2025年の福島市長選で当選し、一気に注目を集めている馬場雄基(ばば・ゆうき)さん。
ニュースでは馬場さん本人のことが多く取り上げられますが、「奥さんってどんな人なんだろう?」と気になった方も多いと思います。
実は、馬場さんの妻・髙橋菜里(たかはし・なり)さんも、とても魅力的でパワフルな女性です。
このブログでは、
- 髙橋菜里さんはどんな人なのか
- 2人の出会い(馴れ初め)はどこだったのか
- 結婚から政治活動まで、夫婦でどう歩んできたのか
をまとめていきます。
※プライベートな部分については、本人や公的なサイトで公開されている情報のみを使い、憶測や噂話には踏み込まないようにしています。
馬場雄基さんの簡単プロフィール
まずは、夫である馬場雄基さんがどんな人なのか、ざっくり整理しておきましょう。
- 名前:馬場 雄基(ばば ゆうき)
- 生年月日:1992年10月15日(33歳・2025年時点)
- 出身:福島県郡山市
- 学歴:慶應義塾大学 法学部政治学科 卒業
- 経歴:三井住友信託銀行 → 松下政経塾 → 衆議院議員(2期) → 福島市長
- 特徴:平成生まれ初の国会議員として話題に
若くして国政に飛び込み、今は福島市長として市政のトップに立つ、まさに「チャレンジ型の政治家」です。
そんな馬場さんを、プライベートで支え続けているのが、今回の主役である妻・髙橋菜里さんです。
馬場雄基の妻・髙橋菜里さんはどんな人?
管理栄養士で「食と健康」の専門家
髙橋菜里さんは、管理栄養士として活動している「食と健康のプロ」です。
- 出身地:埼玉県さいたま市
- 大学:東京家政大学 家政学部 栄養学科 卒業
- 資格:管理栄養士
- 経歴:
- 中学生のときの入院体験をきっかけに、食と健康の大切さに目覚める
- 大学時代から震災支援や食のNPO活動に参加
- 卒業後、松下政経塾 第38期生として入塾
病院での食事に助けられた経験から、「食事って、人の“生きる力”を支えるんだ」と実感し、食の道に進んだそうです。
プロフィールを見ると、
食のバリアフリーを実現する
という言葉が出てきます。
これは、「アレルギーや病気などで食事に制限がある人も、安心して美味しく食べられる社会をつくりたい」という思いが込められた言葉です。
「しょくすり」運営者としても活躍
菜里さんは、食と健康の知恵袋サイト「しょくすり」を運営しています。
- コンセプトは「食事はいちばんのくすりになる」
- 和食を中心に、体にやさしいレシピやコラムを発信
- 予防医学ならぬ「予防食学」という考え方を広めている
さらに、
- 食と健康に関する講演
- 企業や自治体と協力した商品開発やイベント
- YouTubeやSNSでの情報発信
など、活動はとても幅広いです。
楽天レシピでも「髙橋菜里(管理栄養士)」名義で多数のレシピを公開しており、
「自然と笑顔になれて、続けると自然と健康になれるレシピ」を日々研究していると自己紹介しています。
本も出版している
また、菜里さんは
- 『がんばらないおせち』
という本も出版しています。
「伝統的な和食を、若い世代にも手軽に作ってもらいたい」という思いから生まれた本で、Amazonのランキングで複数部門1位を獲得したと紹介されています。
管理栄養士+松下政経塾出身+起業家+著者
という、かなりハイスペックな方であることが分かりますね。
馬場雄基さんと髙橋菜里さんの「馴れ初め」
出会いは「松下政経塾」の同期
2人の出会いの場は、松下政経塾です。
- 馬場雄基さん:松下政経塾 第38期生
- 髙橋菜里さん:同じく第38期生
つまり、同期として同じ時期に入塾し、一緒に研修を受けてきた仲です。
松下政経塾は、政治家や社会起業家など「社会を良くしたい人」を育てる場として有名で、
- 合宿のような共同生活
- 自分のテーマを決めて、全国を回りながら現場を学ぶ
- 講義やディスカッションがとても多い
といった、とても濃い環境で数年間を過ごします。
そんな場で、同じ「食」「健康」「地域」「復興」といったテーマに関心を持つ2人が、
