター街・スクランブル交差点・ハチ公前など)は、人の流れを止めたり、回したり、立ち止まらせないように誘導されます。
  • 駅の出入口自体が一時的に閉じられたり、逆に「ここからしか出られません」と指定されることがあります。

つまり、友だちと「ハチ公前のとこ集合で〜」みたいなノリは、今年ほぼ機能しません。そもそもハチ公像周辺は仮囲いで近づけない状態ですし、ハチ公改札からハチ公広場方向にも直接は出られない見込みです。

③ 規制の時間帯は?

  • 車両通行止め:10月31日(金)夕方〜11月1日(土)早朝
    → 具体的には、16時ごろから翌朝までなど、夜から明け方まで長いです。
  • 歩行者の流れのコントロール:10月31日(金)夜〜11月1日(土)早朝のピーク帯
    → 19時〜翌5時にかけて監視台・誘導員が集中します。
  • ハチ公像の囲い:10月30日(木)朝6時ごろ〜11月1日(土)夕方ごろ
    → 31日当日だけじゃなく、前日からもう「見れない・撮れない」状態。

渋谷は31日(金)がハロウィン本番&週末前夜なので、特に人が集中すると予測されています。
ピーク時間帯(19時〜深夜〜翌2〜3時あたり)は、そもそも「歩いても進まない」「どこにも座れない」「トイレが長蛇の列」みたいな状態になることが想定されています。

つまり「さっと行ってさっと写真撮って帰る」も、実はかなり難しいです。写真スポットもふさがり、移動もしづらいからです。


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4. 渋谷で何が禁止?「これやったらアウト」リスト

ここが一番トラブルになりやすいところなので、はっきり書きます。
「え、これくらい大丈夫でしょ?」と思いやすい行為ほど、今年はアウトです。

① 路上飲酒(夜)

  • 18時〜翌5時の時間帯、渋谷駅周辺などの公共の場所(道、広場、公園など)で飲酒することは禁止です。
  • 「缶ビール1本だけ」「友だちと乾杯してるだけ」でも、基本的にはやめてくださいと言われる対象です。
  • さらに10月31日の夜は、そもそもその場で買える酒も減らされます。区は周辺58店舗に「その時間の酒販売は控えてください」とお願いしており、実際に棚からお酒が下げられるケースもあります。

② 立ち飲み・たむろしての長時間滞留

  • ハチ公前広場など“有名スポット”で立ち止まって騒ぐのは、かなり厳しく見られます。そこには監視台が置かれ、警備員や警察が「止まらないでください」「流れてください」と声をかけてきます。
  • 座り込んだり、道端に集まって大声を出していると、すぐに注意される可能性が高いです。

③ 路上での酒・タバコの売買、客引き

  • 路上での無許可販売、客引きなども重点的にチェックされます。区の職員と警備員がパトロールし、注意喚起を行います。
  • 渋谷駅周辺の公衆喫煙所(渋谷駅前・宮益坂下・旧モヤイ像の喫煙所など)は、10月31日〜11月1日の早朝にかけて封鎖予定です。
    つまり「じゃあ喫煙所行こう」も使えない時間帯があります。

④ 電動キックボードなどのシェアサービス

  • シェア型の電動キックボード(LUUPなど)は、10月30日17時〜11月1日5時ごろまで、渋谷駅周辺15カ所のポートで貸し出し・返却そのものを制限する予定が出ています。
    つまり「人混みを抜けるためにキックボードで移動」は基本できないモードです。

⑤ ゴミの放置

  • 渋谷区はごみの集積場所(例えば宇田川交番前・ハチ公広場前など)を設置して、ボランティア清掃も入れる予定ですが、逆にいうとそれ以外の場所へのポイ捨てはかなり目立ちます。
  • 「缶1本くらい大丈夫でしょ」みたいな軽いノリはすぐ注意されます。

まとめると、2025年の渋谷ハロウィンは「路上で勝手に飲み会する文化」を完全に止めにきている、ということです。

“お祭り”というより“取り締まりが機能している繁華街”に近いです。


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5. 子ども連れ・観光だけ・写真目的はどうすればいい?

