最近ドラマやCMで八木莉可子さんを見るたびに、まっ先に目がいくのが「太くて三角っぽい眉毛」ではないでしょうか。
・「なんであんなに太いままにしてるんだろう?」
・「整えたらもっと“量産型美人”になりそうなのに」
・「でも、あのままがめちゃくちゃかわいい…!」
そんなふうに、ちょっと不思議だけど、気になって仕方がない存在感のある眉。それが八木莉可子さんの“三角眉”です。
ネット上でも「変じゃない?」「いや、そこがいい!」と賛否が飛び交いながらも、「あの眉があるから印象に残る」「ナチュラルで好き」という声が目立ちます。
この記事では、
- 八木莉可子さんってどんな人?
- 「太い三角眉」がかわいいと言われる理由
- あえて剃らない・細くしないのはなぜ?
- 真似しやすい“ナチュラル美人”風メイクのポイント
- 自分のコンプレックスを「チャームポイント」に変える考え方
を解説していきます。
「自分の眉や顔にコンプレックスがある…」という人ほど、最後まで読んでみてください。
きっと「このままの自分でもいいかも」と、少しラクになれるはずです。
八木莉可子ってどんな人?ざっくりプロフィール
まずは簡単に、本人のことから整理しておきましょう。
- 名前:八木 莉可子(やぎ りかこ)
- 生年月日:2001年7月7日(七夕生まれ)
- 出身地:滋賀県
- 身長:170cmのスラッとしたモデル体型
- 職業:ファッションモデル・女優
- 所属事務所:エイジアクロス
2015年、「#THE NEXT ASIACROSS MODEL AUDITION 2015」でグランプリを受賞し芸能界入り。
翌年にはポカリスエットのCMキャラクターに起用され、「透明感のある新人」として一気に注目されました。
その後はティーン誌「Seventeen」の専属モデルとして活躍しつつ、ドラマや映画にも出演。
いまは「女優×モデル」として、幅広い世代から支持を集めています。
そんな彼女のビジュアルを語るうえで、絶対に外せないのが「太くてしっかりした三角眉」。
まさに“トレードマーク”とも言える存在です。
「太い三角眉」ってどんな眉?特徴を言葉で解剖してみる
八木莉可子さんの眉を、あえて“研究者目線”で細かく見てみると、こんな特徴があります。
- 眉頭(目頭の上あたり)がしっかり太い
- 眉の中間あたりで、ふわっと角度がついて“山”ができる
- 眉尻はスッと細くなりつつも、全体のラインはまっすぐめ
- 色は真っ黒ではなく、地毛らしい自然な濃さ
- 「書きました!」というより“生えてます!”感が強い
いわゆる「平行眉」や「韓国っぽい眉」とは違って、
どちらかというとクラシックで、少しキリッとした印象のある眉です。
それなのに、冷たい怖さではなく、
- やさしさ
- 素直さ
- 自然体
といったイメージまで伝わってくるのが不思議なところ。
このギャップこそが、「あの眉、なんかかわいい…」と感じてしまう理由の一つです。
「太い三角眉」がかわいく見える5つの理由
では具体的に、なぜあの太い三角眉が「かわいい」と感じられるのでしょうか。
ポイントを5つに分けて解説します。
透明感のある顔立ちとの“コントラスト”がちょうどいい
八木さんは、肌の透明感が高く、目鼻立ちはくっきりしすぎず、どちらかというと「素朴系の美人」。
そこに太めの三角眉が入ることで、
- ぼんやりせず、顔全体がキュッと締まる
- 優しいだけじゃなく「芯のある女性」に見える
という効果が出ています。
もし眉まで細くて淡かったら、
「かわいいけど印象が薄い」「よくいるモデルさん」になってしまったかもしれません。
あえて“強めのパーツ(眉)”をひとつ入れることで、
全体のバランスがむしろよくなる、という良い例です。
目の表情が豊かに見える
眉は、感情を一番はっきりと出してくれるパーツです。
- 眉が上がる → 驚き、うれしさ
- 眉が下がる → しょんぼり、困った表情
- 眉間が寄る → 真剣、怒り、不安
など、ほんの数ミリ動くだけで、顔の印象がガラッと変わります。
太くて三角な眉は、その「動き」がとても分かりやすいので、
- ちょっと笑っただけでも「楽しそう!」が伝わる
- 眉をキュッと寄せると「真剣さ」や「切なさ」が一気に出る
という、演技にとって大きな武器になります。
モデルや女優として、表情で魅せる仕事をしている八木さんにとって、
この“表情が豊かに見える眉”は、まさに最強のパーツと言えます。
「個性=覚えやすさ」になっている
芸能界には、きれいな人、かわいい人が山ほどいます。
その中で視聴者の記憶に残るには、
- 髪型
- しゃべり方
- ファッション
- 雰囲気
など、何かしら“強い個性”が必要です。
八木さんの場合、それが「太い三角眉」。
実際、ネット記事でも「三角眉毛が印象的」「トレードマーク」といった言い方をされていて、
“顔を思い出すためのフック”になっていることがわかります。
