草間リチャード敬太、本当に脱退なの?理由は?心の病って何があったの?
――という疑問を持って、この記事を開いてくださったと思います。
2025年11月20日夕方、「Aぇ! groupから草間リチャード敬太さんが脱退」というニュースが一気に駆けめぐりました。公式発表と各メディアの記事をもとに、できるだけ事実ベースで整理していきます。
※この記事では、本人や関係者への誹謗中傷につながるような憶測はできるだけ避け、「今わかっていること」「まだわからないこと」を分けて書きます。
まず結論:脱退は「本当」/理由は大きく2つ
先に結論だけシンプルに整理します。
では、ここから少し丁寧に見ていきましょう。
いつ、どんなふうに「脱退」が発表されたの?
11月20日、公式サイトでの発表
2025年11月20日、STARTO ENTERTAINMENTは公式サイトで
- 草間リチャード敬太さんがAぇ! groupを本日付けで脱退する
- これまで応援してくれたファンへの謝罪と、関係各所へのお詫び
を発表しました。
同じタイミングで、スポニチ、日刊スポーツ、音楽ナタリーなどのメディアも一斉にニュースを配信しています。
Aぇ! groupとしては「2人目の脱退」
Aぇ! groupからの脱退は、実はこれが初めてではありません。
- 2023年末にはメンバーの福本大晴さんが、コンプライアンス違反を理由に脱退。
- 今回、草間さんが2人目の脱退となります。
ファンにとっては、結成からまだ数年のグループで立て続けの脱退という、かなりショックの大きい出来事になりました。
本人コメントから見える「脱退の理由」
公式サイトや報道によると、草間さん本人はコメントの中で、大きく次のようなことを語っています。
① ファンへの謝罪と裏切ってしまった気持ち
- 「この度は、このような事態になってしまいご迷惑とご心配をおかけしてしまい」
- 「皆様の気持ちを裏切ってしまい大変申し訳ございません」
おおまかに言えば、
応援してくれていたのに、自分の行動で期待を裏切ってしまったことへの強い反省
が何度も繰り返されています。
② 「1年ほど前から心の病を患っていた」
さらに大きなポイントはここです。
- 「1年ほど前から心の病を患っている」
- そんな中で今回の事件を起こしてしまったことへの後悔
- このままグループにいると「みんなの足を引っ張ってしまう」という思い
つまり本人としては、
心の不調を抱えた状態で、結果として事件も起こしてしまった。
これ以上メンバーや周りに迷惑をかけたくないから、いったん離れる決断をした。
という流れだと読み取れます。
ただしここで大事なのは、
- 「心の病」の具体的な病名や症状は、どこにも公表されていない
- どういう経緯で悪化していったのかも、詳しくは語られていない
という点です。
「心の病」って結局何?何があったの?
公式に出ているのは「心の病」という言葉だけ
報道や公式コメントを読むと、書かれているのは「心の病」というかなりざっくりした表現だけです。
- うつ病なのか
- 不安障害なのか
- 適応障害なのか
- それとも、別の状態なのか
こういった具体的な診断名は、一切公表されていません。
ネットの「○○らしい」はあくまで憶測
こういうニュースが出ると、必ずSNSでは
- 「たぶん○○じゃない?」
- 「あのときから様子がおかしかった」
といった“それっぽい”推測が飛び交います。
ですが、現時点では
- 医師の診断も
- 家族や本人の詳しい説明も
外には出ていません。
つまり、はっきりわかっているのは「心の病と本人が表現している」という事実だけです。
「○○に違いない」と決めつけるのは、本人にとっても、同じように心の不調とたたかっている人たちにとっても、負担になる可能性があります。
アイドル・芸能人が抱えやすい「心のストレス」
ここから先は一般論としてのお話です。
アイドルや芸能人は、
- 生活のほとんどが「人に見られること」
- SNSやネットニュースで、良いことも悪いことも一気に拡散される
- 休みが少なく、スケジュールも不規則になりやすい
- 「常に明るく」「いつも元気に」というイメージを求められる
など、心に負担がかかりやすい環境にいます。
もちろん、「だから事件を起こしても仕方ない」という話ではありません。
ただ、
事件は事件としてきちんと批判されるべき
それとは別に、「心の不調」を抱えていた人がいた、という事実も大切に見る
この2つを分けて考えることが大事だと感じます。
公然わいせつ事件の流れを整理しておく
「脱退」と「心の病」の話をするうえで、どうしても外せないのが今回の事件です。
2025年10月4日 夜:新宿2丁目での逮捕
報道によると、
- 2025年10月4日、東京・新宿2丁目のビル出入口付近で
- 下半身を露出した疑いで
- 草間さんは公然わいせつの容疑で逮捕されました。
その後、取り調べを受け、10月6日には送り先の検察庁から釈放されています。
逮捕後の動き:活動休止と番組への影響
逮捕後は、
- 事務所が活動休止を発表
- レギュラー番組や冠番組の放送内容変更や休止
- 映画公開の延期など、出演作にも影響
といった形で、仕事の現場にも大きな波が広がりました。
11月:略式起訴と「罰金10万円」
さらに報道によると、
- 11月13日:東京区検が草間さんを公然わいせつ罪で略式起訴
- 11月20日:東京簡易裁判所が罰金10万円の略式命令を出し、草間さんはこれを支払ったとされています。
法律的には、
「裁判を開かずに、書面だけで罰金刑を決める手続き」が略式起訴
です。
重い懲役刑ではなく罰金刑とはいえ、「公然わいせつ罪」で有罪となった事実は残ります。
なぜ「活動休止」ではなく「脱退」という決断になったのか
ここが、多くのファンが一番モヤモヤしている部分だと思います。