自然に惹かれ合っていったことは、想像しやすいですよね。
共通点は「人の暮らしを良くしたい」という軸
2人のプロフィールを並べてみると、共通点がはっきり見えてきます。
- 馬場さん:福島の復興、住民主体のまちづくりをライフワークに
- 菜里さん:食のバリアフリーや「予防食学」で、人の健康と暮らしを支えたい
どちらも、
「目の前の生活を、少しでも良くしたい」
という、とても現場目線のテーマを大事にしているのが特徴です。
おそらく、松下政経塾での研修の中で、
- 被災地や農村、地域の現場を一緒に回ったり
- 夜遅くまで議論をしたり
- それぞれのテーマについて、お互いに意見をぶつけ合ったり
するうちに、
「志を共有できる相手」としての信頼関係が育っていったのではないかと考えられます。
※ここは、公開された情報から読み取れる範囲での「推測レベル」の話なので、具体的なエピソード(いつどこで告白したか、など)は分かりません。
結婚はいつ?公式の「結婚報告」から分かること
2021年4月に結婚を公表
馬場雄基さんは、2021年4月25日に自身のX(旧Twitter)で、髙橋菜里さんとの結婚を報告しています。
投稿では、
- かねてよりお付き合いしていた髙橋菜里さんと結婚したこと
- 2人ともまだ未熟だけれど、これからも見守ってほしいこと
などが、シンプルな言葉で綴られていました。
また、その投稿には、菜里さんのサイト「しょくすり」へのリンクも貼られており、
「妻はこういう仕事をしている人です」と、きちんと紹介しているのも印象的です。
結婚からすぐに選挙モードへ
一部のネット記事によると、
- 結婚から数か月後には、馬場さんに衆議院選挙への出馬要請が来た
- 新婚旅行や結婚式をゆっくりする時間もないほど、政治活動が忙しくなった
といった経緯が紹介されています。
語り場プロジェクトのインタビューでは、
- 福島市に新居を構えていたタイミングで出馬要請が来た
- 「どう断ろうか」を妻に相談したら、「びびっているだけでしょ」と背中を押された
というエピソードも語られています。
この一言が、
「実践者として現場でやっていきたい」と考えていた馬場さんの背中を押し、
国政への挑戦を決意するきっかけになったといいます。
つまり、
「妻の一言が、馬場雄基という政治家の大きな転機をつくった」
といっても過言ではありません。
妻・髙橋菜里さんはどんな結婚観・仕事観の持ち主?
ここからは、菜里さん自身のサイトやインタビューから読み取れる、「価値観」の部分をまとめてみます。
「食事はいちばんのくすり」=日常を大事にする人
「しょくすり」のコンセプトは、何度も出てきますが、
食事はいちばんのくすりになる
というシンプルな一言です。
これは、
- 特別なサプリや高級食材よりも
- 毎日のごはんを大事にすることが、いちばんの健康法
という考え方です。
この思想は、そのまま「結婚生活」にも通じていそうですよね。
- 豪華なイベントより、普段の食卓
- 派手な言葉より、毎日の行動
- 目立つパフォーマンスより、地道な積み重ね
こうした価値観を持っているからこそ、
選挙や政治活動で忙しい夫を、日々の生活面から支えることができているのかもしれません。
「食のバリアフリー」を掲げる、人に寄り添う態度
菜里さんはプロフィールの中で、
食のバリアフリーを実現する
というミッションを掲げています。
- アレルギーがある人
- 病気で食事の制限がある人
- 経済的な理由で、食事の質を高めにくい人
など、さまざまな状況に置かれた人たちに、
「ちゃんと食べられる」「楽しく食べられる」環境をつくることを目指しているんですね。
この「バリアフリーの発想」は、
きっと夫婦関係や、福島での地域活動にもつながっています。
- 高齢者や子ども
- 被災地の住民
- 忙しくて自炊が難しい家庭
など、いろいろな立場の人の目線で、「どうしたら暮らしが楽になるか」を考えられる人だと感じます。
2人の現在と、子どもはいるの?
子どもについて公表された情報は?