「あのポカリのCMの、眉がキリッとした子」
「あの三角眉の女優さん」
そうやって覚えてもらえるのは、芸能の世界では大きな強みです。
トレンドではなく「自分らしさ」を感じる
ここ数年のメイクトレンドは、
- ふんわり平行眉
- 明るめの眉マスカラ
- 眉頭もぼかして“フワッと”仕上げる
といった、“柔らかくてナチュラル”な方向が主流です。
もちろんそれも可愛いのですが、
街を歩いていると「みんな同じ顔」に見えることもありますよね。
その中で、八木さんのような
- 黒髪
- 地毛感のある太眉
- しっかり角度のある三角眉
というスタイルは、「トレンドに流されない、自分の魅力をわかっている人」という印象を与えます。
自分の顔立ちをよく理解して、あえて“ちょっと外した”眉を選んでいる感じが、
大人から見るととてもカッコよく、魅力的に映るのです。
人相学的にも「エネルギッシュで前向き」と言われる形
おもしろいのは、人相学の世界では、
女性の三角眉は「エネルギッシュで、心身ともにタフ」「前向きな性格」とされること。
もちろん科学的に証明された話ではありませんが、
- ハツラツとしている
- お仕事に対して前向き
- くじけずチャレンジし続ける
といったイメージは、八木さんのキャリアや雰囲気ともよく重なります。
「顔つき」から伝わるパワフルな印象が、
私たちの「なんか好き」「応援したくなる」という感情を、そっと後押ししているのかもしれません。
なぜ「あえて剃らない」の?三角眉に込められたこだわり
「ここまで売れているのに、なんで眉を細く整えないの?」
と不思議に思う人も多いはずです。
ここからは、「なぜあえて剃らないのか?」というポイントを、
インタビューや番組情報、周囲の分析をもとに整理してみます。
もともと地眉で、事務所も「セールスポイント」にしている
八木さんの三角眉は「メイクで作っている」わけではなく、
もともとの地眉(生まれつきの眉)の形がベースになっていると紹介する記事があります。
ドキュメンタリー番組「情熱大陸」で素顔が映った際にも、
ほぼノーメイクでありながら、やはりあの三角眉が印象的だったと話題になりました。
つまり、
- 無理して“描いている”のではなく、地眉を活かしている
- 事務所やメイクさん側も、「八木莉可子=三角眉」という“売り”として見ている
と考えられます。
芸能界では、
- 八木さん → 三角眉
- 別の女優さん → 涼しげタレ目
- さらに別の人 → ショートヘア
のように、ひとつ目立つパーツを“キャラ付け”として大事にすることはよくあります。
「ピュアでナチュラルな美しさ」を打ち出すイメージ戦略
いくつかの考察系記事では、
- 自然体・ピュアなイメージを打ち出すための戦略
- 「無理にいじらない」スタイルの方が、時代の空気に合っている
といった見方も紹介されています。
たしかに、今は
- 「盛りすぎ」より「素の良さを活かす」
- 「加工顔」より「その人らしさ」
を好む風潮が、若い世代を中心に強まっています。
そう考えると、
流行りだからといって、眉まで“量産型”にしない
というスタンスは、まさに今の時代にピッタリです。
「ちょっとクセがあるほうが、人間らしくていい」
そんな価値観を体現しているようにも見えます。
「自分の顔を好きでいる」というメッセージ
もうひとつ大きいのは、
コンプレックスになりがちなパーツを、そのまま“チャームポイント”として受け入れている
ように見えるところです。
実際に、「眉を整えたらもっと普通の美人になれそう」という声もある一方で、
「今のままだから魅力的」「いじらないでほしい」というファンの声も少なくありません。
- “世間ウケしそうな顔”に寄せるのではなく、
- “自分の良さを信じて伸ばす”
という選択は、とても勇気がいることです。
だからこそ、同じようにコンプレックスを抱えている人にとって、
八木さんの存在そのものが「自分らしくいて大丈夫だよ」というメッセージになっているのでしょう。
八木莉可子風「ナチュラル美」の作り方|マネしやすい5ステップ
ここからは、大人でもトライしやすい「八木莉可子風・ナチュラル美人メイク」のポイントを、できるだけシンプルにまとめます。
※あくまで「雰囲気を寄せる」イメージです。
全く同じ顔になるわけではないですが、「自然体でもキレイ」を目指すヒントとしてどうぞ。
ステップ1:ベースメイクは「素肌7割・ファンデ3割」
八木さんの印象と言えば、とにかく透明感のある肌。
- 厚塗りファンデ → 一気に“別人感”が出てしまう
- シミやクマを全部消そうとしない → 「生きてる肌感」を残す
くらいの気持ちで、
- 保湿をしっかりする
- 下地または日焼け止めをムラなく塗る
- 気になるところだけコンシーラー
- 仕上げに、顔の中心だけ軽くパウダー
という“引き算ベースメイク”がおすすめです。
ステップ2:眉は「いじりすぎない」+「ちょっとだけ整える」