「このまま自分がいることで皆の足を引っ張ってしまう」
本人コメントでは、
- 「1年ほど前から心の病」
- そのうえで今回の事件
- 「このままでは、メンバーの足を引っ張る」
という思いが語られています。
もし「活動休止」のままにしておくと、
- メンバーはいつまでたっても「戻ってくるかもしれない人」を気にし続ける
- ファンの間でも、ずっと「復帰するの?しないの?」という議論が続く
- グループとしての活動も、どこか思い切った決断がしづらくなる
など、メンバーにもファンにも長く負担がかかり続けてしまう可能性があります。
だからこそ、
いったん「脱退」という形で区切りをつける。
グループはグループに前に進んでもらう。
自分はまず心の治療と、社会人としてのけじめを優先する。
という選択になったのではないか、と考えられます。
もちろん、これは本人の心の中の100%ではありません。
ただ、本人の言葉を正面から受け取るなら、彼なりの「責任の取り方」だったと言えるのではないでしょうか。
心の病を抱えたままの「芸能活動」は、そもそも難しい
ここで、少し視点を変えてみます。
メンタルが不安定なまま「表舞台」に立つしんどさ
芸能の世界では、
- 撮影現場にはたくさんのスタッフ
- テレビやネット配信で何万人、何百万人という人が見る
- 一つの失言や行動が、大きな炎上につながることもある
という、緊張しっぱなしの環境が続きます。
心の調子がいいときでさえ大変なのに、
- 眠れない
- 食欲がない/逆に食べ過ぎてしまう
- 気分のアップダウンが激しい
- 人と会うこと自体がつらい
といった状態が続いているとしたら、
表舞台に立ち続けるのは相当きついはずです。
「甘え」ではなく「病気」「不調」として見る視点
日本ではまだまだ、
- 「メンタルの不調=気合いが足りない」
- 「心が弱いだけ」
と見られがちなところがあります。
でも、実際には
- ストレスやプレッシャー
- 過労や睡眠不足
- 過去のつらい経験
などが積み重なって、
脳や心のバランスが崩れてしまう「病気」「不調」
としてあらわれることは、決して珍しくありません。
草間さんがどんな状態だったのか、私たちは正確には知ることができません。
それでも、
「心の病」という言葉を本人が使っている以上、
それを「甘え」と切り捨てるのではなく、「しんどかったんだな」と受け止める
そんな視点を持っていたいところです。
ファンの声:「嘘だろ」「まじかよ」から「ゆっくり休んで」へ
SNSでは、
- 「嘘だろ…」「まじかよ…」というショック
- 「もう6人のAぇ! groupは見られないのか」という喪失感
といった声が多く見られました。
一方で、
- 「まずはゆっくり休んでほしい」
- 「戻ってきたら、また応援するから」
- 「心の病を公表するのは勇気がいる。言ってくれてありがとう」
という、あたたかいメッセージもたくさん投稿されています。
ファンにとっては、
「許せない部分」と「それでも好きな気持ち」が胸の中でぶつかる
とても複雑な状況だと思います。
どんな感情を持つかは人それぞれ。ただひとつ言えるのは、
その感情を、本人や他のファンを傷つける「言葉の暴力」に変えないこと
が大切だということです。
私たちができる「3つ」のこと
今回のニュースを前に、私たち一人ひとりができることを、シンプルに3つにまとめてみます。
① 事実と憶測を分けて考える
- 「公式発表」「信頼できる報道」で出ていること
- SNSや噂レベルで語られていること
この2つをちゃんと分けて考えることが大事です。
知らないことは「知らないまま」にしておく勇気も必要です。
② 必要以上に詮索しない・中傷しない
- 「どんな病気?」「どこまで悪いの?」と、根掘り葉掘り詮索する
- 「どうせ○○だろ」と決めつける
- 面白半分のネタにする
こういった行動は、本人だけでなく、同じように心の不調で悩んでいる人たちも傷つけます。
「一人の人間が大きな失敗をしてしまった」ということと、
「だから何を言ってもいい」と考えることは、まったく別の話です。
③ 心の不調を抱える人が「助けを求めやすい社会」に
今回、本人が「心の病」という言葉を出したことは、ある意味で大きな一歩でもあります。
有名人が公表することで、
- 「自分も病院に行ってみようかな」
- 「家族や友だちに、少し勇気を出して話してみようかな」
と思える人が、一人でも増えるかもしれません。
その流れを止めないためにも、
心の病を「恥ずかしいこと」「隠すべきこと」と決めつけない世の中にしていく
私たち一人ひとりの受け止め方が、案外大きな意味を持つのではないでしょうか。
今後、草間リチャード敬太はどうなるの?
現時点でわかっている範囲では、
- Aぇ! groupは4人体制で活動を続ける
- 草間さんはグループを脱退するが、STARTO ENTERTAINMENTとの契約は継続
- しばらくは「療養に専念」し、その先の活動については未定
という形になっています。
「復帰する/しない」については、まだはっきりした情報は出ていません。
これは、
- 心と体の状態
- 社会的な受け止め
- 事務所や関係者との話し合い
など、たくさんの要素がからんでくることなので、時間がかかるのは自然なことだと思います。
まとめ
最後に、この記事のポイントをもう一度まとめます。
私たちにできるのは、
- 事実を冷静に受け止めること
- 心の病を「甘え」ではなく「不調」として理解すること
- 必要以上の中傷や詮索をしないこと
- それぞれの立場で、「推しの幸せ」を願うこと
このあたりなのかな、と感じます。
この件は、これからも新しい情報が出てくるかもしれません。
そのときには、また公式の発表や信頼できるニュースを確認しながら、落ち着いて状況を追っていきましょう。

