マイルチャンピオンシップ、おつかれさまでした!
今回は「篠原梨菜アナの本命・エルトンバローズは当たったの?ハズレたの?」というテーマで、レース結果と予想の中身を整理していきます。
結論から:本命エルトンバローズは「馬券的にはハズレ」
まず一番気になる答えから。
- 篠原梨菜アナの本命:⑨エルトンバローズ
- マイルCSの結果:エルトンバローズは5着(12番人気)
JRAのマイルチャンピオンシップは1〜3着までが馬券の対象(単勝・複勝・馬連・三連複など)なので、
「本命馬が勝ったか?馬券は当たったか?」という意味では ハズレ
というのが正確な答えです。
ただし、
12番人気で5着に突っ込んできたので、
- 「全然ダメな予想」だったか?と言われると、
→ むしろ データ派らしい“いい穴狙い”だった とも言えます。
ここからは、
- 篠原梨菜アナはなぜエルトンバローズ本命にしたのか
- 実際のレースでどんな走りをしたのか
- 予想としては“当たりに近いハズレ”だったのか?
を、順番に見ていきましょう。
篠原梨菜アナはどんな予想を出していた?
東大卒アナの「データ予想」
篠原梨菜アナは、TBSのスポーツ番組『S☆1』などで、
「東大式データ予想」を担当しているアナウンサーです。
今回のマイルチャンピオンシップでも、TBSのニュースサイトで
データをもとに本命馬と注目馬を紹介していました。
本命:⑨エルトンバローズを選んだ理由
TBSの記事では、篠原アナはこんなポイントからエルトンバローズを本命にしています:
- マイルCSは「リピーター(前年好走馬)」が強い
- 「距離短縮組」(前走が1600mより長い馬)が好成績
- エルトンバローズは昨年のマイルCSで2着
- 今年も昨年と同じローテーション
- 中京記念(GIII)
- 毎日王冠(GII)
- マイルチャンピオンシップ(GI)
- 関西馬が近年好調
- 勝ち星4勝はすべて西村淳也騎手とのコンビ
ざっくり言うと、
「過去のデータ的にもリピーター有利。
去年2着のエルトンバローズは、今年も同じローテ&コンビで来た“条件ピッタリの穴馬”」
というロジックです。
注目馬には勝ち馬ジャンタルマンタルも
さらに篠原アナは、注目馬として⑮ジャンタルマンタルも挙げていました。
- 朝日杯FS・NHKマイルC・安田記念とマイルGIを勝ってきた超一流馬
- 史上初の「JRA混合芝マイルGI完全制覇」がかかっていた
- 同一年の安田記念&マイルCS制覇という、大記録に挑戦中
そして実際に、マイルCSを勝ったのはこのジャンタルマンタルです。
つまり、
- 本命:エルトンバローズ(5着)
- 注目馬:ジャンタルマンタル(1着)
という形で、レースの主役2頭にはちゃんと目を付けていたことになります。
レースを振り返り:エルトンバローズはどんな競馬だった?
レースのざっくり展開
2025年のマイルチャンピオンシップ(京都芝1600m)の結果はこんな感じです。
1着:ジャンタルマンタル(1番人気)
2着:ガイアフォース(4番人気)
3着:ウォーターリヒト(15番人気)
4着:オフトレイル(7番人気)
5着:エルトンバローズ(12番人気)
レースの流れは、
- トウシンマカオがハナを切る(先頭に立つ)
- その直後、2番手にエルトンバローズ
- 好位の外目にジャンタルマンタル
- 直線でジャンタルマンタルが抜け出して完勝
という展開でした。
エルトンバローズは、
道中ずっと2番手でプレッシャーを受け続ける形。
最後の直線では一瞬「おっ?粘るか?」というシーンもありましたが、
ゴール前で差されて5着という結果です。
12番人気で5着は「普通に好走」
オッズ面を見ると、
- エルトンバローズは12番人気の穴馬ポジションでした。
そんな中で、
- G1勝ち馬や重賞常連がズラッと並ぶメンバー相手に
- 前で堂々と競馬をして
- 最後まで大きくバテずに5着
という内容は、決して悪くないどころか「よく頑張った」と言える走りです。
スポーツ紙でも、「12番人気で5着、今後に期待」という評価が出ています。
「当たった?ハズレた?」をもう少し細かく見る
競馬ファン目線で、篠原アナの予想をもう少し分解してみます。
① 単勝・複勝・馬連・三連複の観点
- 単勝(1着当て)
→ エルトンバローズは5着なので ハズレ - 複勝(3着以内に入ればOK)
→ 5着なので これもハズレ - 本命軸の馬券(馬連・三連複など)
→ 買い方にもよりますが、
「⑨エルトンバローズ – ⑮ジャンタルマンタル」などで組んでいれば、
⑨が5着なので 馬券的には不的中 になります。
なので、
馬券の“的中”という意味では、
本命エルトンバローズはハズレ
が正解です。
② 予想の“方向性”としてはどうだったか?