一番大事なポイントです。
- まず抜き・剃りすぎない
- 眉頭〜眉山までの太さは、大きく変えない
- どうしても気になる“飛び出し毛”だけ少しカット
- スクリューブラシ(アイブロウブラシ)で毛流れを整える
- 上方向 → ふんわり立ち上がり
- 中〜眉尻 → 斜め下に流す
- 足りないところだけ、細いペンシルやパウダーで“隙間を埋める”イメージ
- しっかり眉山を作る
- 眉尻をスッと細くする
という2点を意識すると、
八木さんのような“凛とした三角眉シルエット”に近づきやすくなります。
「変えよう」とするのではなく、「活かそう」とする
このスタンスが、ナチュラル美を作る一番のコツです。
ステップ3:目元は「ライン控えめ・まつげ主役」
八木さんのメイクは、派手なアイシャドウよりも、
まつげや目の形そのものを活かしている印象があります。
- アイライン → まつげの隙間を埋める程度(インライン中心)
- マスカラ → まつげの根元を立ち上げる、長さを少し足す程度
- シャドウ → ベージュや淡いブラウンで、影を足すイメージ
「目を大きく見せよう!」とがんばりすぎると、
せっかくのナチュラルな眉・肌とのバランスが崩れてしまいます。
「近くで見たときに、なんかキレイ」くらいの控えめさがちょうどいいです。
ステップ4:リップ&チークは「血色感>発色」
- 濃い赤リップ
- しっかり発色チーク
も可愛いのですが、ナチュラル美を目指すなら、
- 自分の唇の色がうっすら透けるくらいのリップ
- 肌の内側からにじむような淡いチーク
の方が、雰囲気が出ます。
- コーラル系(オレンジ寄りピンク)
- ベージュピンク
- くすみローズ
など、自分の肌の色になじむカラーを1〜2色見つけておくと、“すっぴん風なのにちゃんとキレイ”が作りやすくなります。
ステップ5:髪と姿勢で「全体の雰囲気」を整える
意外と忘れがちですが、
**髪・姿勢・ファッションも含めて「ナチュラル美」**です。
- 髪:ツヤを意識。巻きすぎず、ストレート〜ゆる巻きぐらい
- 姿勢:猫背を直すだけで、顔の印象が2割増しになる
- ファッション:色数をしぼり、シンプルなアイテムを中心に
眉やメイクだけがナチュラルでも、
服がゴテゴテだと「なんかちぐはぐ」になってしまいます。
逆に言えば、全体をシンプルにまとめておけば、
少し太めの眉でも「洗練された雰囲気」に見せやすくなります。
コンプレックスを「チャームポイント」に変える考え方
ここまで読んで、「でも私の眉はただの“太いボサボサ眉”で…」と思った方もいるかもしれません。
そんなあなたに、八木莉可子さんの三角眉から受け取れる“メッセージ”を、3つだけお伝えします。
「みんなと同じ=正解」ではない
- 細眉が流行っている時代
- 平行眉が流行っている時代
どんな時代にも、“その時の正解っぽい顔”があります。
でも、それに全員が合わせてしまうと、
- 個性が消える
- 覚えてもらえない
- 自分でも「なんか違う」とモヤモヤする
ということが起きがちです。
八木さんは、あえて流行に眉を寄せず、
「私はこの三角眉でいきます」
と選んだように見えます。
その結果、「あの眉の子」という強烈な印象を手に入れました。
「浮く」ことを怖がりすぎないこと。
むしろ少しだけ浮いているほうが、魅力になることもあるのです。
“欠点”は、他人から見ると“羨ましい武器”かもしれない
自分では
- 太い
- 濃い
- 形が変
と思っている眉でも、他人からすると
- 「印象に残ってうらやましい」
- 「しっかり毛があるのが逆にいい」
- 「アイブロウコスメに頼らなくて済むのが羨ましい」
と見えていることが少なくありません。
実際、八木さんの眉についても、
- 「変だと思ってたけど、見てるうちに好きになった」
- 「自分も太眉のままでいい気がしてきた」
という声が増えてきています。
まずは、
「このパーツ、もしかしたら私の武器かもしれない」
と、少しだけ視点を変えてみるところから始めてみてください。
“整える”より先に、“好きになろうとする”ことが大事
もちろん、メイクである程度形を整えたり、
プロに相談して似合う眉に近づけてもらうのもアリです。
ただ、
- 「嫌いだから隠す・消す」
よりも - 「どう活かせば好きになれるかな?」
と考えたほうが、最終的に自分の顔と仲良くなれます。
八木さんの三角眉は、その象徴のような存在です。
まとめ
最後に、この記事のポイントをギュッとまとめます。
そして何より大切なのは、
みんなと同じ“正解の顔”を目指さなくていい
自分だけの「ちょっと変かも」を、大事にしてみる
ということです。
八木莉可子さんの太い三角眉は、
「整えない勇気」から生まれた、最強のチャームポイント。
あなたの中にも、まだ気づいていない“原石のパーツ”がきっとあります。
今日から少しずつ、「どう隠すか」ではなく「どう活かすか」を考えてみませんか?


