2025年11月、Perfume・あ〜ちゃんの結婚相手として一気に名前が広がったのが
「吉田カバン(PORTER)」を手がける株式会社吉田の4代目社長・吉田幸裕(よしだ・ゆきひろ)さんです。
ニュースを見て、こんなことが気になった人も多いはずです。
- どんな会社の社長なの?
- 大学はどこ? やっぱりエリートなの?
- 「吉田カバン」の家柄って、どれくらいすごい家なの?
この記事では、公開されている情報だけをもとに、
吉田幸裕社長の「プロフィール・大学・家柄」を整理していきます。
※ウワサ話や確証のない情報には踏み込まず、
公式情報や信頼できるメディアで出ている内容だけをベースにしています。
まずはプロフィールをざっくり整理
基本プロフィール
いくつかの記事や会社情報をまとめると、吉田社長の基本情報はこんな感じです。
- 名前:吉田 幸裕(よしだ・ゆきひろ)
- 生まれ年:1984年ごろ(2025年時点で41歳)
- 出身地:東京都
- 職業:株式会社吉田 代表取締役社長(4代目)
- 会社ブランド:
- PORTER(ポーター)
- LUGGAGE LABEL(ラゲッジレーベル)
- POTR(ポーター) など
- 会社の創業:1935年(祖父・吉田吉蔵さんが創業)
- 社長就任:2020年前後、36歳ごろで4代目社長に就任
「吉田カバン」という名前の方が有名ですが、
会社名は「株式会社吉田」です。
東京・東神田に本社があり、
かばんの製造・卸・小売を行う老舗メーカーです。
どんな会社のトップなの?
「PORTER」のロゴが入ったナイロンのショルダーバッグやリュックは、
一度は見たことがある人も多いと思います。
- 国内の工場で職人さんがていねいに作る
- 長く使っても壊れにくく、修理にも対応
- ビジネスバッグからカジュアルなバッグまで幅広いラインナップ
こうした特徴がある、日本を代表するかばんブランドのトップが、
吉田幸裕社長です。
大学はどこ? 学生時代はスポーツもバリバリ
出身大学は「慶應義塾大学」
ネットメディアやスポーツ関連の記録などを総合すると、
吉田幸裕さんは慶應義塾大学の出身とされています。
公式プロフで「慶應卒」とはっきり書かれているわけではありませんが、
- 慶應の柔道/相撲関連の記録に「吉田幸裕」の名前がある
- ニュース系サイトで「慶應義塾大学出身」と紹介されている
といった点から、慶應義塾大学に在籍していた可能性がかなり高いと考えられます。
柔道部・相撲部で活躍していた可能性
慶應の体育会の記録を見ると、
「柔道部」「相撲部」の選手として吉田幸裕さんの名前が残っています。
- 柔道の試合結果に名前が出ている
- 相撲部のサイトで「卒業後は海外留学」と紹介されている
このことから、
「学生時代は、柔道や相撲などの格闘技系の競技で
体育会の主力として活躍していた、ガッツのあるスポーツマン」
というイメージが浮かびます。
「高身長でがっしりした体格」という報道もあり、
スポーツで鍛えた体と根性が、
今の「モノづくりを守る社長」としての姿勢にも
つながっているのかもしれません。
※身長については「190cm前後」と書くメディアもありますが、
公式な数字ではないので、ここでは「高身長」とだけしておきます。
卒業後はイタリアへ留学:かばんの本場で修行
「家業だから入る」のではなく、いったん自分で考えた
東洋経済オンラインのインタビューによると、
就職活動のとき、吉田さんはすぐに家業に入るのではなく、
一度は「他の道も考えていた」と話しています。
しかし自分の人生を振り返るうちに、
- 祖父の家と仕事場がつながっていて、
子どもの頃から「カバン作り」が身近にあった - 祖父から手縫いのかばんをプレゼントされた思い出がある
- 取引先を訪ねる祖父母の姿を見て育った
など、「いつもそばに吉田カバンがあった」ことに気づき、
やはり家業に向き合おうと決めたそうです。
イタリアの専門学校でカバン作りを学ぶ
ただし、父親(当時の社長)はすぐに入社させたわけではありません。
「家業だから、なんとなく入る」のはよくない
という考えから、
まずイタリアへの留学をすすめたとされています。
イタリアでは、
- カバン製作の専門学校で、技術やデザインを学ぶ
- 現地の会社で働き、実務経験を積む
といった、かなり本格的な「職人+デザイナー」の修行をしたそうです。
約29歳で帰国し、吉田カバンに入社
イタリアでの修行を経て、
29歳ごろ(2013年前後)に日本へ帰国し、株式会社吉田に入社。
入社後は、
- 品質管理
- さまざまな部署の現場
を経験し、現場の空気を知ったうえで、
経営のポジションへと上がっていったと紹介されています。
36歳で4代目社長に就任:若いのに老舗のトップ
2020年前後、36歳で社長に
採用サイトや記事によると、
吉田幸裕さんは36歳で4代目社長に就任しています。
- 2020年:創業85周年のタイミングで社長就任と記載
- 記事でも「36歳にして4代目社長」と紹介
老舗メーカーで30代半ばの社長というのは、
日本企業の中ではかなり「若いトップ」です。
コロナ禍・サステナビリティ対応など難しい時代の舵取り
社長に就任したタイミングは、ちょうどコロナ禍まっただ中。
さらに、世界的には
- サステナブル(環境にやさしいモノづくり)が重視される
- ファッション業界も「大量生産・大量消費」からの転換期
といった大きな変化の中にありました。
実際に吉田カバンは、人気シリーズ「TANKER」の素材を、
100%植物由来のナイロン糸に切り替えるなど、
環境に配慮した挑戦も行っています。
- 価格は上がる