ただし、予想の「センス」「目の付けどころ」という視点で見ると、
- 12番人気の穴馬を本命にしつつ
- 結果は5着と、ちゃんと上位争いに加わってきた
- 勝ち馬ジャンタルマンタルは、注目馬としてしっかりピックアップ
ということで、
「1着をズバリ的中」とまではいかないものの、
「レースの主役たちをしっかり押さえた、惜しい予想」
と評価して良い内容だと思います。
特に、
- 「リピーター」
- 「距離短縮組」
- 「ローテーションの再現」
といったデータ的な“勝ちパターン”に素直に乗った本命だったので、
「データ派の穴狙い」としては十分筋が通ったセレクト
と言えるでしょう。
そもそも、なぜエルトンバローズは人気がなかったのか?
「12番人気からの5着」という数字だけ見ると、
「そんなに人気なかったの?」
と感じる人も多いはずです。
人気がそこまで集まらなかった理由としては、
- 去年2着とはいえ、その後の戦績が“超安定”というほどではなかった
- 今年のマイルCSはメンバーがとにかく豪華
- ジャンタルマンタル(マイルGI総ナメ状態)
- 安定感あるガイアフォース
- 3歳時から注目されてきたアスコリピチェーノ など
- ファンの視線はどうしても「実績的に抜けている馬」「話題の馬」に集中しやすい
などが挙げられます。
でも、その中で5着に来ているので、
「オッズ以上の走りを見せた、隠れ好走」
と言っていい内容です。
篠原梨菜アナの“東大式データ予想”の面白さ
今回の予想を通して感じるのは、
「人気の中心に乗っかるだけじゃなく、
データから“美味しい穴馬”を探し出そうとしている」
というスタイルです。
1. データの“勝ちパターン”を素直に使う
- リピーターが強い
- 距離短縮組が強い
- ローテーションの再現
など、競馬ファンなら「あるある」と感じるポイントを、
すごくシンプルに整理してくれているのが篠原アナの予想の特徴です。
2. “理屈の通る穴馬”を出してくる
闇雲に人気薄を本命にするのではなく、
- 「データに合う」
- 「去年の実績もある」
- 「今年も同じローテ」
という、ちゃんと理由のある穴馬を選んでいるのがポイント。
今回のエルトンバローズも、
「去年2着の同じローテ馬+人気薄+リピーター+距離短縮」
という、“いかにも狙いたくなる条件”がそろっていました。
3. 本命以外にも“ちゃんと王道馬”を押さえる
本命はエルトンバローズ(穴寄り)でしたが、
注目馬として、結果的に勝ち馬となったジャンタルマンタルも紹介。
- 「データ的にも格が違う存在」
- 「記録のかかるレース」
という点も説明していたので、
「穴と王道、両方にちゃんと目を向けている予想」
だったと言えます。
まとめ
最後に、もう一度はっきり整理しておきます。
Q. 篠原梨菜アナの本命エルトンバローズは当たった?ハズレた?
- 馬券的にはハズレ
- エルトンバローズは5着で、馬券対象の3着以内には入れず
- ただし内容としては
- 12番人気で5着は「人気以上の走り」
- 勝ち馬ジャンタルマンタルは注目馬としてきちんと指名
→ 予想としては
「レースの主役をしっかり押さえた、惜しい読み」
と言って良いと思います。
競馬ファン目線での“学び”
今回の篠原アナの本命&レース結果から、
私たちがマネできそうなポイントを、最後に3つだけ挙げておきます。
- リピーターと距離短縮組はやっぱり要チェック
- 特にマイルCSのような“リピーターGI”では、前年好走馬は無視できない
- 人気薄でも、ローテと実績がハマるなら積極的に狙っていい
- エルトンバローズのように「去年2着+同ローテ」の馬は、人気がなくても一考の価値あり
- 王道馬(圧倒的1番人気)もセットで考える
- 穴馬一本勝負ではなく、
「王道×穴」という組み合わせで馬券を組み立てると、
的中の可能性と配当のバランスが取りやすい
- 穴馬一本勝負ではなく、
おわりに
今回、エルトンバローズは「本命的中!」とはなりませんでしたが、
- 12番人気5着という “狙いどころとしては悪くない穴馬本命”
- 勝ち馬ジャンタルマンタルも、ちゃんと注目馬として押さえていた
という意味では、
篠原梨菜アナの東大式データ予想らしい、攻めと理屈が両立したチョイスだったように感じます。
あなたがもし今回のマイルCSで悔しい思いをしていたとしても、
「リピーター」「距離短縮」「ローテ再現」といった視点は、
今後のGI予想にもそのまま使える“武器”になります。
次のGIでは、
あなた自身の「データ+直感」で、
ぜひ“本命的中”をつかみにいきましょう。




