日髙元の進路って、どうなるんだろう?
全国高校サッカーを見ている人なら、いま一番気になるテーマのひとつかもしれません。
神村学園の“右サイドのエース”として点を量産している日髙元(ひだか・はじめ)。大会中継を見ながら、
・この子は高卒でJリーグに行くの?
・大学サッカーに進むの?
・それとも海外挑戦?
と、将来を想像している方も多いと思います。
この記事では、
- 日髙元がどんな選手なのか(プロフィール・プレースタイル)
- 現時点でわかっている「進路情報」(プロ?大学?)
- 「大学」「Jリーグ」「社会人」「海外」それぞれのルートの違い
- そこから見える、日髙元のこれからの可能性
を整理していきます。
日髙元ってどんな選手?
まずは基本情報から見ていきましょう。
基本プロフィール
- 名前:日髙 元(ひだか はじめ)
- 所属:神村学園高校サッカー部(鹿児島)
- ポジション:FW(主に右サイド・ウイング)
- 背番号:13番(高校選手権では右ウイングとして先発)
- 生年月日:2007年11月13日(18歳)
- 身長・体重:165〜168cm/約63kg前後
- 出身:宮崎県出身とされる報道もあり(詳細な市町村名は非公表)
- 経歴:神村学園中等部 → 神村学園高校(中高一貫)
- 代表歴:U-17日本高校選抜候補(2024年・2025年)
中学から神村学園に在籍している“生え抜き”で、
高校でもそのままエリートコースを歩んでいる選手です。
選手権でのゴールラッシュ
第104回全国高校サッカー選手権では、
- 2回戦・東海学園戦でハットトリック(3ゴール)
- 3回戦・水口戦で2ゴールを追加し、通算5得点に到達
大会得点ランキングでも単独トップに立つなど、一気に全国区の注目を集めています。
新聞・Web記事でも、
「高い決定力を誇る右ウイング」
「今大会5得点で得点ランク単独トップ」
と紹介されており、神村学園の3トップの一角として欠かせない存在になっています。
ケガを乗り越えた復活ストーリー
実は日髙は順風満帆な3年間ではありませんでした。
- 2024年夏、左ひざと左足中足骨のケガで長期離脱
- 約9ヶ月ものあいだ公式戦から遠ざかった
- 復帰に向けて「肉体改造」に取り組み、体重を約4kg増やしてパワーアップ
その結果、
- もともとの“点を取る嗅覚”に
- ぶつかり合いに負けないフィジカルが加わった
と報じられています。
高校最後の選手権で一気にブレイクしている背景には、
こうした地道なリハビリとトレーニングがあるわけですね。
日髙元のプレースタイルと武器
ここで、日髙がどんなプレースタイルのFWなのかを整理しておきます。
① スピードと裏抜けが武器の“スピードスター”
高校サッカーデータサイトでは、
「ドリブル突破と裏抜けが武器のスピードスター」
と紹介されています。
- タッチライン際から一気に加速して相手DFを置き去りにする
- 最終ラインの背後へタイミングよく飛び出す
- 裏抜けからGKとの1対1を決め切る
といったプレーが得意で、
「見ていてワクワクするタイプのアタッカー」です。
② シュート精度の高さと“決め切る力”
選手権3試合で5ゴールという数字が示すように、
シュートの精度の高さも大きな武器です。
- 右サイドからカットインして左足で決める
- クロスに飛び込んでダイビングヘッド
- ゴール前でのワンタッチシュート
など、さまざまな形でゴールを奪っています。
一方で、準々決勝の日大藤沢戦では決定的なシュートがGKのファインセーブに阻まれ、
今大会初の“ノーゴール”。試合後には悔し涙を見せたと報じられています。
「得点王よりチームの勝利」と語りつつも、
「決め切れなかった自分」をしっかり反省する姿
は、メンタル面の強さと向上心の高さを感じさせます。
③ 前線からの守備と運動量
記事やレポートでは、日髙は「まず走ることを決めている」とコメントしています。
- 前線から相手DFにプレッシャーをかける
- 守備でボールを奪い、そのままカウンターにつなげる
- 90分間を通して走り続けるスタミナ
こうした“守備で効くFW”は、
現代サッカーでは非常に重宝されるタイプです。
④ 大舞台での勝負強さ
- インターハイ決勝で土壇場の同点ゴールを決める
- 選手権2回戦でハットトリック、3回戦でも2ゴールと“大会男”の活躍
大舞台で結果を出す“勝負強さ”も、スカウトの目を引いています。
高校サッカー選手の進路は4つのパターン
ここから、記事タイトルにある
「大学かJリーグか?社会人?それとも海外?」