2025年11月時点で、公式プロフィールや本人発信の場では、
「子どもがいる」という情報は見当たりません。
ネットメディアの中には「子どもはいないようだ」と書いているものもありますが、
いずれも推測ベースであり、本人が明言しているわけではありません。
子どもに関することは非常にプライベートな領域なので、
このブログでは、
「少なくとも、公的な場では子どもについての情報は公開されていない」
という事実だけを書き、
それ以上の憶測(なぜいないのか・今後どうするのかなど)は控えます。
夫婦の今:政治と「食」が交わる暮らし
現在、馬場雄基さんは福島市長として、
福島の復興や地域の未来づくりに取り組んでいます。
一方、菜里さんは、
- 福島や東北の食材を生かしたレシピ
- 免疫力を高める食事、予防食学
- 地域イベントや講演
などを通して、「食」から地域を元気にする活動を続けています。
福島は、震災と原発事故の影響から、
「食の安全」や「風評被害」というテーマが、いまだに大きな課題です。
- 政治の側から制度やインフラを整える馬場さん
- 食の専門家として、日々の生活レベルから健康と安心を支える菜里さん
2人の仕事は、まったく別のようでいて、実は深くつながっています。
ある意味で、
「福島の未来をつくるプロジェクトを、一緒に進めている夫婦」
と言えるのではないでしょうか。
馬場雄基&髙橋菜里夫妻から見える「これからの夫婦像」
最後に、2人の歩みから感じられる「これからの夫婦像」について、少しだけ考えてみます。
① お互いに「自分の軸」を持ちつつ、支え合う
2人とも、
- 馬場さん:復興・まちづくり・政治
- 菜里さん:食・健康・予防食学
と、それぞれにハッキリした軸を持っています。
どちらかがどちらかに完全に合わせて生きるのではなく、
「自分の専門分野を大事にしながら、相手の挑戦も応援する」
というスタンスが伝わってきます。
実際、馬場さんが出馬を迷っていたときに、
菜里さんが「びびっているだけでしょ」と背中を押したエピソードは象徴的です。
これは、「政治家の妻だから支える」という一方的な関係ではなく、
「同じ船に乗るパートナーとして、必要な時に本音で意見を言う」
という関係性ですよね。
② 「家族」と「地域」をセットで考える生き方
2人の活動を見ていると、
- 家庭のこと
- 仕事のこと
- 地域のこと
が、きれいに切り離されているわけではなく、
むしろ全部をセットで考えている印象があります。
- 福島で暮らしながら、福島の復興・健康・食を考える
- 自分たちが食べるごはんから、地域の農業や一次産業に目を向ける
- 政治のテーマと、日々の生活のテーマをつなげて考える
こうした「暮らしと政治」「暮らしと食」が近い距離にある生き方は、
これからの地方での暮らし方の一つのモデルにもなりそうです。
③ 「完璧な夫婦」ではなく、「チャレンジし続ける夫婦」
メディア記事やSNSを見ていると、
2人は決して「完璧でスキのない理想夫婦」として描かれているわけではありません。
- 震災からの復興という、終わりの見えない課題に向き合い続ける
- コロナ禍や物価高の中で、食や健康の発信を続ける
- 選挙のたびに、大きなプレッシャーと向き合う
むしろ、
「悩みながら、迷いながら、それでも進む夫婦」
という方が近いかもしれません。
だからこそ、
同じように仕事や家庭で迷いを抱える私たちにとっても、
共感しやすい存在なのではないでしょうか。
まとめ:馬場雄基さんの妻・髙橋菜里さんは、「食で人を支える」頼れるパートナー
この記事の内容を、あらためて整理してみます。
政治家の妻というと、
「裏方で静かに支える」というイメージを持つ方もいるかもしれません。
しかし、
髙橋菜里さんは、
- 自分の専門分野を持ち
- 自分の言葉で発信し
- それでも夫の挑戦を全力で支える
という、「相棒タイプ」のパートナーだといえそうです。
福島の復興も、日本の未来も、
こうした「志を共有する夫婦」が少しずつ増えていくことで、
少しずつ前に進んでいくのかもしれません。
今後も、
馬場雄基さんの政治活動とともに、
妻・髙橋菜里さんの「食と健康」の取り組みにも注目していきたいですね。



