「木村昴さん、ドラマ『良いこと悪いこと(イイワル)』で何の役?」
「宇都見って、味方?敵?ただの常連客じゃないの?」
「相関図を見ても、結局どこに立ってる人なのか分かりにくい…」
こう感じた人向けに整理しました。
結論:木村昴は「宇都見 啓(うつみ・けい)」役。正体は“捜査一課の刑事”
木村昴さんが演じているのは 宇都見 啓(うつみ けい)。
公式の相関図では、宇都見は 「警視庁・捜査一課 刑事」 と明記されています。
そしてややこしいのがここ。
宇都見は普段、スナック「イマクニ」の常連客として登場しますが、第4話で「事件を調べる刑事だった」ことが明かされた、とまとめられています。
つまり宇都見は、
- 表の顔:スナックの常連客
- 裏の顔:捜査一課の刑事(事件を追う側)
この“二枚看板”のキャラです。
まず前提:宇都見がいる場所「イマクニ」が“情報の交差点”
相関図を見ると、宇都見の名前の近くに必ず出てくるのがスナック「イマクニ」です。
- イマクニの店主:今國一成(戸塚純貴)
- 宇都見:イマクニの常連客(でも刑事)
この店は、事件の中心にいる“同級生組”と、宇都見(警察側)が自然に交わる場所。
だから宇都見は、捜査のために
- 近づきすぎると怪しまれる
- 離れすぎると情報が取れない
このギリギリの線を歩く役になっています。
“相関図を文字で”作ると、宇都見の立ち位置はこうなる
公式の相関図をそのまま貼るのではなく、関係が分かりやすいように文章版・相関図にするとこうです(イメージ)。
宇都見の立ち位置(文章版 相関図)
【警察(捜査一課)】
↑ 事件を捜査する立場
宇都見 啓(木村昴)
↓ “常連客”の顔で近づく
【スナック「イマクニ」】
店主:今國一成(戸塚純貴)
↓ 店で交わる/話が入る
【同級生組・事件の中心】
キングたち(同窓会・過去の因縁)
記者サイド(真相を追う)
ポイントは、宇都見が「主人公チーム」でも「犯人チーム」でもなく、
“警察という別陣営”から、真相に迫ってくる存在だということ。
宇都見は味方?敵?答えは「どっちにも見える立場」
ここが宇都見の面白さです。
味方に見える理由
- 事件を捜査する=基本は「真相を明らかにする側」
- 立場が警察=被害が広がるのを止めたい側
(ここまでは王道)
敵に見える理由
- “常連客”として近づく=正体を隠して情報を取っていた
- 目的が見えない時間がある=視聴者が不安になる
- 警察の捜査は、ときに主人公の行動を止める=邪魔に見える
Real Soundの考察記事でも、宇都見の狙い(目的)が何なのか、という点が大きな見どころとして扱われています。
つまり宇都見は、善悪で見るより
「真相に近づくための圧(プレッシャー)」を主人公側にかける人
と考えると分かりやすいです。
宇都見が“物語を動かす”3つのカギ
カギ1:捜査一課=「事件の本丸」にいる
公式相関図で捜査一課と明記されている時点で、宇都見は“端っこの刑事”じゃありません。
事件が大きくなるほど、宇都見の存在感も増えます。
カギ2:「イマクニ」が情報収集の基地になる
イマクニの常連として人間関係の中にいるから、
“警察っぽくないやり方”で情報が集まる。
これ、現実でもそうですが、事件の情報って「会議室」じゃなくて
飲み屋・喫煙所・世間話から漏れたりしますよね。
カギ3:主人公たちの“勘”を、警察の“証拠”に変える役
記者や当事者は「直感」で動きがち。
でも警察は、基本「証拠」「筋道」「裏取り」が必要。
宇都見がいると、視聴者はこう感じます。
- 主人公:感情で動く
- 宇都見:証拠で詰める
この温度差が、物語を緊張させます。
ここだけ見ればOK:宇都見の“怪しさ”チェックリスト
宇都見が怪しいかどうかを判断するのに、難しい推理はいりません。
ドラマの見方としては、この3つで十分です。
- 質問に答えず、先に質問で返していないか
- 「たまたま居合わせた」が多くないか
- イマクニで誰の話を一番よく聞いているか(=狙いが見える)
Real Soundでも、宇都見が“どんな捜査をしているのか”が注目点として書かれています。
よくある疑問Q&A
Q. 木村昴=宇都見は、最初から刑事なの?
公式相関図では刑事として掲載されています。
ただ作中では、当初“常連客”として見せつつ、第4話で刑事だと判明した、と整理されています。
Q. 宇都見は主人公側の仲間ってこと?
「仲間」というより、警察として事件に迫る“別ルートの追跡者”です。
だから協力することもあれば、止めることもあり得る立ち位置。
Q. 相関図で見落としがちなポイントは?
宇都見は「人物関係」より先に、“所属(捜査一課)”を見ると理解が早いです。
所属=立場=動機の土台、だからです。
まとめ:宇都見は「同級生組」と「警察」をつなぐ“橋”みたいな存在
もう一度まとめます。
だから相関図で見るべきは、矢印の向きより先に、
宇都見の“所属と場所(捜査一課 × イマクニ)”です。
最後に
宇都見って、普段はイマクニで静かに座ってるじゃないですか。
あの感じ、完全に「常連のお客さん」。
だから私、油断してたんです。
「この人、ただの飲み仲間枠でしょ」って。
でも相関図を見たら――
捜査一課。刑事。
……つまり宇都見は、
飲みに来てるんじゃなくて、捜査に来てた。
良いこと:お店の会話が全部ヒントになる。
悪いこと:こっちが気楽に飲めない。
結論、真犯人より怖いのは――
“常連の顔をした捜査一課”でした。