という話に入っていきます。
いまの日本の高校サッカー選手の進路は、ざっくり分けると次の4つです。
- 大学に進学して、大学サッカーからプロを目指す
- 高校卒業後すぐにJリーグクラブとプロ契約する
- 社会人・実業団チームでプレーする
- 海外のクラブや学校に挑戦する
それぞれ、簡単な言葉で説明します。
① 大学サッカーからプロを目指すルート
- 4年制大学に進学
- 大学サッカー部でリーグ戦や大会に出場
- 活躍すればJリーグクラブからオファーが来る
このルートのメリットは、
- 体づくりや戦術理解を4年間かけて深められる
- 学位(学歴)が取れるので、プロになれなかったときの選択肢が広い
- 大学在学中に「特別指定選手」としてJの試合に出るケースもある
最近の調査では、Jリーガーの4〜5割が大学サッカー出身というデータもあり、
「大学→プロ」は立派な“王道ルート”になっています。
② 高卒ですぐJリーグに行くルート
- 高校3年のうちにJクラブから「内定」が出る
- 卒業と同時にプロ契約してJリーグの舞台に立つ
メリットは、
- 若いうちからプロの世界で経験を積める
- うまくいけば日本代表や海外移籍のチャンスも早く来る
一方で、
- 試合に出られないと成長しにくい
- ケガをすると一気に立場が厳しくなる
- 引退後の人生設計を自分でしっかり考える必要がある
という“覚悟のいる選択”でもあります。
③ 社会人・実業団チームでプレーするルート
- 企業に就職して働きながら、サッカー部の一員としてプレーする
- JFLや地域リーグで、将来のJリーグ昇格を目指すクラブでプレーする
このルートは、
- 安定した給料を得ながらサッカーを続けられる
- 仕事のスキルも身につく
というメリットがありますが、
Jリーグほどの注目度はないので、“プロへの道”としては狭くなります。
④ 海外に挑戦するルート
- ヨーロッパや南米のクラブのテストを受ける
- 海外の高校・大学に進学してサッカーを続ける
など、「日本を飛び出す」選択をする選手もいます。
ただし、
- 言葉・生活・文化の壁
- 契約やビザの問題
- うまくいかなかったときのリスク
など、難しさも大きいルートです。
日髙元の“現時点の進路”はどうなっている?
一番気になるのはここだと思います。
進路は「プロ志望だが、まだ未定」
複数のメディアによると、
日髙自身は「プロ志望」であることをはっきり口にしています。
- 「卒業後はプロ志望」「進路の幅を広げたい」と語っている
- 高校選手権での活躍を通じて「進路の面でもいいところに行きたい」と話している
一方で、スポーツ紙のインタビューでは、
「J内定選手3人を擁するチームの中で、自身もプロ志望だが進路は未定」
と、はっきり「まだ決まっていない」と書かれています。
また、ゲキサカの動画コメントでも、
「高卒プロを目指していて、今大会でJクラブからのオファーを待っている」
と紹介されており、
- 目標:高卒でのプロ入り(Jリーグ)
- 現状:オファー待ちで、進路はまだ白紙に近い
という状態だと考えられます(2026年1月8日時点)。
神村学園にはすでにJ内定選手が3人
同じ神村学園には、
- DF中野陽斗(J2いわきFC内定)など、Jクラブに内定している選手が複数いると報じられています。
その中で日髙は、
「自分もプロ入りを最後まで諦めない。ここで自分を出して、進路の幅を広げたい」
と、選手権での活躍を“ラストチャンス”のように捉えている様子が伝えられています。
4つの進路ルートを「日髙元の場合」で考えてみる
ここからは、
「もしこうなったら」という形で、
日髙にとって現実的にありそうなルートを整理してみます。
※あくまで報道と一般的な傾向からの“可能性の話”であり、
日髙本人やクラブ関係者が公式に発表しているものではない点にご注意ください。
パターン① 高卒でJリーグクラブに加入
もっともストレートな形がこれです。
- 選手権での活躍が評価され、J2・J3クラブを中心にオファーが届く
- 卒業後にプロ契約して、Jリーグの舞台へ
日髙の場合、
- スピードと得点力という“わかりやすい武器”
- 大舞台での勝負強さ(インターハイ決勝弾・選手権5ゴール)
- 前線からの守備もできる運動量
このあたりは、J2・J3クラブが好みそうなタイプです。
一方で、
- 身長165〜168cmと、センターフォワードとしては小柄
- 体格やフィジカルの当たりは、プロレベルだともう一段階必要
という評価をされる可能性もあります。