では、普通に観光したい人や親子連れは、どう考えればいいでしょうか。

昼間はまだマシ

昼間(特に10月31日の日中)は、そこまで過激な規制は入っていません。問題は夜です。夜は人が一気に増えて、音も匂いも押し合いも、一気に“大人の現場”になります。

小さい子どもがいる場合は、夜の渋谷センター街周辺は避けるのが安全です。人混みで迷子になる・押される・泣く、という可能性が高いからです。

ハチ公は見えない

観光の定番「ハチ公と写真」は、10月30日(木)〜11月1日(土)にかけては諦めてください。像は仮囲いで完全に隠されていて、そもそも近づけません。

「ハチ公に会いに渋谷行こうね」と子どもに約束している親は、本当に注意してください。現地で「なんでいないの?」ってなるパターンが今年は多いはずです。

待ち合わせ場所は再考しておく

ハチ公前は使えません。スクランブル交差点も人で埋まりやすく、立ち止まりも止められやすいです。

もし友人と会うなら「駅ビルの中の〇階のカフェで集合」など、“屋内でわかりやすい店”を最初から決めておくほうがスムーズです。これは本当に大事です。

トイレ・着替え場所はほぼない

仮設トイレやコスプレの着替えスペースは、区は設置しない方針です。

つまり「現地で着替えればいいや」は通用しません。屋外での着替えは当然アウト扱いになりますし、お店のトイレに長時間こもればトラブルになります。

これを全部聞くとわかると思いますが、今年の渋谷ハロウィンは「ふらっと立ち寄って楽しめる街イベント」というより、「準備も計画もなしで来ると逆にストレスになる場所」です。


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6. それでも行きたい人へ:最低限のサバイバル術

「それでもどうしても渋谷の空気を感じたい」という人向けに、リスクを下げるポイントを書きます。これはあくまで“トラブル回避の生活アドバイス”です。

  1. ピークの19時〜深夜2時ごろは避ける
    この時間は、警備・監視・規制・人混みが全部フル稼働モードになります。
    行くなら夕方前に少し街の雰囲気を見て、夜本格的に混む前に離れる、という動きが現実的です。
  2. お酒は店内で完結させる
    路上飲酒は18時〜翌5時に禁止です。
    どうしても飲みたいなら、ちゃんと飲食店の中で飲んでください。外へ持ち出さない。缶や紙コップを手に外へ出ると注意される可能性があります。
  3. 移動経路は“予備ルート”を持つ
    「この出口から出られない」「ここ通れない」「ここ車入れない」が普通に起きます。
    待ち合わせ場所が塞がれたときの第2候補・第3候補を決めておきましょう。スマホが圏外級に重くなる(回線が詰まる)時間帯もあるので、事前に共有しておくのが安心です。
  4. 荷物を減らす
    人混みの中で大きな荷物は危険です。押されたときに倒れやすいし、スリ被害のリスクにもなります。
    斜めがけの小さめバッグ+スマホ+財布だけ、くらいの装備が安全です。これは毎年言われている“渋谷ハロウィンの基本装備”です。
  5. 子どもは基本、夜は連れていかない
    夜は音量・視界・人の圧がまったく違います。大人でも呼吸しづらく感じるくらいの密度になることがあるので、小さな子にとっては純粋に危険です。
  6. 「写真を撮るだけ」のはずが長時間拘束されることもある
    ハチ公像はそもそも見えませんし、スクランブル交差点も立ち止まりは注意されます。
    「一瞬で撮って帰る」は、もう今年の渋谷では難しいと考えてください。

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7. まとめ

今年の渋谷ハロウィンは、いままでの「渋谷=仮装と路上飲みで大パーティー」というイメージから、完全に方向転換しています。

キーワードは「迷惑ハロウィーン禁止」。渋谷区は、「そういう目的の人は来ないで」と公的に発信しています。

具体的なポイントはこうでした。

  • 夜の路上飲酒は禁止(18時〜翌5時)。10月31日の夜はお酒も買いにくい。
  • 10月30日朝〜11月1日夕方まで、ハチ公像は囲いで見えない・近づけない。
  • 10月31日夕方〜11月1日早朝は、スクランブル交差点周辺や宮益坂下などが車両通行止め。16時ごろから規制開始の想定。
  • 駅の出入口や歩行ルートも制限される。ハチ公改札→ハチ公前は普通に出られない想定。
  • 監視台・警備員125人・区職員90人・DJポリス級の警戒で、“その場にたまる”こと自体が止められる。
  • キックボード等のシェアモビリティも駅周辺では30日〜11月1日の朝にかけて制限。

結局のところ、いまの渋谷ハロウィンは「勝手に盛り上がる日」ではなく、「事故を出さずにどうやって夜を乗り切るか」という“管理の現場”です。

もしあなたが「渋谷で飲んで騒いで、路上で写真撮ってSNSにあげたい」というイメージで向かうなら、今年の渋谷はほぼ楽しめないどころか、ただただ動きにくくて、注意されて、ストレスだけたまる場所になると思います。

逆に、

  • 「仕事・買い物でどうしても行く」
  • 「昼だけちょっと寄る」
  • 「夜のピーク前に空気だけ感じて帰る」

という計画なら、まだコントロールしやすいです。

最後にもう一度だけ。
“渋谷ハロウィンに行くべきか?”という質問に対して、2025年の正解は「夜の渋谷に“遊び目的だけで”行くのはやめたほうがいい」です。 渋谷区自身がそういう人たちに対して「来ないで」と言っている。これはもう、公式のメッセージなんです。

安全第一で、ちゃんと帰ってくださいね。

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