- しかし、環境への負荷は減らせる
- それでもファンに納得してもらえる品質を維持する
という難しい決断をしていることからも、
「守るだけではなく、変える覚悟も持った経営者」だと言えそうです。
「家柄」は? 吉田カバン一族の4代目というポジション
創業者は祖父・吉田吉蔵さん
吉田カバンの歴史をざっくり整理すると、こうなります。
- 創業者:祖父・吉田吉蔵(よしだ・きちぞう)さん
- 1935年、東京・神田で「吉田鞄製作所」を創業
- 戦後の混乱期から、職人としてかばん作りを続ける
- 2代目社長:吉田滋さん(創業者の長男)
- 3代目社長:吉田輝幸さん(創業者の次男・現社長の父)
- 4代目社長:吉田幸裕さん(輝幸さんの息子)
つまり吉田幸裕さんは、
創業者の孫であり、3代目社長の息子というポジションです。
「名家のボンボン」というよりも、
祖父の代から続く“職人の家業”を
家族で守り、育ててきた4代目
というイメージの方がしっくりきます。
家訓のような理念「一針入魂」
吉田カバンといえば、有名なのがこの言葉です。
一針入魂(いっぱりにゅうこん)
「ひと針ひと針に魂を込める」という意味で、
- 大量生産でスピードを追うのではなく
- ていねいで丈夫なモノ作りを続ける
という会社の姿勢をあらわしています。
この理念は、創業者の時代から続くもので、
4代目である吉田幸裕さんも、
この精神を引き継いで経営していると報じられています。
「大財閥」ではなく「職人系老舗」の家柄
「家柄」と聞くと、
- 政治家一族
- 大企業オーナー一族
- 財閥
といったイメージを持つかもしれません。
吉田家の場合は、
- たしかに有名ブランドの一族
- しかしスタートは、町のかばん職人の工房
- 職人や工場、取引先と一緒に育ってきたメーカー
という意味で、いわゆる「財閥」のような家柄とは少し違います。
「モノづくり職人の家系」
+「世界的ブランドを育てた経営者一族」
そんな二つの顔を持つ家柄、と考えるとイメージしやすいと思います。
経歴から見える「仕事のスタイル」
現場を知っている“職人寄りの社長”
東洋経済の記事などを読むと、
吉田社長はこんな順番でキャリアを積んでいます。
- イタリアで技術・デザインを学ぶ
- イタリアの現地で働き、実務経験
- 日本へ戻って吉田カバンに入社
- 品質管理など、現場寄りの部署で経験
- その後、経営のポジションにステップアップ
- 36歳で4代目社長へ
この流れから見えてくるのは、
- 「いきなり社長」ではなく、ちゃんと現場を知っている
- 海外の考え方も吸収したうえで、日本の職人技と組み合わせている
- ブランドの歴史と、これからの変化の両方を見ている
というスタイルです。
「職人を守りたい」という強い思い
インタビュー記事では、
吉田社長は何度も「職人を守りたい」という言葉を口にしています。
- トランクショー(巡回イベント)で全国を回る
- 職人やファンと直接コミュニケーションを取る
- 新ブランド「POTR」を立ち上げて、新しいファンを増やす
こうした取り組みの背景には、
「いいモノを作れる職人がいなくなったら、
吉田カバンの存在価値もなくなる」
という危機感があるように感じられます。
年収やプライベートは?(わかる範囲だけ)
年収は公開されていない
検索キーワードを見ると「年収」が気になっている人も多いようですが、
吉田幸裕さん個人の年収は、公表されていません。
- 上場企業のように役員報酬が公開される仕組みではない
- 「いくらぐらい」といった具体的な数字は、どの信頼できるメディアにも出ていない
そのため、
「社長だからきっと〇〇億円稼いでいる」
といった話は完全な憶測になります。
この記事では、むやみに推測せず、
「年収は非公開で不明」としておきます。
結婚相手について(事実だけ簡単に)
2025年11月、
Perfumeのメンバー・あ〜ちゃん(西脇綾香さん)の結婚相手が
「吉田カバンの4代目社長」として報じられました。
- もともと友人関係で、ファンとしても交流があった
- Perfumeと吉田カバンは、過去にコラボバッグも制作している
というつながりがあり、
そこから関係が深まっていったとされています。
とはいえ、これは完全にプライベートな領域でもあるので、
ここでは「公式に報じられている事実」にとどめ、
それ以上の詮索はしないようにします。
まとめ:吉田幸裕社長を一言でいうと、どんな人?
ここまでの内容を、できるだけシンプルな言葉でまとめると……
「職人の家系に生まれ、
慶應で体育会スポーツをやり、
イタリアでカバン作りを学び、
36歳で4代目社長になった、
“現場を知る若き老舗社長”」
というイメージの人だと言えます。
ポイントをもう一度整理すると:
- 祖父が創業した「吉田カバン」の家に生まれた三代目の息子(4代目)
- 大学は慶應義塾大学で、柔道や相撲など体育会で活躍していた可能性が高い
- 卒業後はイタリアで本格的にカバン作りを学び、現地で働いた後に帰国
- 品質管理などの現場を経験したうえで、36歳で4代目社長に就任
- 創業者の理念「一針入魂」を受け継ぎつつ、環境対応や新ブランドにも積極的
ニュースでは「あ〜ちゃんの夫」として注目されていますが、
バックグラウンドを見ると、
「日本のモノづくりを次の世代につなげようとしている、
かなり“ガチ”な職人系社長」
という一面が強く見えてきます。
今後も、
- 職人さんをどう守っていくのか
- PORTERやPOTRをどんなブランドに育てていくのか
といった点で、
長く注目されるリーダーになっていきそうです。