オファーが来るかどうか
来たとして、どのカテゴリーのどのクラブか
によって、進路の形は大きく変わってきます。
パターン② 大学サッカーに進学 → そこからプロ
もしこの冬の段階でJクラブからの正式オファーがなかった場合、
次に現実的なのが「大学進学」のルートです。
- 関東・関西の強豪大学から声がかかる
- 4年間大学サッカーで鍛え、プロを目指す
神村学園からは毎年、多くの選手が有名大学に進学しています。
日髙ほどの実績があれば、
- 関東大学リーグの上位校
- 関西の強豪大学
などからのオファーが来る可能性は十分にあるでしょう。
大学サッカーに進んだ場合のイメージは、
- 1〜2年生:試合に絡みながら、大学のスピードとフィジカルに慣れる
- 3年生:チームの主力として活躍し、スカウトの目に留まる
- 4年生:Jクラブへの練習参加や特別指定選手を経て、内定を勝ち取る
という流れです。
「18歳でJに行くのか、22歳でJに行くのか」
タイミングが違うだけで、目指す場所は同じ
という考え方もできます。
パターン③ 実業団・社会人チームでプレーする
- 大学ではなく、企業とサッカークラブがセットになった「実業団」へ
- JFLや地域リーグのクラブでプレーしながら、仕事も並行する
というルートも、まったくありえないわけではありません。
- サッカーを続けつつ、生活の安定も大事にしたい
- 地元や九州に残りたい、といった価値観
を優先するなら、この選択も十分に“アリ”です。
日髙のようなスピード系FWは、
JFLや地域リーグでも貴重な戦力です。
パターン④ 海外クラブや海外進学に挑戦
現時点で、
- 「海外クラブから声がかかっている」
- 「海外進学を検討している」
といった確かな報道は出ていません。
ただ、
- 小柄だがスピードと決定力がある
- 前線から守備ができる
- 大舞台での勝負強さがある
というタイプは、海外の一部リーグでも評価されやすいタイプです。
大学やJリーグを経由してから、
- 東欧・北欧・中東などのリーグ
- 東南アジアやオーストラリアのリーグ
に挑戦する日本人選手も増えてきているので、
長期的に見れば“海外”という選択肢が浮上する可能性もあります。
高校サッカーファンとして、どう見守ればいい?
ここまでを踏まえて、私たちファンができる「楽しみ方」を整理してみます。
① まずは選手権の残り試合を全力で楽しむ
いまこの瞬間も、日髙の進路は“動いている途中”です。
- 準決勝・尚志戦(倉中・徳村との3トップ)
- 決勝まで勝ち進めるかどうか
- 得点王争いの行方
こうした要素が、Jクラブや大学スカウトからの評価に直接影響してきます。
「このゴールが、進路を変えるかもしれない」
そう思いながら見ると、
1本1本のシュートに、少し違う重みを感じられるはずです。
② 大会後のニュース・進路一覧をチェックする
例年、スポーツ紙やWebメディアが、
- 「高校サッカー出場選手の主な進路一覧」
をまとめた記事を出します。
そこに、
- 日髙元 → ○○大学
- 日髙元 → ○○クラブ(J2/J3)
といった形で名前が載るかどうか。
進路が正式に出るのは、選手権の後〜春先にかけてが多いです。
③ 数年単位で“日髙元”という名前を追いかける
進路がどのルートになったとしても、
- 大学サッカーなら「関東/関西大学サッカーリーグ」
- Jリーグなら試合のメンバー表やニュース
- 社会人・海外ならクラブの公式発表
を追いかければ、日髙の名前はちゃんと見つけられます。
高校サッカーで知った選手を、
3年後、5年後にも追いかけていくのは、
サッカーファンの“長期的な楽しみ”です。
まとめ
最後に、この記事のポイントを整理しておきます。
現時点(2026年1月8日)で言えるのは、
- 進路の第一希望は「高卒でのプロ入り(Jリーグ)」
- ただし、まだ内定は公表されておらず、進路は“未定”の状態
- 大学サッカーなど他のルートも視野に入れつつ、「進路の幅を広げたい」と考えている
ということです。
高校サッカー最後の大会でゴールを重ねるたびに、
日髙元の“将来の選択肢”は少しずつ広がっていきます。
どの道を選ぶにしても、
- スピード
- 決定力
- 前線からの守備
- ケガを乗り越えた経験
という日髙の武器とストーリーは、
必ず次のステージでも生きてくるはずです。
これから数ヶ月〜数年にわたって、
「日髙元、どこに進むのか」
「あの神村学園の13番、今こんなところで頑張っているんだ」
と追いかける楽しみを、ぜひ持ち続けてみてください。

